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障害馬術本部
2023 年 11 月 26 日
《全日本障害Part I》最終日レポート
《第75回全日本障害馬術大会2023 Part I》は最終日の今日(11月26日)、全日本選手権(大障害)、中障害A(決勝)、中障害B(決勝)を行いました。

 全日本障害飛越選手権競技には20人馬が出場し、2回走行形式で実施しました。第1走行はクリアラウンドした谷口真一&カムアンドフィール(水口乗馬クラブ)と渡辺祐香&ヴァンスカインデルズ・ダイモンド (つま恋乗馬倶楽部)の2人馬が首位に立ち、それに減点4の6人馬が続く展開となりました。
 第2走行に進んだのは17人馬で、第1走行の順位のリバースオーダーで走行しました。第1走行で減点4だった福島大輔&メクィドールPS(STAR HORSES)、森裕悟&CRNヴィクトル(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)、波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ(YUKI HARI SPORT HORSES)が、第2走行も減点4を喫して2回走行の減点合計は8となりました。
 その後に登場したのが第1走行で減点0だった2人馬。谷口&カムアンドフィールは1落下を喫して、減点合計4で2回の走行を終えました。最終出番の渡辺&ヴァンスカインデルズ・ダイモンドは、1落下に加えてタイムオーバーがあって減点8を喫して合計減点8となりました。この結果、谷口&カムアンドフィールが優勝、減点8のうち第2走行のタイムの早い順に森&CRNヴィクトルが2位、波里&モルガナ・バンデルイスヘイデが3位となりました。


▲全日本障害飛越選手権 優勝 谷口真一&カムアンドフィール
「嬉しいです。最高です。選手権には何度も出場してきました。大障害に挑戦したいということで始めて、そのうちに入賞したい、メダルに手が届くといいなという気持ちでやってきたのですが、こんなチャンスが来るとは思いませんでした。2年後にこの会場で滋賀国体があります。自県開催の国体に向けて勢いをつけることができて良かったです」

 中障害A(決勝)には23人馬が出場しました。ジャンプオフに進んだのは7人馬で、そのうち5人馬がダブルクリアラウンドを果たしました。最終出番で一気にタイムを縮めた佐藤賢希&コンタドーラ(明松寺馬事公苑)が32.39秒で優勝、34.63秒の平井友和&ルイ9(ドリームファーム)が2位、34.68秒の三木翔一朗&ビナー(明石乗馬協会)が3位でした。


▲中障害A(決勝)優勝 佐藤賢希&コンタドーラ
「コンタドーラは障害馬術と総合馬術の二刀流なので、たくさんの競技に使うことはせず、コンディション調整を大切にしてやってきました。全日本総合馬術選手権は2位で少し残念でしたが、ここで優勝することができて良かったです」

 中障害B(決勝)には35人馬が出場。クリアラウンドが14人馬の混戦で、ジャンプオフを最初に走行した二宮裕哉&カレッジM(成田乗馬クラブ)が39.90秒の早いタイムでダブルクリアラウンドしました。それを上回る人馬がなかなか出ないまま競技が進みましたが、最終出番の福島大輔&アジュールJH(STAR HORSES)が35.59秒を出して優勝をさらいました。このコンビは、初日のスピードアンドハンディネス競技、2日目の標準競技、そして決勝競技の全てを制しました。2位は二宮&カレッジM、3位は40.93秒の吉野真奈&エクラタン(STAR HORSES)となりました。


▲中障害B(決勝)優勝 福島大輔&アジュールJH
「スピードが持ち味で、回転も得意、弱点がない素晴らしい馬です。元々ペースが速いのが持ち味なので、初日と2日目は馬の自然なペースに合わせて走ったら幸い優勝できました。今日のジャンプオフは出番が最後で、他の選手の走行を見ることができたので、攻め過ぎずに出せるところはスピードを出す、小回りできるところはするという作戦で走りました」

