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2023 年 10 月 18 日
《全日本障害Part I》協力役員を募集します
障害馬術本部では、JEF審判員資格あるいはJEFコースデザイナー資格を持つ方に実務経験の場を提供するため、11月23日から26日まで三木ホースランドパークにて開催します《第75回全日本障害馬術大会2023 PartⅠ》に役員(審判員/コースデザイナー/スチュワード)として協力して頂ける方を募集いたします。
本業務にご協力いただいた方には、競技会関連規程に則って役員実績としてカウントし、大会パンフレットの役員名簿にもお名前を掲載いたします。
希望される方は、10月27日(金)までに申し込み用紙を実行委員会までご提出ください。
なお、本大会はフレンドシップを含め4日間の開催ですが、3日間程度従事できる方とします。役員数の都合上、お断りする場合がありますので予めご了承願います。経費につきましては個人負担ですが、宿泊の補助を一部支給します。尚、恐れ入りますが、宿泊場所につきましては、ご自身でご手配くださいますようお願いいたします。


申込条件:
【審判員】 障害馬術2級審判員以上の有資格者
【コースデザイナー】 2級コースデザイナー以上の有資格者
【スチュワード】 障害馬術3級審判員以上の有資格者


申し込み用紙はこちらから。
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2023 年 10 月 15 日
《かごしま国体》最終日レポート
《かごしま国体》最終日レポート

 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は最終日の今日、3競技が行われました。

【第21競技 成年女子 自由演技馬場馬術競技】
 この競技はJEF自由演技国体成年馬場馬術課目で実施され、10人馬が出場しました。中村公子&ギャビデルギャビVCG(奈良県)が71.950%で優勝、稗田奈緒子&ファンタスティコ(兵庫県)が70.980%で2位、ベテラン2人に次いで国体初参加の吉田真理恵&ドロップショット(神奈川県)が67.365%で3位に入りました。


▲中村公子&ギャビデルギャビVCG
「ギャビデルギャビは5鞍使ったので、今日は疲れていたと思いますが、本当によく頑張ってくれました。規定演技の時は騎乗したジェームスディーン4のテンションが高くて大変でしたが、今日は楽しく乗れました。1つ優勝できて良い形で終われて良かったです」

【第22競技 少年 トップスコア競技】
 この競技は障害物ごとに決まった点数がつけられていて、クリアするとその点数が加算されていきます。制限時間は60秒。この間に何点取れるかを競います。比較的早い出番の落合希美&レンテリヒト(愛知県)が1350点を獲得して首位を守っていましたが、最終出番の地元代表、上村汀&パーシーが1370点を出して優勝しました。2位は落合&レンテリヒト、3位は1110点の岡村考真&エルマッチョ(静岡県)でした。


▲上村汀&パーシー
「鹿児島の優勝は決まっていたので、楽しもうと思って落ち着いて臨みました。途中で1つ落としてしまったので勝てないと思っていたのですが、ゴール後に鹿児島県チームのみんなが手を挙げていたので、勝ったことがわかり、とても嬉しかったです」

【第23競技 成年男子 六段障害飛越競技】
 この競技は、まっすぐに並んだ6つの障害物を飛越し、クリアラウンドが複数出ると障害物の高さを上げてジャンプオフを行います。今大会は最終障害150cmのオリジナルラウンドは12人馬中8人馬、160cmの第1回ジャンプオフは5人馬、170cmの第2回ジャンプオフは2人馬がクリアラウンドしました。180cmに上がった第3回ジャンプオフは、先に走行した藤谷喜晴&ザンジバル(和歌山県)が、1拒止があった時点でリタイア。苅谷幸生&アルティメイトZ(広島県)は180cmの最終障害で落下が出てしまいましたが、優勝を決めました。2位は藤谷&ザンジバル、3位は第2回ジャンプオフで1落下のあった大谷直生&ボイス(兵庫県)でした。


