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2016 年 10 月 4 日 |
《いわて国体》馬術競技3日目速報
第71国民体育大会《希望郷いわて国体》馬術競技は、3日目の今日(10月4日)、5競技を実施しました。
【第8競技 成年男子 国体総合馬術競技】
この種目は馬場馬術と障害馬術の複合競技で、今日は障害馬術競技が行われました。馬場馬術を終えてトップに立っていた細野茂之&将軍I(東京都)がクリアラウンドして4連覇を達成しました。2位は楠木貴成&フェアバンクスカーゴ(北海道)、3位は佐藤賢希&黒姫(長野県)でした。
▲細野茂之&将軍I
「4連覇を達成してホッとしています。馬場は馬が落ち着いてくれていたので、ミスせず手堅くいったところ高評価をいただきました。今日の障害は2位と1落下しか差がなかったのでとにかく減点0でということを心がけました。ここまできたら5連覇を目指したくなりますね」
▼表彰式では全身で『4』を表現!
【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
この競技には12人馬が出場しました。初日の規定演技で3位だった林伸伍&ラフマニノフ(北海道)が69.150%で1位、下田晃裕&ロリオット(東京都)が69.000&で2位、松元崇志&ドゥプロ(神奈川県)が67.800%で3位となりました。
▲林伸伍&ラフマニノフ ©UPP
「今日は初日の規定演技よりも積極的に乗りました。コンビは浅いのですが、初日に少し感覚をつかんで、今日はそれを活かすことができました。国体で優勝したのは初めてなので嬉しいです」
【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
26人馬が出場し、そのうち第二段階に進んだのは4人馬のみでした。勝負は第二段階の減点とタイムで決します。出番4番の高橋朱音&ドゥウイネッテ(岡山県)が減点0、26.51秒で首位をキープしていましたが、21番の八谷萌絵&ラベンダーブルー(山口県)が、これを上回る25.77秒でゴールして優勝を決めました。3位は減点4の上田瑠威&エイプリルズパラント(福井県)でした。
▲八谷萌絵&ラベンダーブルー
「昨日の夜はとても緊張していたのですが、走り始めたら馬のことだけで頭がいっぱいでした。私が気後れしてしまったのですが、向けたら飛んでくれるし、足も速い馬で、しっかり帰ってきれくれました」
【第15競技 成年女子 標準障害飛越競技】
この競技には錚々たるメンバーが揃いました。23人馬中、ジャンプオフに進んだのは9人馬、ダブルクリアラウンドが5人馬と厳しい戦いとなりました。トップタイムは福島章&ヴェリシナ(千葉県)36.33秒、2位は原田いずみ&ディナスティ(鹿児島県)36.48秒、3位は広田思乃&ライフ・イズ・ビューティフル(栃木県)37.87秒でした。
▲福島章&ヴェリシナ
「とてもいい馬に乗せていただいて結果を出すことができました。すごいメンバーが揃っていたので、どこまでできるか心配だったのですが、皆さんに『行け』と後押ししていただいて思い切り走ることができました。国体で初めて勝つことができてすごく嬉しいです」
【第16競技 少年 リレー競技】
2人馬がコンビを組んでひとつのコースを走行するリレー競技には、20チームが出場しました。1落下があると4秒が加算されるスピード&ハンディネス形式です。唯一加算秒がなかった千葉県(木村早希子・下野あずみ)が65.20秒で1位、埼玉県(田中那樹・武道芙紀)が69.00秒で2位、僅差の69.02秒で岡山県(高橋朱音・中島夏樹)が3位となりました。
▲千葉県チーム:下野あずみ(左)と木村早希子(右)
「中学3年生の時に同じクラブに入ってからずっと仲良くしてきたので、チームワークはばっちりでした。2人でチームを組んで勝つことができて良かったです。とても嬉しいです」