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杭州アジア 馬場馬術
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《杭州アジア大会》9月27日レポート
《第19回アジア大会(2022/杭州)》馬術競技は、今日(9月27日)、馬場馬術個人戦予選がインターメディエイトIで行われました。この競技には、昨日の団体戦/個人戦予選で順位がついた全ての人馬が出場できるもので、32人馬が演技しました。
黒木茜&レスペラード(神戸乗馬倶楽部)は序盤に経路違反をしてしまいましたが、その後は大きなミスなく乗り切って62.147%で22位でした。髙田茉莉亜&ブリタニア7(アイリッシュアラン乗馬学校)はいくつかミスがあって点数を落としましたが、63.676%で17位。明日の決勝に進むことができるのは上位15人馬ですが、1ヵ国あたり2人馬までというルールにより15位以内からインドと中国の2人馬が除かれたため、髙田&ブリタニア7は決勝進出を果たしました。黒田龍之介&ベラートレ(西宮甲山乗馬クラブ)は今日も切れのある演技で70.971%を出して5位、ドローの結果、明日の決勝競技(自由演技インターメディエイトI)では最終出番で演技をすることになりました。

▲黒木茜&レスペラード
「経路違反をしてしまって集中の糸がプツッと切れてしまい、立て直すことができませんでした。彼とはコンビを組んでからの時間がまだ短く、十分に手の内に入っていないので、コミュニケーションをビルドアップする時間がもう少しあったら、という気持ちはあります。今日はできることを全てやって、笑顔で終わりたかったのですが、それができなかったことが情けなく、暑い中一生懸命頑張ってくれた馬に申し訳ないという気持ちでいっぱいです」

▲髙田茉莉亜&ブリタニア7
「昨日よりも暑さが厳しく、少しボーッとしてしまうほどでした。攻めて乗ろうと思っていたのですが、決勝に残る演技をしようと思って、少し消極的になってしまったかもしれません。ミスしたところは、馬の調子が良かったので、もう少し自分が待てば良かったのですが、ちょっとバタバタしてしまって誤作動が起きてしまいました。ギリギリですが決勝に進むことができたので、明日は楽しみます」

▲黒田龍之介&ベラートレ
「今日は馬がピリッとしていなくて、何を考えているかわからない感じがあって不安でした。それをどうコントロールするかを考えながら乗っていたというのが正直なところです。明日の決勝はキュア(自由演技)ですが、僕自身ほとんどキュアをしたことがないので、心配です。これから何回もキュアの曲を聞いて覚えます」
馬術競技の出番・結果はこちらから。
今日の結果(個人戦予選/インターメディエイトI)はこちらから。
決勝(自由演技インターメディエイトI)の出番はこちらから。
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《杭州アジア大会》9月26日レポート
《第19回アジア競技大会(2022/杭州)》馬術競技がスタートしました。今日(9月26日)は馬場馬術団体戦/個人戦予選が行われ、12の国と地域から34人馬が出場しました。団体を組んだのはアラブ首長国連邦、香港、韓国、中国、台北、インド、タイ、日本、カタールの9チームでした。
日本から出場したのは、黒田龍之介&ベラートレ(西宮甲山乗馬クラブ)、黒木茜&レスペラード(神戸乗馬倶楽部)、髙田茉莉亜&ブリタニア7(アイリッシュアラン乗馬学校)の3人馬です。今大会馬術競技TEAM JAPANの先陣を切ったのは、黒田&ベラートレ。やや高めのテンションで切れのある動きを見せて69.324%を出しました。午後、気温が上がってかなり厳しい状況になると、組織委員会の判断で競技の一時中断が急遽アナウンスされ、準備運動を始めていた黒木&レスペラードは一度厩舎に戻ることを余儀なくされてしまいました。1時間遅れで黒木&レスペラードから競技が再開、このコンビは65.912%でした。チーム内最後は初めて代表入りした髙田茉莉亜&ブリタニア7。得点率は67.088%でした。
団体成績はチーム内上位3人馬の得点率を合計したスコアで決定します。インドが209.205で優勝、中国が204.882で2位、香港が204.852で3位、日本は202.324で4位でした。

▲黒田龍之介&ベラートレ
「暑さとの戦いでした。日本の馬術全体の中で最初に出場することになって少し緊張しましたが、本番は気持ち良く演技することができました。自分としては70%を超えたかったので、その点は残念です。明日のインターメディエイトI(個人戦予選)は、決勝に行けるようにしっかり経路を覚えて臨みます」

