障害馬術本部
2019 年 11 月 17 日
今年の障害馬術チャンピオンは小池啓補&ノスコデブロンデル
 《第71回全日本障害2019 Part I》は最終日の今日(11月17日)、決勝3競技を実施しました。
 
 今年の全日本チャンピオンを決める全日本障害飛越選手権には12人馬が進出しましたが1人馬が棄権して、実際出場したのは11人馬でした。この競技は2回走行で、第1走行と第2走行の合計減点で順位を決定します。
 第1走行は草薙達也&クラバット(座間近代乗馬クラブ)、芹澤永治&アレクセイ(ステーブル クリアラウンド)、小池啓補&ノスコデブロンデル(守谷乗馬クラブ)の3人馬が減点8で暫定1位に並びました。
 第2走行は草薙&クラバットが減点9、芹澤&アレクセイが減点8で走行を終える中、最終出番の小池&ノスコデブロンデルが唯一クリアラウンドしてトータル減点8で優勝を決めました。2位はトータル減点16の芹澤&アレクセイでした。川口雅美&サムライブルー(ライディングクラブフジファーム)と草薙&クラバットがトータル減点17で並びましたが、第2走行のタイムが早かった川口&サムライブルーが3位となりました。

 

▲全日本チャンピオン 小池啓補&ノスコデブロンデル
「馬ももう18歳なので、今年こそはという強い気持ちで臨みました。第2走行は馬もここが勝負どころだということがわかっていたようで、『俺が今日やるから』という感じで引っ張っていってくれました。自分とノスコデブロンデルとのコンビは6年目ですが、ベストの走行ができました。ほぼ完璧な走行だったと思います。とても嬉しいです」

 
 中障害A(決勝)には29人馬が出場して、ジャンプオフには2人馬が進出しました。先に走行した佐藤泰&慈龍(明松寺馬事公苑)はクリアラウンドで優勝、次に走行した片山篤&キャヴェンディッシュ(徳島乗馬倶楽部)は1落下で2位となりました。3位はオリジナルコースをタイム減点1でゴールした吉村英喜&カスコ(福井県馬術連盟)でした。


 
▲中障害A優勝 佐藤泰&慈龍
「ジャンプオフは2番の片山さんがとても速い馬で、私の馬はそれよりちょっと遅いので、満点でちょっとプレッシャーをかけるという作戦で頑張りました。慈龍とは今年に入ってからのコンビです。真っ白できれいな馬で乗っていてほれぼれします」
 
 
  中障害B(決勝)には44人馬が出場して9人馬がジャンプオフに進みました。最初にダブルクリアラウンドしたのは垂脇昂祐&サンスクリット(ドリームファーム)で42.49秒でした。そのタイムを大きく上回る37.25秒を出したのは平永健太&C’sヴェルビータ(乗馬クラブクレイン栃木)。減点0はこの2人馬で、平永&C’sヴェルビータが優勝、垂脇&サンスクリットが2位、減点4の中でタイムが早かった林義昌&BUMエトピリカ(BUM Equine)が3位となりました。


 
▲中障害B優勝 平永健太&C’sヴェルビータ
「全日本大会には総合、馬場と続けて参加していたのですが、あまりいいところがなかったので、今回の障害は監督である岩谷さんと中野さんの前でやらかしちゃダメだと思って、全力で走りました。プラン通りの走行ができて良かったです」
  
今日の結果はこちらからご覧ください。
 
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