障害馬術本部
2014 年 9 月 14 日
《全日本障害Part II》最終日速報!

 《第66回全日本障害馬術大会2014 Part II》は最終日の9月14日、4クラスの決勝競技を実施しました。

 ダービー競技(決勝)には17人馬が出場し、4人馬がジャンプオフに進みました。ジャンプオフの出番1番の福永拓也&トゥインクルデート(宮崎県馬術連盟)が積極果敢に走行して39.30秒でクリアラウンドしました。橋本碧&シロッコ・サンブーカ(駿HC)も減点0でしたが39.84秒でわずかに届かず。最終出番の楢岡定雄&ピンカートン(中村宏厩舎)が地元北海道の声援を受けて38.84秒でゴール、優勝を決めました。

▲ダービー競技(決勝)表彰式


▲優勝 楢岡定雄&ピンカートン
「ジャンプオフはとりあえず減点0で帰って来ようと思っていたのですが、客席からの声援が聞こえたときに(自分に)スイッチが入りました。来年も是非、がんばりたいです」

 内国産障害飛越競技(決勝)には10人馬が出場、半数の5人馬がクリアラウンドしました。ジャンプオフでも唯一減点0だったのは66歳のライダー福島勇&オンブレ・サーティーン(佐倉RC)、この競技4連覇を果たしました。2位は駒津眞希&カリズマウィッシュ(栃の葉RC)、3位は黒須晴子&アドマイヤブライト(岩手県馬術連盟)でした。


▲内国産障害飛越競技(決勝)表彰式


▲4連覇を果たした福島勇&オンブレ・サーティーン
「しんどかったです。4連覇のプレッシャーもありましたし、周りの人馬もすごく力をつけてきていたので、私も本気を出しました。人馬ともまだ若いですから、これからも頑張ります」

 中障害D(決勝)には予選から勝ち上がってきた57人馬が出場、15人馬がクリアラウンドしました。そのうちダブルクリアラウンドは5人馬。優勝は西崎純郎&ドリーム・ハート(岡山RC)38.24秒、2位は山口真奈&カシアス・ファータ(ヴィルタスRC)40.24秒、3位は原麻悠子&ゴールドサクセス(服部緑地乗馬センター)40.69秒でした。


▲中障害D(決勝)表彰式


▲優勝 西崎純郎&ドリーム・ハート
「ジャンプオフの出番が真ん中くらいだったので、行くしかないと思って落下は気にせずに走りました。危ないところもあったのですが馬が助けてくれました」

 中障害C(決勝)には32人馬が出場、ジャンプオフには4人馬が進みました。ジャンプオフで最初に走行した中村陽樹&プーカ(RCクレインOP)が減点0、45.49秒でゴールして後続の走行を待つ展開となりましたが、結局ダブルクリアラウンドしたのはこのコンビのみ。高校生2年生の中村選手が中障害Cを制しました。2位は減点4の春田裕介&エルエー(鹿児島県馬術連盟)、3位は減点8の笹沼和之&ヴァルキューレ(RCウインズ)となりました。


▲中障害C(決勝)表彰式


▲優勝 中村陽樹&プーカ
「最初の走行はとにかく満点でいこうという気持ちで走りました。ジャンプオフはいい走行とは言えなかったですが、馬に助けられて結果を出せて良かったです。これから、コンスタントに結果を出していける選手になりたいです」

 

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