障害馬術本部
2020 年 9 月 22 日
《全日本ジュニア障害》各年代のチャンピオン決定!
 《第44回全日本ジュニア障害馬術大会2020》は今日(9月22日)各クラスの選手権競技を行いました。

 ヤングライダー選手権競技には29人馬が出場、8人馬がジャンプオフに進みました。最初に走行した上野きり&クワコート(つま恋乗馬倶楽部)が、小回りを利かせて速い足取りでクリアラウンド、36.69秒を出しました。中島双汰&ダイワシュガー(中島トニアシュタール)は元競走馬の脚を活かして36.43秒とわずかに上回りましたが、1落下。杉江俊哉&C’sファラー(乗馬クラブクレイン東海)が減点0、39.49秒、最終出番の滝澤和希&CRNディガー(乗馬クラブクレイン千葉富津)も果敢に攻めてクリアラウンドしましたが、37.49秒とトップには届きませんでした。
 上野&クワコートが2年ぶり2回目の優勝、滝澤&CRNディガーが2位、杉江&C’sファラーが3位となりました。

▲上野きり&クワコート
「2年前は馬の力だけで勝ちましたが、それからコンビを深めて手応えを感じてきていて、今年は馬を信頼して臨むことができました。ジャンプオフは出番が最初だったので、思い切っていきました。ヤングライダー最後の年に絶対に勝ちたいと思っていたので、本当に良かったです。2年前から大障害にも挑戦しているので、これからはシニア選手に交じってチャレンジャーとして頑張っていきたいです。まずは全日本障害Part Iが目標です」

 ジュニアライダー選手権競技には40人馬が出場、15人馬がジャンプオフに進みました。最初の出番だった藤田かれん&シュタルクリーガー(藤沢乗馬クラブ)が積極的に走行して31.67秒でクリアラウンドし、後続にプレッシャーをかけました。これを上回るタイムはなかなか出ませんでしたが、最後から3番目の長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル(那須トレーニングファーム)が29.54秒を出してトップに立ちました。最終出番の広田大和&オラシオン・デ・オーロ(那須トレーニングファーム)もスピード感のある走りを見せましたが、わずかに届かず30.25秒でした。
 長谷川&プランス・エトワール・クリスタルが初めての優勝、広田&オラシオン・デ・オーロが2位、藤田&シュタルクリーガーが3位となりました。

▲長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル
「今年は受験勉強などがあってほとんど練習できていなかったので、勝とうというよりは楽しもうと思っていたのですが、エトちゃんが本当に頑張ってくれて優勝することができました。去年はタイムが一番早かったのですが1落下してしまって本当に悔しい思いをしました。今日のジャンプオフは思った通りの走行がばっちりできました。来年はヤングで優勝目指して頑張ります」

 チルドレンライダー選手権競技には59人馬が出場、18人馬がジャンプオフに進出する激戦でした。ダブルクリアラウンドは4人馬。門岡祐樹&エルフ(北熊本乗馬クラブ)が力強く馬を推進して34.73秒のトップタイムを出しました。門岡選手は全日本ジュニア大会は初出場、初優勝となりました。2位は36.40秒の浅川駿萬&晴喜(静岡乗馬クラブ)、3位は37.82秒の西森琴&大将(明石乗馬協会)でした。

▲門岡祐樹&エルフ
「優勝したのは祖父やサポートしてくださる皆様のおかげだと思っているので、これからも期待に応えられるように頑張ります。110cmクラスに初めて出たのが7月の大会で、そこで権利をとってこれが2回の大会でした。全国のトップ選手が集まっていて勉強になりましたし、僕ももっと上にいかないといけないと思いました。来年はジュニアライダーに出たいと思います」

大会の全結果はこちらからご覧ください。



 
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