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2007 年 4 月 26 日
「馬術情報」2007年5月号速報
 馬術情報5月号がまもなく会員の皆様のお手元に届きます。  巻頭ページは《JRA競馬学校》。厳しい騎手の道を目指す生徒を全力でサポートする学校の様子をご紹介します。  また、今月号から新しい連載《北原広之のドイツレポート》がスタートします。馬場馬術の全日本チャンピオンである北原広之選手が、愛馬ホワイミーとトレジャーハントとともに受けているドイツ研修の様子やドイツの馬術事情をレポートしてくれます。どうぞお楽しみに!
馬術情報5月号
 
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2007 年 3 月 27 日
「馬術情報」2007年4月号速報
 馬術情報4月号がまもなく会員の皆様のお手元に届きます。  巻頭ページは開催直前の《FEI World Cup Final》。華やかなインドアの競技です。  また、本格的に競技会シーズンが始まるこの時期のために《競技馬の輸送と栄養管理》の特集を組みました。皆様の愛馬が競技会で力を発揮するお役に立てれば幸いです。
馬術情報4月号
 
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2007 年 2 月 23 日
「馬術情報」2007年3月号速報
 「馬術情報」3月号はまもなくお手元に届きます。  巻頭には永年日馬連のために功績を果たされた功労人馬の表彰式・祝賀会の模様を美しいカラーで紹介しています。  特集は長らくお待たせしましたが2006年12月に開催された「全日本障害馬術大会2006 PartI」の詳報です。 全日本大障害チャンピオンは増山誠倫選手とトップギアI号(小山乗馬クラブ)、2002年と2003年に優勝した同じ人馬での3回目の優勝です。昨年のチャンピオン、杉谷泰造選手とNジョイントベンチャー号は準優勝にとどまりました。M-A優勝は杉谷泰造選手とレオンカバロ号(杉谷乗馬クラブ)、M-B 優勝は林忠寛選手とメロディーR号(北総乗馬クラブ)となりました。  モノクロ特集の「大岩義明選手 金メダルへの道」は独走する総合馬術の大岩義明選手をクローズアップ。強い大岩の秘密に迫りました。
全日本障害馬術大会2006 part・で全日本大障害チャンピオンに輝いた増山誠倫選手とトップギア・号(小山RC)
全日本障害馬術大会2006 part・で全日本大障害チャンピオンに輝いた 増山誠倫選手とトップギア・号(小山RC)
 

全日本障害馬術大会2006 part・でM-A優勝の杉谷泰造選手とレオンカバロ号 (杉谷RC)
全日本障害馬術大会2006 part・でM-A優勝の 杉谷泰造選手とレオンカバロ号 (杉谷RC)
 

全日本障害馬術大会2006 part・でM-B優勝の林忠寛選手とメロディーR号(北総RC)
全日本障害馬術大会2006 part・でM-B優勝の 林忠寛選手とメロディーR号(北総RC)
 

日本スポーツ賞を受賞した大岩義明選手(日東光学(株))
日本スポーツ賞を受賞した大岩義明選手(日東光学(株))
 
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2007 年 1 月 26 日
「馬術情報」2007年2月号速報
 お待たせしました。  「馬術情報」2月号はまもなくお手元に届きます。  巻頭のカラー特集はアジア競技大会(ドーハ2006)馬術競技の詳報です。  総合馬術個人金メダルの大岩義明選手、馬場馬術個人銀メダルの野下由希子選手をはじめ、団体銀メダルの総合馬術チーム、団体銅メダルの馬場馬術チーム、惜しくもメダルに届かなかった障害馬術チームのメンバー、現地まで駆けつけ、選手に声援を送ったサポーターの面々……。  2006年12月、カタールのドーハで開催されたアジア競技大会馬術競技の日本代表選手たちが戦い、4個のメダルを獲得するまでを10ページの大特集で!!
個人金メダルの大岩義明選手((株)日東光学所属)
個人金メダルの大岩義明選手((株)日東光学所属)
 

個人銀メダルの野下由希子選手 (左端)
個人銀メダルの野下由希子選手 (左端)
 

団体銀メダルの総合馬術チーム
団体銀メダルの総合馬術チーム
 

団体銅メダルの馬場馬術チーム(右の表彰台)
団体銅メダルの馬場馬術チーム(右の表彰台)
 

