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獣医関連
2017 年 8 月 7 日
馬インフルエンザ予防接種間隔の解釈について

 日馬連主催競技会・公認競技会における、馬インフルエンザ予防接種については、《検査・予防接種実施要領》に定めており、皆さんに順守していただいています。接種間隔の解釈について質問をいただくことがあるため、ここで具体例を挙げてお答えします。

「基礎接種2回の間隔:21日以上・2ヵ月以内」について
 8月1日(火)に初回接種、8月22日(火)に2回目の接種(同じ曜日)→OK(最短)
 8月1日(火)に初回接種、10月1日(日)に2回目の接種(2ヵ月後の同じ日付)→OK(最長)
 「21日」の解釈は3週間後の同じ曜日から可、「2ヵ月」の解釈は当該月が1ヵ月に何日間であるかは問わず、2ヵ月後の同じ日付まで可となります。

「1年以内の継続的な補強接種」について
 2016年8月1日に最終補強接種、2017年8月1日(1年後の同じ日付)に次の補強接種→OK(最長)。

「競技場入厩前6ヵ月+21日以内に最新接種を受けていること」について
 入厩日が8月1日(火)とすると、6ヵ月前の同じ日付(2月1日(水))から21日(3週)さかのぼった1月11日(水)以降の接種が必要。

 日馬連競技会に参加する馬の管理責任者の皆さんは、上記をよく理解し、かかりつけの獣医師と連携をとって、接種もれのないようにお気をつけください。大会運営サイドの皆さんは、大会獣医師に上記指針に従って健康手帳のチェックをしていただくよう、周知をお願いたします。

 なお防疫上の観点から、日馬連公認競技会内で実施する非認定種目においても、検査・予防接種実施要領を適用し、認定種目同様の対応をお願いいたします。

【参考】
日本馬術連盟 検査・予防接種実施要領(要約)
◆ 馬インフルエンザ予防接種の間隔について
基礎接種の間隔は、初回ワクチン接種を実施してから21日以上・2 ヵ月以内に2 回目のワクチン接種を行うこと。補強接種については、基礎接種(2 回目)から7 ヵ月以内に最初の補強接種を行い、それ以降は1 年以内に継続的に補強接種を受けていなければならない。
競技会等に参加する場合は、競技場へ入厩する6 ヵ月+21日以内に補強接種または基礎接種(2 回目)を受けていなければならない。

◆ 馬インフルエンザ予防接種不備に対する制裁措置
馬インフルエンザ予防接種不備のうち以下に該当する場合、反則金をJEF に納めることによって入厩許可を得ることができるものとする。なお、反則金の支払いをもって接種不備が解消されることはなく、競技会終了後、本実施要領に則った接種を行わなければならない。下記項目に該当しない接種不備馬の入厩は認められない。
(1)2 回の基礎接種の間隔が2 週間以上であって21日未満:1 万円
(2)2 回の基礎接種の間隔が2 ヵ月を超え3 カ月未満:1 万円
(3)入厩前6ヵ月+21日を超過した期間が1 週間以内:1 万円
(4)入厩前6ヵ月+21日を超過した期間が2 週間以内:2 万円
(5)入厩前6ヵ月+21日を超過した期間が4 週間以内:3 万円

検査・予防接種実施要領はこちらから。

 

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獣医関連
2017 年 7 月 26 日
競技用馬の輸出入について

馬の輸出入については、相手国ごとに農林水産省が要件を定めており、動物検疫所公式ウェブサイトに掲載されています。
詳細はこちらからご確認ください(外部リンク)。

 

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獣医関連
2017 年 7 月 4 日
FEIエンデュランス獣医上級講習会のお知らせ

 エンデュランス獣医師のためのFEI獣医上級講習会が下記の通り開催されます。参加をご希望の方は、FEIウェブサイトで実施要項をご確認のうえ、参加申込書を添え、9月15日までに実施要項に記載のメールアドレス宛てにお申し込みください。

