世界馬術選手権
2014 年 9 月 3 日
WEG速報(9月3日)障害馬術団体戦第1ラウンド速報

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は9月3日、障害馬術団体戦の第1ラウンドが行われました。
 
 日本の一番手、平尾賢&ウラノ14は2落下でした。

▲平尾賢&ウラノ14
「馬は悪くありません。自分のミスです。雰囲気に呑まれてしまいました。馬の状態が悪くないときには、ちゃんと満点で帰って来られるようにならないといけないのに。次はアジアに向けてしっかり準備して臨みます」

 宇都宮誉司&トゥーシェパスは4落下とタイムオーバーがあり減点17でゴールしました。

▲宇都宮誉司&トゥーシェパス
「昨日よりもさらにボリュームアップして、まったく別次元でした。(先に走行した)平尾さんがすーっと回ってきたので自分も行けるかなと思ったのですが、厳しかったです。これまでに経験した競技の感覚では合っていると思った踏み切りが、このクラスの高さや幅になると近すぎてしまい、ほとんど後ろ肢で落としていたと思います。良い成績をとりたいとは思っていましたが、やはりレベルが違いました。とても貴重な経験ができました」

 林忠寛&ロレットクラシックは3落下でした。

▲林忠寛&ロレットクラシック
「初めてのネーションズカップ出場で、どこまでできるかと期待していた部分もあったのですが、3落下してしまいました。踏み切りや障害間で細かい部分までしっかりコントロールできなかったことがミスにつながりました。このクラスの競技での課題が見つかりました。次はアジア大会ですが、いいチームが組めているので、僕自身もダブルクリアラウンドして少なくともメダルは獲りたいです」

 前日ノーミスでゴールした杉谷泰造&アヴェンツィオでしたが、今日は3落下を喫してしまいました。

▲杉谷泰造&アヴェンツィオ
「この大会に向けて完璧な準備をしてきましたし、馬の調子も良かったです。落下したところも特にミスをしたというわけではなかったので、悔いはありません。全力を尽くしました。サポートしてくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました」

初日と今日の2日間の合計減点と順位は次の通りです。

杉谷泰造&アヴェンツィオ 15.53 73位
平尾賢&ウラノ14 20.70 96位
林忠寛&ロレットクラシック 24.51 107位
宇都宮誉司&トゥーシェパス 29.17 117位

団体戦 60.40 25位

 団体戦上位10ヵ国と個人戦のみに出場している人馬も合わせて59人馬が明日の競技への進出を決めましたが、残念ながら日本代表人馬は進むことができませんでした。

中野善弘監督コメント
「残念でした。メンバーは皆、全力を尽くしてよく頑張ったと思います。世界のレベルは全体的に高くなっています。今回のようなハイレベルな試合の経験を積んで、戦い方を身につけていかなければなりません。また、2020年に向けて、世界で戦っていくためのシステムをつくることが重要です。また、直後にはアジア大会が控えています。今回の悔しさをバネに結果を出してくれると思います」

WEG障害馬術のスタートリスト・結果等はこちらから
 

aaaa

  • 2024.04.17
  • 2024.05.13
  • 2024.05.14
  • 2024.05.15
  • 2024.05.07
  • 2024.01.26
  • 2023.10.06
  • 2022.11.14
  • 2024.03.15
  • 2024.04.11
  • 2024.03.29
  • 2023.11.08
  • 2024.02.13