東京オリンピック馬場馬術競技(7月24日)
東京オリンピック馬術競技が開幕しました。初日の今日は馬場馬術団体/個人予選(グランプリ)の1日目でした。
今大会はこれまでとは予選から決勝に進出するシステムが変わっています。団体戦出場国は3人馬でチームを組み、3人馬の得点率の合計が団体結果となり、その上位8チームが団体決勝に進みます。また、個人戦についてはA~Fの6グループに分けられ、各グループの上位2人馬(合計12人馬)と、この12人馬を除く全体の上位6人馬、合計18人馬が個人戦決勝に進みます。
今日、日本からは佐渡一毅選手とルードウィッヒがグループAの4番で出場しました。後肢の動きがつまってしまったり、スムーズさを欠くことがあったりと小さなミスがあって全体的に点数が伸びず、最終得点率は62.531%でグループの上位2人馬に入ることはできませんでした。
▲佐渡一毅選手&ルードウィッヒ ©日本馬術連盟
「最終ウォームアップアリーナで馬と少しフィットしなくなってしまい、何とか調整して入ったつもりだったのですが、中でリズムが少し崩れたところから戻せなくなった感じです。2014年に東京オリンピックを目標にしてオランダに拠点を移したので、この場に立てたことについては目標を達成できたと思いますが、競技で何も見せられなかったのはとても残念です。7年間、世界のトップを見てきて少しでも近づけたかなという気持ちはありますが、ここでそれを形にできないところがまだまだだと思いますし、それが自分と世界のトップとの壁だと思います。これまでの活動で得たものは大きいので、その壁を乗り越えたいです。これからも馬に乗り続けられる限りはもっとうまくなりたいですし、世界のトップに近づく技術を修得したいです。明日は北原選手と林選手が出場するので、引き続き応援をよろしくお願いいします」
7月25日(Day 2)の予定
18:54 林伸伍&スコラリ4(グループE)
20:48 北原広之&ウラカン(グループF)
大会公式サイト馬術のページはこちらから。
https://olympics.com/tokyo-2020/olympic-games/ja/results/equestrian/results-dressage-comp-0001d1-.htm
グループA・B・Cが1日目(7月24日)
グループD・E・Fが2日目(7月25日)
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