障害馬術個人4位タイの桝井選手とジー・エール号(乗馬クラブクレイン所属)
障害馬術個人4位タイの桝井選手とジー・エール号 (乗馬クラブクレイン所属)
 

また、全日本障害馬術大会2006は3月号の掲載になりますが、ハイライト版でチャンピオンを紹介しています。
全日本障害馬術選手権 増山誠倫/トップギアI(小山乗馬クラブ)
全日本障害馬術選手権 増山誠倫/トップギアI(小山乗馬クラブ)
 

中障害A決勝 優勝 杉谷泰造選手/レオンカバロ号(杉谷乗馬クラブ)
中障害A決勝 優勝 杉谷泰造選手/レオンカバロ号(杉谷乗馬クラブ)
 

中障害B決勝 優勝 林忠寛選手/メロディーR号(北総乗馬クラブ)
中障害B決勝 優勝 林忠寛選手/メロディーR号(北総乗馬クラブ)
 
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2006 年 12 月 25 日
「馬術情報」2007年1月号速報
 明けましておめでとうございます。  アーヘン世界馬術選手権大会、アジア競技大会と大きな国際競技会が次々展開した2006年も無事年越しを迎え、間もなく皆さまのお手元に「馬術情報」1月号が届きます。  日馬連千玄室会長からの新年のごあいさつ、竹田恆和副会長と米山順副会長による新春対談で、お正月気分と馬術界の現状、将来の展望などを読みとってください。  競技会特集は、11月10日から12日まで御殿場馬術・スポーツセンターで開催された全日本馬場馬術大会2006。北原広之選手とホワイミー号の選手権3連覇で2006年の馬場馬術は終了しました。 1 2月1日~15日まで開催されたドーハ/2006のアジア競技大会のハイライト版もカラーでご紹介しています。  2006年は国内外で多彩な競技会が展開したため、カラーでたっぷりお見せしようと、2月号でアジア競技大会詳報、3月号で12月末の全日本障害馬術大会2006の詳報をお届けします。楽しみにお待ちください。
左)竹田恆和JEF副会長 右)米山順JEF副会長
左)竹田恆和JEF副会長 右)米山順JEF副会長
 

全日本馬場馬術選手権3連覇の北原広之選手
全日本馬場馬術選手権3連覇の北原広之選手
 

アジア競技大会総合馬術個人金メダルの大岩義明選手
アジア競技大会総合馬術個人金メダルの大岩義明選手
 
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2006 年 12 月 15 日
アジア競技大会馬術競技  サポーターの皆様にお礼とご報告
 
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速報1 | 速報2 | 速報3 | 速報4 | 速報5 | 速報6 | 速報7 | 速報8 | お礼とご報告 アジア競技大会参加人馬が帰国! 米山チームリーダーからサポーターの皆様にお礼とご報告  今回のアジア大会には、馬場馬術にヨーロッパから4人馬、総合馬術にヨーロッパから1人馬と日本から3人馬、障害馬術に日本から4人馬、合わせて12の日本代表人馬が参加しました。日本からの参加馬には40日間の出国検疫が課せられ、コンディション面での不安もありましたが、すべての馬が無事に輸送をクリア、競技に参加することができました。戦いを終えた人馬はそれぞれの国に帰り着きました。  日本選手団を率いた米山順チームリーダーから、応援してくださった皆様に次のようなコメントが寄せられています。  ドーハ・アジア大会に向けては、当初は資金面での不安がありましたが、会員ならびに支援者の皆様からのご寄付やJRA日本中央競馬会、日本オリンピック委員会、日本馬主協会連合会からの助成をいただき、フルメンバーで競技に臨むことができましたことを、深く感謝申し上げます。  また、現地では宿泊地から競技場までの交通の便が悪かったり、パスの手配がうまくいかなかったりという苦労もありましたが、茶谷、佐藤の総務担当者2人が走り回ってそれらを解決してくれました。また、天谷獣医師、多田装蹄師、その他多くの方々のサポートのおかげで、選手は競技に集中することができました。本当にありがとうございました。  各競技種目の監督、外国人トレーナー、グルーム、すべての関係者が必死になって選手をサポートし、すべての選手が力いっぱい戦いました。その結果、馬場馬術では団体銅メダル、個人銀メダル、総合馬術では団体銀メダル、個人金メダルを獲得することができました。  アジア大会の全体的なレベルは、前回の釜山大会とは比較できないほどに上がっています。  その中で、種目別に申し上げます。まず、馬場馬術は非常に良くやったと思います。ヨーロッパを拠点に活動している代表4人馬が、良い馬を集めて今大会に臨んだ韓国やマレーシアを相手に互角に戦ってくれました。  総合馬術は、大岩選手が昨年のバドミントンホーストライアルズ、今年の世界選手権での活躍に続き、ドーハでは個人金メダルを獲得。また、チーム全員がキャリアのある選手だったことで、地元カタールを相手にふんばりを見せ、団体銀メダルを手にしました。  障害馬術はインターナショナルの経験者が2人、今回初めての挑戦となった選手が2人でした。今大会では従来のアジア大会よりも障害の高さが15cmアップされ、155cmクラスでの勝負となりました。メダルを獲得することはできませんでしたが、選手が経験を積み、競技会に向けてのトレーニングや戦い方を見直せば、決して通用しないレベルではないことを実感しました。  馬術競技場を訪れて選手を激励してくださったJOCの竹田恆和会長および林団長、福田副団長以下役員の方々、そして日本で応援してくださった皆様に心から御礼申し上げ、アジア大会のご報告といたします。
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2006 年 12 月 13 日
アジア競技大会馬術競技速報 8
 