▲黒木茜&レスペラード
「突然、タイムテーブルの変更があって、馬と私にとっては難しい状況でしたが、ベストは尽くせたと思います。大会の直前に馬の調子が悪くなってとても不安でしたが、周りの方々のサポートのおかげで、この場に立つことができました。点数に関しては正直がっかりしていますが、無事に終えることができてホッとしています」

▲髙田茉莉亜&ブリタニア7
「このような大会に参加するのは初めてで、観客の前で演技することができて幸せでしたし、馬に感謝しています。日本チームの皆さんのサポートのおかげで大きなミスなく終えることができました。少し守りに入ってしまったことに悔いが残っているので、明日はもっと思い切って演技して、ブリタニアの良さを出せるようにしたいです」
明日は個人戦予選。インターメディエイトIで実施されます。32人馬が出場予定で、このうち上位15人馬(ただし1ヵ国2人馬まで)が、自由演技で行われる個人戦決勝に進むことができます。
明日のTEAM JAPANの出番は次の通りです。
15番 黒木茜&レスペラード 10:36(日本時間 11:36)
18番 髙田茉莉亜&ブリタニア 15:09(日本時間 16:09)
28番 黒田龍之介&ベラートレ 16:39(日本時間 17:39)
馬術競技の出番・結果等はこちらから。
団体戦の結果はこちらから。
インターメディエイトIの出番はこちらから。
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《全日本ジュニア馬場》最終日レポート
《第40回全日本ジュニア馬場馬術大会2023》は最終日の今日、各クラスの2日目の競技を実施しました。
ヤングライダー選手権は、前日の規定演技で60%を超えた13人馬が出場し、自由演技を披露しました。前日に続いて吉田友里恵&グランダー(アシェンダ乗馬学校)が72.890%のハイスコアをマークし、2日間の得点率の合計は143.037ポイントで選手権競技優勝を決めました。2位は136.340ポイントの宮本真衣&シュヴァルベン・メロディー(アシェンダ乗馬学校)、3位は135.217ポイントの田原まや&龍統(立命館大学馬術部)でした。

▲ヤングライダー選手権優勝 吉田友里恵&グランダー ©c3.photography
「ヤングライダー最後の年だったので、思い切り楽しんで演技をするつもりで臨みました。少し攻めた演技で、馬のダイナミックな動きを出せたかなと思います。勝って終わりたいという気持ちを形にできたのは良かったです。グランダーとはまだコンビが浅く、お互いまだよくわかっていないのですが、これからどんどん良くなっていくと思います。これからはグランダーの良さをもっと出していけるようになりたいです」
ジュニアライダー選手権には15人馬が出場しました。今日の自由演技は西木成絢&ヴァンクリーフ(エバーグリーンホースガーデン)が69.890%で1位となりました。2日間の得点率合計で決まる選手権競技は、規定演技で優勝した佐藤滋大が、今日の自由演技では6位だったものの得点率の合計は137.013ポイントで初優勝を決めました。2位は136.851ポイントの西木&ヴァンクリーフ、3位は136.378ポイントの松岡健心&グラーティア(静岡乗馬クラブ)となりました。

▲ジュニアライダー選手権優勝 佐藤滋大&ヒストリー ©c3.photography
「今日は昨日より馬の状態が難しく、その中でフライングチェンジで大きなミスをしてしまったので、優勝は厳しいかなと思いながら結果を待っていたら、優勝の放送が聞こえたので、喜びが爆発しました。たくさんの知り合いが観に来てくれていたので、ウィニングランでもその嬉しい気持ちを前面に出して走りました」
チルドレンライダー選手権は15人馬がJEF第3課目Bに進みました。村越春花&フロレンス(ESJ)が70.917%を出して昨日に続いて1位、得点率合計139.598ポイントで優勝しました。2位は137.389ポイントの速水心&ディアダイキリ(ESJ)、3位は133.972ポイントの番田真衣&ロナー(東京乗馬倶楽部)となりました。

▲チルドレンライダー選手権優勝 村越春花&フロレンス ©c3.photography
「昨日は2位との差がぎりぎりだったので、今日はもっと点数を出さなければという緊張感がありました。苦手な運動項目もしっかり意識して気を付けて乗って、うまくいきました。来年はジュニア課目に上がって、今日優勝した同じクラブの佐藤滋大選手と競い合えるくらいにレベルを上げたいです」
新設のU30選手権は、ショートグランプリを実施しました。安田利実&ベルナルドU(Circle E Horse Farm)が64.079%で昨日のインターメディエイトIIに続いて1位、得点率の合計は128.442ポイントで初代チャンピオンとなりました。

