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馬場馬術本部
2022 年 10 月 9 日
《とちぎ国体》第3日レポート(その1)
《第77回 国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)》馬術競技会は第3日は5つの競技が行われました。

【第8競技-2 成年男子 国体総合馬術競技】
 馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点を競う複合競技。馬場馬術終了時点で3人馬が1位に並ぶ展開でした。障害馬術競技は暫定順位のリバースオーダーで行われましたが、前半から不従順や落下が多く、順位が変動しながら競技が進みました。暫定1位の3人馬のうち、減点0でゴールした篠原正紀&アップトゥーユー(東京都)が優勝、2位は馬場で8位だった横山瞬&モナベール(北海道)、3位は馬場で9位だった駒津眞希&ハイペリオンKG(栃木県)が大きく順位を上げて入賞しました。


▲篠原正紀&アップトゥーユー
「少年の時以来の久しぶりの本国体でいい結果を出せて良かったです。総合馬術の専門職としてバチっと決めておかなければと思っていましたし、6連覇した細野(茂之)さんに続くことができ、東京都に貢献できたことも良かったです」

【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
 JEF自由演技国体成年馬場馬術課目で実施したこの競技には12人馬が出場しました。馬のテンションが高くなってしまって実力を発揮できなかった人馬が複数いた一方で、落ち着いてミスなく演技を披露した地元茨城県の鈴木直人&ファーストオリバーが71.020%で優勝しました。2位は稗田龍馬&アムステルダム(兵庫県)70.760%、3位は永見一平&レディートゥーダンス(長野県)70.345%でした。


▲鈴木直人&ファーストオリバー
「豪華なメンバーが揃っている中で優勝できて驚いています。初日の規定演技は悔しい部分がありましたが、今日は馬がとてもいい状態で、かなり難しい構成のプログラムを集中して演技することができました。地元国体でこのような成績を出せて本当に良かったです」

【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
 出場25人馬のうち第二段階に進んだのは10人馬でした。減点0は2人馬で、第二段階を27.69秒で走り切った西谷遥人&クインティナ(滋賀県)が優勝、31.92秒の吉永真由子&ファンタジスタ(三重県)が2位、そしてタイム減点1がついた中村旺生&エイプリルズパラント(福井県)が3位となりました。


▲西谷遥人&クインティン
「めちゃくちゃ嬉しいです。第一段階は落とさずに回ること、そして第二段階ではスピードと小回りを意識して走行しました。優勝が決まるまでずっとドキドキして待っていました。クインティンと指導してくださった先生がたに感謝しています」


(その2)に続く。
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馬場馬術本部
2022 年 10 月 7 日
《とちぎ国体》第2日レポート(その2)
【第10競技 少年 標準障害飛越競技】
 この競技には24人馬が出場し、7人馬がジャンプオフに進みました。ダブルクリアラウンドは4人馬で、優勝は34.84秒の中島妃香留&ダイワシュガー(茨城県)、2位は野本輝仁&ハッピーサンシャイン(神奈川県)36.37秒、3位は津田みや&モナベール(北海道)36.44秒となりました。


▲中島妃香留&ダイワシュガー
「兄(中島双汰)が結果を出していたダイワシュガーに乗るというプレッシャーがあったので、優勝することができて安心しました。ジャンプオフでは基本的なペースを速くして、しっかり攻められたと思います。最終日のトップスコアもなるべく多くの障害を飛べるように頑張ります」

【第11競技 成年男子 スピードアンドハンディネス競技】
 出場25人馬のうち7人馬が走行タイム60秒を切りましたが、そのうち6人馬は落下による加算秒があり、唯一落下せずにゴールした波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ(山梨県)が58.48秒で優勝しました。2位は地元栃木県の増山誠倫&アダマスで60.15秒、3位は岡村実&バンディートG(奈良県)60.17秒でした。


▲波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ
「馬は決して本調子ではなかったのですが、今日は馬が本当に頑張ってくれました。2年ほど前に日本に来た時は120cmクラスの馬でしたが、今シーズンは140cmクラスに使っており、来シーズンは150cmクラスに行けたらいいなと思っています」

【第12競技 少年 団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)】
 この競技はトーナメント戦で、第2日の今日は1回戦と準々決勝が行われ、北海道、大分県、兵庫県、高知県が準決勝進出を決めました。準決勝と決勝は第4日に行われます。

