馬場馬術本部
2023 年 9 月 26 日
《杭州アジア大会》9月26日レポート
 《第19回アジア競技大会(2022/杭州)》馬術競技がスタートしました。今日(9月26日)は馬場馬術団体戦/個人戦予選が行われ、12の国と地域から34人馬が出場しました。団体を組んだのはアラブ首長国連邦、香港、韓国、中国、台北、インド、タイ、日本、カタールの9チームでした。

 日本から出場したのは、黒田龍之介&ベラートレ(西宮甲山乗馬クラブ)、黒木茜&レスペラード(神戸乗馬倶楽部)、髙田茉莉亜&ブリタニア7(アイリッシュアラン乗馬学校)の3人馬です。今大会馬術競技TEAM JAPANの先陣を切ったのは、黒田&ベラートレ。やや高めのテンションで切れのある動きを見せて69.324%を出しました。午後、気温が上がってかなり厳しい状況になると、組織委員会の判断で競技の一時中断が急遽アナウンスされ、準備運動を始めていた黒木&レスペラードは一度厩舎に戻ることを余儀なくされてしまいました。1時間遅れで黒木&レスペラードから競技が再開、このコンビは65.912%でした。チーム内最後は初めて代表入りした髙田茉莉亜&ブリタニア7。得点率は67.088%でした。

 団体成績はチーム内上位3人馬の得点率を合計したスコアで決定します。インドが209.205で優勝、中国が204.882で2位、香港が204.852で3位、日本は202.324で4位でした。


▲黒田龍之介&ベラートレ
「暑さとの戦いでした。日本の馬術全体の中で最初に出場することになって少し緊張しましたが、本番は気持ち良く演技することができました。自分としては70%を超えたかったので、その点は残念です。明日のインターメディエイトI(個人戦予選)は、決勝に行けるようにしっかり経路を覚えて臨みます」


▲黒木茜&レスペラード
「突然、タイムテーブルの変更があって、馬と私にとっては難しい状況でしたが、ベストは尽くせたと思います。大会の直前に馬の調子が悪くなってとても不安でしたが、周りの方々のサポートのおかげで、この場に立つことができました。点数に関しては正直がっかりしていますが、無事に終えることができてホッとしています」


▲髙田茉莉亜&ブリタニア7
「このような大会に参加するのは初めてで、観客の前で演技することができて幸せでしたし、馬に感謝しています。日本チームの皆さんのサポートのおかげで大きなミスなく終えることができました。少し守りに入ってしまったことに悔いが残っているので、明日はもっと思い切って演技して、ブリタニアの良さを出せるようにしたいです」

 明日は個人戦予選。インターメディエイトIで実施されます。32人馬が出場予定で、このうち上位15人馬(ただし1ヵ国2人馬まで)が、自由演技で行われる個人戦決勝に進むことができます。

 明日のTEAM JAPANの出番は次の通りです。
15番 黒木茜&レスペラード 10:36(日本時間 11:36)
18番 髙田茉莉亜&ブリタニア 15:09(日本時間 16:09)
28番 黒田龍之介&ベラートレ 16:39(日本時間 17:39)

馬術競技の出番・結果等はこちらから

団体戦の結果はこちらから


インターメディエイトIの出番はこちらから
 
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