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2017 年 10 月 7 日
《えひめ国体馬術競技》第3日速報-その1

《愛顔つなぐえひめ国体》は大会3日目に5つの競技が行われました。

【第8競技 成年男子 国体総合馬術競技】
 馬場馬術と障害馬術の2種目で実施する国体総合馬術競技には17人馬が出場しました。注目は5連覇がかかる細野茂之&将軍I(東京都)。昨日の馬場馬術では減点43.0でトップの成績でしたが、1.6点差で稗田龍馬&クエブA(兵庫県)が追う展開でした。障害馬術の出番は馬場馬術の順位のリバースオーダーです。稗田&クエブAが減点0でゴールしてプレッシャーをかけましたが、細野もノーミスでゴールして5連覇を達成しました。3位は佃日出彦&アビゲイル(静岡県)でした。


▲細野茂之&将軍I
「5連覇を達成できて嬉しいです。乗るまでは緊張していたのですが、乗ったら馬の調子がとても良かったので『これはいい』と思いました。勝ちたいところで勝てたということは、勝負者としてとても嬉しいです」

【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
 初日の《成年男子 馬場馬術競技》に続き、リオデジャネイロオリンピック代表の2人が高得点をマークしました。高橋正直&ファブリアーノ58(群馬県)は図形にも工夫を凝らしたプログラムで74.650%を獲得して1位、ミスが多かったと振り返った原田喜市&デミーロ(岡山県)は71.300%で2位。2人馬が70%を超えました。3位は吉村喜信&ルードシャネロ(福井県)66.725%でした。


▲高橋正直&ファブリアーノ58
「規定演技の時と同様にいいフィーリングで乗ることができて良かったです。駈歩区間では、山形乗りや蛇乗りの中で連続踏歩変換を入れるなど難度も取り入れました。皆さんが応援してくださって本当にありがたかったです」

【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
 この競技には24人馬が出場し、10人馬が第2段階に進みました。ノーミスでゴールした5人馬のタイム勝負となりました。第2段階を22.65秒で駆け抜けた小栗麻莉乃&マリアンモナーク(岐阜県)が優勝、鹿戸雄翔&オーロラボレアリス(茨城県)が25.15秒で2位、小林章人&ノヴォダマスコ(長野県)が26.79秒で3位となりました。


▲小栗麻莉乃&マリアンモナーク
「第1段階はとにかく落とさないように体を起こして待つ作戦、第2段階はとにかく走る作戦でした。国体には独特のプレッシャーがありますが、県に貢献できたので良かったです」

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2017 年 10 月 6 日
《えひめ国体馬術競技》第2日速報

《愛顔つなぐえひめ国体》は大会2日目に6つの競技が行われました。

【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
 セントジョージ賞典で実施するこの競技には14人馬が出場しました。正確な演技を見せた中村公子&パシフィックB(奈良県)が71.157%の高得点で優勝、杉山春恵&エドワードエクリュ(神奈川県)が68.394%で2位、北川真弓&リカント(三重県)が66.473%で3位となりました。


▲中村公子&パシフィックB
「昨年は自分自身が怪我をして参加できませんでした。今年は復活して、しかも国体で初優勝することができて本当に良かったです。今日は馬がちょうどいいテンションだったので、とても乗りやすかったです。この結果は素直に嬉しいです」

【第9競技 成年女子 ダービー競技】
 この競技には22人馬が出場してジャンプオフには5人馬が進みました。開催県愛媛代表の本田成美&アドミラルヴェンチャーが31.53秒の好タイムを出しましたが、その後に走行した古川芙三子&ファルコン(福岡県)が小回りを駆使して31.37秒でトップに立ちました。最後に走行した増田真七海&ドン コサック(長野県)がそれを上回るタイムを出しましたが、走行後に出血が確認されたため、この競技において失格となりました。1位は古川&ファルコン、2位は本田&アドミラルヴェンチャー、そして3位には32.12秒の松永佳子&ユーディドイット(宮城県)が入りました。


▲古川芙三子&ファルコン
「1回目の走行では明後日の少年ダービーに使うことを意識して乗りました。ジャンプオフでは誰よりも小回りをして、馬がそれに応えてくれました。少年ダービーにつながる内容の走行ができたと思います」