日程:2017年11月15日(水)~16日(木)
場所:伊豆ホース・カントリー(静岡県伊東市)
対象:昇格を希望する、エンデュランスオフィシャル獣医師(EOV 2*・3*)、エンデュランス治療オフィシャル(EVT 2*・3*)。
資格の更新を希望する、エンデュランスオフィシャル獣医師(EOV 3*・4*)、エンデュランス治療オフィシャル(EVT 2*・3*・4*)。
他種目のFEIオフィシャル獣医師(OV)の聴講も可。
実施要項・参加申込書掲載ページ:FEIサイト内
http://inside.fei.org/fei/your-role/veterinarians/education/courses
 

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2016 年 5 月 19 日
FEI獣医講習会開催のお知らせ
FEI獣医講習会を6月18日~19日にJRA馬事公苑で開催します。資格保有者の更新、FEIオフィシャル獣医師への昇格のための講習会です。受講希望の方は、5月24日までに当連盟およびFEIにお申し込みください(アドレスは申請書中に記載しています)。
※ 講義はすべて英語です

実施要項はこちらから
申請書はこちらから



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2015 年 2 月 24 日
ドイツから日本向けに輸出される馬の検疫対応について
農林水産省 動物検疫所から標記の件について下記の通り発表がありました。

ドイツで鼻疽の発生があったことから、家畜衛生条件が改正されるまでの間、ドイツから直接輸入される馬及び日本向け輸出60日以内にドイツ滞在歴のある国際交流競走馬は現在、輸入することはできません。(平成27年2月5日)

農林
水産省HPはこちらから

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獣医関連
2015 年 2 月 9 日
EU内における馬の移動について
 ドイツにおける鼻疽の発生にともなう競技会出場への影響の有無をFEIに問い合わせたところ、「これまでのところ、最初に陽性が確認された馬以外はすべて陰性結果が出ており、EU内の馬の移動については制限されていない」との回答を得ましたのでお知らせいたします。
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2015 年 2 月 5 日
ドイツにおける鼻疽の発生について

ドイツにおける鼻疽の発生について、軽種馬防疫協議会のウェブサイトにニュースが掲載されました。
こちらからご確認ください。

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2014 年 12 月 24 日
《JEF検査・予防接種実施要領》改定のお知らせ
《JEF検査・予防接種実施要項》を以下の通り改定、平成27年1月1日から施行します。

馬伝染性貧血検査要件を「入厩日の5年前の1月1日以降の陰性証明が必要」とします。
(平成27年に競技会場に入厩する馬については、平成22年1月1日以降の伝貧検査陰性証明が必要)

その他、検査要件内容の変更はありませんが、文言を一部修正いたしました。
《JEF検査・予防接種実施要領》はこちらからご覧ください。
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2013 年 9 月 24 日
FEI獣医講習会の開催について(伊豆ホース・カントリー)
 NPO法人日本エンデュランス振興協会主催によるFEI獣医講習会が、11月13日(水)~14日(木)の2日間、伊豆ホース・カントリー(静岡県伊東市富戸1316-1)で開催されます。

 対象は以下の獣医師です。
 i) 現在、FEIオフィシャル獣医師資格を持ち、その資格の更新を希望する者。
 ii) エンデュランス以外の競技(障害馬術、馬場馬術、総合馬術)のFEIオフィシャル獣医師資格、およびFEI 2*エンデュランスオフィシャル獣医師資格、FEI 2* エンデュランス治療獣医師資格の取得を希望する者。(講習会修了後、所定の実地研修が必要)
 iii) FEI公認競技会で、馬の診療に関わるその他の診療獣医師、チーム獣医師など。

 詳細はNPO法人日本エンデュランス振興協会(アラビアン・ホース・ランチ)の公式サイトでご確認ください。
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獣医関連
2012 年 11 月 29 日
中国での口蹄疫発生による稲藁の輸入停止
農林水産省は、中国遼寧省大連市での口蹄疫発生を受け、中国からの稲わら等の輸入検疫証明書の発行を停止し、家畜衛生上の問題がないか中国政府に確認している旨 農林水産省HPにて発表しておりますので、お知らせいたします。

http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/121128.html
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