すでにお知らせしておりますように、宮崎県、福岡県で在来野生馬からの導入馬が馬伝染性貧血に感染していることが確認されました。そこで、元の在来野生馬群の過去の保存血清を検査したところ、その中からも感染が確認されました。この結果は、家畜伝染病予防法に基づく検査の対象とならない、在来野生馬群に関しては、何らかの伝染性疾病の病原体を保有する可能性がある事を示しています。
そのため、野生馬群から飼養馬(競走馬や乗馬等)への感染を防止するために、農林水産省消費・安全局動物衛生課から指示がありましたので、馬術関係者の皆様におかれましては下記のとおり対応をお願いいたします。
記
1.在来野生馬群からの導入馬であって馬伝染性貧血の検査を受けていない個体を飼養している場合は、速やかに所轄家畜保健衛生所に連絡し、検査を受けて下さい。
2.在来野生馬群に由来する馬を導入する場合は、所轄家畜保健衛生所の指示に従い、感染防止に必要な対策を徹底して下さい。