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速報1 | 速報2 | 速報3 | 速報4 | 速報5 | 速報6 | 速報7 | 速報8 | お礼とご報告 障害個人もメダルに届かず 第1回目走行 福島大輔、桝井俊樹ともに減点0  12月12日、障害馬術の個人戦2ラウンドが行われました。アジア競技大会における日本チームの最後の日です。団体は最終的に5位で終了しましたが、個人戦は各国から上位2人馬ずつ、計24人馬で戦われました。  日本からは福島大輔選手と桝井俊樹選手がともに団体戦で減点4、個人ランキング5位で2名が出場となりました。  Aラウンドのスタートは午前9時、福島選手の出番は17番、桝井選手の出番は18番です。コースは高さ150cm、速度375m/mim、距離590m 規定タイム95秒、制限タイム190秒、12障害15飛越。難所は7番のトリプルから8番にかけてのストレートラインの距離です。7歩入れるとOKだけれど、6歩では落としやすいところです。それに直角の回転が多い。  しかし「流れがスムーズで走りやすかった」と第1回目ともにクリアラウンドした福島、桝井の両選手の感想です。  コースデザイナーの塚脇直樹氏が当地で研修中です。「アジア大会で学んだことがを年末の全日本で取り入れたい。楽しみにしていてください」(塚脇氏)  Aラウンドは24人馬中満点は10人馬。日本2、韓国2、マレーシア2でヨルダン、フィリピン、カタール、アラブ首長国連邦が各1人馬。サウジはプリンスが1落下、カレド・アルエイドが2落下を喫しています。団体でメダルを逸した日本、個人では何としてもメダルを持ち帰りたいところです。  2回目走行(ファイナル)は午後2時半からスタートです。  Bラウンドはリバースオーダーのスタートで、なかなか満点が出ません。21番の福島選手とロイヤルセレクション号はまさかの5落下とタイム減点が付き22 点。続く桝井選手とジー・エール号は2落下にとどめましたが、タイム減点1が付き、これで2位決定のジャンプオフに出られない結果に。続くカタールのユサフ・アーマド・アルルマイチ選手が初めてのクリアラウンドで勝利はほぼ決まり。観客が興奮して、手当たり次第にものを投げます。最終走者、韓国のワク・サン・ソン選手が減点17を喫して後退しました。韓国と台湾が減点8で2位決定のジャンプオフ。共に2落下。台湾のジャスミン・チェン選手が2位、タイム減点のついた韓国ヒュン・ジュン・ジョーが3位。桝井選手は4位タイという結果で終わりました。  「残念ながらアジア競技大会は馬のよしあしで勝負が決まった」(東良監督)  「札束に負けた気がします」(米山チームリーダー)
 
<日本選手の2ラウンド後の最終個人成績>
4位タイ桝井俊樹ジー・エール-9
13位タイ福島大輔ロイヤルセレクション-22
 
 
〈メダリスト〉
1位(金メダル)ユサフ・アーマド・アル・ルマヒ ナガノ号(QAT) (0)
2位(銀メダル)ジャスミン・チェン(TPE) (-8) JO-8
3位(銅メダル)ヒュン・ジュン・ジョー(KOR) (-8) JO-9
 
