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《わたSHIGA輝く国スポ2025》最終日レポート
三木ホースランドパークで開催した《わたSHIGA輝く国スポ2025》馬術競技会は10月3日、最終日を迎えました。
【第22競技 少年 トップスコア競技】
この競技には24人馬が出場、3人馬が1000点を超えました。トップスコアを獲得したのは荒木清&ティフェレト(山形県)で1230点、2位は1120点の杉山幸恵&ソル(神奈川県)、3位は1000点の村上康介&バンディートG(奈良県)でした。

▲荒木清&ティフェレト
「嬉しいです。ティフェレトとのコンビは1年くらいですが、最初のうちはどうやって乗ればいいのか苦労しました。今日は走ったり小さく回ったりとコントロールができたので、日々の練習の成果が出たことも嬉しいです」
【第23競技 成年男子 六段障害飛越競技】
この競技には14人馬が出場、最終障害150cmからスタートしました。6人馬が160cmに上がったジャンプオフに進み、さらに3人馬が170cmに挑戦。これをクリアした2人馬が180cmに挑みました。開催県である滋賀代表の山口敬介&カムアンドフィールが完飛して優勝、最終障害はクリアしたものの5つ目を落下した藤谷喜晴&ルーシー・エルミタージュ(和歌山県)が2位、3位は広田大和&ブレイヴスターズofヤス(栃木県)となりました。

▲山口敬介&カムアンドフィール
「最初の走行は自分が緊張してしまってちょっと危なかったのですが、ジャンプオフに入ってからはリラックスして臨めました。180cmも馬は躊躇することなくいってくれました。総合優勝も果たせて本当に良かったです」
開催県の滋賀チームは天皇杯・皇后杯(男女総合優勝・女子総合優勝)を獲得しました。

▲男女総合優勝(天皇杯)滋賀県チーム
「この大会に向けて5年、10年かけて取り組んできた結果が出て良かったです。強い県がいる中で優勝できるのかという心配もありましたが、チームの全員が全力で頑張ってしっかりポイントを獲得してくれました。県外開催にはなりましたが、いろいろな形で滋賀をアピールできたと思います。目標は国スポ3連覇です!」(谷口真一監督)
《わたSHIGA輝く国スポ2025》の結果は国スポ公式サイトでご覧いただけます。
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《わたSHIGA輝く国スポ2025》第4日レポート
三木ホースランドパークで開催している《わたSHIGA輝く国スポ2025》馬術競技会は4日目の10月2日、5競技を実施しました。
【第17競技 少年 自由演技馬場馬術競技】
この競技はFEI自由演技ジュニアライダー馬場馬術課目で実施、8人馬が出場しました。開催県の滋賀代表の池添桃花&フュルストアマンテが断トツの70.645%を出して優勝、2位は66.950%の壷井彩乃&フルリオ(奈良県)、3位は66.425%の乗松柚羽&マキシマス(千葉県)となりました。

▲池添桃花&フュルストアマンテ
「めっちゃくちゃ嬉しいです! 馬と音楽が合うように、しっかり曲を聴きながら演技しました。フュルストアマンテはすごく私に集中してくれていて、私の指示を忠実にきいてくれました。皆さんの応援の力がなければ1位の表彰台には立てなかったと思うので、とても感謝しています。ありがとうございました」
【第18競技 成年女子 自由演技馬場馬術競技】
この競技は自由演技国体成年馬場馬術課目で実施、12人馬が出場しました。優勝は滝川友香子&ダカールズドリーム(愛知県)で70.655%をマークしました。2位は中村公子&ギャビデルギャビVCG(奈良県)70.115%、3位は稗田奈緒子&アムステルダム(兵庫県)69.585%でした。

▲滝川友香子&ダカールズドリーム
「自由演技でここ(1位の表彰台)に立てるとは思っていませんでした。サポートしてくださるみんなの力があって私が今ここに立てていると感謝しています。今日は、ダカールと私が楽しんで演技をしていると感じてもらえるように乗りました」
【第19競技 少年 ダービー競技】
長丁場の全長890mに18障害(20飛越)が設置されたダービー競技には20人馬が出場し、このコースを完走した3人馬によるジャンプオフが成立。長町柚愛&ルーチャット(長野県)が41.50秒でダブルクリアランドして優勝、2位は49.70秒の原田祈璃&ヴァリディリホ(鹿児島県)、3位は減点8の髙田春来&サントリーニ(京都府)となりました。