【第10競技 少年 標準障害飛越競技】
 出場23人馬中14人馬がオリジナルコースを減点0でゴールする大接戦となった少年標準障害飛越競技。そのうち10人馬がジャンプオフもクリアラウンドしました。6番目に走行した安西紘一&フェリックス(千葉県)が26.57秒を出して、後続がそれを追う展開でしたが、このタイムに届く人馬は現れず、安西&フェリックスが優勝。2位は木村友哉&C'sセシル(奈良県)28.36秒、3位は杉本瑞生&サンドウィッチ・コア(福島県)28.58秒でした。


▲安西紘一&フェリックス
「初めての国体参加で、これまでに出た大会よりもずっと緊張しました。今までは120cmクラスでは落下することが多かったので、今日は落とさないように遠めから踏み切ることを意識していました。フェリと(福島)大輔さんのおかげで勝つことができました」

【第11競技 成年男子 スピードアンドハンディネス競技】
 出場24人馬中、ノーミス走行は6人馬という難コースでした。4番目に走行した仁田原知毅&アザモア(福井県)が66.66秒を出しましたが、すぐに岩館正彦&C'sセシル(奈良県)が61.93秒と一気にタイムを詰めて首位に立ちました。タイムが更新しないまま迎えた最終出番は福島大輔&ヴェリシナ(千葉県)。攻めの走行を見せて59.60秒でゴールしましたが、1落下があって4秒が加算されたため、63.60秒でトップには届かず。岩館&C'sセシルが優勝、福島&ヴェリシナが2位、仁田原&アザモアが3位となりました。


▲岩館正彦&C’sセシル
「この優勝は奈良県のチームワークのおかげです。奈良は昨日からすべての競技で入賞して、良い調子で来ていたので、僕も続くことができるようにと思って走りました。序盤から良いリズムがつくれたので、それを維持したままゴールまで行くことを意識して走ったら良いタイムにつながりました」

 なお、《第8競技 成年男子 国体総合馬術競技》は馬場馬術競技を終えました。明日(10月7日)障害飛越競技を実施して順位が決定します。《第12競技 少年 団体障害飛越競技》は第1回戦と準々決勝が行われました。明後日(10月8日)の準決勝・決勝で順位が決定します。

《えひめ国体馬術競技》をインターネットで配信しています。視聴はこちらから
 

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2017 年 10 月 5 日
《えひめ国体馬術競技》 第1日速報-その2

【第5競技 少年 スピードアンドハンディネス競技】
 この競技には26人馬が出場しました。唯一60秒を切るタイムを出したのは杉本瑞生&サンドウィッチ・コア(福島県)で、59.66秒でした。2位は60.99秒の木村友哉&C’sセシル(奈良県)、3位は61.67秒の本富士雄&ディナスティ(鹿児島県)でした。


▲杉本瑞生&サンドウィッチ・コア
「止まることがない馬なので、僕が馬の邪魔をしないように静かに乗ることを意識していました。回転も言われた通りにできました。とにかく馬に助けてもらっています。明日の標準競技でも普通に帰ってこられるように頑張ります」

【第6競技 成年男子 ダービー競技】
 長丁場のダービー競技のコースには17障害(20飛越)が設置されました。オリジナルコースをクリアラウンドしてジャンプオフに進んだのは6人馬。タイムが早かった2人馬がそれぞれ1落下ずつしてしまい、ジャンプオフもノーミスで走行した4人馬のタイム勝負となりました。1位は増山大治郎&オーロラボレアリス(茨城県)34.51秒、2位は岡村実&ウロボロス(奈良県)34.75秒、3位は西塚重二&メジャーブラウン(埼玉県)35.24秒でした。


▲増山大治郎&オーロラボレアリス
「水が苦手な馬なので、水濠がどうなることかと心配だったのですが、意外と普通に入ってくれました。ジャンプオフでは小回りを意識して、あとは無心で走りました。満点ゴールして嬉しくて、さらに一番時計で二度嬉しいという感じでした。最終日は六段で兄弟対決します」
 

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2017 年 10 月 5 日
《えひめ国体馬術競技》 第1日速報-その1

《愛顔つなぐえひめ国体》が本日(10月5日)、兵庫県の三木ホースランドパークで開幕しました。初日の今日は6つの競技が行われました。

【第1競技 成年男子 馬場馬術競技】
 セントジョージ賞典で行われるこの競技には14人馬が出場しました。リオデジャネイロオリンピック出場コンビの高橋正直&ファブリアーノ58(群馬県)が、さすがの演技を見せて71.710%のハイスコアで優勝。同じくリオデジャネイロオリンピック代表の原田喜市(岡山県)は、今年から乗り始めたデミーロで68.105%を出して2位、3位は65.552%の小川尚也&Gロビン(岐阜県)でした。


