総合馬術本部
2017 年 5 月 28 日
《全日本ヤング総合》今年のチャンピオンは中村幸喜&明鳳!

 《第38回全日本ヤング総合馬術大会2017》は最終日の今日(5月28日)、各クラスの障害馬術競技を実施しました。

 ヤングライダー選手権は、初日の馬場から首位に立って最終日を迎えた中村幸喜&明鳳(明治大学)が、障害馬術もクリアラウンドして初優勝に輝きました。2位は初日7位だった渡邊瑞生&桜里(日本大学)、3位には冨永弥玖&プライムローズM(明治大学)が入りました。


▲中村幸喜&明鳳
「2年連続で銀メダルだったので、最終障害を飛んだ瞬間は『やっと』という想いだけでした。前回も初日トップで2日目に逆転されてから、それをさらに逆転し返すことができなかったので、今年も馬場でトップに立っても安心せず、2日目に気持ちを引き締め直して挑みました。障害馬術は自分も得意な種目で、明鳳とのコンビでもこれまでほとんど落下したことがなかったので、固くなり過ぎることもなく、馬を信用して、リラックスして臨むことができました。学生の試合では優勝していて、あとはこのヤング総合で優勝することが目標だったので、それを達成した今は、次の目標はまだ決まっていませんが、大学の最終学年なので、関東学生、全日本学生に向けて頑張っていきます」 

 CCI2*競技は最終日をトップで迎えた中島悠介&クレジットクランチ(RCエトワール)がそのまま優勝、2位は佐藤賢希&スターファイターCR(明松寺馬事公苑)、3位は篠原正紀&クィドノヴォール(八王子RC)でした。


▲中島悠介&クレジットクランチ
「今回はCCI2*で、クロスカントリーの距離もだいぶ長くて、かなりタフでしたが、人馬のステップアップにつながるコースでした。夏や秋の大会に向けてしっかりトレーニングして、人馬のコンビネーションを高めていける大会になったと思います。来年のアジア大会出場、そして団体金メダル獲得を目指して頑張っていきたいです」

 CIC2*競技はクロスカントリー後の暫定順位のまま決着しました。弓良隆行&ポーチャーズホープ(RCクレイン京都)が優勝、2位は村上一孝&ティベント(パートナーHC)、3位は伊藤正平&イプシロン(東武RC&クレイン)となりました。


▲弓良隆行&ポーチャーズホープ
「もともとイギリスで乗っていた馬だったので、特徴はある程度わかっていましたが、馬が1年ぶりのクロスカントリーということで少し心配な面がありました。でも、2日目のクロスカントリーもうまくいったのでとりあえずホッとしています。今後は馬場でもっと点数がとれるようにしていきたいです」

 CCI1*競技は、暫定1位の平永健太&デラーゴ(RCクレイン栃木)に2落下がありましたが首位をキープしました。2位は笠原太朗&ロブB(JRA馬事公苑)、3位は高橋駿人&ライヌス(慶應義塾大学)でした。


▲平永健太&デラーゴ
「この馬との初めての競技でしたが、馬が助けてくれた部分がたくさんあり、完走できてホッとしています。このクラスの中で唯一、クロスカントリーを減点0で帰ってくることができたのは良かったです。今日の2落下は完全に自分のミスなので、全日本に向けてさらに馬との信頼関係をつくっていきたいと思います」

 大会の全結果はこちらからご覧いただけます。

aaaa

  • 2024.04.19
  • 2024.04.22
  • 2024.04.11
  • 2024.04.13
  • 2024.03.13
  • 2024.01.26
  • 2023.10.06
  • 2022.11.14
  • 2024.03.15
  • 2024.04.11
  • 2024.03.29
  • 2023.11.08
  • 2024.02.13