リオ・オリンピック障害馬術競技は8月17日に団体戦第2ラウンド(団体戦決勝/個人戦第3次予選)が行われ、日本からは武田麗子&バルドリーノが個人戦第3次予選に出場しました。第4障害まではミスなく走行していましたが、第5障害で踏み切りが合わずに大きく落下、そこで棄権を選択しました。
▲武田麗子&バルドリーノ
「第5障害の前で馬とのミスコミュニケーションがありました。本当は私がしっかり指示を出してリノに勇気を与えてあげなくてはいけない場面だったのですが、反対にリノが勇気を振り絞って近くから飛びついてくれました。もう一度向かって、私が『やって』とお願いしたら絶対に応えてくれていたのですが、まだ馬も若くて経験もそこまでないので、それはしたくありませんでした。第3次予選まで進めたので決勝に行きたかったし、リノは絶対にできる馬なので、そこまで私が導いてあげられなかったのがすごく悔しいです。リノは勇敢でハートが強くて優しい、素晴らしい馬です。
いつもサポートしてくださっている方々やリノ、そして日本から応援してくださった皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました」