日本馬術連盟 馬インフルエンザ防疫対応について?競技会・イベント主催者の皆様へ?
馬インフルエンザは、平成19年8月に発生し全国に拡大いたしましたが、関係各位のご尽力により、平成20年7月を最後に国内での発生は認められず、平成21年7月1日付で農林水産省より国際獣疫事務局(OIE)に対して清浄化宣言がなされ、動物衛生課長通知「馬インフルエンザの発生予防対応方針(平成21年7月15日付)」が通知されました。これに伴い軽種馬防疫協議会から「清浄化後の馬インフルエンザ防疫対応について(平成21年7月24日付)」が示されました。 これらの方針に従って、日本馬術連盟は下記の要領で競技会等を実施いたします。 記 1. 競技開催の事前準備 (1) 競技会場の在厩馬と競技参加馬の相互の接触を可能な限り避ける。 (2) 競技参加馬が入厩する前には馬房や敷料の消毒を励行する。 (3) 必要数の馬インフルエンザ簡易検査キット(富士レビオ社製エスプラインが望ましい)を準備する。 (4) 馬運車消毒の励行を指導する。 2. 入厩管理 (1) 獣医師により入厩時に臨床検査を行い、必要に応じて上記検査キットにより簡易検査を行う。これらの検査により馬インフルエンザの疑いのある馬の入厩は認めない。 (2) 入厩時には馬インフルエンザ予防接種歴を確認し、《JEF予防接種実施要領》に違反する馬は入厩させない。 (3) その他、競技場管理者が随時必要と認める対応策を実施する。 3. 厩舎管理 (1) 競技会期間中、馬管理者には検温を含めた入厩馬の健康状態の把握を指導し、異常の早期発見に努める。 (2) 馬インフルエンザが疑われる馬には簡易検査を行い、簡易検査の結果が陽性のときは当該馬を隔離すると共に、管轄の家畜保健衛生所に連絡し対応の指導を受ける。 4. サーベイランス 獣医師団長は、競技会参加馬の集散の状況と検査実績を記録する。 5. 帰厩後の対応 馬管理者に対し、競技参加馬が自厩舎へ帰厩した後、参加馬および自厩舎の馬の健康状態に留意し、異常を確認したときには主催者に報告するよう周知する。 * JEF獣医規程およびJEF予防接種実施要領につきましては、《日本馬術連盟 競技会関連規程 平成21年度版》あるいはこちらからご覧ください。
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