▲U30選手権優勝 安田利実&ベルナルドU ©c3.photography
「この競技が新設されたことはありがたいですし、私自身、若い選手を引っ張っていく側になれたらいいなと思います。今日のショートグランプリは忙しい経路で難しかったです。思った通りの演技が見せられず悔しい部分はありますが、初代チャンピオンになれて嬉しいです」
同じく新設のU30セントジョージクラスは、清水梓&三日月(ロハスライディングクラブ)が127.755ポイントで優勝しました。

▲U30セントジョージクラス優勝 清水梓&三日月 ©c3.photography
全競技の結果はこちらからご覧ください。
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《全日本ジュニア馬場》全結果のお知らせ
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《全日本ジュニア馬場》初日レポート
《第40回全日本ジュニア馬場馬術大会2023》が御殿場市馬術・スポーツセンターで開幕しました。これまでのヤングライダー、ジュニアライダー、チルドレンライダーに加えてU30カテゴリーを新設し、U30選手権とU30セントジョージクラスの合わせて5つのクラスで行います。いずれも、初日の競技と2日目の競技の得点率を合計して順位を決定します。
ヤングライダー選手権(16~22歳)には19人馬が出場、初日はFEI ヤングライダー個人競技馬場馬術課目を実施しました。吉田友里恵&グランダー(アシェンダ乗馬学校)が70.147%の高いスコアで1位、宮本真衣&シュヴァルベン・メロディー(アシェンダ乗馬学校)が67.010%で2位、田原まや&龍統(立命館大学馬術部)が66.127%で3位でした。

▲ヤングライダー初日1位 吉田友里恵
「今日は足場が少し悪かったので、あまり攻められませんでしたが、大きなミスなく安定した演技ができたかなと思います。グランダーはクオリティがすごく高い馬ですが、まだそれを出し切れていないのが悔しいです。キュアは私も馬も得意なので、明日は楽しみながら最後まで演技をしたいと思っています」
ジュニアライダー選手権(14~18歳)には28人馬が出場しました。初日のFEIジュニアライダー個人競技馬場馬術課目を制したのは68.333%の佐藤滋大&ヒストリー(ESJ)、2位は67.647%の浅川駿萬&ホーリーナイト(静岡乗馬クラブ)、3位は67.353%の松岡健心&グラーティア(静岡乗馬クラブ)でした。

▲ジュニアライダー初日1位 佐藤滋大
「ジュニアにクラスアップしてフライングチェンジや駈歩ハーフパスなど新しい技術が増えて、また、馬も変わったので、それに合わせるのに結構時間がかかりました。何とか馬と力を合わせて演技する方向に持ってくることができたかなと思っています。明日の自由演技は、今日の馬の雰囲気を保ったまま、馬と曲と良い調和をつくり出していきたいです」
チルドレンライダー選手権(10~16歳)には25人馬が出場しました。初日のFEI第3課目Aは上位2人馬が接戦で、村越春花&フロレンス(ESJ)が68.681%で1位、速水心&ディアダイキリ(ESJ)が68.472%で2位、番田真衣&ロナー(東京乗馬倶楽部)が66.597%で3位につけています。

▲チルドレンライダー初日1位 村越春花
「1ヵ月前まで私が怪我をしていて復帰したばかりなのですが、フロレンスが助けてくれました。馬への感謝の気持ちが一番大きいです。2位に同じチームの(速水)心がライバルでいるので、それを越えていけるように、フロレンスの一番の演技を出し切りたいです」
新設のU30選手権、初日の課目はFEIインターメディエイトⅡです。このクラスには3人馬が出場しており、今日は安田利実&ベルナルドU(Circle E Horse Farm)が64.363%で1位となりました。

