国体関連
2017 年 10 月 6 日
《えひめ国体馬術競技》第2日速報

《愛顔つなぐえひめ国体》は大会2日目に6つの競技が行われました。

【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
 セントジョージ賞典で実施するこの競技には14人馬が出場しました。正確な演技を見せた中村公子&パシフィックB(奈良県)が71.157%の高得点で優勝、杉山春恵&エドワードエクリュ(神奈川県)が68.394%で2位、北川真弓&リカント(三重県)が66.473%で3位となりました。


▲中村公子&パシフィックB
「昨年は自分自身が怪我をして参加できませんでした。今年は復活して、しかも国体で初優勝することができて本当に良かったです。今日は馬がちょうどいいテンションだったので、とても乗りやすかったです。この結果は素直に嬉しいです」

【第9競技 成年女子 ダービー競技】
 この競技には22人馬が出場してジャンプオフには5人馬が進みました。開催県愛媛代表の本田成美&アドミラルヴェンチャーが31.53秒の好タイムを出しましたが、その後に走行した古川芙三子&ファルコン(福岡県)が小回りを駆使して31.37秒でトップに立ちました。最後に走行した増田真七海&ドン コサック(長野県)がそれを上回るタイムを出しましたが、走行後に出血が確認されたため、この競技において失格となりました。1位は古川&ファルコン、2位は本田&アドミラルヴェンチャー、そして3位には32.12秒の松永佳子&ユーディドイット(宮城県)が入りました。


▲古川芙三子&ファルコン
「1回目の走行では明後日の少年ダービーに使うことを意識して乗りました。ジャンプオフでは誰よりも小回りをして、馬がそれに応えてくれました。少年ダービーにつながる内容の走行ができたと思います」

【第10競技 少年 標準障害飛越競技】
 出場23人馬中14人馬がオリジナルコースを減点0でゴールする大接戦となった少年標準障害飛越競技。そのうち10人馬がジャンプオフもクリアラウンドしました。6番目に走行した安西紘一&フェリックス(千葉県)が26.57秒を出して、後続がそれを追う展開でしたが、このタイムに届く人馬は現れず、安西&フェリックスが優勝。2位は木村友哉&C'sセシル(奈良県)28.36秒、3位は杉本瑞生&サンドウィッチ・コア(福島県)28.58秒でした。


▲安西紘一&フェリックス
「初めての国体参加で、これまでに出た大会よりもずっと緊張しました。今までは120cmクラスでは落下することが多かったので、今日は落とさないように遠めから踏み切ることを意識していました。フェリと(福島)大輔さんのおかげで勝つことができました」

【第11競技 成年男子 スピードアンドハンディネス競技】
 出場24人馬中、ノーミス走行は6人馬という難コースでした。4番目に走行した仁田原知毅&アザモア(福井県)が66.66秒を出しましたが、すぐに岩館正彦&C'sセシル(奈良県)が61.93秒と一気にタイムを詰めて首位に立ちました。タイムが更新しないまま迎えた最終出番は福島大輔&ヴェリシナ(千葉県)。攻めの走行を見せて59.60秒でゴールしましたが、1落下があって4秒が加算されたため、63.60秒でトップには届かず。岩館&C'sセシルが優勝、福島&ヴェリシナが2位、仁田原&アザモアが3位となりました。


▲岩館正彦&C’sセシル
「この優勝は奈良県のチームワークのおかげです。奈良は昨日からすべての競技で入賞して、良い調子で来ていたので、僕も続くことができるようにと思って走りました。序盤から良いリズムがつくれたので、それを維持したままゴールまで行くことを意識して走ったら良いタイムにつながりました」

 なお、《第8競技 成年男子 国体総合馬術競技》は馬場馬術競技を終えました。明日(10月7日)障害飛越競技を実施して順位が決定します。《第12競技 少年 団体障害飛越競技》は第1回戦と準々決勝が行われました。明後日(10月8日)の準決勝・決勝で順位が決定します。

《えひめ国体馬術競技》をインターネットで配信しています。視聴はこちらから
 

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