アーカイブ:

獣医関連
2025 年 7 月 3 日
JRA馬事公苑の入厩要件(予防接種)変更について(7/3追記)
 国内における馬インフルエンザ発生を受けて、JRA馬事公苑の入厩要件が変更されましたので、ご案内いたします。2025年7月1日から適用されています。JRA馬事公苑における全日本大会、公認競技会等に参加する場合は要件に則った予防接種をお願いします。

■現行
・馬事公苑入厩要件を満たしていること。
ただし、国内に馬インフルエンザ発生がない状況、かつ『日本馬術連盟馬インフルエンザ予防接種実施要領』を満たしている場合は入厩可能とする(馬インフルエンザ予防接種不備に対する制裁措置は適用しない)。

■2025年7月1日以降
・馬事公苑入厩要件を満たしていること。
上記「現行」の「ただし書き」部分が削除となります。

①主な変更点:
全ての新入厩馬(馬事公苑に初めて入厩する馬)に対し、基礎免疫(2本)と初回補強接種の最低3本の接種が義務付けられます。
②注意点:
・再入厩馬は過去の接種歴まで遡って適用されることはありません。
・全くワクチンを接種していない馬は、「基礎1本目 →(2週間)→ 基礎2本目 →(4週間)→ 初回補強接種 →(2週間)→ 入厩」の最低8週間必要ですので、ご注意ください。
※日馬連の予防接種要領においては基礎1と基礎2の間隔を「21日以上60日以内と」定めているため、この部分が(3週間)となり、JRA馬事公苑で開催される日馬連主催・公認競技会に出場するためには最低9週間が必要。
・海外からの輸入馬は、着地検査期間中(3ヶ月)に3本接種の完了を強く推奨します。



JRA馬事公苑入厩要件はこちらからご確認ください。


 
aaaa
獣医関連
2025 年 6 月 26 日
馬の熱中症対策について
暑熱環境におけるトレーニングや競技参加においては、人も馬も熱中症対策が重要です。馬の熱中症対策について馬術情報7月号掲載の記事をウェブサイトにも掲載いたしますのでご活用ください。

《競技会における馬の熱中症対策》(PDF)
aaaa
獣医関連
2025 年 6 月 25 日
FEI獣医規程ならびに馬場馬術規程の変更について(2025年7月1日発効)
 6月17日・18日に開催されたFEI理事会において、FEI獣医規程ならびに馬場馬術規程の改定が緊急決議されました。下記条項が1004.4として追加され、7月1日に発効します。また、これにともない、FEI馬場馬術規程434.6.5ならびにFEIパラ馬場馬術規程8431.4.4が削除されます。
 国内で開催されるFEI競技会(CDI、CPEDI等)に適用されますので、ご注意ください。

【FEI獣医規程】追加
1004.4 馬の口の中または周囲および/または舌に
(i)泡を模倣、誘発またはその原因となる、および/または
(ii)ハミに塗布するまたは覆う、あるいは一部分を覆う可能性のある
あらゆるタイプの物質/製品の使用は厳しく禁止される。この禁止事項には、FEI Tack Appで許可されている製品の使用および許可されている無添加のおやつを適度に与えることは含まれない。この規定に違反した場合はイエロー警告カードが発行され、失権となる。


1004.4 It is strictly forbidden to use any type of substance/product inside or around the Horse’s mouth and/or tongue that may (i) imitate, induce or cause foaming; and/or (ii) coat or otherwise cover, or partially cover the bit. The prohibition excludes the use of products permitted in the FEI Tack App and the provision of permitted natural treats given in moderation. Contravening this rule will entail a Yellow Warning Card and Elimination.

【FEI馬場馬術規程434.6.5/FEIパラ馬場馬術規程8431.4.4】削除
馬の口周囲に何らかの物質(シェイビングクリームなど「マシュマロフラフ」様のもの)を使用して泡立ちを模すことは厳しく禁止される;本規定に違反している場合はイエローカードが出され、失権となる。

It is strictly forbidden to use any type of substance (like “marshmallow fluff”, shaving cream etc.) around the Horse’s mouth to imitate foaming; contravening this rule will entail a Yellow Warning Card and Elimination.
aaaa
獣医関連
2025 年 5 月 21 日
【重要】FEI HorseAppへの予防接種歴入力について
 FEIパスポート/リコグニションカードを持っている馬について、FEI HorseAppへの馬インフルエンザ予防接種歴の入力が義務化されました。以下の点にお気をつけください。
 
◆ 今季の接種を受ける前に、選手・グルーム・オーナー等が過去の接種歴の入力を終えておくこと。過去歴が未入力のまま新たな接種(補強接種)を入力すると、それが基礎接種の1回目として、誤った登録をされてしまう。
◆ 新たな接種については、その当日に獣医師が入力しなければならず、後日の入力は不可。

HorseAppへの入力についてはこちらをご参照ください。


 
aaaa
獣医関連
2025 年 5 月 16 日
獣医規程改定について(競技会における治療・補液の考え方)
競技会における馬の治療・補液について、日馬連獣医規程に則った申請・許可の流れをまとめました。選手・トレーナー・グルーム等の競技馬関係者、競技会に関わる獣医師の皆さんはご一読のうえ、競技会にご参加ください。

