パリオリンピック障害馬術 個人戦予選
パリオリンピックは8月5日、障害馬術の個人戦予選に74人馬が出場し、その上位30人馬が決勝競技に進出しました。決勝に進んだのは、減点0および減点1の全人馬と減点4のうちタイムが早かった人馬という、厳しい戦いでした。
この競技に日本から3人馬が出場しました。Haase柴山崇&カラメルM&Mはクリアラウンドして決勝進出を決めました。佐藤英賢&コンタルゴブルーは落下が重なり、最終ラインに入ったところで棄権、杉谷泰造&クインシーは減点9でした。
▲Haase柴山崇&カラメルM&M
「これまでで一番ハッピーな瞬間です。夢が叶いました。団体戦予選の前は緊張してナーバスになっていましたが、そこで良い手応えを感じられたので、その後は楽しむことができています。トリッキーかつフェアなコースで、最初から最後までどこでミスがあってもおかしくありませんでしたが、カラメルM&Mは果敢に向かって行ってくれました。ライオンのようなハートを持ったファイターです。本当にすごい馬です」
▲佐藤英賢&コンタルゴブルー
「残念です。団体戦予選を終えた後、グルームや獣医さんをはじめみんながバックアップしてくれて、馬の調子は良かったと思いますが、自分の乗りが良くなく、目標にしていた結果を出すことができませんでした。4落下していたので、これ以上大きな障害を飛ぶよりも棄権することを自分で決めました。残念ですが、この結果を受け止めます」
▲杉谷泰造&クインシー
「水濠は完飛したと思ったのですが着水してしまいました。クインシーはこれまで着水したことが一度もなかったのですが、今日はほんのわずかに踵部分で踏んでしまったようです。ただ、団体戦予選の時よりも馬の調子はずっと良くなっていました。前回出場したリオデジャネイロから8年かけてここまで来たので、この結果は悔しいですが、これがスポーツです」
個人戦決勝は8月6日10時(現地時刻)から行われます。
個人戦予選の結果はこちらから。個人戦決勝の出番はこちらから。
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