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2022 年 11 月 18 日
《全日本障害Part I》初日レポート
《第74回全日本障害馬術大会2022 Part I》が三木ホースランドパーク(兵庫県)で開幕しました。今年度最後の全日本大会で、大障害(選手権競技)、中障害A、中障害Bの3クラスを実施します。初日の今日は各クラスのスピードアンドハンディネス競技を行いました。

 大障害(150cmクラス)には35人馬が出場しました。この競技は最終日の選手権競技への予選で、今日のスピードアンドハンディネス競技と明日の標準競技の順位点合計の少ない上位20選手が選手権に進出します。今日1位になったのは昨年チャンピオンの鯨岡啓輔&エリオットⅥ(東関東ホースアンドハウンド)65.70秒、2位は増山誠倫&アダマス(小山乗馬クラブ)66.10秒、3位は山口敬介&アルヴィン(水口乗馬クラブ)67.13秒でした。


▲大障害スピード&ハンディネス1位 鯨岡啓輔&エリオットⅥ
「馬も集中していてすごくいい内容だったと思います。明日は、最終日の走行を視野に入れて、馬の好きなペースで走りながら調整していきたいです。周りからは『連覇』と言われていますが、あまりこだわらないで、謙虚な気持ちで挑みたいと思います」

 中障害A(140cmクラス)には38人馬が出場、終盤に早いタイムが続出して一気に順位が変わりました。トップタイムは波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ(YUKI HARI SPORT HORSES)の62.64秒、2位は佐藤泰&兀地(明松寺馬事公苑)63.23秒、3位は福島大輔&コンティーナ(STAR HORSES)65.84秒でした。


▲中障害Aスピード&ハンディネス1位 波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ
「1ヵ月前の国体の時より馬の調子が戻ってきてくれていたので、いい走行ができました。
回転や障害間でタイムをなるべく縮めるように注意して乗りました。明日、明後日も頑張ります」

 中障害B(130cmクラス)には61人馬が出場しました。1ヵ月前に全日本総合馬術チャンピオンになった佐藤賢希&コンタドーラ(明松寺馬事公苑)のコンビが53.71秒の早いタイムを出しましたが、中島妃香留&ダイワシュガー(中島トニアシュタール)がサラブレッドの足の速さを発揮して51.46秒でトップに立って逃げ切りました。佐藤&コンタドーラが2位、54.33秒を出した山口敬介&クインティナ(水口乗馬クラブ)が3位でした。


▲中障害Bスピード&ハンディネス1位 中島妃香留&ダイワシュガー
「無理に抑えることもなく馬任せで走行しました。(佐藤&コンタドーラの)タイムは抜けないだろうと思っていたのですが、ゴールを切ったら51秒だったのでびっくりしました。明日は、決勝に向けて温存しつつ、ある程度の順位にはいたいと思っています」

 明日は各クラスの標準競技を行います。

 結果や出番表等は特設サイトからご確認ください。

 本大会の模様はインターネットでライブ配信しています。トップページのメイン画面から専用ページにお入りください。
 最終日に実施する全日本障害飛越選手権競技は、11月26日(土)14:00~16:00にNHK Eテレで放映します。この競技のインターネットライブ配信はありませんのでご了承ください。

 
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