5月30日~6月1日にJRA馬事公苑で開催する《CDI3*/1* Tokyo 2025(5月)》について、本日より、オンラインエントリーの受付を開始いたします。
実施要項をご確認のうえ、大会ページより、エントリーをお願いいたします。
申込締切は5月1日(木)です。
実施要項および大会ページは
こちら。
なお、本大会には、海外から5人の国際審判員が来日します。世界で活躍する審判員の皆さんをご紹介します。
SEEFRIED Mary(オーストラリア)Level4/5*

世界でも30名ほどしかいないオリンピックレベル(レベル4/5*)のFEI馬場馬術審判員。2013年からJSP(ジャッジ・スーパーバイザリー・パネル:公正な審判を確保するために、世界的な主要大会において指名されるパネル)を務めている。東京2020オリンピックでは技術代表、World Cup Final in Riyadh 2024およびParis Olympic Games 2024のJSPとして従事。また、オーストラリア地区およびアジア地区の審判の育成に尽力するとともに、選手に対して審判の目線から見た評価ポイントを指導している。
「TOKYO2020オリンピックの思い出の競技場に再び立つことができるのを楽しみにしています。今回の大会が選手役員の皆さんにとって素晴らしい大会になることを願っています」
HALSALL Clive(イギリス)Level4/5*

グランプリライダーとして活躍する傍ら国内審判として20年のキャリアを持ち、国際審判としても12年にわたってヨーロッパの数多くの大会に従事している。また、2018年からはイギリスのU21の顧問コーチとしても活躍し、2023年にはBritish Dressage Medal of Honourを受賞している。
「今回が2回目の訪日になります。この短い間に日本の馬場馬術が進化を遂げたのか今からワクワクが止まりません。すべての選手がこのCDI TOKYOでベストを尽くし、日本の馬場馬術ファンがこの素晴らしい競技会を共に楽しんでくれることを願っています」
VENTURA Jane(オーストラリア)Level3/4*

40年以上オーストラリアの国内審判として活躍するとともに、ヤングホースの審判員、また近年はパラ馬術審判員にも活動の範囲を広げている。アジア地区だけでなくヨーロッパ各国でも活躍している。また、オーストラリア地区およびアジア地区の審判員育成に尽力するとともに、教育プログラム構築の指導的立場にある。
「皆さんが日々努力されていることに自信を持って競技に臨んでください。トレーニングスケールに則った従順性と調和のとれた運動をすることにフォーカスしてください。それが高い評価につながります。皆さんが今回の競技会で過去最高の演技をされることを期待しています。Good luck!」
LOVE Mura(ニュージーランド)Level3/4*

FEI 馬場馬術およびパラ馬場馬術のレベル3審判員資格を持ち、各国のCDI、CPEDIで活躍するとともに、総合馬術競技においても審判員を務めている。グランプリクラスの馬場馬術選手として活動していたバックグラウンドを持ち、国内クラスの審判養成講習会の講師としても活躍している。
「今回の大会に出場されるすべての選手の皆さんが、愛馬とともにベストを尽くしてくださることを楽しみにしています。そして、その馬も競技を終えればスターです。競技が終わったらしっかりとケアして再び次のステップに進んでいってください」
BARBA Vittorio M.(フィリピン)Level3/4*

若い時に最初に夢中になったのは総合馬術だったが、ウラ・ザルツゲバーに出会って馬場馬術を始め、1995年東南アジア選手権大会で優勝。国際馬場馬術審判員と?て活躍するかたわら?オーストラ?アの馬場馬術サーキットでトレーナーをしている。近年は、フィリピンだけでなく、インドネシア、シンガポール、ベトナムそして日本でも活動している。2019年にタイ・パタヤで開催されたFEIアジア選手権大会、タイや中国で開催されたCDIでも審判を務めた。
「1970年の大阪万博スタッフだった母に連れられて大阪を訪問したのが、私と日本との出会いです。また、FEIジャッジになるために初めてシットインをしたのも日本でした。伝統と現代性を兼ね備えた日本が大好きです。昨年に続き、日本で5度目となる審判業務に従事することができて嬉しいです。日本の選手の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
Ganbatte kudasai. Arigato gozaimasu, Japan!」