総合馬術 パリオリンピックの団体枠獲得
来年のパリオリンピックの総合馬術競技団体出場枠を日本が獲得しました。6月にアイルランドで開催されたグループF&G地域予選のCCIO3*-L Millstreetには、日本、中国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの5ヵ国が出場、この上位2ヵ国に団体枠が与えられるというもので、結果はオーストラリアが1位、中国が2位、日本が3位でした。
しかし、中国チームの馬匹1頭から治療用規制物質が検出されて成績が抹消されたことにより、中国は減点207.2で4位に、減点125.7の日本は2位に上がって団体枠を獲得したことが、10月10日にFEIから発表されました。
現在のところ、総合馬術の団体枠を獲得しているのは、フランス、ドイツ、アメリカ、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、スウェーデン、スイス、ベルギー、オランダ、ポーランド、オーストラリア、イタリア、日本の14ヵ国。10月26日~29日に開催されるグループD&E地域予選で残り2枠が決まります。
細野茂之監督コメント
「深夜に嬉しいニュースが舞い込んできました。6月の地域予選で団体枠を逃した時はショックでしたが選手たちは気持ちを切り替えてその後、個人枠獲得に向けて頑張ってくれていました。しかし、今回このような発表があり、団体を組んでパリに出場できることになって正直ホッとしました。新たなスタート、チャレンジの始まりとなります。心を整えて今度こそ皆様の期待にお応えできるよう精進してまいります。さらなる応援の程、よろしくお願い致します」
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