▲長町柚愛&ルーチャット
「自分でもこんないい成績が残せると思っていなかったので、すごく嬉しいです。ここまで応援してきてくれた長野県に少しでも貢献できたらと思って、今回はすごく頑張りました。回転を小さく回ったりして、ここまでタイムを縮められたので良かったです」
【第20競技 成年女子 トップスコア競技】
この競技には23人馬が出場しました。上位選手のコースどりは同じで、最後の120点の障害物を飛ぶことができたかどうかで勝負が決まりました。トップスコアは1530点。62.89秒の荒木梨花&藤丸K(京都府)が優勝、66.53秒の山林真由美&インデラZ(鳥取県)が2位となりました。最後の120点障害に間に合わなかった2人馬が1410点で並びましたが、こちらもタイム差で真鍋恵美子&セリーナZK(徳島県)が3位となりました。

▲荒木梨花&藤丸K
「山林選手と同点でしたが、タイム差で勝つことができてとても嬉しいです。藤丸Kは成年男子スピードアンドハンディネスで優勝、少年リレーで2位で、翼は授かっていました。足がすごく速い子なのでうまくいけば勝てると思って、自信をもって走りました」
【第21競技 成年男子 標準障害飛越競技】
この競技には15人馬が出場して、6人馬がジャンプオフに進みました。ダブルクリアラウンドした4人馬のうち、トップタイムの36.71秒を出した眞田翔&ディアラ(広島県)が優勝、38.53秒の福島大輔&クアルシャトンPS(千葉県)が2位、40.71秒の石井計人&ラッキースターヴァンデコルトヴィッヒ(群馬県)が3位でした。

▲眞田翔&ディアラ
「自分より活躍している選手ばかりでちょっと緊張しましたが、自分の走りができて良かったです。ジャンプオフでは自分で思ったよりもうまくいったので、これは?ったなという手応えを感じました。頑張ってくれた馬とサポートしてくれた広島チームに感謝しかないです。ありがとうございました」
国スポ馬術競技会は明日が最終日です。天皇杯(男女総合成績)は開催県の滋賀が116ポイントでトップを独走しています。
《わたSHIGA輝く国スポ2025》の結果は国スポ公式サイトでご覧いただけます。
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《わたSHIGA輝く国スポ2025》第3日レポート
三木ホースランドパークで開催している《わたSHIGA輝く国スポ2025》馬術競技会は3日目の10月1日、5競技を実施しました。
【第8競技 成年男子 国体総合馬術競技】
馬場馬術競技と障害馬術競技の2種目で実施するこの競技は、前日に馬場馬術を行い、その成績のリバースオーダーで障害飛越が実施されました。馬場馬術終了時は上位6人馬が4点差以内の接戦で、1落下で順位が変わる状況でした。
この6人馬のうち障害減点0だった3人馬が順位を上げて、上位に入賞しました。優勝はトータル減点30.7の篠原正紀&クアトロS(東京都)、2位は減点32.3の杉谷泰造&ジータ(大阪府)、3位は減点34.3の石田侑奇&リトルケニア(島根県)となりました。

▲篠原正紀&クアトロS
「総合馬術選手としてこの種目は勝ちたいと思っていました。トリプル障害でハプニングがあったのですが、クアトロが頑張って抜けてくれました。馬に感謝、そしてオーナーさんと東京チームに感謝しています」
【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
自由演技国体成年馬場馬術課目で実施したこの競技には11人馬が出場、上位3人馬は70%を超える結果でした。林伸伍&ダイアモンドダンス(北海道)が72.015%で初日の規定課目に続いて優勝、池添学&フューチャー(滋賀県)が70.635%で2位、稗田龍馬&アムステルダム(兵庫県)が70.255%で3位となりました。

▲林伸伍&ダイアモンドダンス
「馬とオーナーと北海道チームの皆さんのおかげで2冠を達成できてすごく嬉しいです。競技に関しては(池添)学先輩とワン・ツーということで、僕も嬉しいですし、学さんも嬉しいはずです。ふるさと北海道に貢献できて良かったです」
【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
この競技には24人馬が出場、9人馬が第1段階をノーミスで走行して第2段階に進みました。減点0は6人馬で、第2段階のタイムで順位が決まりました。28.82秒の中山駿汰&アンフォロー(兵庫県)が優勝、29.05秒の川島玄士&ガルーファンデスケンメルスベルグ(滋賀県)が2位、32.87秒の上野亘晴&インソムニアZ(福岡県)が3位でした。

▲中山駿汰&アンフォロー
「チーム兵庫のみんなに感謝しかありません。普段出ている大会と全然違って緊張しましたが、面白かったです。内を攻める作戦で、馬にもフォローしてもらって早いタイムでゴールすることができて良かったです」
【第15競技 成年女子 標準障害飛越競技】
この競技には22人馬が出場、ちょうど半数の11人馬がジャンプオフに進みました。ダブルクリアラウンドは5人馬。トップタイムの23.38秒を出した治武しおり&クインティナ(滋賀県)が優勝しました。2位は29.74秒の広田思乃&キャンベラZ(栃木県)、3位は30.43秒の坂田亜紀子&ペッパ(広島県)となりました。

▲治武しおり&クインティナ
「あまり勝つことは意識せずに走行したのですが、馬が自ら楽しそうに走ってくれました。滋賀県は総合優勝を目指せるところまできているので、あと2日、気を抜かずに頑張りたいと思います」
【第16競技 少年 リレー競技】
2人馬でチームを組んで前半・後半に分かれて一つのコースを走行するスピードアンドハンディネス競技で、19チームが出場しました。ポイントはいかにロスなく交替するかで、第1走者が第6障害を着地した瞬間に第2走者は第7障害に向かって踏み切ることができます。優勝は大谷永吉&オクタヴィT&Lと大谷文志&多可乃松風(兵庫県)で55.42秒でした。2位は57.16秒の髙田春来&藤丸Kと中窪美萩&サントリーニ(京都府)、3位は61.47秒の西畑康成&ホワイトイーグルと土田若葉&ホワイトユニコーン(福島県)となりました。

▲大谷永吉&オクタヴィT&L
「僕はあまり勝負できなかったのですが、後段で弟がやってくれたので良かったです?

▲大谷文志&多可乃松風
「兄弟で出られる最後の年だったので、一緒に優勝できて良かったです」

▲RRC(引退競走馬のための馬術競技)に選手として出場しているJRA川田将雅騎手がプレゼンターを務めた。
「表彰台に引退競走馬が2頭いるのはありがたく思います。また、優勝した大谷兄弟はうちの息子が幼い時からお世話になっているので、2人が活躍する姿を見ることができて本当に嬉しく思います。選手たちがより良い馬乗りになったり、馬に関わる仕事についたり、あるいは馬から離れてもこの経験がきっと生きるので、いい時間になったと思います。おめでとうございました」(川田騎手)
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《わたSHIGA輝く国スポ2025》第2日レポート
第79回国民スポーツ大会《わたSHIGA輝く国スポ2025》馬術競技会は大会2日目の今日(9月30日)、6競技を実施しました。
【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
成年男子と同様にセントジョージ賞典で実施されたこの競技には12人馬が出場しました。優勝は68.206%の中村公子&ギャビデルギャビVCG(奈良県)。コンビでこの競技を連覇し、中村選手自身は7年連続して国スポで勝利を挙げました。2位は68.059%の稗田奈緒子&ファンタスティコ(兵庫県)、3位は66.382%の滝川友香子&ダカールズドリーム(愛知県)でした。

