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アジア競技大会馬術競技速報 5
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お礼とご報告
総合馬術日本チーム団体銀メダル 金はカタールへ
個人金メダルは大岩義明選手とカンジャー・ブラック号
韓国のキム・ヒュン・チル選手のいたましい死から一夜明けた総合馬術競技の3日目、朝7時からのインスペクション終了を待って、出番表が発表されたのは、9時の競技開始のわずか20分前です。
試合開始に先立って全員が1分間の哀悼の黙祷を捧げました。不幸な事故の後なので授賞式後のウィニングランは行わないよう申し合わせがありました。
日本選手の出番1番は加藤大助選手とオムドゥグゥ号。2落下減点8、3日間 の総減点175.30で終了。昨日のクロスカントリーの2カ所の水濠での計3拒止による思わぬ大失点が悔やまれます。
「オムドゥグゥは今まで水を嫌ったことがないので、こちらにおごりがありました。着地のときにブロックした感じがあったので、もっと細かく気を配るべきでした」(加藤選手)
14番目の村上一孝選手とイントランジット号は2落下とタイム減点5。総減点77.70で終了。
「イントランジットは馬場が得意なのですが、初日にカタール選手の次の出番で、応援の拍手と声援で馬がかりかりしてしまって、思うように動けなかったのが、今大会の不調の原因です。大会前のトレーニング不足もありますね」(村上選手)
初日3位、2日目クロスのタイム減点で10位に後退してしまった細野茂之選手とイペカ号は2番、3番、5番……と落下、集中力を欠いた走行で計5落下、減点20を付けてしまいました。
「イペカは緊張しすぎて馬場に入っても花などを見て、心ここにあらずという状態でした。それをコントロールできなかった自分が情けない。若馬で大きな大会 に初出場ですからよくやってくれたと思います。人馬のつきあいが短かったので、これからです」(細野選手)
日本は団体ではカタールの首位を奪い返せないことになりましたが、残るは大岩義明選手の個人金メダルの確保への期待です。クロスカントリー終了時で3位に上がってきたマレーシアのハスレフ・マレク・ジェレミアと芦毛のダシュパー号との差は12.8。2位カタールのアブデュラ・アルエジャイルとクインテン号との差は6.20。マレク・ジェレミアは1落下で終了し、アルエジャイルはノーミス。大岩選手にプレッシャーをかけます。許されるのは1落下だけ。
やりました。大岩選手とカンジャー・ブラック号、1落下で終了し、ついに金メダルを手にしました。アーヘン馬術世界選手権大会で世界の強豪を相手に18位をマークし、続いてアジアの覇者となりました。
「トレーナーのホイ夫妻が何かと手伝ってくれ、安心して競技に打ち込めました。ヨシがいつもやっているようにやればいい、と信じてくれています。カンジャー・ブラックは初日の馬場では入れ込んだのですが、かちゃかちゃするところを抑えることができました。3日間すべてうまくいきましたが、クロスカントリーでは、いつも雨が多いイギリスで乗っているので、あれぐらいの雨は慣れています。カタールの選手はクロスカントリーで実にポジティブに乗っていたから、好成績は当然です。カタール選手の馬もよくトレーナーも立派な人たちです。
私の勝因ですか? 『勝ちたい』と願ったことです。これからの目標はもちろん北京オリンピックです」(大岩選手)
総合馬術の表彰式は午前中に終了し、午後からは障害馬のインスペクション。全頭無事通過しました。障害の第1戦は10日にスタートします。
8日夜、ドーハのラマーダホテルにて総合馬術選手を囲んで祝勝会が開かれました。米山順チームリーダー、やっと笑顔が出た衛藤賢二監督、金メダリスト大岩選手の師匠アンドルーとベティーナ・ホイ夫妻、総合チーム公式コーチのバリー・ロイクロフト氏、総合馬術の国際審判員として頑張った鈴木瑞美子さん、天谷獣医師、装蹄師の多田直基さん、それに家族、サポーター、明日から選手交代する障害チームのメンバー……金、銀合わせて2個のメダルを獲得して意気はいやが上にも上がります。次は障害チーム、頼んだぞ!!