▲苅谷幸生&アルティメイトZ
「藤谷くんと師弟で一騎打ちのジャンプオフができて楽しかったですし、ワン・ツーフィニッシュしてとても嬉しいです。これ以上のことはありません。馬はグレードを大障害に上げたので、全日本でも入賞したいです」

 《かごしま国体》馬術競技は全23競技が終了し、総合成績は地元鹿児島県が天皇杯(男女総合優勝)、兵庫県が皇后杯(女子総合優勝)に輝きました。


 鹿児島県の上村利幸監督から「延期前を含めトータルで8年から9年ほどの準備期間があり、とても大変でしたが、今はホッとしています。全員入賞という目標を掲げており、それが達成できたのがこの上ない喜びです。運営に関わってくださった皆さん、霧島市の皆さんがとても協力的でしたので、とてもやりやすい国体でした。ありがとうございました」のコメントがありました。

結果は特設サイトをご覧ください。



 
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2023 年 10 月 15 日
《全日本総合》クロスカントリーコースの利用制限について
令和5年10月20日~22日に、三木ホースランドパークにて行ないます《第53回全日本総合馬術大会2023・CCI3*-S/CCI-1* Miki》のクロスカントリーコースでのトレーニングについて、以下の通りお知らせします。

クロスカントリーコースにおけるトレーニング禁止期間:
令和5年10月16日(月)~ 大会終了まで

理由:クロスカントリーコースビルディングのため

禁止期間中、大会本部が指定するエリア内でのトレーニングは可能です。指定エリアは入厩後にお知らせします。
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2023 年 10 月 14 日
《かごしま国体》第4日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は第4日の今日、5つの競技が行われました。

【第12競技-2 少年 団体障害飛越競技(準決勝・決勝)
 この競技は第2日に実施した第1回戦・準々決勝を勝ち上がった4チームが出場しました。決勝に進んだのは兵庫県と北海道。各チーム2名が自県の馬と対戦県の馬に乗ってコース走行を行うものです。兵庫県(松岡凛桜・大谷永吉)が総減点4で優勝、北海道(荻野哲・矢野朱莉・百瀬光)が減点8で2位、また、準決勝の結果により岩手県(船橋友希那・船橋慶歌)が3位となりました。


▲松岡凛桜
「馬が頑張ってくれて、私は乗っているだけでした。去年も北海道と対戦して、最後の最後に1落下してしまって勝てなかったので、今年は金メダルがとれて良かったです」


▲大谷永吉
「2回目の国体出場で、勝てて良かったです。相手チームの馬に乗るのは難しいところもありましたが、楽しく乗れました。相方の馬が頑張ってくれました」

【第17競技 少年 自由演技馬場馬術競技】
 この競技はFEI自由演技ジュニアライダー馬場馬術課目で実施、11人馬が出場しました。地元・鹿児島県の日高凱斗&サー・ギャラントが72.350%の高得点で、初日の規定演技に続いて優勝しました。2位は岸本レイナ&フュースティン(埼玉県)69.435%、3位は中本翔也&ギャビデルギャビVCG(奈良県)69.345%でした。


▲日高凱斗&サー・ギャラント
「馬場馬術は2冠を目標にしていたので、それを達成できて良かったです。今日は、初日の規定演技よりも攻めに出るという姿勢で臨みました。ミスは出てしまいましたが、良い手応えを感じることができました」

【第18競技 成年男子 国体大障害飛越競技】
 150cmクラスのこの競技には9人馬が出場しました。地元代表の村岡一孝&エリオットⅥが最初に登場してクリアラウンド。その後、クリアラウンドした人馬は出ず、村岡&エリオットⅥの優勝が決まりました。2人馬が減点4でタイムの早い順に、2位は川口大輔&サムライブルー(静岡県)72.72秒、3位は谷口真一&カムアンドフィール(滋賀県)77.92秒でした。


▲村岡一孝&エリオットⅥ
「最初の出番で、自分がぶちかまして後ろの選手にプレッシャーをかけるという気持ちで臨みました。馬を信じて走れたことも良かったですし、みんなの応援も力になりました」