▲中村公子&ギャビデルギャビVCG
「馬が非常にいいコンディションで頑張ってくれました。今日の優勝は馬のおかげなので、本来であれば表彰台にギャビが立つべきだと思っています。あとはサポートしてくれた奈良県チームの皆さんのおかげです。ありがとうございました」
【第8競技 成年男子 国体総合馬術競技】
馬場馬術と障害馬術の2種目で行うこの競技には16人馬が出場しています。初日の馬場馬術競技でトップに立ったのは減点30.4の片山淳&ラッキーユー7(徳島県)、2位は減点30.7の篠原正紀&クアトロS(東京都)、3位は減点31.3の水山大輔&プライムZ(岐阜県)と続いています。
明日(10月1日)障害馬術競技を行い、2種目の合計減点で最終順位が決まります。
【第9競技 成年女子 ダービー競技】
全長910mの長丁場のこの競技には19人馬が出場し、半数を超える11人馬がクリアラウンドしてジャンプオフに進みました。ここでも減点0だったのは10人馬で、ダブルクリアラウンドしても入賞(8位まで)できない人馬がいたほどの激戦でした。トップタイム32.04秒を出して優勝したのは広田思乃&キャンベラZ(栃木県)、2位は32.94秒の吉田彩音&トゥアイクリスタル(滋賀県)、3位は33.88秒の伊藤真七海&ルーチャット(長野県)でした。

▲広田思乃&キャンベラZ
「ここ何年かダービー競技に優勝することを目標にしてきました。今日の優勝で、成年女子の全種目を優勝することができたのですごく嬉しいです。ダービー競技は距離が長いのですが、キャンベラは昨日は成年男子、今日はこの成年女子で頑張って走ってくれたので、とても感謝しています」
【第10競技 少年 スピードアンドハンディネス競技】
この競技には25人馬が出場し、岩田音瑠羽&ヒューストンクオリティーZ(千葉県)が58.03秒で優勝しました。2位は1落下があってもなお60.14秒をマークした眞田蒼&オルサヴァントクルイス(広島県)、3位は61.26秒の吉田花凛&ジューンロールオン(滋賀県)となりました。

▲岩田音瑠羽&ヒューストンクオリティーZ
「今回はヒューストンに助けてもらって勝つことができました。明日も競技があるので、ヒューストンにはいっぱいバナナをあげます。明日は今日よりもリラックスして、いつもの練習のようにコースを回れるといいなと思います」
【第11競技 成年男子 トップスコア競技】
点数がつけられた障害物を飛越してクリアしたらその点数を獲得でき、その合計得点を競う競技で、コース(飛越する順番)は決められておらず、選手は60秒間に自分の考えたコースを走行します。
出場24人馬のうち1000点を超えたのは6人馬となりました。1390点の梁川正重&コグバーン(北海道)が優勝、1330点の山本一&インデラZ(鳥取県)が2位、1270点の眞田凌&ディアラ(広島県)が3位でした。
▲梁川正重&コグバーン
「国スポで初めて優勝できて本当に嬉しいです。コグバーンは日ごとに調子を上げていて、今日はうまくいきました。僕は早い出番でトップに立ちましたが、後ろにうまい人がたくさんいたので『早く終われ』と思いながら緊張して結果を待っていました(笑)」
【第12競技 少年 団体障害飛越競技】
2人でチームを組んで行う団体戦で、同じ1頭の馬に2人が騎乗して合計減点(同点の場合は合計タイム)で順位が決まるというルールで実施しました。
3チームが減点0でゴールして、タイムで勝負となりました。優勝したのは98.52秒の米田圭吾・梅田東空&ロイヤルグレイス(滋賀県)、2位は104.97秒の長町柚愛・速水心&ハリーM(長野県)、3位は110.24秒の安田湊・木村駿太郎&カノア(岐阜県)でした。

▲米田圭吾&ロイヤルグレイス(前段)
「とても能力のある馬なので、自分が良い流れをつくろうと思って臨みました。優勝が決まった瞬間、半泣きで嬉し涙でいっぱいでした」