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| 日本選手の個人最終成績(3日間の総合減点) |
| 1位(金メダル) | 大岩義明 | カンジャー・ブラック号 | 44.50 |
| 14位 | 村上一孝 | イントランジット号 | 77.70 |
| 16位 | 細野茂之 | イペカ号 | 81.90 |
| 24位 | 加藤大助 | オムドゥグゥ号 | 175.30 |
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| 団体 |
| 1位(金メダル) | カタール | 182.30 |
| 2位(銀メダル) | 日本 | 204.10 |
| 3位(銅メダル) | インド | 244.90 |
| 4位 インドネシア(246.20)5位アラブ首長国連邦(250.20) 6位マレーシア (307.90)(韓国は辞退) |
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この時点で獲得メダル数を比べると、日本は計4個(金1、銀2、銅1)で1位、2位マレーシア3個 3位は獲得数2個の韓国とカタール、5位1個のインドネシアとなっています。
現地取材・撮影/大久保登喜子
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| 大岩義明選手とカンジャー・ブラック号 |
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| 村上一孝選手とイントランジット号 |
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| 細野茂之選手とイペカ号 |
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| 加藤大助選手とオムドゥグゥ号 |
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| 表彰台の大岩義明選手(金メダル)、
左が銀のカタール アブドゥラ・アルジェイル選手、
右が銅のマレーシア ハスレフ・マレク・ジェレミア選手 |
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| 表彰台左が日本チーム(銀メダル)、中央が金のカタール、右が銅のインドネシア |
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| 金・銀メダルで笑いが止まらなくなった…
左から大岩・細野選手、ベティーナ・ホイ選手、
バリー・ロイクロフト氏、村上選手、
アンドルー・ホイ選手、加藤大助選手、鈴木瑞美子審判員
(祝勝会で) |
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| 同じく祝勝会で左から衛藤監督、米山チームリーダー、東良弘一障害監督 |
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アジア競技大会馬術競技速報 4
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12月7日
韓国選手の悲しい死
日本チームは2位に後退
大岩義明選手1位の座をキープ
12月7日、朝から土砂降りの中で総合馬術のクロスカントリーが行われました。
10 番の細野茂之選手が走行を終えた直後、11番の走者韓国のキム・ヒュン・チル選手が“羊小屋”と名付けられた8番障害を飛越する際、人馬転倒し、バンダバーグ・ブラック号の下敷きになって死去しました。キム選手のスタートが10時ちょうどで、DAGOC医師団の発表によると、「医師団がすぐさま8番障害に駆けつけたとき、脈は すでになく、蘇生処置を施しながら病院に運んだが、10時15分死亡が確認された」ということです。
キム選手は47歳で韓国チームの最年長、釜山アジア競技大会のときの団体銀メダリストです。
韓国オリンピック委員会(キム・ジュン・キル会長)は、メーン・プレスセンターで記者会見を開き、事故を報告。DAGOC (ドーハ アジア競技大会組織委員会)からは深い哀悼の意が表されました。
競技は3時間の中断の後、事故があった8番障害をコースから除いて、午後1時半から再開されました。キム選手の死が告げられ、全員が馬場で1分間の黙祷。雨は容赦なく降り続きます。
地元カタール恐るべし
6日の調教審査を1位で終えた日本チームですが、クロスカントリーは雨による馬場状態がきわめて悪い中での走行となり、圧倒的に地元カタールが強みを見せ、上位5名のうち3名がカタール選手です。1位の座はカタールが奪取し、その差は現時点で10.10。3位は引き続きインドネシアです。
日本選手では大岩選手がひとりノーミスでタイムインし(規定タイムより1秒速い4分44秒)、個人トップの座をキープ。明日の余力審査に備えます。1落下以内なら確実に金メダル。
師匠のアンドルーとベティーナ・ホイ夫妻が愛弟子に付きっきりでアドバイスしています。
加藤選手は、2つの水濠でトータル3回の反抗があり大きな減点となりましたが、人馬共に元気にゴールしました。
団体銅メダル、個人銀メダルを獲得した馬場チームの馬は6日の深夜ドーハを発ち、ヨーロッパに帰っていきました。4人の選手と長島修二監督もすでにドーハを離れています。
12月5日夜、団体銅メダル、個人銀メダルの4選手を囲んでドーハ・マリオットホテルにて馬場馬術チームの打ち上げの会が催されました。米山順チームリーダー、衛藤総合馬術監督をはじめ各選手の家族、コーチ、グルーム、天谷獣医師など多数が集いました。今回のアジア競技大会馬場馬術出場選手はヨーロッパをベースに活動しているので、顔なじみが少ないかもしれません。写真の前列メダリストたちです。
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| <クロスカントリー終了後の日本選手の成績> |
| 1位 | 大岩義明 | カンジャー・ブラック号 |
1日目 | 40.50 | 2日目 | 0 | 計40.50 |
| 10位 | 細野茂之 | イペカ号 |
1日目 | 50.70 | 2日目 | 11,20 | 計61.90 |
| 14位 | 村上一孝 | イントランジット号 |
1日目 | 59.50 | 2日目 | 5.20 | 計64.70 |
| 26位 | 加藤大助 | オムドゥグゥ号 |
1日目 | 53.30 | 2日目 | 114.00 | 計167.30 |
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| 団体 |
| 1位 | カタール | 減点157.00 |
| 2位 | 日本 | 減点167.10 |
| 3位 | インドネシア | 減点189.20 |
| 4位インド 5位アラブ首長国連邦 6位マレーシア |
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現地取材・撮影/大久保登喜子