 このアジア競技大会馬術競技速報を最後にドーハからの現地レポートは終わりにします。障害選手と馬たちは13日ドーハを発ち、帰国します。  詳報は「馬術情報」2月号をお楽しみに。 現地取材・撮影/大久保登喜子
福島大輔選手とロイヤルセレクション号
福島大輔選手とロイヤルセレクション号
 

桝井俊樹選手とジー・エール号
桝井俊樹選手とジー・エール号
 

障害チーム、左から広田龍馬選手、桝井俊樹選手、東良弘一障害監督、近森広行選手、福島大輔選手(12月8日、ドーハ・ラマーダホテルで
障害チーム、左から広田龍馬選手、桝井俊樹選手、東良弘一障害監督、近森広行選手、福島大輔選手(12月8日、ドーハ・ラマーダホテルで
 
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2006 年 12 月 13 日
アジア競技大会馬術競技速報 7
 
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速報1 | 速報2 | 速報3 | 速報4 | 速報5 | 速報6 | 速報7 | 速報8 | お礼とご報告 12月11日 障害馬術 日本団体5位 近森、桝井、福島が満点走行  12月11日午前9時、障害馬術の団体戦2回目走行が行われました。昨日とはうって変わったどんよりとした曇り空。寒暖の差が激しいのが馬の体調にも影響を与えているようです。  昨日減点合計24で暫定7位に終わった日本チームですが、今日は好調です。とはいえ、サウジアラビア、韓国、アラブ首長国連邦など昨日上位の国々もますます冴えています。  日本選手のなかで出番1番の近森広行選手とスマートシール号が、昨日の減点24から、ミラクルのようによみがえり、満点走行を決めました。インターナショナルの経験のない人馬がアジアの強者を相手にここまで戦えるとは感動です。  「昨夜は一晩中どこで失敗したかを反省して、頭の中でシミュレーションしてみました。監督、グルームの皆さんがバックアップしてくれたので、ひとつひとつの障害に集中できました。2年前からアジア大会に照準を合わせてきて、この2日間は私にとっていわば最終章ですから、今日クリアラウンドできたことは大きな意義があります。この経験を生かして次に照準を合わせるのはオリンピック。北京が無理ならば、ロンドンを目指します」(近森選手)  次の走者、広田龍馬選手とゼロ号は昨日つまずいたトリプルの入りはうまくいきましたが、Cを1落下。結局減点4で走行。「昨日はトリプルで止まられたため、もう1度止まられると失権になると思って押したので、調子が崩れました。人馬とも海外経験があるのに不甲斐ないことで……」(広田選手)  広田選手は結団式での公約どおり、昨夜、選手村の理髪店で頭をきれいに丸坊主にして2日目の試合に臨んでいます。  3番目の桝井俊樹選手とジー・エール号は好調が続いています。昨日は減点0,今日は見事なノーミスです。ジー・エール号はアテネオリンピックの予備だったポテンシャルの高い馬なのですが、本来の力を発揮してくれました。  日本チームのアンカー、福島大輔選手とロイヤルセレクション号は昨日よりはリラックスしてクリアラウンド。  結局、本日は3人馬が満点で1落下が1人馬。3名の合計減点は0で、やっと調子が出てきましたが、時すでに遅く、3位入賞という東良監督の悲願は果たせませんでした。しかしながら、2位繰り上がって日本チームの団体最終成績は5位となりました。  「昨日は馬も初めてなのでためらいがありました。高さ140cmといっても、トリッキーなコースで、国内のMAの競技のつもりでいくととんでもない。今日はひとつひとつの障害を注意深く飛越し、昨日失敗した最後のオクサーの手前でもう1歩入れて成功しました。あのオクサーは垂直に見えるんです。団体のメダルを逸しましたが、明日は個人でメダルを目指します」(福島選手)  韓国がサムスンの強力なスポンサーシップの下、ドイツのポール・ショッケメーレ厩舎で研修し、良馬を調達していることは知られていますが、めきめき強くなった国々はヨーロッパの一流選手をコーチに招いています。目に付いたところでカタールのヨス・ランシンク(WEGアーヘンのチャンピオン)、マレーシアのデルモット・レノン(WEGヘレスのチャンピオン)などなど。アジアの国々はヨーロッパのトレーナーのよきマーケットになっている様子です。  「アジアの二流国にならないように、と言い続けてきたが、二流になってしまった。昨日は悪すぎた。国際舞台のプレッシャーに勝てるだけの(馬の)経験が必要だった。北京オリンピックに向けて良い馬を入手する手段を真剣に考えないと……」(東良弘一障害監督)
 
