馬場馬術本部
2019 年 11 月 10 日
《全日本馬場》原田喜市選手が選手権競技優勝
《第71回全日本馬場馬術大会2019 Part I》は最終日の今日(11月10日)、選手権競技とセントジョージクラス、Mクラス、Lクラスの決勝競技を実施しました。
 
 全日本チャンピオンを決める選手権競技は、自由演技に13人馬が進出しました。原田喜市&エジスター(蒜山ホースパーク)が70.725%で1位、稗田奈緒子&リアンナルド(リトルホースクラブ)が69.370%で2位、清水靖士&ウィネトゥ(JRA馬事公苑)が68.270%で3位でした。
 選手権の順位は、グランプリ馬場馬術課目と自由演技グランプリの得点率合計で決定します。2競技とも1位の原田&エジスターが138.203ポイントで優勝、清水&ウィネトゥが134.531ポイントで2位、稗田&リアンナルドが133.848ポイントで3位でした。なお、初日のグランプリで2位だった林伸伍&パヴァロッティ(アイリッシュアラン乗馬学校)は演技後に馬体から出血が確認されたため失権となりました。


 
▲原田喜市&エジスター
「エジスターとのコンビはだいぶ長くなりました。馬と、ずっと見守ってくれているオーナーさんと、馬をしっかり管理してくれているスタッフに感謝しています。4年前にこの馬と、この三木で優勝したことがきっかけで世界に挑戦できるようになり、リオデジャネイロオリンピックにも出場しました。エジスターは今の僕をつくってくれた馬です。年明けに、またエジスターをアメリカに運び、もう1頭の馬と一緒に国際競技に出場しながら東京オリンピックを目指します。また新しいスタートです」
 
 セントジョージクラス(決勝)には15人馬が出場、自由演技国体成年馬場馬術競技で実施しました。優勝は、予選も制した中村公子&ディジャズF(シュタール・ジーク)で73.485%の高得点でした。2位は林伸伍&エルメロ(アイリッシュアラン乗馬学校)72.460%、3位は稗田龍馬&ショコラ・クラシック(高知ホースライディングクラブ)71.060%でした。


 
▲中村公子&ディジャズF
「セントジョージは伸伍がライバルだと思って来ていました。彼は上手でうまくまとめてくるのはわかっていたので、少しでも伸伍に追いつきたいという気持ちと意地で演技をしました。勝つことができて嬉しいです」
 
 Mクラス(決勝)には15人馬が出場、齋藤裕己&エフ・アンジェラ(ウィル・スタッド)が67.299%で予選に続いて優勝しました。2位は吉永一篤&パイドロス(リトルホースクラブ)65.632%、3位は石川正直&ロイヤルチャームM(ホースガーデン)65.402%でした。


 
▲齋藤裕己&エフ・アンジェラ
「馬は初めての三木ということもあってテンションも高く、いくつか失敗がありました。負けたかと思ってひやひやしていました。まだ課題が多いので訓練が必要です」
 
 Lクラス(決勝)には15人馬が出場、中学2年生の古山賀奈子&ワイノット(アイリッシュアラン乗馬学校)が67.800%で予選競技に続いて優勝しました。2位は稗田奈緒子&タルディオ(リトルホースクラブ)67.467%、3位は木村彩友子&ロレンツィオ(STAR HORSES)66.000%でした。


 
▲古山賀奈子&ワイノット
「予選を超える演技をしたいと思っていたのですが、ミスが多くて全然ダメでした。でも、結果的に勝つことができて嬉しいです。ワイノットはとにかくお利口で、スーパーホースです。来年は全日本ジュニアでまた良い結果を出すことが一番の目標です」

 
aaaa

  • 2024.04.19
  • 2024.04.22
  • 2024.04.26
  • 2024.04.13
  • 2024.03.13
  • 2024.01.26
  • 2023.10.06
  • 2022.11.14
  • 2024.03.15
  • 2024.04.11
  • 2024.03.29
  • 2023.11.08
  • 2024.02.13