大会の結果は特設サイトでご確認ください。


 
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障害馬術本部
2023 年 11 月 25 日
《全日本障害Part I》第2日レポート
 《第75回全日本障害馬術大会2023 Part I》第2日の今日(11月25日)は、大障害、中障害A、中障害Bの標準競技を実施しました。

 大障害飛越競技は21人馬が出場しました。クリアラウンドした人馬はなく、1秒タイムオーバーして減点1だった滝澤和希&CRNディガー(乗馬クラブクレイン エクエストリアンセンター)が1位、減点3の渡辺祐香&ヴァンスカインデルズ・ダイモンド (つま恋乗馬倶楽部)が2位、1落下して減点4の片山篤&エドワード(合同会社シマダ シマダ牧場 稲敷)が3位でした。
 なお、昨日のスピードアンドハンディネス競技と今日の標準競技の順位点合計の上位20選手が明日の選手権競技に進出します。1位で通過したのは昨日1位、今日6位の波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ(YUKI HARI SPORT HORSES)でした。


▲大障害(標準)1位 滝澤和希&CRNディガー

 中障害A(標準)には35人馬が出場、11人馬が減点0でゴールしました。1位は53.27秒の平永健太&C’sヴェルビータ(乗馬クラブクレイン エクエストリアンセンター)、2位は55.33秒の佐藤賢希&コンタドーラ(明松寺馬事公苑)、3位は58.19秒の髙田潤&藤丸K(SILVANO STABLES)でした。
 明日の決勝競技に進むことができるのは、2日間の順位点合計の上位60%にあたる23人馬です。トップ通過は昨日1位、今日3位の髙田潤&藤丸Kでした。


▲中障害A(標準)1位 平永健太&C’sヴェルビータ

 中障害B(標準)には55人馬が出場しました。クリアラウンドは13人馬で、1位は61.51秒の福島大輔&アジュールJH(STAR HORSES)、2位は64.50秒の波里しおり&エッセンシャルT&L(YUKI HARI SPORT HORSES)、3位は64.59秒の下村早希&ジャスミナ(ハーモニーファーム野のはな)でした。
 明日の決勝競技には順位点合計の上位60%、35人馬が進出します。2日間とも1位の福島&アジュールJHがトップ通過しています。


▲中障害B スピードアンドハンディネスと標準を連勝 福島大輔&アジュールJH

結果や出番表など大会の詳細は特設サイトでご確認ください。


 
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障害馬術本部
2023 年 11 月 24 日
《全日本障害Part I》開幕
 《第75回全日本障害馬術大会2023 Part I》が三木ホースランドパーク(兵庫県)で開幕しました。今大会では大障害(選手権競技)、中障害A、中障害Bの3クラスを実施します。初日の今日は各クラスのスピードアンドハンディネス競技を行いました。

 大障害飛越競技(S&H)には25人馬が出場しました。この競技と明日の標準競技の順位点合計の少ない上位20選手が、最終日の全日本障害飛越選手権競技に進出します。
 この競技で1位になったのは67.67秒の波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ(YUKI HARI SPORT HORSES)。昨年の大会で中障害Aで優勝したコンビです。2位は69.33秒の森裕悟&CRNヴィクトル(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)、3位は69.42秒の谷口真一&カムアンドフィール(水口乗馬クラブ)でした。


▲大障害(S&H)1位 波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ

 中障害A(S&H)には37人馬が出場、上位3人馬のみが70秒を切るタイムでした。1位は髙田潤&藤丸K(SILVANO STABLES)65.04秒、2位は眞田翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド(眞田ライディングクラブ)67.83秒、3位は福島大輔&ラノーソ(STAR HORSES)69.15秒でした。


