馬場馬術本部
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2017 年 7 月 16 日 |
《第34回全日本ジュニア馬場馬術大会2017・第69回全日本馬場馬術大会2017 Part II》は大会2日目の今日(7月16日)は、Part IIの決勝4競技とジュニアの予選3競技を実施しました。
内国産馬場馬術選手権は、セントジョージ賞典と自由演技国体成年馬場馬術課目の合計で順位が決まる競技です。2日目の自由演技には9人馬が進出しました。林伸伍&バリシュニコフ(アイリッシュアランRS)が70.300%で1位、大田芳栄&パーチェ(スクアドラ・フェリーチェ)が67.625%で2位、柘植和也&パープルサンバ(駒立RC)が66.975%で3位でした。
内国産選手権の最終結果は,2日間とも1位の林&バリシュニコフが合計135.475で優勝、齋藤裕己&ウィルアイリス(ウィル・スタッド)が131.273で2位、大田&パーチェが130.958%で3位となりました。林&バリシュニコフは2年ぶりの王座奪還となりました。
▲林伸伍&バリシュニコフ
「本当は去年優勝したメープルIIにリベンジしたかったのですが、今回、残念ながら出場されませんでした。でも、メープルに恥じない演技をしたいと思っていました。昨日は少し消極的な演技になってしまったのですが、今日はすごく馬も落ち着いていて調子も良かったので、無難にいくのではなく、ちょっと攻めて乗ったら、それもうまくいきました」
Sクラスの決勝競技はS2課目で実施、稗田奈緒子&ドラゴンカイザー(リトルホースクラブ)が64.385%で予選に続いて優勝しました。長谷川雄介&ブルネルスキ(東京乗馬倶楽部)と鞆真一&金斗雲(TOMO RC)がともに62.368%でしたが、総合観察点の差で2位と3位になりました。
昨年、稗田龍馬の騎乗でMクラスで優勝したドラゴンカイザー、今年はパートナーを替えてSクラスで勝利を収めました。
▲稗田奈緒子&ドラゴンカイザー
「今日はミスなく演技ができました。繊細で弱い馬で、乗り手の体重が軽いほうがいいということで、私が乗ることになりました。この後はのんびりさせる予定です。リボンを獲らせてあげられて良かったです」
Mクラスの決勝競技はM2課目で実施しました。野村ひすい&神楽(コンチェルト・クリニック・センター)が66.413%で、予選・決勝とも優勝しました。佐藤英樹&シャドー(パロミノ・ポニークラブ)が64.1
91%で2位、矢田祐基&ヒミノトップガン(JRA馬事公苑)が64.140%で3位となりました。
▲野村ひすい&神楽
「昨日の予選では本番で思ったような動きではなく『これは違う』と思って乗っていたのですが、今日はゆったりエレガントに乗るように心掛けたところ、うまくいきました。納得の演技ができて良かったです」
Lクラスの決勝競技はL2課目。この競技も予選優勝人馬が決勝を制しました。岡田一将&エオルス(Ross Hof)が65.574%で優勝、畑科乃&カタクリコ(リトルホースクラブ八ヶ岳)が64.769%で2位、柏原由恵&チャーリー(神戸乗馬倶楽部)が64.022%で3位でした。
▲岡田一将&エオルス
「昨日は少し物見をしてしまったのですが、今日はすごく馬の調子が良くて、『これはいける』と思ったら緊張してしまいました。僕が2回ミスしたのがイマイチでしたが、馬は最高に良かったです」
全日本馬場馬術大会PartⅡの結果はこちらから。