【第19競技 成年女子 トップスコア競技】
 障害物ごとに決まった点数がつけられていて、クリアするとその点数が加算されていくトップスコア。60秒以内に何点取れるかを競うもので、1000点超えが入賞(8位)の目安です。出番1番の古川芙三子&ベン(福岡県)が早速1060点を出すと、続く原田いずみ&ディナスティ(鹿児島県)が1410点のハイスコアをマーク。その後、21人馬が走行しましたが、この点数を超える人馬はいませんでした。原田&ディナスティが優勝、2位は柿平紗枝&ホワイトチョコレート(長崎県)1360点、3位は山林真由美&インデラZ(鳥取県)1270点でした。原田とディナスティで、鹿児島県は今日3勝目となりました。


▲原田いずみ&ディナスティ
「初日にミスして点数をとれなかったので、今日はそれを取り返したいと思っていました。ディナスティは高齢ですが、頑張ってくれました。ディナスティだからできるコースを組んでもらって、それがうまくいって良かったです」

【第20競技 少年 ダービー競技】
 長丁場のコースに自然に近い障害物が設置されるダービー競技。全長670mのコースに19人馬が挑みました。佐々木真平&黒姫(長野県)と原田璃空&クレオパトラ(鹿児島県)がクリアラウンドして一騎打ちのジャンプオフが成立。先に走行した佐々木&黒姫は攻めの走行で39.19秒でダブルクリアラウンド、後攻の原田&クレオパトラはさらに攻めた37.12秒で、トップスコアで優勝した原田いずみとの親子優勝を決めました。3位はオリジナルコースで1落下した広田大和&キャンベラZ(栃木県)でした。


▲原田璃空&クレオパトラ
「佐々木くんのタイムを上回るために、勝負を賭けていかないといけないという気持ちで走りました。自分にとってこれが最初で最後の国体なので、ここで結果を出せて良かったです」

 第4日を終え、地元鹿児島県は105点を獲得して、すでに天皇賞獲得を決めています。
 最終日(10月15日)は成年女子自由演技馬場馬術競技、少年トップスコア競技、成年男子六段障害飛越競技が行われます。

結果や出番は特設サイトをご覧ください。


 
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2023 年 10 月 13 日
《かごしま国体》第3日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は第3日の今日、5つの競技が行われました。

【第8競技-2 成年男子 国体総合馬術競技】
 馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点を競う複合競技。馬場馬術競技終了時点で点差が小さく、障害馬術競技で1つでも落下すると順位が大きく変わる状況でした。出場16人馬のうちクリアラウンドは5人馬。暫定3位だった杉谷泰造&ジータ(大阪府)がクリアラウンドして減点30.7で優勝、上村司&パーシー(鹿児島県)は7位から2位、横山瞬&モナベール(北海道)は9位から3位へと大きく順位を上げました。


▲杉谷泰造&ジータ
「国体優勝は大分大会以来、15年ぶりです。馬をしっかり調整してくれたクラブのスタッフに感謝ですね。県を代表して出場する国体の雰囲気は、アジア大会や海外の選手権に繋がるものなので、若い選手のためにこれからもずっと続けてほしい大会です」

【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
 JEF自由演技国体成年馬場馬術課目で実施したこの競技には9人馬が出場しました。稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(兵庫県)が71.225%で初日の規定演技に続いて優勝、照井駿介&フュースティン(埼玉県)が70.345%で2位、大塚敬仁&ドロップショット(神奈川県)が70.220%で3位となりました。


▲稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ
「初日よりも馬が柔らかく動いていました。途中で大きくつまづくアクシデントがあって焦りましたが、立て直して大きな仕事ができました。去年の7月からこの馬と競技に出ているのですが、一度も負けたことがありません。記録がストップしなくて良かったです」