▲高橋正直&ファブリアーノ58
「プレッシャーもありましたがなるべく意識しないようにして、馬とのコミュニケーションだけを考えて乗りました。自由演技でも気負い過ぎずに、のびのびとできればいいかなと思っています」

【第2競技 少年 馬場馬術競技】
 この競技には13人馬が出場しました。今年のヤングライダーチャンピオンの福岡珠緒&ティーダ(岡山県)が68.920%を獲得して3連覇を達成。2位は重藤エディット彬&エドワードエクリュ(神奈川県)67.131%、3位は楠本将斗&ドミナス(奈良県)66.394%でした。


▲福岡珠緒&ティーダ
「3連覇という目標を達成できて良かったです。でも、今日は小さなミスがいくつかあったので、自由演技ではそれを修正して思い切った演技をしたいです。少年競技最後の年になる来年も狙っていきたいです」

【第3競技 成年女子 二段階障害飛越競技】
 出場25人馬中、第1段階を減点0で走行して第2段階に進んだのは15人馬、第2段階もミスなく完走したのは10人馬の激戦となりました。それを制したのは重枝佑佳&シェーンヴァルト(山口県)で第2段階のタイムは31.46秒でした。そのあとに片山志保&エルドゥオール(徳島県)32.09用、木村早希子&ヴェリシナ(千葉県)32.37秒と続きました。


▲重枝佑佳&シェーンヴァルト
「下見の時には回転で内に行くかどうか迷っていたのですが、練習馬場でうまく回れたので本番も行くことにしました。うまくいって良かったです。この馬は少年競技にも出るので、そこで頑張ってほしいです」

【第4競技 成年男子 トップスコア競技】
 出場26人馬中14人馬が1000点以上を獲得するというハイレベルな戦いとなりました。そんな中、まったく同じ障害物をクリアして1460点で2人馬が並びましたが、佐藤賢希&美虎(長野県)が60.23秒で優勝、増山誠倫&ジョニーブロント(栃木県)が65.25秒で2位となりました。3位は1330点の龍田太朗&Nアコード(長崎県)でした。


▲佐藤賢希&美虎
「良かったです。僕が海外にいてしばらく乗れなかったのですが、家族がしっかり調整してサポートしてくれていたので、良い状態で競技に臨むことができました。スピード&ハンディネスも出るので、1点でも多くとれるように頑張りたいです」

 

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2017 年 10 月 4 日
《馬場馬術 審判員研修会 兼 1級検定試験》開催のお知らせ

《平成29年度馬場馬術審判員研修会 兼 馬場馬術審判員1級検定試験》の開催についてお知らせいたします。
研修会の受講や1級審判員への昇格検定試験の受験を希望される方は、後日、本サイトにて発表する各研修会の実施要項に従い申し込みをお願いいたします。


開催についてのお知らせはこちら
※各研修会の実施要項及び申込書は、後日、本サイトにて発表いたします。


第1回 九州・中国・四国地区
期 日:平成30年1月27日(土)~ 28日(日)
会 場:福岡県馬術競技場


第2回 関西地区
期 日:平成30年2月3日(土)~ 4日(日)
会 場:杉谷馬事公苑


第3回 関東・中部地区
期 日:平成30年2月24日(土)~ 25日(日)
会 場:御殿場市馬術・スポーツセンター


第4回 北日本地区
期 日:平成30年3月3日(土)~ 4日(日)
会 場:ノーザンホースパーク
 

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2017 年 9 月 28 日
《全日本馬場PartⅠ》出場権獲得人馬発表・エントリー受付開始

11月10日から12日まで御殿場市馬術・スポーツセンターにて開催します《第69回全日本馬場馬術大会2017PartⅠ》の出場権獲得人馬リスト・予備人馬リストを発表いたします。

《第69回全日本馬場馬術大会2017 PartⅠ》出場権獲得人馬リスト(PDF)

この出場権獲得人馬リスト・予備人馬リストは、以下を除いたランキングポイントの上位人馬によります。
①予選競技で使用する課目で得点率58%以上の成績を獲得したことがない人馬
②第4,5,6競技については、決勝競技で使用する課目の出場実績がない人馬

