馬場馬術本部
2022 年 11 月 13 日
《全日本馬場Part I》最終日レポート
 《第74回全日本馬場馬術大会2022 Part I》は最終日の今日、選手権競技②自由演技グランプリ、セントジョージクラス決勝、Mクラス決勝、Lクラス決勝を実施しました。

 全日本馬場馬術選手権は、①グランプリ(規定演技)と②自由演技グランプリの得点率の合計で順位を決定します。初日のグランプリ規定演技は、上位4人馬が65%台の接戦でした。今日の自由演技は、長谷川雄介&ジンガーノースサイド(Effort Stable)が70.110%で1位、稗田奈緒子&ファンタスティコ(リトルホースクラブ)が69.220%で2位、増元拓巳&ドンアンジェロ(T.Sホースシューイング)が69.090%で3位でした。
 2競技の得点率合計は、長谷川&ジンガーノースサイドが135.480ポイントで選手権初優勝、稗田&ファンタスティコが134.959ポイントで2位、川端俊哉&ダイナミック(アシェンダ乗馬学校)が134.133ポイントで3位となりました。
 なお、グランプリスペシャルには川端俊哉&ディアマンテ・ヴィンチェロ(アイリッシュアラン乗馬学校)のみが出場し60.830%でした。
 


▲全日本選手権 優勝 長谷川雄介&ジンガーノースサイド
「嬉しいの一言です。今回はとにかく完璧な演技を目指しました。正直言うと、完璧ではなかったのですが、今の僕と彼のコンディションであればほぼベストに近い形でできたと思います。だけど、僕らが目指す完璧な形は違うので、これからもっといい演技ができるようにしていきたいです。グランプリで求められる運動をきれいに力強く行う素質がある馬なので、それを引き出せるようにやっていきたいです」

 セントジョージクラス決勝は自由演技国体成年馬場馬術で実施、3人馬が70%を超えました。優勝は稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(リトルホースクラブ)71.990%、2位は増元拓巳&シドニー(エバーグリーンホースガーデン)71.580%、3位は髙田茉莉亜&ブリタニア7(アイリッシュアラン乗馬学校)70.525%でした。



▲セントジョージクラス 優勝 稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ
「今日は風が強くていろいろなところで物音がしていたので、怖くなってしまったようで馬が緊張していました。昨日の柔らかさが全然なくて体も硬かったので、そーっと乗りました。チャンスをくださったオーナーさん、そして頑張ってくれた馬に感謝しています」

 Mクラス決勝はM2課目で実施しました。石田久未&アレグロ・ヴィヴァーチェ(ツクバハーベストガーデン)が68.552%で優勝、永見一平&ファーストファンタジー(ESJ)が68.035%で2位、江鳩真也&ヌーヴェルヴァーグ(Circle E Horse Farm)が67.759%で3位でした。



▲Mクラス決勝 優勝 石田久未
「久しぶりに全日本という大きな大会でこのような成績を収めることができて嬉しいです。高橋正直トレーナーとアレグロ・ヴィヴァーチェという素晴らしいトレーナーと馬に巡り会えたことに感謝しています。馬がびびりなので心配していましたが、落ち着いて演技ができたことが良かったです」

 Lクラス決勝はL2課目で実施しました。永見一平&ボンヘッファー(ESJ)が69.720%で優勝、岡田一将&ステファノス ファン ネプトゥーヌス(Ross Hof)が69.600%で2位、牛頭未彩紀&マキシマス(エバーグリーンホースガーデン)が68.840%で3位でした。



▲Lクラス決勝 優勝 永見一平&ボンヘッファー
「ボンヘッファーはまさに成長過程の馬で、去年は5歳で出て最後に大きなミスをして準優勝だったのですが、今年は馬が少し大人になって一緒にミスなくやってくれました。ポテンシャルはピカイチだと思うので、ベーシックなことを高めていけば遠からずクラスアップできると思います」

 
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