【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
 出場24人馬のうち第二段階に進んだのは8人馬でした。減点0は3人馬で、出番1番で走行した黒川美乃里&ペルセダンジュ(山口県)が27.25秒(第2段階タイム)で優勝しました。2位は28.47秒の新上聖直&スピリタス(香川県)、3位は28.71秒の北井聖人&ミラナ(神奈川県)でした。


▲黒川美乃里&ペルセダンジュ
「1番だったので他の選手の障害間の歩数を見ることができず、逆に迷いなく思った通りの走行ができました。今日がこの馬とのラストランだったので、最後の最後に優勝することができて本当に嬉しいです」

【第15競技 成年女子 標準障害飛越競技】
 出場21人馬のうち7人馬がクリアラウンドしてジャンプオフに進み、4人馬がダブルクリアラウンドしました。トップタイムで優勝したのは藤田かれん&コンテラス(神奈川県)37.43秒、2位は高橋朱音&ドゥウイネッテ(京都府)37.95秒、3位は鈴木爽日&アヴィオン(宮城県)38.81秒でした。


▲藤田かれん&コンテラス
「ジャンプオフを目指していたので、最初の走行でクリアラウンドした時は本当に嬉しくて、ジャンプオフは『楽しむぞー!』という気持ちで臨みました。馬にブルーリボンをプレゼントすることができて大満足です」

【第16競技 少年 リレー競技】
 この競技は、2人馬でチームを組んでスピードアンドハンディネス方式で一つのコースを走行します。2人馬がともにスピーディかつ小回りの走行で、かつバトンタッチもスムーズだった静岡県(川村颯太&ハーベスト、浅川駿萬&ルーニー)が59.52秒で優勝しました。2位は千葉県(小泉可憐&デスペラードAM、平松春乃&アジュールJH)67.14秒、3位は三重県(山下泰芽&ジェラール・ピケ、真川葵衣&コビーナ)68.43秒でした。


▲川村颯太&ハーベスト
「できるだけ速く走って、後段にプレッシャーがかからないようにしたいと思っていて、2番から3番に向かうところで内を通りました。優勝できて嬉しいです」


▲浅川駿萬&ルーニー
「3番の内を通ったのを見て『勝った!』と思いました。優勝できてとても嬉しいです。今日のMVPは颯太くんです!」

 第4日は少年自由演技馬場馬術競技、成年男子国体大障害飛越競技、少年団体障害飛越競技(準決勝・決勝)、成年女子トップスコア競技、少年ダービー競技が行われます。
 
結果や出番は特設サイトをご覧ください。


 
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2023 年 10 月 13 日
《障害馬術》FEI審判員講習会開催について
以下の通り、障害馬術FEI審判員講習会を開催します。参加をご希望の方は、氏名(英語表記)、FEI ID等を記載の上、期日までに担当者までメールでご申請ください。尚、締切後にFEIから受講可否について連絡がありますので、その旨ご了承ください。


<障害馬術>FEI審判員講習会(昇格)(FEI Jumping Judge Transfer-Up Course)

日程:2023年11月27日~30日
会場:ホテルオークラ神戸
   〒650-8560 兵庫県神戸市中央区波止場町2−1
対象:障害馬術審判員S級/1級の資格を有する者
   あるいは日本馬術連盟が推薦する者
締切:2023年10月20日
実施要項はこちら

<障害馬術>FEI審判員講習会(更新)(FEI Jumping Judge Maintenance Course)

日程:2023年12月1日
会場:ホテルオークラ神戸
   〒650-8560 兵庫県神戸市中央区波止場町2−1
対象:Level1/2/3
締切:2023年11月2日
実施要項はこちら

FEIのウェブサイトはこちらから

お申し込みはこちらから 担当:松井
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2023 年 10 月 12 日
《かごしま国体》第2日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は本日2日目。第7競技から第12競技までの6競技が行われました。

【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
 この競技はFEIセントジョージ賞典で行われ、12人馬が出場しました。上位3人馬が大接戦となりましたが、それを制したのはコンビ8年の稗田奈緒子&ファンタスティコ(兵庫県)で67.647%でした。2位は髙松優希&エルメス・デアツヴァイタ(東京都)67.529%、3位は中村公子&ジェームスディーン4(奈良県)67.294%となりました。