▲梅田東空&ロイヤルグレイス(後段)
「後段のプレッシャーはなく、自信しかなかったです。谷口監督の笑顔を見たときに、優勝したことを実感しました」
《わたSHIGA輝く国スポ2025》の結果は国スポ公式サイトでご覧いただけます。
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《わたSHIGA輝く国スポ2025》開幕
第79回国民スポーツ大会《わたSHIGA輝く国スポ2025》馬術競技会が9月29日、開幕しました。今年の開催県は滋賀県ですが、馬術競技会の会場は兵庫県の三木ホースランドパークです。
【第1競技 成年男子 馬場馬術競技】
セントジョージ賞典で行われたこの競技には12人馬が出場しました。優勝したのは、毎年ふるさと選手制度で北海道代表として参加している林伸伍&ダイアモンドダンスで69.941%でした。2位は増元拓巳&シドニー(千葉県)67.265%、3位は稗田龍馬&アムステルダム(兵庫県)67.265%でした。2位と3位は得点率は同じでしたが、中央値(ジャッジ全員の得点率を比較して真ん中の得点率)により順位が決まりました。

▲林伸伍&ダイアモンドダンス
「滋賀県の池添(学)先輩に勝ちに来たので、無事に勝てて良かったです(笑)。ほぼノーミスで演技することができました。水曜日の自由演技は、観た人に感動してもらえるような演技をしたいと思います」
【第2競技 少年 馬場馬術競技】
12人馬が出場したこの競技は、FEIジュニアライダー団体競技馬場馬術課目で行われました。優勝は高校2年生の番田真衣&エルメス・デァツヴァイタ(東京都)で、67.394%を獲得しました。2位は池添桃花&フュルストアマンテ(滋賀県)64.970%、3位は宮倉叶&エルフェンランケ(福岡県)64.515%となりました。

▲番田真衣&エルメス・デァツヴァイタ
「とても嬉しいです。国スポは一度は出てみたいという憧れがありました。オーナーの(髙松)優希ちゃんがとても良い状態にしてくれたので、乗ったのはこれが4回目だったのですが、攻めた演技ができました」
【第3競技 成年女子 二段階障害飛越競技】
この競技には26人馬が出場し、ほぼ半数の12人馬が第1段階をノーミスで終えて第2段階に進みました。減点0は8人馬で第2段階のタイムによって順位が決定。27.28秒の治武しおり&クインティナ(滋賀県)が連覇、僅差の27.65秒で武道芙紀&アンカレッジ(京都府)が2位、29.35秒の竹内日菜乃&ルイ9(兵庫県)が3位でした。

▲治武しおり&クインティナ
「自分の仕事ができて、滋賀県がいいスタートが切れたのは良かったかなと思います。今年の国スポはまだ始まったばかりですが、滋賀県が団体優勝できるように力になれたらと思います」
【第4競技 成年男子 スピードアンドハンディネス競技】
この競技には21人馬が出場しました。中ほどの出番だった髙田潤&藤丸K(京都府)が出した63.07秒を上回る人馬が出ず、このコンビが優勝。2位は65.10秒の上野剛&ドゥーザベスト(福岡県)、3位は67.23秒の梁川正重&コグバーン(北海道)となりました。

▲髙田潤&藤丸K
「スピード競技に強い選手ばかりだったので、その中で結果を残せて嬉しいです。藤丸Kももともと足が速いので、その良さを出せたと思います」
【第5競技 少年 標準障害飛越競技】
この競技には18人馬が出場し、5人馬がジャンプオフに進みました。唯一ダブルクリアラウンドした杉山幸恵&ソル(神奈川県)が優勝、2位は減点4の岩田音瑠羽&ヒューストンクオリティーZ(千葉県)、3位は減点8のうちタイムが早かった川島玄士&ガルーファンデスケンメルスベルグ(滋賀県)となりました。

▲杉山幸恵&ソル
「とても嬉しいです。ジャンプオフでは出番が最初だったので、他の選手にプレッシャーをかけられる走行をしたいと思って臨みました。最終日のトップスコアにも出るので、そちらでも頑張ります」
【第6競技 成年男子 ダービー競技】
全長950mのコースに18障害(21飛越)が置かれた長丁場のダービー競技。コースには水濠やバンケットなどダービーならではの障害物も設置されました。20 人馬が出場して減点0が6人馬。さらにジャンプオフもクリアラウンドしたのは3人馬となりました。最終出番の小牧加矢太&トゥアイクリスタル(滋賀県)が43.06秒で連覇を果たし、43.55秒の僅差で広田龍馬&やキャンベラZ(栃木県)が2位、50.10秒の龍田太朗&ラスティック(長崎県)が3位でした。

