障害馬術本部
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2015 年 11 月 13 日 |
《第67回全日本障害2015 Part I》が本日(11月13日)開幕しました。初日の今日は大障害、中障害A、中障害Bの各クラスでスピード&ハンディネスを実施しました。
朝一番は中障害A。49人馬のエントリーがありました。勝ったのは、昨年の決勝競技の優勝人馬、水山大輔&オフザロード(成田乗馬クラブ)。最終出番で、それまでトップだった中野善弘&CRNベガス(東武乗馬クラブ&クレイン)のタイムを1秒以上縮める63.09秒でした。3位は芹澤永治&カサブランカ・キャッシュ(ステーブルクリアラウンド)でした。
▲水山大輔
「行け!という指示だったので、無理のない範囲で走りました。明日は雨で無理をさせたくないので、今日のうちにいい順位につけておきたいと思っていました。決勝に進んだら一生懸命頑張ります」
大障害には32人馬がエントリー。今年の舞台はグラスアリーナです。2頭乗りの小池啓補(守谷乗馬クラブ)がノスコデブロンデルで1落下しながらも67.19秒で優勝しました。2位は草薙達也&クラバット(座間近代乗馬クラブ)、3位は福島大輔&グラムアー(STAR HORSES)でした。
▲小池啓補
「草薙選手が早いタイムだったので、これを抜くには行けるところは全部行かなくてはなりませんでした。スピード競技が得意な馬なのでどうしても勝ちたいと思って、思い切り走らせたら馬が応えてくれました」
64人馬のエントリーがあった中障害Bは、STAR HORSES所属の選手が大活躍しました。藤本光国&ロードボスが74.62秒でトップに立っていましたが、福島大輔&ヴェリシナが1.5秒ほど上回る73.15秒で逆転優勝を決めました。福島はブラディーとのコンビで3位にも入賞しました。
▲福島大輔
「もともとスピードのある馬なので、あの馬のペースで流してあげたいと思って走りました。村田コースデザイナーのコースは、ポイントをはずすとミスにつながるので、それに気をつけました」
明日は各クラスとも標準障害を実施、今日と明日の順位の合計で、最終日の決勝進出が決まります。
11月13日(土)の出番表はこちらから。