ランキングポイント閲覧ページでは、各人馬の獲得ポイントなど詳細がご覧いただけます。
また、S・M・Lクラスについては、決勝競技で使用する課目の出場実績がない場合、「平均P」の数値に「*」が表示されておりますので、併せてご確認ください。
ランキングポイント閲覧ページはこちらから

また、本日より大会のエントリー受付を開始しました。申込締切は、10月5日(木)必着です。
書類の郵送トラブルの心配がないオンラインエントリーを是非ご利用ください。

なお、予備人馬につきましては、締切日以降に大会実行委員会から連絡があった後にお申し込みください。
また、今回発表した予備人馬より下位からの繰り上げエントリーは行いませんのでご了承ください。

オンラインエントリーは大会ページから(各日の実施競技一覧もご覧いただけます)

※オンラインエントリーの場合でも、保護者承諾書ならびに録音利用明細書は書面での提出が必要ですのでご注意
ください。
 

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2017 年 9 月 23 日
《全日本エンデュランス》結果

 9月23日(土)、北海道河東郡鹿追町ライディングパークを発着とする特設コースにて、《第18回全日本エンデュランス馬術大会2017》を開催しました。今年の選手権(120km)には10人馬がエントリーし、午前3時にスタート。優勝は、中盤から単独トップに立って後続を突き放した荒井三冬&キセキノヒカリ(北海道エンデュランス協会)で、走行タイム9時間18分37秒、平均時速13.17kmでゴール。高校2年生の三冬選手は、2010年に全日本エンデュランス選手権を優勝した荒井亜紀選手の娘で、嬉しい親子制覇となりました。
 2位は榊原あかね&クロタケ(北海道エンデュランス協会)、3位は水野史朗&モザルト(北海道エンデュランス協会)で、出場9頭中5頭が完走しました。
 80km競技は出場13頭中6頭が完走。優勝は阿部睦也&ひまわりちゃん(北海道エンデュランス協会)、2位は中山泉美&ドクター((公社)神奈川県馬術協会)、3位は平井美夏&錦之介(北海道エンデュランス協会)。
 60km競技は出場13頭中8頭が完走。優勝は髙鳥勉&鈴の助(北海道エンデュランス協会)、2位は相沢万里佳&リン(RCクレイン伊奈)、3位は和田雅樹&アイリーン(東武RC&クレイン)となりました。




▲選手権優勝 荒井三冬&キセキノヒカリ



▲荒井三冬選手(写真左)とクルーたち


《最終結果》
全日本エンデュランス選手権(120km)
一般競技80km
一般競技60km
*全競技




 

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2017 年 9 月 22 日
《愛顔(えがお)つなぐえひめ国体》出番表掲載
10月5日から9日まで兵庫県三木市・三木ホースランドパークにて開催します《愛顔(えがお)つなぐえひめ国体 馬術競技会》の組合せ抽選会が、去る9月11日、(公財)日本体育協会の視察員立ち合いの下で行われ、各競技の出番が決定しました。

《愛顔(えがお)つなぐえひめ国体 馬術競技会》出番表はこちらから
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2017 年 9 月 22 日
総合馬術ネーションズカップに日本チーム出場

 ベルギーで開催されている総合馬術の国際競技会《CICO3* Waregem》に日本チームが参戦しています。
 メンバーは大岩義明選手、北島隆三選手、戸本一真選手です。3頭乗りの大岩選手は、ネーションズカップ(国別団体戦)にCALLE 44、個人戦にTHE DUKE OF CAVAN、ワンスター競技にCHANTELLE 2で、また、北島選手はKOKO DORO、戸本選手はTACOMA D’HORSETに騎乗してネーションズカップに参加しています。
 馬場馬術競技は21日・22日、障害馬術競技は23日、クロスカントリー競技は最終日の24日に行われます。


▲ネーションズカップに参戦している日本チーム
 
大会の公式サイトはこちらから(外部リンク)

 

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2017 年 9 月 19 日
《総合馬術強化合宿 第2期》 スタート
 《総合馬術強化合宿 第2期》を9月19日(火)~24日(日)まで三木ホースランドパークで開催しています。
 今回もオーストラリアからウィル・エンジンガー氏が講師として来日。訓練の様子はどなたでもご覧いただけますので、ぜひトップコーチによる指導を見学しにお越しください。




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