▲稗田奈緒子&ファンタスティコ
「今日はちょっと馬が緊張していたので、一度朝に軽く運動してから本番に臨んだところ、競技に集中してくれていい状態で乗れたと思います。最終日の自由演技も出ます。今回のために曲を新しくつくってきたので、楽しくやりたいと思います」

【第8競技-1 成年男子 国体総合馬術競技(馬場馬術)】
 この競技は馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点で順位を決定します。今日は馬場馬術競技が行われ、篠原正紀&クアトロS(東京都)が減点28.7でトップに立ち、それを減点29.6の片山淳&ラッキーユー7(徳島県)、減点30.7の杉谷泰造&ジータ(大阪府)が追っています。障害馬術競技は明日(10月13日)実施されます。

【第9競技 成年女子 ダービー競技】
 全長720mに18障害が設置されたこの競技には18人馬が出場し、4人馬がオリジナルコースを減点0でゴールしてジャンプオフに進みました。岡本果林&ジゴロ(兵庫県)が32.91秒でダブルクリアラウンドすると、広田思乃&キャンベラZ(栃木県)が30.77秒で首位に。続いて登場した地元・鹿児島県の村岡のぞみ&クレオパトラはそれをさらに上回る29.76秒でゴールして優勝を決めました。広田&キャンベラZが2位、岡本&ジゴロが3位でした。


▲村岡のぞみ&クレオパトラ
「コロナで延期になってから、馬も人も苦労したことはありましたが、皆さんに支えていただいてここに出られたことが嬉しかったです。今日は馬を信じて走行しました。明日は別の馬で標準競技に出ます。その馬の良さ活かした走行をして、それが鹿児島の得点につながるといいなと思っています」

【第10競技 少年 標準障害飛越競技】
 この競技には22人馬が出場し、9人馬がジャンプオフに進みました。ダブルクリアラウンドは4人馬で、優勝は31.41秒の広田大和&ニック・オブ・タイム(栃木県)、2位は真川葵衣&コビーナ(三重県)32.03秒、3位は川村颯太&ハーベスト(静岡県)33.51秒でした。広田は地元開催だった昨年の大会で叶わなかった種目優勝を、1年越しで達成しました。


▲広田大和&ニック・オブ・タイム
「去年は馬の力を発揮させられなかったことが悔しく、今日は勝ちたいというより楽しく走ってこようという気持ちが強かったです。この後はリレーとダービーに出ます。馬をしっかりケアして万全の状態で臨みたいです」

【第11競技 成年男子 スピードアンドハンディネス競技】
 この競技には21人馬が出場しました。出番6番の佐藤賢希&兀地(長野県)が、その時点のトップタイムより9秒ほど早い66.26秒を出しましたが、山口敬介&クインティナ(滋賀県)がそれをさらに9秒近く縮めて57.96秒で優勝しました。2位は福島大輔&アジュールJH(千葉県)64.99秒、3位は佐藤&兀地でした。


▲山口敬介&クインティナ
「昨日のトップスコアでは最後に佐藤選手と兀地に抜かれて2位だったので、今日は何とか勝ちたいという気持ちでした。このコンビの走行を見て、普通に行っても勝てないと思ったので、とにかく行きました。全ての障害で予定より1歩少なかったのですが、馬が頑張ってくれました」

【第12競技 少年 団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)】
 この競技はトーナメント戦で、第2日の今日は1回戦と準々決勝が行われ、鹿児島県、兵庫県、北海道、岩手県が準決勝進出を決めました。準決勝・決勝は第4日(10月14日)に行われます。

 明日(第3日)は成年男子自由演技馬場馬術競技、少年二段階障害飛越競技、成年女子標準障害飛越競技、少年リレー競技、成年男子国体総合馬術競技(障害飛越)が行われます。