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| 大岩義明選手とカンジャー・ブラック号 |
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| 村上一孝選手とイントランジット号 |
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| 細野茂之選手とイペカ号 |
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| 加藤大助選手とオムドゥグゥ号 |
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| ドーハ・マリオットホテルに集った
馬場馬術の団体銅メダリストを囲んだ応援団一同。
最前列が馬場馬術選手、左から高橋正直選手、桜井亜須歌選手、
坂本久美子選手、野下由希子選手(団体銅、個人銀メダル) |
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アジア競技大会馬術競技速報 3
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日本チーム出だし好調
調教審査終了後 団体1位
総合馬術の第1日目、調教審査(ドレッサージュ)が朝9時から始まりました。
参加は32人馬。団体は7チーム。個人が5名。
タイはチーム参加の予定でしたが、馬の血液検査の結果、3頭が本国に送り返され、2選手のみの個人参加となりました。地元カタールは団体に加え、個人1名の参加。インドネシアがアジア大会総合馬術初参加で健闘しています。
日本選手の中で出番が1番の村上一孝選手とイントランジット号は60.32%(減点59.50)、続いて細野茂之選手とイペカ号66.19%(減点 50.70)の高得点を出して暫定1位。期待の大岩義明選手はカンジャー・ブラック号に騎乗して73.02%(減点40.50)の最高点をたたき出し、細野選手と1位の座を交代しました。ニュージーランドのファイフ審判は76.67を付けています。
最後に出場の加藤大助選手は「速歩が抜けてしまった」と言いながら64.45%(減点53.30)。カタールのアルエジャイルが68.89%を出して、大岩選手と細野選手の間に割り込み、2位。
まず、1日目の出だしは好調です。
明日7日のクロスカントリーは、ビーチバレーの会場に隣接した特設コース。大きな池を取り巻くように経路が広がり、起伏はないが、水濠が3カ所に設置された面白いコースです。
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| 〈12月6日総合馬術・日本選手調教審査の成績〉 |
| 1位 | 大岩義明 | カンジャー・ブラック号 |
73.02% | (減点40.50) |
| 3位 | 細野茂之 | イペカ号 |
66.19% | (減点50.70) |
| 6位 | 加藤大助 | オムドゥグゥ号 |
64.45% | (減点53.30) |
| 14位 | 村上一孝 | イントランジット号 |
60.32% | (減点59.50) |
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| 団体 |
| 1位 | 日本 | 減点144.50 |
| 2位 | カタール | 減点156.20 |
| 1位 | インドネシア | 減点161.60 |
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(4位 インド 5位 マレーシア 6位 韓国 7位 アラブ首長国連邦)
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現地取材/大久保登喜子
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| 大岩義明選手とカンジャー・ブラック号 |
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| 細野茂之選手とイペカ号 |
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| 加藤大助選手とオムドゥグゥ号 |
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| 村上一孝選手とイントランジット号 |
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アジア競技大会馬術競技速報 2
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野下由希子選手馬場馬術個人銀メダル
高橋正直選手、5位と健闘
12月5日(火)
ドーハ/2006 アジア競技大会、馬術競技2日目です。今日は個人戦2回目(昨日の団体戦が1回目にあたる)が午前8時から開始されました。
昨日4日の団体戦で、僅差でマレーシアに敗れ、銅メダルになった日本チームですが、今日は参加7カ国から公平に各2名、14人馬の出場です。
昨日の暫定個人ランキングでは上位10名の中に韓国選手が4名、日本2名、マレーシア2名、香港・カタールが各1名という数です。
日本からは野下由希子選手とランチェスター・コウコ号(暫定2位)、高橋正直選手とクリーブランド2号(暫定7位)が出場です。
高橋選手は「昨日よりリラックスできた」と健闘し、64.711%。 野下由希子選手は昨日、「金メダルがほしかったのに残念、明日こそもっと光るメダルがほしい」と正直な発言をしていましたが、さらにポイントを上げて66.572%を出し、暫定1位になりました。
昨日3位のマレーシアのマーマド・ファティルとチャーミング8号もさらにポイントを上げ、66.222%を付けましたが、野下選手には及びません。
最終出番の韓国選手2名のうち、先に出た昨日の勝者スーとカレオストロ号は1点近くポイントを下げ、野下選手のトップの座は続きます。韓国のアンカー、チョイとダンシングボーイ号が素晴らしい演技で、各審判66~68%を付け(韓国の朴審判は70%ちょうど)、平均68.311%をたたき出し、野下選手の1位の座もこれまでとなりました。午後2時からのファイナルは音楽付き自由演技です。出場数はカザフスタンと台湾が各1名ずつ落ちて12人馬。かなりアジア的な選曲が多く、そのあたりが日本国内やヨーロッパの競技会とは趣を異にします。
注目の野下選手とランチェスター・コウコ号は軽いミュージカルの音楽に合わせて、68.200%の高得点をつけ、昨日までの得点と合わせて暫定1位。残るは韓国の2人です。
釜山アジア大会のタイトルホルダー、チョイとダンシングボーイ2号が71.500%で決めてきました。昨日1位のスーと芦毛のカレオストロ号は後退し、野下選手の2位の座は決定です。
初めてビッグな大会に出場して銀メダルを獲得した野下選手、おめでとう!