▲小牧加矢太&トゥアイクリスタル
「広田さんといい勝負をしているだろうと思っていたのですが、ゴールを切った瞬間の歓声が、勝った時の歓声だったので『良かった、勝ったんだ』とわかりました。滋賀県チームがトゥアイクリスタルを仕上げてくれていたので、僕は集中して乗るだけでした。僕にスポットライトが当てられますが、チームに感謝したいです」
天皇杯(男女総合成績)は44ポイントの滋賀県がトップに立っています。
《わたSHIGA輝く国スポ2025》の結果は国スポ公式サイトでご覧いただけます。
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《わたSHIGA輝く国スポ》リハーサル大会申込締め切り日延長
わたSHIGA輝く国スポ馬術競技会リハーサル大会の
参加申込み期限の延長ついてご案内いたします。
大会期日:令和7年6月7日(土)~ 8日(日)【2日間】
(入厩期間:令和7年6月5日(木)~ 6日(金))
会 場:三木ホースランドパーク(兵庫県三木市別所町高木)
申込期限:
変更後:4月27日(日)23:59 締め切り
変更前 : 令和7年4月20日(日)まで
※申込みには、各都道府県馬術連盟代表者あてにメールで送付されている
IDとパスワードが必要となります。
実施要項・馬事衛生対策実施要項・参加申込案内は
こちら(外部リンク) から
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「競技会関連規程集 令和7年度版」の書籍の注文を開始しました
「競技会関連規程集 令和7年度版」の書籍の注文を開始いたしましたので、ご案内いたします。
購入は
こちらから。
発送につきましては、4月17日(木)より順次発送いたします。
なお、4月末から5月上旬のゴールデンウィーク期間は発送を停止せて頂きますのでご注意ください。
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競技会関連規程(令和7年4月改定)掲載
令和7年4月改定の競技会関連規程を順次掲載しておりますので以下の各ページからご確認ください。
競技関連(日本馬術連盟競技会規程、種目別公認競技会規程、国体規程、ナショナル・プログレスチーム規程 ほか)
獣医・ドーピング防止(獣医規程、馬インフルエンザ予防接種実施要領、アンチ・ドーピング規程 ほか)
資格関連(騎乗者資格規程、審判員規程、指導者規程、障害コースデザイナー規程、乗馬登録規程)
なお、「競技会関連規程集 令和7年度版」の書籍の注文開始日につきましては追ってご案内いたします。
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《SAGA2024》最終日レポート
三木ホースランドパークで開催している《SAGA2024 国民スポーツ大会》馬術競技会は最終日の10月13日、2競技を実施しました。
【第22競技 少年 トップスコア競技】
この競技には19人馬が出場し、1000点が入賞ライン(8位まで)となりました。トップスコアを獲得したのは開催県である佐賀県の川下類&レニンゼックスで1320点でした。2位は1280点の小林咲心&カリーノ(長野県)、3位は1220点の安田湊&カノア(岐阜県)でした。

▲川下類&レニンゼックス
「優勝することができて馬にとても感謝しています。ジョーカーなど不安要素もあったのですが、うまくいって良かったです。優勝が決まった時は嬉しくて飛び上がりそうでした」
【第23競技 成年男子 六段障害飛越競技】
この競技には14人馬が出場、最終障害150cmからスタートしました。10人馬が160cmに上がったジャンプオフに進み、さらに3人馬が170cmに挑戦。ただ一人この高さをクリアした藤谷喜晴&ザンジバル(和歌山県)が優勝、減点4の谷本和人&インクレディブル(香川県)と仁田原志起&キャリーズセブン(福岡県)が同率2位となりました。

▲藤谷喜晴&ザンジバル
「優勝は3回目ですがこれまでは同率だったので、今回が初めての単独優勝です。昨年よりも馬の調子が良かったので、いけると思って信じて臨みました。最高です!」
馬術競技の男女総合優勝は滋賀県、女子総合優勝は千葉県、今大会新設されたThe Good Player of SAGA2024は滋賀県の山口敬介選手が受賞しました。

