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2016 年 10 月 6 日
《いわて国体》馬術競技最終日速報

 第71回国民体育大会《希望郷いわて国体》馬術競技は、最終日の今日(10月6日)、3競技を実施しました。

【第21競技 成年女子 自由演技馬場馬術競技】
 この競技には13人馬が出場しました。初日2位だった髙田茉莉亜(東京都)が今日はロリオットとのコンビで72.900%のハイスコアで優勝、2位に奥西真弓&ウルバヌス(三重県)69.525%、3位は地元岩手県の黒須晴子&ロリノが63.150%で入りました。


▲髙田茉莉亜&ロリオット ©UPP
「馬の調子がとても良かったので、馬を信じで演技をしました。音楽に合わせた練習をしていなかったのですが、音楽にもぴったり合わせることができて良かったです。規定演技で2位で、自由演技では絶対に勝とうと思っていたので嬉しいです」

【第22競技 少年 トップスコア競技】
 この競技には23人馬が出場、上位陣はハイレベルな戦いとなりました。2連覇中の大久保渓&ジュリアス・ファータ(東京都)が1450点を出すと、仁田原知毅&ザローマ(福岡県)がスピードと小回りで攻めて1600点で首位に立って後続を振り切りました。今大会好調の木村早希子&ヴェリシナ(千葉県)が1500点で2位に入りました。


▲仁田原知毅&ザローマ
「他の種目で成績を出せず悔しい思いをしていたので、絶対に勝ちたいと思って攻めました。ザローマがすごく頑張ってくれて、思った通りの走行ができました。最高です。気持ち良く帰れます」

【第23競技 成年男子 六段障害飛越競技】
 国体馬術競技を締めくくる六段障害飛越競技。最終障害150cmからスタートして、4回目のジャンプオフでは189cmに上がりました。このジャンプオフに臨んだのは2人馬。福島大輔&グラムアー(千葉県)が最終障害を落下して減点4で優勝しました。2位は小宅俊継&トゥワイス(石川県)、第5障害を落下した後、最終障害で拒止しましたが、斜めからアプローチして完飛しました。3位は古田慶幸&クレイジーコーラル(茨城県)でした。


▲福島大輔&グラムアー
「この馬が六段飛越競技は初めてだったので、どこまでできるのか不安でした。最終障害は高くて馬もびっくりしてしまって、踏み切りが弱くなってしまいました。でも、優勝できて良かったです」

 また、天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)はともに東京都でした。

▲天皇杯・皇后杯優勝の東京チーム

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