これで日本は馬場馬術団体銅メダル、個人銀メダル。とりあえずメダル2個獲得です。
| 馬場馬術個人日本選手の成績 |
| 2位 | 野下由希子(ランチェスター・コウコ号) |
67.115 |
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| 5位 | 高橋正直(クリーブランド2号) |
65.274 |
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現地取材/大久保登喜子
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| 野下由希子選手とランチェスター・コウコ号 |
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| 高橋正直選手とクリーブランド2号 |
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| 表彰台での野下由希子選手、
中央金メダルのチョイ・ジュン・サン選手、
右銅メダルのマレーシアのマハマド・ファティル選手 |
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アジア競技大会馬術競技速報 1
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12月4日馬術競技初日、馬場馬術団体は日本銅メダル
(野下由希子選手は個人2位)
12月1日に開幕した第15回アジア大会(ドーハ/2006)の馬術競技第1日目は12月4日(月)、馬場馬術の団体戦です。
ドーハはペルシャ湾にしずくのような形で突き出た半島に位置するカタール国の首都、三方を海に囲まれた国の東海岸にあります。炎暑の砂漠地帯を想像すると、12月のドーハの涼しさには驚きます。夜は10度C近くまで気温が下がり、日中でもせいぜい20度C、馬にも人にも過ごしよい気候の中で競技が始まりました。
馬術競技の会場は、ドーハのシティセンターから南東へ車で30分ほどの距離にあるDoha Racing & Equestrian Club。競馬場に隣接した円形のアリーナです。町の中心部は超高層のタワービルが屹立して、急成長した国の豊かさを見せつけますが、この辺までくると乾いた地面と低い建物しかなく、のんびりしたアラビア・ムードが漂っています。
12月1日午前9時いよいよ競技開始、25人馬7チームの出場です。今日は団体の決勝と個人の第1回戦。日本選手でいちばん出番が早い坂本久美子選手とラバノ号が落ち着いた演技で61.500%を取って暫定1位。地元カタールの選手が出てくると、馬が興奮するほどの声援が送られます。そして、カタール選手の出番中運動課目を説明(解説ではない)するアナウンスが付きます。
予想通りに強いのが韓国で、前回の釜山アジア競技大会のときは馬場の団体、個人とも金メダルでしたが、今回はさらに洗練の度を増しています。
高橋正直選手とクリーブランド2号が正確な演技で64.611%を出して暫定2位で午前の部を終了。1時間半の長い昼休みのあと、各国がさらに強い選手を出してきます。
桜井亜須歌選手とヴァッテンキッカー号がきれいな伸長速歩、ハーフパスを見せ61.556%。日本の団体3位は決まり。休憩の後、最終出番の4人馬での決戦となりました。マレーシアのマハマド・ファチル選手のチャーミング8号が実に美しい歩様を見せ、66.000%を出してトップに立ちました。続いて野下由希子選手とランチェスターコウコ号。国内ではあまりなじみがないが、ドイツのヒンネマン厩舎で長年学んでいる選手です。精密でエレガントな演技で 66.278%。ファチル選手を抜いてトップに躍り出ました。残る手強い相手は出番がラストの韓国のスー選手とカレオストロ号。最後に66.444%を付けて野下選手を0.055%差で破りました。結局、韓国団体金の座をゆるがすことはできませんでした。
日本はわずかな点差でマレーシアに敗れ3位に落ち着きましたが、からくも初日にメダルを1個獲得。明日5日の個人戦に望みをかけることになりました。
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| 〈馬場馬術団体成績〉=上位3人のアベレージ |
| 1位 | 韓国 | 65.777 |
| 2位 | マレーシア | 64.222 |
| 3位 | 日本 | 64.185 |
| 4位 | 香港 | 61.093 |
| 5位 | 台湾 | 60.037 |
| 6位 | カタール | 60.037 |
| 7位 | カザフスタン | 58,815 |
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現地取材/大久保登喜子
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| 野下由希子選手とランチェスターコウコ号 |
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| 橋正直選手とクリーブランド2号 |
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| 桜井亜須歌選手とヴァッテンキッカー号 |
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| 坂本久美子選手とラバノ号 |
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| 銅メダルの日本チーム |
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「馬術情報」12月号とアジア大会結団式速報
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「馬術情報」11月号速報
