会員の除名処分について
当連盟の登録団体会員である株式会社東関東ホースパークおよび同社代表取締役である登録個人会員の鯨岡啓昌氏を除名処分といたしました。
同社および同氏は、5頭の乗馬の注射・薬浴・投薬証明手帳に、獣医師の名前を無断で使用して虚偽の馬インフルエンザ予防接種歴を記載し、そのうち4頭を延べ43回の当連盟公認競技に出場させました。
このことは、馬インフルエンザの予防とまん延を防止しようとする防疫上の目的を損なう行為(「検査・予防接種実施要領」に違反)であり、馬術界全体の信用を損なうのみならず、日本の馬産業全体において重大な危機を招くおそれがあり、看過することはできません。当連盟の名誉を著しく損なうこれらの行為は「日本馬術連盟定款第9条」に該当します。
さらに、同氏は本件に関する当連盟倫理委員会の調査において、虚偽の陳述・報告などの妨害を行いました。
この一連の行為は極めて悪質であることから、平成29年1月14日の臨時総会において除名処分を決定したものです。
平成29年1月14日
公益社団法人日本馬術連盟 理事長 春田 恭彦
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