馬場馬術本部
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2016 年 11 月 12 日 |
《第68回全日本馬場馬術大会2016 Part I》は大会2日目の今日、6競技を行いました。
グランプリクラスはグランプリスペシャルを実施、1位は林伸伍&ラムゼス・デアツヴァイタ(アイリッシュアランRS)67.293%、2位は北原広之&ウィネトゥ(JRA馬事公苑)66.215%、3位は稗田龍馬&リロイ160(リトルホースクラブ)63.960%と、昨日のグランプリと同じ順位でした。明日の選手権競技(自由演技)には、グランプリとグランプリスペシャルの合計の上位10選手が出場することができます。
▲林伸伍&ラムゼス・デアツヴァイタ
「馬が少し疲れていましたが、最後までよく頑張ってくれました。明日の自由演技もラムゼスは頑張ってくれると思うので、集中して臨みたいです。壮大な曲で、馬の雰囲気に合っているのでそれをうまく見せられればと思います」
インターメディエイトクラス決勝は、自由演技で実施しました。杉山春恵&エドワードエクリュ(藤沢RC)が68.950%で優勝、2位は松元崇志&ドゥプロ(アスールRC)67.775%、3位は稗田龍馬&トレントン(リトルホースクラブ)67.250%でした。
▲杉山春恵
「予選は馬が少し重かったのですが、今日は乗りやすかったです。来年はオーナーの前田諭志さんがインターメディエイトに出てくると思うので、頑張ってもらえたら嬉しいです」
Sクラス決勝はS2課目で行いました。川端俊哉(アイリッシュアランRS)がロアンカとのコンビで66.140%で予選に続いて優勝しました。2位は高校生の福岡珠緒&ティーダ(リトルホースクラブ)65.087%、川端がワイオーナとのコンビで64.736%を獲得して3位に入りました。
▲川端俊哉
「2日目で馬が重かったのですが、ロアンカが最後まで頑張ってくれました。速歩が得意な馬で、その部分は見せられたと思います」
Mクラス決勝はM2課目で行いました。永見一平&ヒストリー(ESJ)が65.605%で優勝、増元拓巳&ベルロレンス(エバーグリーンHG)が65.454%で2位、そして三宅勇気&ヴァーデゥルヘイメル(HRC BALANCE)と稗田龍馬&ドラゴンカイザー(リトルホースクラブ)がともに64.595%で3位に入りました。
▲永見一平
「嬉しいです。今年の3月に日本に来た馬で、これが3回目の試合でした。駈歩が良くなってベースが上がってきたらSクラスに挑戦したいと思っています」
Lクラス決勝はL2課目で行いました。稗田奈緒子&ファンタスティコ(リトルホースクラブ)が67.930%で優勝、2位は進藤義浩&ハルララ(HFエルミオーレ三河高原)65.804%、3位は木村彩友子&ロレンツィオ(STAR HORSES)64.442%でした。
▲稗田奈緒子
「この馬は今年の1月に日本に来た馬で、その時はまだ鞍付けが終わったばかりのレベルでした。速歩発進から始めてここまで来ました。競技を重ねるたびに落ち着いてきています。いい馬なので焦らずに少しずつクラスを上げて最終的にはグランプリに行きたいです」
セントジョージクラス予選は、高山佐保&トミィ(ヴェルデファーム)が66.578%で1位となりました。
最終日の明日は、全日本馬場馬術選手権競技とセントジョージクラス決勝を行います。
今日の成績はこちら、明日の出番はこちらから。