国体関連
2019 年 9 月 29 日
《いきいき茨城ゆめ国体》初日レポート(その1)
 第74回を迎えた国民体育大会《いきいき茨城ゆめ国体》馬術競技が開幕しました。今年の会場は茨城県立水戸農業高等学校 特設馬術競技場です。
 初日の今日(9月29日)は6つの競技が行われました。

【第1競技 成年男子 馬場馬術競技】
 この競技はセントジョージ賞典で行われ、11人馬が出場しました。優勝は林伸伍&エルメロ(北海道)68.618%、2位は地元茨城県の齊藤圭介&フルストプレスで68.000%、3位は増元拓巳&エドゥーA(千葉県)67.029%でした。


▲林伸伍&エルメロ © c3.photography
「国体優勝はこれが2回目。嬉しいです。エルメロは今年、日本に連れてきた馬です。動きはすごくいいのですが、メンタルが弱く、今日も物見をして大変でした。自由演技は今日よりいい演技ができると思います」

【第2競技 少年 馬場馬術競技】
 この競技はFEIジュニアライダー個人課目で行われ、14人馬が出場しました。地元代表の山蔦桜子&トゥルバドゥールが67.676%で優勝、2位は櫻井綾音&アイテンツ(奈良県)67.147%、3位は吉田友里恵&ゲージスター(神奈川県)65.500%でした。


▲山蔦桜子&トゥルバドゥール © c3.photography
「県に貢献できて良かったです。あまりプレッシャーは感じていなかったのですが、厩舎で準備を始めた時に急に足ががくがくしてしまって、待機馬場も全然良くなかったのですが、馬を信じて本馬場に入ったら馬がピシッとしてくれました。自由演技に向けて、気持ちを引き締めて責任とプレッシャーを感じつつ頑張りたいです」

【第3競技 成年女子 二段階障害飛越競技】
 この競技には25人馬が出場し、そのうち14人馬が第1段階をノーミスで走行して第2段階に進みました。クリアラウンドは7人馬。第2段階で25.71秒のトップタイムを出した原田いずみ&ディナスティ(鹿児島県)が優勝、2位は朴本真侑&ラスベガスS(千葉県)27.19秒、3位は波津久華奈&カイエン(岡山県)28.11秒となりました。


▲原田いずみ&ディナスティ
「やっと勝てました。常に優勝候補にいながらとれなかったので、ようやく、という気持ちです。今日は精一杯のコースを回って、馬がそれに応えてくれました。後続の選手が走行している間はずっとドキドキしていて、優勝が決まった時には力が抜けました。標準競技でも今日のような悔いのない精一杯の走行をしたいです」

【第4競技 成年男子 トップスコア競技】
 この競技は、点数がつけられた障害物を1分間でできる限り飛越して、クリアした障害物の点数の合計で順位が決まるルールです。鯨岡啓輔&クワイトライト(東京都)が1490点、二位関尭&クリアウェイ(山形県)が1480点、西崎純郎&エクスキャリバー(岡山県)が1470点と、10点ずつの差で1位、2位、3位が決着しました。


▲鯨岡啓輔&クワイトライト
「左手前のほうが得意な馬なので、それを活かしたコース取りをしました。優勝が決まるまではずっとひやひやしていました。標準競技にも出るのですが、あまり欲を出し過ぎないで最初の走行を満点で帰ってこられるように、明日と明後日で仕上げていこうと思います」

 
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