獣医規程改正について(競技会における治療・補液の考え方)

各種治療申請書・報告書はこちらからダウンロードできます。
aaaa
獣医関連
2025 年 4 月 25 日
馬インフルエンザの発生について(まん延防止対策のお願い)
 2025年4月8日、熊本県で馬インフルエンザの発生が確認されました。また、4月25日には帯広市のばんえい競馬でも発生が確認されています。馬インフルエンザの感染拡大は国内の乗馬・競馬コミュニティへの影響が大きく、競技会や競馬開催の中止を引き起こしかねません。

まん延防止のため、馬管理者の皆様には以下の事項の徹底をお願いいたします。
◆ 1日2回(朝・晩)の体温測定。38.5度を超えたら発熱です。
◆ 馬の状態の観察。咳や鼻水など馬インフルエンザを疑う症状の有無を確認してください。
◆ ヒトを通じて感染が拡大することがあるため、手指の消毒を徹底してください。
◆ 馬インフルエンザを疑う症状を確認した場合、獣医師に連絡して指示をあおいでください。また、他馬との接触を避けてください。

公認競技会主催者の皆様には以下の対応をお願いいたします。
◆ 参加予定団体宛に、入厩1週間前から1日2回の体温測定、馬の状態の観察を徹底し、馬インフルエンザを疑う症状があった場合は、当該団体の参加を見合わせるよう指導してください。
◆ 
馬インフルエンザまん延防止のために公認競技会を取り止めた場合、公認申請料を返還します。
◆ 開催期間中に馬インフルエンザの発生、または疑わしい事例を確認した場合は、大会獣医師に報告して対応を検討するとともに、他馬との接触を避けるなど、まん延防止策を徹底してください。
◆ 公認競技会獣医報告書を月曜日までに提出してください。その際、馬インフルエンザ発生に関する報告を必ずお願いします。


【参考】
《馬インフルエンザの 発生・拡大を防ぐために(中央畜産会)》※外部リンク
公認競技会獣医報告書(馬インフルエンザ発生報告欄あり)

 
aaaa
獣医関連
2025 年 4 月 24 日
FEI競技出場について(FEI登録・パスポート等)
FEI競技に出場する際には、選手・馬のFEI登録が必要です。エントリー前に登録状況を確認し、不備のないようお気をつけください。

FEI競技参加の皆様へ(PDF)
aaaa
獣医関連
2025 年 4 月 9 日
「競技会関連規程集 令和7年度版」の書籍の注文を開始しました
「競技会関連規程集 令和7年度版」の書籍の注文を開始いたしましたので、ご案内いたします。
 購入はこちらから。

発送につきましては、4月17日(木)より順次発送いたします。

なお、4月末から5月上旬のゴールデンウィーク期間は発送を停止せて頂きますのでご注意ください。


 
aaaa
獣医関連
2025 年 3 月 27 日
競技会関連規程(令和7年4月改定)掲載
令和7年4月改定の競技会関連規程を順次掲載しておりますので以下の各ページからご確認ください。

 競技関連(日本馬術連盟競技会規程、種目別公認競技会規程、国体規程、ナショナル・プログレスチーム規程 ほか)
 獣医・ドーピング防止(獣医規程、馬インフルエンザ予防接種実施要領、アンチ・ドーピング規程 ほか)
 資格関連(騎乗者資格規程、審判員規程、指導者規程、障害コースデザイナー規程、乗馬登録規程)

なお、「競技会関連規程集 令和7年度版」の書籍の注文開始日につきましては追ってご案内いたします。


 
aaaa
獣医関連
2025 年 3 月 25 日
令和7年度【日馬連 獣医規程】改定ポイントについて
 本年4月1日から施行する【日馬連 獣医規程】の改定ポイントをご案内いたします。下記項目以外にも改定箇所がありますので、PDFをご確認ください。なお、獣医規程全文はこちらからご覧いただけます。

◆ 競技前のホースインスペクションにおいて、蹄鉄の装着有無については、競技出場時と同じ状態で臨むこと。
◆ 競技中に行われる馬体の検査において、従来の「四肢」から「馬体のあらゆる部位」に変更。
◆ 鼻革の締め具合についてはFEI測定デバイスを用いる。適用開始時期は障害馬術/馬場馬術/エンデュランスは2026年4月1日、総合馬術は今年5月1日。
◆ 以前から馬の触覚毛の除去が禁止されているが、そこに「耳の内側の毛」が追加された。
◆ 緊急治療を除くビタミンおよび/またはミネラルの注射または補液の禁止。原則として緊急治療が必要な場合、その後の競技会への参加は認められない。
◆ エンデュランス競技において、1年間で3回以上異常歩様で失権した馬について、次回競技参加要件(獣医検査に合格)を削除。


獣医規程改定箇所抜粋(PDF)
 
aaaa
 

アーカイブ:

  • 2025.07.03
  • 2025.06.25
  • 2025.06.25
  • 2025.07.01
  • 2025.05.16
  • 2025.05.14
  • 2025.06.16
  • 2025.01.28
  • 2025.04.23
  • 2025.04.09
  • 2025.07.03
  • 2025.04.09
  • 2024.09.04