 結果や出番は特設サイトをご覧ください。。


 
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2023 年 10 月 11 日
《かごしま国体》第1日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技会が10月11日に始まりました。会場は鹿児島県霧島市牧園特設馬術競技場です。10月15日までの5日間で全23競技が行われます。今日は6つの競技が行われました。

【第1競技 成年男子 馬場馬術競技】
 セントジョージ賞典で実施されるこの競技には11人馬が出場しました。稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(兵庫県)が68.824%で優勝、照井駿介&フュースティン(埼玉県)が68.235%で2位、原田喜市&ディエゴ(岡山県)が67.324%で3位でした。


▲稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ
「入場前に大勢の観客を見て馬が緊張してしまったので、攻め過ぎずに丁寧に乗りました。障害も岡本選手とジゴロが勝ち、馬場と障害の両方で兵庫は良いスタートとなりました。自由演技も丁寧に回りたいです」

【第2競技 少年 馬場馬術競技】
 この競技はFEIジュニアライダー個人課目で実施され、11人馬が出場しました。地元・鹿児島県の日高凱斗&サー・ギャラントが71.176%のハイスコアで優勝、67.941%の岸本レイナ&フュースティン(埼玉県)が2位、67.412%の浅川駿萬&ホーリーナイト(静岡県)が3位でした。


▲日高凱斗&サー・ギャラント
「ポテンシャルの高いサー・ギャラントに僕がどれだけ乗れるかが課題でした。地元としてのプレッシャーはありましたが、僕と馬とのベストを尽くせたと思います。自由演技は、ダイナミックな速歩を見せられる演技をしたいです」

【第3競技 成年女子 二段階障害飛越競技】
 この競技は第1段階を減点0でクリアすると、第2段階に進めるというもので、総減点が同じ場合は第2段階のタイムが早い方が上位となります。出場24人馬のうち15人馬が第2段階に進み、9人馬が減点0でした。岡本果林&ジゴロ(兵庫県)が26.98秒で優勝、広田思乃&キャンベラZ(栃木県)が28.69秒で2位、治武しおり&クインティナ(滋賀県)が28.87秒で3位でした。


▲岡本果林&ジゴロ
「ジゴロがいつも通り頑張ってくれました。私自身、国体は初めての参加で県を代表しているという緊張感を持ちながら、場の雰囲気を楽しめました。明日のダービーも自信を持って、いつも通りの走行をしたいです」

【第4競技 成年男子 トップスコア競技】
 障害物ごとに決まった点数がつけられていて、それをクリアするとその点数が加算されていくトップスコア。60秒以内に何点取れるかを競います。出場26人馬の中で最終出番の佐藤賢希&兀地(長野県)が1400点を出して優勝、2位は1380点の山口敬介&カムアンドフィール(滋賀県)、3位は1370点の森裕悟&CRNキンキーブーツ(奈良県)でした。


▲佐藤賢希&兀地
「出番が最後だったので、他の選手の走行も少し参考にしながら、プラン通りに走ることができました。自信がありました。僕は監督も務めているので、長野県がいい点数を得られるようにチームをサポートしていきます」

【第5競技 少年 スピードアンドハンディネス競技】
 この競技には24人馬が出場。13番の吉田夏希&クインティナ(滋賀県)が53.16秒でトップにいましたが、競技終盤に佐々木真平&黒姫(長野県)が51.91秒を叩き出して優勝しました。3位は55.15秒の福田楓馬&ナバロン(熊本県)でした。


▲佐々木真平&黒姫
「最初はちゃんと入賞してポイントを獲るというつもりでスタートしたのですが、後半になるにつれてギアが上がってきて、最後は全開でした。ダービーも出場する予定です。黒姫や先生の(佐藤)泰さんの成績に泥を塗ることにならないように頑張ります」

【第6競技 成年男子 ダービー競技】
 自然に近い状態の障害物が設置された長距離コースを走るダービー競技。出場18人馬のうち2人馬のみがクリアラウンドしてジャンプオフに進みました。ここも減点0の戦いとなり、33.91秒を出した広田龍馬&キャンベラZ(栃木県)が優勝、34.37秒の中村勇&フォンヴィア(三重県)が2位でした。3位はオリジナルコースを減点4でゴールした中でタイムがもっとも早かった上村司&アンテベルム(鹿児島県)となりました。


▲広田龍馬&キャンベラZ
「去年は地元開催でプレッシャーがありましたが、今年は全然プレッシャーなく臨めています。昨日、栃木チームで知覧の特攻平和記念館に行き、そこで力をいただきました。そのような経験ができるのも国体のいいところだと思います」

 第2日は成年女子馬場馬術競技、成年男子国体総合馬術競技(馬場馬術)、成年女子ダービー競技、少年標準障害飛越競技、成年男子スピードアンドハンディネス競技、少年団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)の6競技が行われます。

 出番・結果は特設サイトでご覧いただけます。


 
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2023 年 10 月 11 日
《全日本馬場PartⅠ》出場人馬発表
 11月10日から12日に御殿場市馬術・スポーツセンターにて開催します《第75回全日本馬場馬術大会2023 PartⅠ》の出場人馬を発表いたします。

《第75回全日本馬場馬術大会2023 PartⅠ》出場人馬一覧(PDF)

 こちらでエントリーが確定しましたので、10月24日(火)までに、下記の口座へ参加料をお振込下さい。
【参加料の金額の確認方法】
1.オンラインエントリーを実施したID&パスワードでログイン
2.ページ左上の「申請承認待ち情報」をクリック
3.「申請承認待ち一覧」に記載されている当該申請の金額をご確認下さい

※出場できなかったエントリーについては、こちらで申請を取り消してあります

【振込先】
 三菱 UFJ 銀行 本店(001) 普通 
(口座番号)2427365 
(名義)馬場馬術本部実行委員会 公益社団法人 日本馬術連盟

 なお、ドーピング検査にかかる厩舎セキュリティー実施のため、期間中は厩舎地区の入場制限を行います。厩舎地区に入るために必要なリストバンドの各団体配布上限枚数は以下の通りです。

◆リストバンド配布上限枚数
 ・選手1名につき1枚
 ・馬1頭につき5枚(保護者、トレーナー、グルーム等)
  例)選手2名と馬3頭で参加する場合は合計17枚まで
     2枚(選手2名)+15枚(3頭×5枚)=17枚

 特設サイトおよびリストバンドの事前登録については、別途、ご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。






 
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2023 年 10 月 11 日
総合馬術 パリオリンピックの団体枠獲得
 来年のパリオリンピックの総合馬術競技団体出場枠を日本が獲得しました。6月にアイルランドで開催されたグループF&G地域予選のCCIO3*-L Millstreetには、日本、中国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの5ヵ国が出場、この上位2ヵ国に団体枠が与えられるというもので、結果はオーストラリアが1位、中国が2位、日本が3位でした。
 しかし、中国チームの馬匹1頭から治療用規制物質が検出されて成績が抹消されたことにより、中国は減点207.2で4位に、減点125.7の日本は2位に上がって団体枠を獲得したことが、10月10日にFEIから発表されました。
 現在のところ、総合馬術の団体枠を獲得しているのは、フランス、ドイツ、アメリカ、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、スウェーデン、スイス、ベルギー、オランダ、ポーランド、オーストラリア、イタリア、日本の14ヵ国。10月26日~29日に開催されるグループD&E地域予選で残り2枠が決まります。
 
細野茂之監督コメント
「深夜に嬉しいニュースが舞い込んできました。6月の地域予選で団体枠を逃した時はショックでしたが選手たちは気持ちを切り替えてその後、個人枠獲得に向けて頑張ってくれていました。しかし、今回このような発表があり、団体を組んでパリに出場できることになって正直ホッとしました。新たなスタート、チャレンジの始まりとなります。心を整えて今度こそ皆様の期待にお応えできるよう精進してまいります。さらなる応援の程、よろしくお願い致します」

 
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