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2019 年 10 月 14 日
《総合馬術》ネーションズカップで日本チーム3位入賞
10月10日~13日に開催されたFEI総合馬術ネーションズカップ(国別対抗戦)最終戦・CCIO4*-NC-L Boekelo (オランダ)に日本チームが出場し、見事団体3位入賞を果たしました。

初日に行なわれた馬場馬術では、大岩選手&バートエルJRAが減点26.5と出場97人馬中2位でチームを引っ張り、団体3位と好スタートを切りました。10月12日、4万人以上の大観衆の中行なわれたクロスカントリー競技では、日本チームのトップバッター根岸選手&ヴェンチュラJRAがコンビとして初挑戦となった4スターロングのコースを見事に障害減点ゼロ、インタイムでゴール。続く戸本選手&ユートピアも安定した走行を見せこちらも障害減点、タイム減点ともゼロでフィニッシュ。大岩選手とバートエルJRAはコース終盤で1反抗とタイム減点があったものの、強豪国が苦戦する中日本は着実に4位でにつけ最終日の障害馬術競技に臨みました。

今大会は、ドロップスコアなしでチーム3人馬の成績がすべてカウントされる2020東京オリンピックフォーマットと呼ばれる方式で行なわれました。最終種目の障害馬術競技では、ドイツが大きくリードする中、2位以下は僅差の混戦で走行ごとに順位がめまぐるしく変わる展開に。日本は1人馬目の大岩選手&バートエルJRAが手堅く1落下の減点4にまとめると、ここで第3位に浮上。続く根岸選手&ヴェンチュラJRAは見事クリアラウンドで表彰台を引き寄せ、日本チーム最終走行の戸本選手&ユートピアも圧巻のクリアラウンドで3位以上を確定させました。2位のオーストラリアの最終走行、クリストファー・バートン&CLEVER LOUISもクリアラウンドし、ドイツも全体で4落下があったものの大差リードに影響はなく、そのまま日本の3位が決定しました。

また、個人でも戸本選手&ユートピアが6位、根岸選手&ヴェンチュラが15位に入賞し表彰されました。

細野監督「今大会、強豪揃いの中、12ヵ国中3位に入賞できたことは選手と馬の頑張りは勿論、コーチ、獣医師、グルームらスタッフも一丸となったチームワークが発揮された結果だと自負しています。これで目標の東京五輪メダル獲得に向け、また一歩前進できたのではないかと思います。また、在欧の日本人関係者が多数現地に応援に来てくださったことも、選手たちの大きな励みとなりこの好結果をもたらしたことは間違いありません。
 今回あらたに根岸選手がヴェンチュラJRAとのコンビで東京五輪のクオリファイを獲得しました。根岸選手はJEF総合馬術育成選手、ヴェンチュラJRAは育成訓練馬であり、我々の強化策が着実に成果を挙げていることを確信するとともに、チームの層が更に厚くなったことを実感しています。JRA、JOCをはじめ、様々な形でご支援くださっているみなさまに深く感謝いたします。

団体成績(出場12ヶ国)
優勝  ドイツ (総減点94.10)
第2位 オーストラリア (総減点123.50)
第3位 日本 (総減点124.20)
    戸本一真&ユートピア (総減点30.80)
    根岸淳&ヴェンチュラJRA (総減点33.80)
    大岩義明&バートエルJRA (総減点59.60)

個人成績(出場97人馬)
第6位 戸本一真&ユートピア
第15位  根岸淳&ヴェンチュラJRA
第50位  大岩義明&バートエルJRA
出場  根岸淳&ヴィンカズJRA (クロスカントリー前棄権)

第2回インスペクション終了後。左より戸本選手、ポッツグルーム、ベイズ獣医師、根岸選手、
デアイスグルーム、ブスケコーチ、ヴァンノメスラーゲグルーム、大岩選手、細野監督
(10/16更新)
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