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「馬術情報」10月号速報
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アーヘンWEG 2006速報 11
WEG Aachen 2006 競技日程・出場順・成績
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速報2 |
速報1
優勝オランダチーム(11.01)
2位アメリカ(18.85)
3位ドイツ(19.16)
日本チームは18位(63.65)で終了
8月31日障害馬術の3戦目が行われた。団体戦の2回目、上位10チームに入れなかった日本はすでに団体18位が確定している。杉谷泰造選手、板倉祐子選手が出場、個人での上位ランキングを目指した。 日を追うごとに障害は大きくなり、困難になる。杉谷選手とオベリックス号は昨日までの成績26位でスタート。ベスト25に残りたいところだ。
出だしは好調だったが、6番の高さ161cmの狭小な障害でつまずいてから一度は持ち直したが、結局減点21を喫し、3日間の総合減点28.03で55位に落ち着いた。団体戦が終了したのは午後11時過ぎ。表彰式が済んで、日付が変わってもまだ観客は熱狂している。
障害馬術は9月2日ベスト25の個人戦が行われ、3日の最終日にはベスト4が次々馬を乗り換えるWEG独特の優勝決定戦が行われる。アーヘンからの速報は今回で終了します。続報は「馬術情報」10月号をお楽しみに。
現地取材・撮影/大久保登喜子
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日本選手の総合成績 |
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杉谷泰造選手とオベリックス号 | 28.03 |
55位 |
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板倉祐子・ポートフリート号 | 54.66 |
75位 |
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佐藤英賢選手とカヤックDH号(2日間) | |
102位 |
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| 表彰式で(優勝オランダチーム) |
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アーヘンWEG 2006速報 10
WEG Aachen 2006 競技日程・出場順・成績
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杉谷泰造選手減点0!
(障害馬術2戦目)
8月30日(水)正午から障害馬術団体2戦目、ネーションズカップ戦が戦われました。今日は2回走行の1回目で、上位10チームが明日(31日)の2回目に進むことができます。結果として日本は団体18位。杉谷泰造選手とオベリックス号の減点0走行のお陰で23位から5位も躍進できました。板倉祐子、佐藤英賢両選手も昨日より調子が出てきて、成績向上。高さ160cmの難コースを走破しました。
杉谷泰造選手とオベリックス号は危なげのない満点走行を果たし、世界のトップと肩を並べました。アーヘン・スタジアムを埋めた47,000人の大観衆が惜しみない拍手を送ってくれました。
昨日1位だったアメリカのビージー・メイデンとオーセンティック号は今日も減点0でトップを維持。2位カナダのエリック・ラマズとヒックステッド(0.39)、3位オランダのゲルコ・シュローダーとユーロコマースベルリン号(0.43)。
団体1位オランダ(7.01)、2位ウクライナ(13.17)、3位アメリカ(14.85)、
4位にやっとドイツ(15.16)が付けています。
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日本選手の1日目・2日目合計点(個人) |
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杉谷泰造選手・オベリックス号 | 7.03 |
26位 |
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板倉祐子・ポートフリート号 | 12.66 |
77位 |
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佐藤英賢・カヤックDH号 | 34.96 |
97位 |
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日本チームの団体成績 | 63.65 | 18位/25カ国 |
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なお、31日(木)の2回目走行は日本は団体としては参加できませんが、個人のトップ25選考のために杉谷、板倉の両選手が出場できます。31日は午後6時20分スタート。ナイター戦で優勝チームが決まるのは真夜中になりそうです。経路は日を重ねるにつれて大きく、難しくなり、戦いの火花が散ります。
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| 最終障害を完飛した杉谷泰造選手とオベリックス号 |
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| 板倉祐子選手とポートフリート号 |
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| 佐藤英賢選手とカヤックDH号 |
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