▲中障害A(S&H)1位 髙田潤&藤丸K

 中障害B(S&H)には58人馬が出場しました。1位は59.13秒の福島大輔&アジュールJH(STAR HORSES)、2位は60.90秒の西塚重二&マルベリーMV(駿ホースクラブ)、3位は59.04秒でフィニッシュしましたが1落下の4秒が加算されて63.04秒となった本田恵士&ボトルガーデン(スクーデリア マジェンダ)でした。


▲中障害B(S&H)1位 福島大輔&アジュールJH

明日は各クラスの標準競技を実施します。

結果や出番表など大会の詳細は特設サイトでご確認ください。

 
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障害馬術本部
2023 年 11 月 20 日
ヨーロッパ選手権放映のお知らせ(グリーンチャンネル)
グリーンチャンネル(無料放送)で、今年8月から9月に行われたヨーロッパ選手権の番組が放映されますので、スケジュールをご案内いたします。

①総合馬術ハイライト(個人・団体) 2023年11月20日(月)~11月24日(金) 09:30~10:30
  
②障害馬術ハイライト・団体 2023年11月27日(月)~12月1日(金) 09:30~10:30
 
③障害馬術ハイライト・個人 2023年12月4日(月)~12月8日(金) 10:30~11:30

④馬場馬術ハイライト・団体 2023年12月11日(月)~12月15日(金) 09:30~10:30

⑤馬場馬術ハイライト・個人   2023年12月18日(月)~12月22日(金) 09:30~10:30

詳細はグリーンチャンネル公式サイトから。




 
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障害馬術本部
2023 年 11 月 16 日
《全日本障害PartⅠ》特設サイトおよび事前登録について(11/16追記)

・LINEオープンチャットについて追記しました。(11/16)

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 11月23日~26日に開催する《第75回全日本障害馬術大会2023 PartⅠ》の特設サイトおよびリストバンド事前登録についてご案内いたします。

◆特設サイトについて
今後、タイムテーブル、連絡事項、出番表、結果等について、すべて特設サイトに掲載いたしますので、ご確認ください。
特設サイトはこちらから

◆リストバンドの事前登録について
ドーピング検査に係る厩舎セキュリティー実施のため、期間中は厩舎地区の入場制限を行います。厩舎地区に入るために必要なリストバンドの各団体配布上限枚数は以下の通りです。

《リストバンド配布上限枚数》
 ・選手1名につき1枚
 ・馬1頭につき5枚(保護者、トレーナー、グルーム等)
  例)選手2名と馬3頭で参加する場合は合計17枚まで
     2枚(選手2名)+15枚(3頭×5枚)=17枚

11月12日(日)までに、所属団体の代表者は特設サイトより、選手・関係者のリストバンド事前登録を行ってください。事前登録をしていただいた人数分のリストバンドは、入厩時に馬番号札とともに、会場にてお渡しいたします。

事前登録はこちらから


※取材・撮影等のための来場を希望される方は広報担当までお問合せください


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特設サイトに情報がアップされた際に、LINEのオープンチャットにて随時お知らせいたしますので、以下QRコードを読み込み、事前にご登録いただきますようお願いいたします。(11/16追記)






 
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障害馬術本部
2023 年 11 月 8 日
馬の補助的療法に関するガイド
《JEF獣医規程》には馬に対する補助的療法についての規定があり、競技会において、禁止されていないもの/制限があるもの/禁止されているものに分類されます。その具体的な器具や方法についてまとめました。競技会に参加する選手・トレーナー・グルームをはじめとする皆様は、規程違反とならないよう、使用前にご確認ください。

規程集>獣医・ドーピング防止【JEF】>補助的療法ガイド
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障害馬術本部
2023 年 11 月 8 日
《全日本障害Part I》エントリー確定&選手交代について
11月23日から26日まで三木ホースランドパークにて開催します《第75回全日本障害馬術大会2023 Part I》の申込受付は締切日(11/6)をもって終了しました。

大障害飛越競技、中障害飛越競技A/Bのエントリーについて、別紙の通りエントリーを受け付けました。
ー 大障害のリストはこちら
ー 中障害Aのリストはこちら
ー 中障害Bのリストはこちら