▲男女総合優勝(天皇杯)滋賀県チーム
「来年の自県開催に向けて、もっと強化して2連覇を目指します。会場が今年と同じ三木ホースランドパークで県外になるので、国スポらしさをどのように出していくかも工夫して盛り上げていきたいです」(谷口真一監督)
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《SAGA2024》4日目レポート
三木ホースランドパークで開催している《SAGA2024 国民スポーツ大会》馬術競技会は4日目の10月12日、5競技を実施しました。
【第17競技 少年 自由演技馬場馬術競技】
この競技はFEI自由演技ジュニアライダー馬場馬術課目で実施、12人馬が出場しました。唯一70%を超えた岸本レイナ&フュースティン(埼玉県)が70.800%をマークして優勝、2位は69.600%の中本翔也&ギャビデルギャビVCG(奈良県)、3位は68.835%の野本葵&BUMフルール(佐賀県)でした。

▲岸本レイナ&フュースティン
「やりました! 攻めていけたと思います。高い芸術点をつけていただいてびっくりしています。いろいろな方のサポートがあっての優勝なので感謝の気持ちを忘れずに、これからもやっていきたいです。来年は自己ベストを目指します」
【第18競技 成年女子 自由演技馬場馬術競技】
この競技は自由演技国体成年馬場馬術課目で実施、12人馬が出場しました。稗田奈緒子&ショコラ・クラシック(兵庫県)が71.805%のハイスコアで優勝、中村公子&ギャビデルギャビVCG(奈良県)が69.115%で2位、米本晃子&ブラウニードリーム(北海道)が68.525%で3位でした。

▲稗田奈緒子&ショコラ・クラシック
「嬉しいです。普段から乗っている馬ではないので、ミスのないよう注意して乗りました。最後の停止が音楽とぴったり合ってうまく決まりました。オーナーさんに喜んでいただける結果を出せて良かったです」
【第19競技 成年男子 国体大障害飛越競技】
この競技には13人馬が出場して、3人馬によるジャンプオフが成立しました。ダブルクリアラウンドしたのは森裕悟&CRNキンキーブーツ(奈良県)のみ、タイムは44.00秒でした。2位と3位はともに1落下で、42.47秒の福島大輔&メクィドールPS(千葉県)が2位、44.87秒の谷口真一&カムアンドフィール(滋賀県)が3位となりました。

▲森裕悟&CRNキンキーブーツ
「キンキーブーツで初めての大きなタイトルなのでとても嬉しいです。ジャンプオフは馬を信じて、減点0の中で行けるところまで走る作戦でした。来月の全日本大会でキンキーにもう1つタイトルをあげたいです」
【第20競技 成年女子 トップスコア競技】
この競技には23人馬が出場しました。1000点を超えたのは4人馬で、200点のジョーカーを2回完飛したのは上位3人馬のみでした。トップスコアの1340点を獲得したのは平芳泰&兀地(長野県)で、標準障害飛越競技に続いて今大会2勝を挙げました。2位は1240点の増山陽子&ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン(茨城県)、3位は1190点の真鍋恵美子&セリーナZK(徳島県)となりました。

▲平芳泰&兀地
「今日も優勝できて嬉しいです。障害物の配置が難しくてコースの組み方を迷ったのですが、ハイスコアを狙って行き、60秒の中で13個飛ぶことができました。馬もとてもよい仕上がりだったので自信を持って臨むことができました」
【第21競技 少年 ダービー競技】
全長780mに18障害(20飛越)が設置されたダービー競技には18人馬が出場しました。長丁場のコースをノーミスで完走したのは5人馬。ジャンプオフでは浅川駿萬&ルーニー(静岡県)が唯一のダブルクリアラウンドで優勝しました。2位と3位は1落下があり、36.34秒の改賀誠奈&トゥアイクリスタル(滋賀県)が2位、39.67秒の長町柚愛&ルーチャット(長野県)が3位でした。

▲浅川駿萬&ルーニー
「すごく嬉しいです。ダービーに出たのは初めてでしたが、馬もベテランで物見もせずに走れて良かったです。ジャンプオフは先生たちに指示されたコースどりの通りに、思い切って行きました」
《SAGA2024》の出番、結果、コース図等は大会特設サイトで?覧いただけます。
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