 第2日を終え、天皇杯は地元栃木県が70点を獲得して首位に立っています。

 第3日は成年男子自由演技馬場馬術競技、少年二段階障害飛越競技、成年女子標準障害飛越競技、少年リレー競技、成年男子国体総合馬術競技(障害飛越)が行われます。

 スケジュール、出番表、ライブ配信につきましては、こちらのページをご確認ください。


 
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馬場馬術本部
2022 年 10 月 7 日
《とちぎ国体》第2日レポート(その1)
《第77回 国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)》馬術競技会は第2日の今日は、第7競技から第12競技までの6競技が行われました。

【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
 この競技はFEIセントジョージ賞典で行われ、11人馬が参加しました。中村公子&ジェームスディーン4(奈良県)が抑え気味な演技ながらもしっかりまとめて70.324%を獲得して、中村は愛媛、福井、茨城、栃木と4大会連続優勝を果たしました。2位は地元栃木県の金城友&ハイテックで67.088%、3位は増元真以子&ドンアンジェロ(千葉県)66.676%でした。


▲中村公子&ジェームスディーン4
「今日はとにかく馬のテンションが高くて六分目の演技でした。とにかく爆発させない、大きく乱れないことを目標に演技しました。個人戦の全日本と違って国体は県のために点を取ることが一番大事なので、高いパーセンテージを求めるより(1位に与えられる)8点をとることを優先しました。自由演技は馬が音を気にすると思いますが、何とか頑張ってくれるのではないかという気がしています」

【第8競技-1 成年男子 国体総合馬術競技(馬場馬術)】
 この競技は馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点で順位を決定します。今日は馬場馬術競技が行われ、片山淳&ラッキーユー7(徳島県)、菅原権太郎&桜焔(岩手県)、篠原正紀&アップトゥーユー(東京都)が減点31.4で暫定1位に並んでいます。障害馬術競技は明日(10月8日)実施されます。

【第9競技 成年女子 ダービー競技】
 全長720mに18障害が設置されたこの競技には22人馬が出場し、4人馬がオリジナルコースを減点0でゴールしてジャンプオフに進みました。地元代表の増山久佳&ビューティーが45.12秒でダブルクリアラウンドすると、西脇小夜子&セルヴィス(岐阜県)が40.36秒、そして佐藤泰&コンタドーラ(長野県)が39.46秒とタイムを縮めていき、この3人馬が3位、2位、1位と上位を占めました。


▲佐藤泰&コンタドーラ
「昨日の成年男子ダービー競技で兄とコンタドーラが勝っているので、自信を持って行けばいけるんじゃないかと思っていました。これで成年女子の障害全種目で優勝できたので嬉しいです。明日は兀地(ごっち)で標準障害に出ます。チームのためにきちんと1点とることを意識して臨みたいです」


(その2)に続く。
 
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馬場馬術本部
2022 年 10 月 7 日
《とちぎ国体》第1日レポート(その2)
【第4競技 成年男子 トップスコア】
 障害物ごとに決まった点数がつけられていて、クリアするとその点数が加算されていくトップスコア。60秒以内に何点取れるかを競います。出番1番の林義昌&デスペラードAM(千葉県)が1370点をマークして一気にハイレベルな争いとなりましたが、地元栃木県の広田龍馬&ニック・オブ・タイムが1440点を出して優勝。3位は1320点の山口敬介&クインティナ(滋賀県)でした。


▲広田龍馬&ニック・オブ・タイム
「今日の栃木チームは本当に良かったです。盆と正月が一緒に来たような感じです。僕自身は1ヵ月前の試合で人馬転倒して、鎖骨と肋骨が折れてしまい、何とか乗れるところまで来たという感じです。家族とチームのサポートの大切さが身に染みています。乗っている時は集中していたので痛みは感じなかったのですが、ゴール後に手を大きく挙げて『痛っ』と思い出しました(笑)。天皇杯目指して頑張ります!」

【第5競技 少年 スピードアンドハンディネス】
 この競技は序盤から白熱しました。1番の川村颯太&ハーベスト(静岡県)が54.97秒を出すと、続く中山龍&ナバロン(熊本県)が53.98秒でそれを上回る展開。さらに早いタイムを出したのは地元栃木県の瀧田玲&グッドルーカスで、53.92秒で優勝を決めました。2位は中山&ナバロン、3位は川村&ハーベストでした。


▲瀧田玲&グッドルーカス
「前の種目で思乃さんや龍馬さんがいいスタートを切ってくれたので、その波に乗ることができました。後悔しないように走ろうと思って、自分がやるって決めたことを出し切れたので良かったです。リレーとダービーも悔いのない試合にしたいです」

【第6競技 成年男子 ダービー競技】
 長丁場のコースに自然に近い状態の障害物が設置されるダービー競技は、20人馬中4人馬がジャンプオフに進みました。そのすべてがダブルクリアラウンドし、少しずつタイムが縮まっていくというエキサイティングな展開に会場は多いに沸きました。優勝したのは最後に走行した佐藤賢希&コンタドーラ(長野県)33.09秒、2位は本田恵士&ジータ(大阪府)33.15秒、3位は石田侑奇&クラリス(高知県)33.40秒でした。


▲佐藤賢希&コンタドーラ
「今日は勝つ自信がありました。素晴らしいコンタドーラとの一期一会に感謝しています。ワクワクするジャンプオフを4人でつくれたこと、それを見ていただけたことを誇りに思います」

 第1日を終え、6競技のうち3競技で優勝、他の競技も全て入賞して得点を重ねた地元栃木県が首位に立っています。

 第2日は成年女子馬場馬術競技、成年男子国体総合馬術競技(馬場馬術)、成年女子ダービー競技、少年標準障害飛越競技、成年男子スピードアンドハンディネス競技、少年団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)の6競技が行われます。

 スケジュール、出番表、ライブ配信につきましては、こちらのページをご確認ください。


 
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馬場馬術本部
2022 年 10 月 7 日
《とちぎ国体》第1日レポート(その1)
《第77回 国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)》馬術競技会が開幕しました。今日(10月6日)から10月10日までの5日間にわたって23競技が行われます。初日の今日は6競技が行われました。

【第1競技 成年男子 馬場馬術競技】
 セントジョージ賞典で実施されるこの競技には14人馬が出場しました。ふるさと選手制度を使って北海道から参加した林伸伍&ジェシージェームスが70.441%で優勝、2位は増元拓巳&ドンアンジェロ(千葉県)68.971%、3位は地元栃木の鈴木直人&ファーストオリバーで68.382%でした。


▲林伸伍&ジェシージェームス
「今年アジア大会に行こうと思っていた馬なので、ここでは負けられないくらいの気持ちテンションが上がりやすい馬なので、丁寧に乗りました。北海道の一番手として勢いをつけられて良かったです。自由演技はもうちょっと落ち着いてくれたら攻めていけると思います」

【第2競技 少年 馬場馬術競技】
 この競技はFEIジュニアライダー個人課目で実施され、12人馬が出場しました。国体初出場の橋内雪花&ギャビデルギャビVCG(奈良県)が66.765%で優勝しました。2位は中学3年生でこちらも初出場の浅川駿萬&ホーリーナイト(静岡県)65.853%、3位は髙松優希&エルメス・デアツヴァイタ(東京都)65.676%でした。


▲橋内雪花&ギャビデルギャビVCG  ©c3.photography
「まだ夢見心地というか、何が起こったのかわからない感じです。初めての国体でとても緊張しましたが、馬と先生がたに支えていただいてここまで来られたと思うので、本当にありがたいです」

【第3競技 成年女子 二段階障害飛越競技】
 この競技は第1障害から第7障害までの第1段階を減点0で走行すると、第8障害から第12障害の第2段階に進むことができるというもの。全体の減点が同じ場合は、第2段階のタイムが早いほうが上位となります。出場26人中、第2段階に進んだのは9人馬で、減点0は4人馬、タイム勝負となりました。地元の広田思乃&ライフ・イズ・ビューティフルが27.73秒で優勝、吉井彩音&アルヴィン(滋賀県)が29.49秒で2位、今井有希奈&ファンタジスタ(三重県)が29.58秒で3位。


▲広田思乃&ライフ・イズ・ビューティフル
「栃木県が良いスタートを切ることができて良かったです。ホッとしました。本当に地元の国体で知っている人がたくさんいるので、いつもとは違う緊張感の中で、絶対に落とせないと思って走りました。初めは他の馬で出るつもりだったのですが、ブチくん(ライフ・イズ・ビューティフル)はもう19歳で国体は最後のチャンスだったので、やっぱりブチくんで出ようということでエントリー直前にブチくんに変えました。11年間の信頼関係のおかげでこの結果が出せました」

(その2)に続く

 
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馬場馬術本部
2022 年 10 月 3 日
《全日本馬場PartⅠ》出場権獲得人馬リスト一部訂正について
 9月29日(木)に発表した《第74回全日本馬場馬術大会2022 PartⅠ》の出場権獲得人馬およびリザーブ人馬のリストについて、セントジョージクラスのランキング結果に誤りがありましたので、以下の通り、お詫びして訂正いたします。

◆第4競技 セントジョージクラス(予選) 出場権獲得人馬リスト(訂正版)

その他のクラスやエントリー手続きについてはこちら(9月29日発表記事)
申込締切は10月6日(木)で

ご不明点等ございましたら、下記、馬場馬術担当メールアドレスまでご連絡ください。
saga★equitation-japan.com(★を@に変えてください)

 
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馬場馬術本部
2022 年 9 月 29 日
《全日本馬場PartⅠ》スチュワード研修役員募集のお知らせ
 馬場馬術本部では、《第74回全日本馬場馬術大会2022 PartⅠ》において、スチュワード研修役員1名を募集いたします。ご希望の方は申込書をダウンロードし、10月11日(火)までに日本馬術連盟事務局・馬場馬術本部担当までメールにてお申込み下さい。

【スチュワード研修役員】
  大 会 名 :第74回全日本馬場馬術大会2022 PartⅠ
 場  所 : 御殿場市・馬術スポーツセンター(静岡県御殿場市仁杉1415-1)
 研修期間 : 11月11日(金)~13日(日)
 申込条件 : JEF審判員資格3級以上
        3日間通しで参加できる方(難しい場合は応相談)
 業務詳細 : スチュワード業務全般を行ってもらいます
 募集人数 : 1名
 申 込 書  : ◆全日本馬場PartⅠスチュワード研修役員申込書
 申込締切 : 10月11日(火)
  申 込 先 : saga★equitation-japan.com(★を@に変えてください)
 そ の 他  :・スチュワード研修役員は審判員資格昇格の際に実績としてカウントできます
       ・宿泊所は提供しますが交通費や謝金等の支給はありません
       ・希望者多数の場合は、馬場本部にて選考させていただきます

 
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馬場馬術本部
2022 年 9 月 29 日
《全日本馬場PartⅠ》出場権獲得人馬発表・エントリー受付開始
 11月11日から13日まで御殿場市馬術・スポーツセンターにて開催します《第74回全日本馬場馬術大会2022 PartⅠ》の出場権獲得人馬およびリザーブ人馬のリストを発表いたします。

《第74回全日本馬場馬術大会2022 PartⅠ》出場権獲得人馬リスト(PDF)※10月3日セントジョージクラス訂正版

 また、本日よりオンラインエントリー受付を開始します。申込締切は10月6日(木)です
 なお、4月29日にニュースに掲載した通り、今年度は、エントリー確定をより早く行うため、エントリー方法が従来から変更となっていますので、ご注意ください。必ず、以下のエントリー方法の流れをご確認のうえ、大会ページより、エントリーをお願いいたします。大会ページはこちら

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9月29日(木)  
 出場権獲得人馬、リザーブ人馬発表

9月29日(木)~10月6日(木) 
 オンラインエントリー期間
【注意点】
参加料は、オンラインエントリーの段階では振り込まないでください。
出場権獲得人馬も、リザーブ人馬も、すべて同時にオンラインエントリーして下さい。
・リザーブ人馬を含めて、複数の競技に権利を有している人馬は、出場を希望する種目にすべてエントリーして下さい。その際、必ず備考欄に出場を希望する種目の優先順位を記載して下さい。
例)Mクラスの出場権利獲得人馬(ランキング5位)かつ、Sクラスのリザーブ人馬(ランキング25位)で、繰り上がり出場できればSクラスへ出場を希望するが、できなかった場合はMクラスへ出場したい場合
→SクラスとMクラスにオンラインエントリーをし、上記希望を備考欄に記載する

10月中旬まで
 出場人馬(確定版)発表

10月25日(火)
 確定出場人馬 参加料 振込期限
※申込締め切り後、出場人馬(確定版)が発表された後にキャンセルした場合は、キャンセルが振込期限の前であっても、参加料を支払わなければなりませんので、ご注意ください。
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ご不明点等ございましたら、下記、馬場馬術担当メールアドレスまでご連絡ください。
saga★equitation-japan.com(★を@に変えてください)

 
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馬場馬術本部
2022 年 9 月 25 日
FEI 馬場馬術スチュワード講習会(更新)のご案内
昨年度に延期となったFEI 馬場馬術スチュワード講習会(更新)について、下記のとおり開催いたします。受講を希望される方は、実施要項に従ってお申し込み下さい。

         記

FEI 馬場馬術スチュワード講習会(更新)
日  程   2023年2月11日(土)~12日(日)
場  所   馬事畜産会館2F 会議室(東京都中央区新川2-6-16)
講  師   Jacques van Daele (BEL)
定  員   20名 ※外国人受講生を含む
受講条件   FEI馬場馬術スチュワード資格を有する者
受 講 料    20,000円
申込締切   2023年1月10日(火)

 FEI 馬場馬術スチュワード講習会(更新)実施要項(ダウンロード/PDF)
 DRE_course-seminar-promotion application form(ダウンロード/Word)



 
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馬場馬術本部
2022 年 9 月 25 日
《全日本ジュニア馬場》最終日レポート
 《第39回全日本ジュニア馬場馬術大会2022》(御殿場市馬術・スポーツセンター)は今日が最終日、ヤングライダー選手権(16~22歳)、ジュニアライダー選手権(14~18歳)、チルドレンライダー選手権(10~16歳)の各年代カテゴリーの日本一が決まりました。各選手権競技は初日の上位15選手が最終日に進むことができ、2日間の得点率合計で順位を決定しています。
  
 ヤングライダー選手権はFEI自由演技ヤングライダー馬場馬術課目で実施しました。規定演技で1位だった福岡珠緒&ショコラ・クラシック(リトルホースクラブ)が、自由演技で唯一70%を超える70.565%を獲得、2日間の得点率合計は139.192で優勝しました。2位は135.294ポイントの横山寛朗&ディジャズF(シュタール・ジーク)、3位は133.396ポイントの吉田友里恵&ドロップショット(アシェンダ乗馬学校)でした。
 福岡選手はチルドレンの時から11年間連続で全日本ジュニア馬場馬術大会に出場しており、チルドレンライダー、ジュニアライダー、ヤングライダーの三階級制覇を達成しています。ヤングライダー選手権はティーダとのコンビで制した2017年に続き、2回目の優勝でした。


▲ヤングライダー選手権優勝 福岡珠緒&ショコラ・クラシック
「全日本ジュニア最後の年に優勝で終わることができてとても嬉しいです。ショコラ・クラシックに快く乗せてくださったオーナー様にとても感謝しています。今日は私も馬も集中して競技に臨むことができ、満足のいく演技ができました。これまで乗せてもらったいろいろな馬たちのおかげで結果を残すことができました。改めて感謝を伝えたいです」


▲福岡選手はエルメス賞(エルメスの鞍)受賞 Photo:c3.photography

 ジュニアライダー選手権はFEI自由演技ジュニアライダー馬場馬術課目で実施しました。古山賀奈子&ワイノット(アイリッシュアラン乗馬学校)が71.165%の高いスコアで1位となり、2日間のトータル139.900ポイントで優勝を決めました。2位は136.574ポイントの江上渦&ソラヤ(アイリッシュアラン乗馬学校)、3位は133.174ポイントの西嶋大河&ジョワアース(Dressageプラスオール福岡)でした。


▲ジュニアライダー選手権優勝 古山賀奈子&ワイノット
「すごく嬉しいです。今日はワイノットのいいところを出せるようにと思って臨んで、ワイノットと一緒に楽しく、ベストの演技をすることができました。ワイノットは本当にいい子です。名馬です。2019年にチルドレンを勝って、今年ジュニアを勝つことができたので、将来的にはヤングも勝って三階級制覇できたらと思います」

 チルドレンライダー選手権はJEF馬場馬術競技L2課目で実施しました。松岡健心&グラーティア(静岡乗馬クラブ)が2日続けて1位となり、トータル136.200ポイントで優勝しました。2位は134.640ポイントの佐藤滋大&フロレンス(ESJ)、3位は133.027ポイントの有田笙之介&ザ・デュークオブカヴァン(リトルホースクラブ)となりました。


▲チルドレンライダー選手権優勝 松岡健心&グラーティア
「とても嬉しいです。乗る前にはめっちゃ緊張していたのですが、乗って本番直前の待機馬場に入ると自然に馬に集中して、緊張はなくなりました。練習通りに頑張ろうと思って臨んで、いつも通りの演技ができたので、それがすごく良かったと思います」

最終日の全結果はこちらから
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