出場選手はドーピング防止eラーニングを事前に必ず実施してください。ドーピング防止eラーニングについてはこちらをご確認ください。


エントリーを受付けることができなかった予備馬のエントリー代につきましては、お申し込み時にいただいている銀行口座にご返金いたしますので、ご確認くださいますようお願いいたします。
お申し込み時に銀行口座を申告していない方は、実行委員会までお知らせください。


また、エントリー済みの選手で、本日以降怪我あるいは疾病など、やむを得ない事情により出場できないことが判明した場合、11月22日までに下記指定の様式(選手の交代届)と医師の診断書の提出があれば、エントリーしていない選手への交代を認めます。ただし、交代できる選手は、大会実施要項『参加資格』に記載されている内容を満たしていることが条件です。
また、届け出は書面によるものとし、当連盟事務局へ届いたものとします。


選手の交代届(WORD)


提出先:
〒104-0033
東京都中央区新川2-6-16-6F
日本馬術連盟 障害馬術本部実行委員会
FAX:03-3297-5617
Emailはこちらから
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障害馬術本部
2023 年 11 月 1 日
《全日本障害Part I》資格馬発表&エントリー受付開始
11月23日から26日まで、三木ホースランドパークにて開催します《第75回全日本障害馬術大会2023 Part I》出場資格獲得馬と予備馬のリストを下記の通り発表いたします。

また、本日より大会のエントリー受付を開始いたしました。
エントリーは、オンラインのみ受け付けます。申込締切日は、11月6日(月)です。
予備馬で参加を希望する場合についても、上記締切日までに申込手続き(お振込みまで)を行ってください。
エントリー確定等の詳細は、申込締切後にホームページでお知らせする予定です。

なお、今大会は有観客での開催を予定しておりますが、厩舎セキュリティーのため、期間中は厩舎地区の入場制限を行います。厩舎地区に入るために必要なリストバンドの各団体配布上限枚数は以下の通りです。

◆リストバンド配布上限枚数
 ・選手1名につき1枚
 ・馬1頭につき5枚(保護者、トレーナー、グルーム等)
  例)選手2名と馬3頭で参加する場合は合計17枚まで
     2枚(選手2名)+15枚(3頭×5枚)=17枚

大会前に、特設サイトにてリストバンドの事前登録を行っていただきます。別途ご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。


出場資格獲得馬リスト 大障害

出場資格獲得馬&予備馬リスト 中障害A


出場資格獲得馬&予備馬リスト 中障害B



実施要項の確認やオンラインエントリーは、大会ページから。

エントリーに関するお問い合わせはこちらまで

 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 20 日
《障害馬術S級審判員講習会》実施要項掲載のお知らせ
《障害馬術S級審判員講習会》実施要項を掲載しましたのでお知らせいたします。
受講を希望される方は、実施要項をご確認いただき、令和5年11月2日(木)までに申込手続きをお願いします。


実施要項・受講申込書のダウンロードは講習会ページから。
※オンラインでの申請も可能です。
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障害馬術本部
2023 年 10 月 19 日
《障害馬術》FEIコースデザイナー講習会開催について(10/19更新)
開催日程が変更となりましたので、以下の通り更新します。(10/19更新)

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以下の通り、障害馬術FEIコースデザイナー講習会を開催します。参加をご希望の方は、氏名(英語表記)、FEI ID等を記載の上、期日までに担当者までメールでご申請ください。尚、締切後にFEIから受講可否について連絡がありますので、その旨ご了承ください。


<障害馬術>FEIコースデザイナー講習会(更新)(FEI Jumping Course Designer Maintenance Course)

日程:2023年12月5日~6日
会場:東京会場(調整中)
対象:All levels
締切:2023年11月6日
実施要項はこちら

FEIのウェブサイトはこちらから

お申し込みはこちらから 担当:松井

 
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