馬場馬術本部
2023 年 9 月 24 日
《全日本ジュニア馬場》最終日レポート
《第40回全日本ジュニア馬場馬術大会2023》は最終日の今日、各クラスの2日目の競技を実施しました。

 ヤングライダー選手権は、前日の規定演技で60%を超えた13人馬が出場し、自由演技を披露しました。前日に続いて吉田友里恵&グランダー(アシェンダ乗馬学校)が72.890%のハイスコアをマークし、2日間の得点率の合計は143.037ポイントで選手権競技優勝を決めました。2位は136.340ポイントの宮本真衣&シュヴァルベン・メロディー(アシェンダ乗馬学校)、3位は135.217ポイントの田原まや&龍統(立命館大学馬術部)でした。


▲ヤングライダー選手権優勝 吉田友里恵&グランダー  ©c3.photography
「ヤングライダー最後の年だったので、思い切り楽しんで演技をするつもりで臨みました。少し攻めた演技で、馬のダイナミックな動きを出せたかなと思います。勝って終わりたいという気持ちを形にできたのは良かったです。グランダーとはまだコンビが浅く、お互いまだよくわかっていないのですが、これからどんどん良くなっていくと思います。これからはグランダーの良さをもっと出していけるようになりたいです」

 ジュニアライダー選手権には15人馬が出場しました。今日の自由演技は西木成絢&ヴァンクリーフ(エバーグリーンホースガーデン)が69.890%で1位となりました。2日間の得点率合計で決まる選手権競技は、規定演技で優勝した佐藤滋大が、今日の自由演技では6位だったものの得点率の合計は137.013ポイントで初優勝を決めました。2位は136.851ポイントの西木&ヴァンクリーフ、3位は136.378ポイントの松岡健心&グラーティア(静岡乗馬クラブ)となりました。


▲ジュニアライダー選手権優勝 佐藤滋大&ヒストリー ©c3.photography
「今日は昨日より馬の状態が難しく、その中でフライングチェンジで大きなミスをしてしまったので、優勝は厳しいかなと思いながら結果を待っていたら、優勝の放送が聞こえたので、喜びが爆発しました。たくさんの知り合いが観に来てくれていたので、ウィニングランでもその嬉しい気持ちを前面に出して走りました」

 チルドレンライダー選手権は15人馬がJEF第3課目Bに進みました。村越春花&フロレンス(ESJ)が70.917%を出して昨日に続いて1位、得点率合計139.598ポイントで優勝しました。2位は137.389ポイントの速水心&ディアダイキリ(ESJ)、3位は133.972ポイントの番田真衣&ロナー(東京乗馬倶楽部)となりました。


▲チルドレンライダー選手権優勝 村越春花&フロレンス ©c3.photography
「昨日は2位との差がぎりぎりだったので、今日はもっと点数を出さなければという緊張感がありました。苦手な運動項目もしっかり意識して気を付けて乗って、うまくいきました。来年はジュニア課目に上がって、今日優勝した同じクラブの佐藤滋大選手と競い合えるくらいにレベルを上げたいです」

 新設のU30選手権は、ショートグランプリを実施しました。安田利実&ベルナルドU(Circle E Horse Farm)が64.079%で昨日のインターメディエイトIIに続いて1位、得点率の合計は128.442ポイントで初代チャンピオンとなりました。


▲U30選手権優勝 安田利実&ベルナルドU ©c3.photography
「この競技が新設されたことはありがたいですし、私自身、若い選手を引っ張っていく側になれたらいいなと思います。今日のショートグランプリは忙しい経路で難しかったです。思った通りの演技が見せられず悔しい部分はありますが、初代チャンピオンになれて嬉しいです」

 同じく新設のU30セントジョージクラスは、清水梓&三日月(ロハスライディングクラブ)が127.755ポイントで優勝しました。


▲U30セントジョージクラス優勝 清水梓&三日月 ©c3.photography

全競技の結果はこちらからご覧ください。


 
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