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2016 年 10 月 3 日 |
《いわて国体》馬術競技2日目速報
第71回国民体育大会《希望郷いわて国体》馬術競技は、2日目の今日(10月3日)、6競技を実施しました。2日目を終えて、天皇杯(男女総合優勝)は46点で東京都がトップ、北海道と千葉県が37点でそれを追っています。
【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
成年男子同様、セントジョージ賞典で実施されたこの競技には13人馬が出場しました。奥西真弓&ウルバヌス(三重県)が66.631%で2連覇を達成、2位は髙田茉莉亜&バリシュニコフ(東京都)64.578%、3位は杉本晃美&トベリスク(福島県)61.762%でした。
▲奥西真弓&ウルバヌス ©UPP
「今日は準備運動馬場で馬がいれ込んでしまったので、落ち着かせて乗るのが精一杯で、この馬の良さを出せなかったのですが、優勝できてホッとしました。キュアでは、持ち味の力強さに加えて、柔らかさも出したいと思っています」
【第8競技 成年男子 国体総合馬術競技】
馬場馬術と障害馬術の複合競技ですが、今日は馬場馬術が行われました。4連覇がかかる細野茂之&将軍I(東京都)が減点42.1で1位発進、それを佐藤賢希&黒姫(長野県)減点47.5、さらに竹田善郎&プリティダーリン(愛媛県)と楠木貴成&フェアバンクスカーゴ(北海道)が減点47.8で追う展開。障害馬術は明日(10月4日)行われます。
【第9競技 成年女子 ダービー競技】
24人馬が長丁場のダービー競技に参戦、4人馬がジャンプオフに進みました。今村そよ香&BUMクレイジースピリット(神奈川県)が減点0、43.09秒でゴールしましたが、それを増田真七海&ドン コサック(長野県)が39.99秒で上回ってトップに立ちました。最終出番の石田奈美恵&オレニツイテコイ(京都府)は39.63秒でタイムは更新したものの、1落下で3位となりました。
▲増田真七海&ドン コサック
「今日は最初から積極的に行こうと思っていて、それで減点0でゴールできたので良かったです。ジャンプオフでは人間が構えてしまって踏み切りが近くなったところもありましたが、馬が助けてくれました。たくさんの方が応援に来てくださっていたので、いい姿を見せることができて良かったです」
【第10競技 少年 標準障害飛越競技】
22人馬が出場し、ちょうど入賞ラインの8人馬がジャンプオフに進みました。ダブルクリアラウンドを果たしたのは3人馬。1位は33.54秒の木村早希子&ヴェリシナ(千葉県)、2位は36.18秒の松若流星&アンリミテッド(滋賀県)、3位は36.78秒の泉谷楓真&ラベンダーブルー(山口県)となりました。
▲木村早希子&ヴェリシナ
「1回目の走行では、すごく緊張してカチコチになって馬の邪魔をしてしまったのですが、馬が助けてくれました。ジャンプオフは強気に、精一杯走りました。優勝できて良かったです。このあとはリレーとトップスコアに出ます。リレーは優勝、トップスコアは1300から1400点を狙います」
【第11競技 成年男子 スピード&ハンディネス競技】
この競技には25人馬が出場しました。出番2番の水山大輔&オフザロード(千葉県)が64.49秒で首位に立ち、なかなかそのタイムを上回る人馬が出ませんでしたが、22番の芹澤永治&エアポート(東京都)63.75秒で優勝を決めました。3位は66.99秒の村岡一孝&フレーゲルZ(鹿児島県)でした。
▲芹澤永治&エアポート
「上位は狙っていましたが、優勝とまでは思っていなかったのでびっくりしています。今日のコースがこの馬に向いていたのが良かったです。あとは最終日の六段に出ます。どこまでできるかわかりませんが、上位を目指して頑張ります」
【第12競技 少年 団体障害飛越競技】
12チームが出場したこの競技、今日は第1回戦と準々決勝が行われました。ここを勝ち上がって準決勝進出を決めたのは、鹿児島県、福岡県、神奈川県、群馬県。準決勝・決勝は大会4日目(10月5日)に行われる予定です。