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2021 年 8 月 1 日
東京オリンピック総合馬術競技(8月1日)
 東京オリンピック馬術競技、今日は総合馬術競技2つ目の種目であるクロスカントリー競技が、海の森クロスカントリーコースで行われました。
 日本から最初に走行したのは戸本一真選手とヴィンシーで、4秒のタイムオーバーでゴール。2日間のトータル減点は27.5で暫定5位に順位を上げました。二番手の田中利幸選手とタルマダルーは順調に走行していましたが、終盤に差しかかった20番目のコンビネーション障害で不従順にタイム減点が加わって、トータル減点63.5で35位となりました。三番手の大岩義明選手&キャレは、スタート直前のウォームアップエリアで人馬転倒するアクシデントがあり、人馬ともにメディカルチェックで問題ないとの判断を受けてから走行しましたが、走りに精彩を欠き、16番目のコンビネーション障害で落馬失権してしまいました。
 団体戦の結果は、200点の失権点が加わって合計減点322.5で暫定11位となりました。現在トップのイギリスは3人馬すべてが減点0でゴールして、馬場馬術の減点78.3をキープしています。2位は減点96.2のオーストラリア、3位は減点97.1のフランスです。
 明日は午前中に第2回ホースインスペクション、午後5時から障害馬術競技が行われます。


▲戸本一真選手&ヴィンシー  ©日本馬術連盟
「僕自身はたくさんミスをしたのですが、馬が本当にカバーしてくれました。今日は馬の調子がいいということがわかったので、あとは『行くぞ!』という感じでした。決してスマートな走行ではなく、普段通りの走行ができなかったのは、やはり冷静さを欠いていたのかもしれません。4秒のタイムオーバーは、最後に力を振り絞って走れば間に合ったかもしれないです。明日に向けてはスーパーグルームが完璧なケアをしてくれるので信頼しています。僕は数年前まで障害馬術をしていましたし、馬も障害が得意なので、しっかり走行したいと思っています」


▲田中利幸選手&タルマダルー  ©日本馬術連盟
「オンタイムで来ていたのですが、最後は馬も疲れてきて反応が悪くなっていました。そこで踏み切りが届かなくて20番D障害で避けてしまいました。そこまでは気持ち良くスムーズに走れていたので、本当に残念です。まずは明日朝のインスペクションを通るようにチームで馬のケアをします。通過したら障害馬術を減点0で終えたいです」


▲大岩義明選手&キャレ  ©日本馬術連盟
「何もできませんでした。競技直前のウォームアップで障害物に肢をひっかけて人馬転倒してしまって、キャレが自信を喪失してしまいました。少しでも自信を回復させたいと思ったのですが、オリンピックのコースは走りながら自信をつけさせられるようなものではなく、正直言ってスタートした時から『どこまで行けるかな……』と思いながら走っていました。日本の皆さんにこのオリンピックで総合馬術の魅力を伝えたいと思っていましたが、それが見せられなかったことはとても残念ですし、これまで応援してくれた皆さんに結果で恩返しできず申し訳なく思っています」

今後の競技予定
 8月2日 総合馬術団体/個人(障害馬術)
 8月3日 障害馬術個人予選
 8月4日 障害馬術個人決勝

 8月5日 (オフ)
 8月6日 障害馬術団体予選
 8月7日 障害馬術団体決勝

大会公式サイト総合馬術のページはこちらから

NHKライブ配信(見逃し配信あり)はこちらから

グリーンチャンネルの放映予定はこちらから

 
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