▲U30選手権初日1位 安田利実
「このクラスをつくってもらってありがたいです。ただ、踏み慣れていない課目だったので、難しさを感じつつ楽しんで、またこの場に戻って来ることができました。明日のショートグランプリは忙しい経路で、合図が雑になりがちなので、丁寧に落ち着いて、彼の良さがちゃんと出せるように乗りたいです」
こちらも新設のU30セントジョージクラス。この競技には5人馬が参加しています。初日のセントジョージ賞典は清水梓&三日月(ロハスライディングクラブ)が64.608%で1位となりました。
結果や出番表などの情報は大会特設サイトでご確認ください。
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《全日本ジュニア馬場》特設サイトについて
9月23日・24日に開催する《第40回全日本ジュニア馬場馬術大会2023》の特設サイトについてご案内いたします。
大会スケジュール、連絡事項、出番表、結果等について、すべてこちらの特設サイトに掲載いたしますので、ご確認ください。
特設サイトULR:
https://sites.google.com/view/all-japan-junior-dressage-2023
また、下記に該当される方は、特設サイトの各フォームよりそれぞれ申請してください。
・出場選手が未成年で大会期間中保護者の帯同がない場合→「落馬に対する保護者委任状フォーム」
・獣医師及び装蹄師として本大会に入場する場合→「獣医師及び装蹄師 入場届」
※今大会は選手および関係者のリストバンド登録は不要です。
※取材・撮影等のための来場を希望される方は
広報担当までお問合せください。
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馬場馬術規程 折り返し(ランニングレーン)について
馬場馬術規程の【第434条 馬具-装具】《5. 装具》および《9. ウォームアップとトレーニングエリア》について、以下の通り、補足いたします。
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「折り返し」と「ランニングレーン」は同じものを指し、競技では使用を禁止していますが、ウォームアップとトレーニングエリアでは、水勒時のみ補助器具として使用が認められます。
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《参考(規程抜粋)》
第434条 馬装-装具
5.装具
トレーニング、ウォームアップおよび競技においてマルタンガール、胸あて、ビットガード、あらゆる装具(ベアリングレーン、サイドレーン、ランニングレーン、バランシングレーン、ネーザルストリップなど)、および馬の視界を妨げるあらゆる形態のブリンカーもその使用は厳しく禁止され、これに違反した場合は失権となる。
9.ウォームアップとトレーニングエリア
前記 1 項~7 項はウォームアップ馬場や他のトレーニングエリアにも適用されるが、これらの馬場ではカブソン鼻革や通常のドロップ鼻革、メキシコ鼻革、フラッシュ鼻革付きの水勒頭絡、ブーツ、バンデージの使用が認められる。また、水勒時のみ、補助器具として折り返しの使用のみ認められる。(JEF)
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馬場馬術競技会《チャレンジ・ドレッサージュ》専用サイトについて
11月4日・5日に開催する《第1回チャレンジ・ドレッサージュ大会2023》の大会専用サイトについて、ご案内いたします。
◆第1回チャレンジ・ドレッサージュ大会2023専用サイト
https://challengedressage.wixsite.com/------------2023
エントリー期間:8月28日(月)10:00~9月25日(月)
※競技スケジュール・使用厩舎を越える人馬の申し込みがあった場合は、オンライン申込(メール送付)および参加料納入が揃った日時での先着順となりますので、8月28日(月)10:00以降、お早めにお申し込みください。
専用サイトに掲載されている参加書類一式(エクセル)に必要事項を記入のうえ、エントリー専用メールアドレスchallengedressage★gmail.com(★を@に変更)まで送付して下さい。
※実施競技種目および参加資格・条件等は、専用サイトの実施要項をご確認ください
★チャレンジ・ドレッサージュ大会とは
多くの方に馬場馬術競技に参加する楽しさを知っていただくことを目的に、小委員会・意見交換会等での協議を踏まえて新設した初級者向けの馬場馬術競技会です。
実施課目は部班(速歩・駈歩)、JEF制定の第1課目、第2課目A・B・C、第3課目A。日馬連会員、組成団体加盟団体の会員、または全国乗馬倶楽部振興協会団体会員となっているクラブに所属している方が参加可能です。必要な騎乗者資格については、実施課目に応じて定めていますので実施要項をご確認下さい。また、騎乗馬については防疫要件を満たしていれば日馬連登録の有無は問いません。
第1回チャレンジ・ドレッサージュ大会2023
期 日:2023年11月4日(土)~5日(日)
会 場:御殿場市馬術・スポーツセンター
申込期間:2023年8月28日(月)AM10:00~9月25日(月)
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《全日本ジュニア馬場》出場人馬発表
9月23日から24日まで御殿場市馬術・スポーツセンターにて開催します《第40回全日本ジュニア馬場馬術大会2023》の出場人馬を発表いたします。
《第40回全日本ジュニア馬場馬術大会2023》出場人馬一覧(PDF)
こちらでエントリーが確定しましたので、
9月1日(金)までに、要項に記載された口座へ参加料をお振込下さい。
【参加料の金額の確認方法】
1.オンラインエントリーを実施したID&パスワードでログイン
2.ページ左上の「申請承認待ち情報」をクリック
3.「申請承認待ち一覧」に記載されている当該申請の金額をご確認下さい
【振込先】
三菱 UFJ 銀行 本店(001) 普通
(口座番号)2427365
(名義)馬場馬術本部実行委員会 公益社団法人 日本馬術連盟
なお、今大会は厩舎地区の入場制限を実施しないため、リストバンドの配布および事前登録はありません。
特設サイトについては、別途、ご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。
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