障害馬術本部
2022 年 8 月 21 日
《全日本ジュニア障害》最終日レポート
 《第46回全日本ジュニア障害馬術大会2022》は最終日の今日、各クラスの選手権競技(決勝)を実施しました。

 ヤングライダー選手権には26人馬が出場しました。ジャンプオフに進んだのは6人馬。ジャンプオフ最初の出番の小林弥生&コンティーナ(STAR HORSES)が31.10秒の早いタイムでクリアラウンドし、後続はそれを追いかける展開になりました。誰もそのタイムを超えないまま最終出番の岡本果林&ジゴロ(ドリームファーム)が登場。31.09秒を叩き出し、わずか100分の1秒差で優勝を決めました。3位は31.96秒の吉田光佑&アルボア(早稲田大学馬術部)でした。
 岡本果林&ジゴロのコンビは、昨年のジュニアライダー選手権優勝人馬。ジュニア、ヤングと2つのクラスのチャンピオンになりました。


▲岡本果林&ジゴロ
「今年はヤングライダー1年目だったので、チャレンジャーという気持ちで臨みました。緊張しましたが、ジゴロの力を信じてジャンプオフでは『勝てる』と思って走行しました。最強のパートナーです。この後、ジゴロは夏休みで、しばらくゆっくりさせようと思っています」

©c3.photography
▲岡本選手にはエルメス賞(エルメスの鞍)が贈られる

 ジュニアライダー選手権には33人馬が出場、11人馬がジャンプオフに進みました。最初に走行した瀬口竜也&ヒカリサーベル(カシオペアライディングパーク)が42.35秒でクリアラウンドすると、鈴木爽日&アヴィオン(Bell Stable)が36.88秒、秋葉大地&アルコラド(桑折町ホースパーク)が36.54秒と続き、最後から2番目に走行した渡辺明&ジャンヌ(奈良県馬術協会)が34.84秒で一気にタイムを縮めました。最終出番の瀧田玲&グッドルーカス(那須トレーニングファーム)は36.76秒でした。
 優勝は渡辺&ジャンヌ、2位は秋葉&アルコラド、3位は瀧田&グッドルーカスとなりました。


▲渡辺明&ジャンヌ
「今年は勝つ気でいたので、優勝できて嬉しいです。初めの走行では馬に助けてもらったところがあったので、ジャンプオフでは馬を助けられるようにと思って走りました。元々とても足が速くてうまく乗ったら勝てると思っていたので、プラン通りにいけて良かったです」

 チルドレンライダー選手権には57人馬が出場、19人馬がジャンプオフに進出する激戦でした。ダブルクリアラウンドは6人馬。盛本悠月&ルスティカーナ(RASTER STABLE)が27.81秒で優勝、小泉可憐&クゥエンティン(北総乗馬クラブ)が28.47秒で2位、井澤優&マリアンハタンゴアA(Tokaiホースパーク)が29.09秒で3位でした。


▲盛本悠月&ルスティカーナ
「とっても嬉しいです。オリジナルコースではめちゃくちゃな走行になってしまったのですが、ジャンプオフでは踏み切りを気にせずに行こうと言われて、プラン通りにうまく走れました。来年はもしかしたら120cmクラスに上がるかもしれませんが、また活躍できるように頑張ります」

大会の全結果はこちらからご覧いただけます。

 
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