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2017 年 5 月 27 日
《全日本ヤング総合》2日目速報!

 《第38回全日本ヤング総合馬術大会2017》は大会2日目の今日(5月27日)、クロスカントリー競技を実施しました。

 ヤングライダー選手権には10人馬が参加しており、初日1位の中村幸喜&明鳳(明治大学)と同2位の佐々紫苑&瑞龍(早稲田大学)はともに減点0、インタイムでゴールして、初日の減点と順位をキープしました。3位には初日7位だった渡邊瑞生&桜里(日本大学)が上がってきました。2日間のトータル減点は、中村&明鳳が48.5、佐々&瑞龍が49.5と僅差、渡邊&桜里は57.5です。


▲中村幸喜&明鳳
「僕も馬もJRA馬事公苑のコースに慣れていたので、山梨のアップダウンのあるコースはペース配分や走り方が違って、戸惑う部分がありました。去年と一昨年はタイムオーバーが敗因で、今年は何とかインタイムしなくてはと思っていたので、インタイムでゴールできてホッとしています。この馬とのコンビで、総合馬術競技の障害馬術では落下したことがないので、明日も馬を信じて頑張ります」

 CCI2*競技は厳しいタイム設定のなか、中島悠介&クレジットクランチ(RCエトワール)が17秒オーバーでゴールして2日間のトータル減点57.3で首位に立ちました。2位は篠原正紀&クィドノヴォール(八王子RC)減点82.6、3位は不従順があってトータル減点87.0となった佐藤賢希&スターファイターCR(明松寺馬事公苑)です。


▲中島悠介&クレジットクランチ
「タフなコースでしたが、馬がよく応えてくれました。ジョン・ニコルソンさんの素晴らしいコースのおかげで、人馬の課題が浮き彫りになって、秋に向けてどのようにトレーニングを積んでいけばいいのかを教えてもらえた気がします。明日はまずはインスペクションを通すことが第一ですが、通過した後は、今回は点差があるので、あれだけのタフなコースを走った後の調整や乗り方を、これまでとは少し変えて試してみたいです」

 CIC2*競技もタイム設定が厳しく、順位が動きました。初日2位だった弓良隆行&ポーチャーズホープ(RCクレイン京都)が39秒オーバーでゴールして、2日間のトータル減点70.1で首位に立ちました。村上一孝&ティベント(パートナーHC)は69秒オーバーでトータル減点75.6で2位、伊藤正平&イプシロン(東武RC&クレイン)が減点91.2で3位につけています。


▲弓良隆行&ポーチャーズホープ
「僕がイギリスにいた時に乗っていた馬で、日本では初めての競技でした。馬も1年ぶりぐらいの野外だったので、いろいろ試しながら乗ったら少し馬が疲れちゃったかなというところもありました。でも、しっかり飛んでくれました。今日のコースはいい勉強になりました。スタジアムジャンプが得意な馬なので、明日は、前に乗っていた時の感じを取り戻したいと思っています」

 CCI1*競技は、唯一インタイムでゴールした平永健太&デラーゴ(RCクレイン栃木)が初日の減点51.9をキープして1位に立ちました。19秒オーバーの平井康之&バーリントンスター(服部緑地乗馬センター)がトータル減点70.3で5位から2位に浮上、笠原太朗&ロブB(JRA馬事公苑)が減点72.8で3位につけています。


▲平永健太&デラーゴ
「今日はいい走行ができたと思います。馬は海外で3スターも経験していますが、コンビは今シーズンからで、今回が初めての競技です。コースはとても勉強になるもので、良いリズムで走るということが掴めた気がします。馬も体力があり、走っていて楽しかったです。明日の障害馬術では一つ一つ丁寧に乗って、減点0で帰ってきたいです」

 最終日の明日は障害馬術競技を行い、各クラスの最終順位が決まります。
 2日間(馬場馬術+クロスカントリー)の全競技結果はこちらからご覧ください。
 

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