パリオリンピック総合馬術第2日(クロスカントリー)
パリオリンピック総合馬術競技は、28日にクロスカントリー競技が行われました。ヴェルサイユ宮殿の森の中に設置されたコースは、全長5,149mで28障害(41飛越)、規定タイムは9分2秒に設定されました。
チーム内一番手の北島隆三&セカティンカJRAは16秒オーバーして減点6.4でゴールしました。二番手の大岩義明&MGHグラフトンストリート、三番手の戸本一真&ヴィンシーJRAはともにインサイドタイムでした。
その結果、団体戦はイギリス(減点82.5)、フランス(減点87.2)に次いで、減点93.8で3位に浮上しました。個人では大岩&MGHグラフトンストリートが5位、戸本&ヴィンシーJRAが8位につけています。明日は最終種目の障害馬術が行われます。

▲北島隆三&セカティンカJRA
「あれだけたくさんの人の中を走って気持ち良かったです。ほぼプラン通りの走行ができました。セカティンカはビッグハートですし、能力の高さを感じます。今、団体3位につけていることについては、そのつもりでやってきたので驚きはないです。まずは明日のホースインスペクションです」

▲大岩義明&MGHグラフトンストリート
「自分の仕事はきっちりしなくてはいけないと思っていたので、それができて良かったです。減点0でゴールした時は、よっしゃー!という感じでした。三番手の戸本選手に繋げることができました。今のところは、ここに来る前にチームとして想定していたスコア通りにきています。最後まで自分たちのベストパフォーマンスをして、全てを出し切りたいですね」

▲戸本一真&ヴィンシーJRA
「一番手の北島選手が馬を下りてすぐこちらに走って来ながら、コースの状態を伝えてくれました。それを聞いて自信を持って走れました。チームに勢いをつけてくれたと思います。コースはほぼプラン通りに回れました。今のところチームで3位ですが、ここで4位との差を気にするよりも、上位との差を意識していきたいです」
障害馬術は29日11時(現地時刻)に開始、スタートリストはホースインスペクション終了後に確定します。
クロスカントリー全結果は大会公式サイトでご確認ください。
パリオリンピック馬術競技はグリーンチャンネルで放映されます。スケジュールは本サイトトップページからご確認ください。
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