<日本選手の個人順位>
5位福島大輔ロイヤルセレクション-4
6位桝井俊樹ジー・エール-4
39位広田龍馬ゼロ-20
44位近森広行スマートシール-24
 
 
<団体成績>
1位(金メダル)サウジアラビア(-4)
2位(銀メダル)韓国(-13)
3位(銅メダル)アラブ首長国連邦(-16)
4位カタール(-20)
5位 日本-24 6位フィリピン -28 7位台湾 -32 8位シリア -36 9位マレーシア -40 10位イラン -68 11位クゥエート -72 12位香港 -76(15カ国中 バーレーン、ヨルダン、カザフスタンは失権)
 
 福島選手、桝井選手が明日12日の個人戦に臨みます。減点ゼロからのスタートで午前中1回目走行、午後が決勝です。いよいよ12日をもってアジア競技大会馬術競技の日本チームの出場は終了。13日には人馬とも帰国の途に着きます。  ◎総合馬術ではインドネシアのアンドリ・プラセチョノ選手が拍車の問題で失権になり、順位が動きました。 団体では1位カタール、2位日本は動きませんが、3位はインドネシアに代わってインドが入り、インドが銅メダルです。  日本選手の最終成績は、個人では加藤大助選手が25位から24位に上がりました。ほかの日本選手はお知らせしたとおりです。 現地取材・撮影/大久保登喜子
福島大輔選手とロイヤルセレクション号
福島大輔選手とロイヤルセレクション号
 

桝井俊樹選手とジー・エール号
桝井俊樹選手とジー・エール号
 

広田龍馬選手とゼロ号
広田龍馬選手とゼロ号
 

近森広行選手とスマートシール号
近森広行選手とスマートシール号
 

11日試合終了後の日本チーム厩舎にて。障害、総合選手と米山チームリーダー、衛藤総合監督、東良障害監督、総務の茶谷さん、佐藤さん、多田装蹄師、天谷獣医師、鈴木審判員、グルームの皆さん。広田選手の頭にご注目。
11日試合終了後の日本チーム厩舎にて。 障害、総合選手と米山チームリーダー、衛藤総合監督、東良障害監督、総務の茶谷さん、佐藤さん、多田装蹄師、天谷獣医師、鈴木審判員、グルームの皆さん。広田選手の頭にご注目。
 
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2006 年 12 月 11 日
アジア競技大会馬術競技速報 6
 
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速報1 | 速報2 | 速報3 | 速報4 | 速報5 | 速報6 | 速報7 | 速報8 | お礼とご報告 障害初日、日本大苦戦 団体第1回戦7位 1位はサウジアラビア  12月10日9時、障害馬術の団体第1回戦が始まりました。競技場は朝から焼け付くような暑さです。競技開始に先立って昨日同様、クロスカントリー走行中に事故で亡くなった韓国のキム.ヒュン.チル選手を悼む黙祷が捧げられました。竹田恆和JEF副会長がJOC会長としてのアジア競技大会における多忙な任務の中を縫って駆けつけ、熱心にコース下見をしている姿も見られました。  真円を描くアリーナの馬場上に設置された障害は13個、16飛越、高さ140cm、距離600m、速度350m/mim、規定タイム103秒、制限タイム 206秒。コースデザイナーはドイツのオラフ・ピーターセンJr。日本でもなじみの深い有名なコースデザイナー、オラフ・ピーターセン氏の子息です。  団体参加15カ国(国と地方)と個人参加4名(レバノン、キルギスタン、中国、モンゴル)の計64人馬がスタートします。障害競技が始まると、観客席も今までにないにぎわいです。  1番目カザフスタンのモロトスキー選手が2反抗失権で、日本の近森広行選手とスマートシール号の出番となりました。調子に乗れず落下が多く、減点 24を喫しました。続くクゥエートのアル・ケビジ選手とコーリノ3号が1落下、4番目の韓国ソン・サン・ワク選手と芦毛のクリントン3号がノーミスで決めてきました。ドイツのショッケメーレ厩舎で研修している選手です。続いてアラブ首長国連邦のうら若い女子選手、シェイカ・ラ・アルマクツーム(21歳)とカラスカドゥセミリー号が素晴らしい走行で減点0。  サウジアラビアからはシドニーオリンピックの銅メダリスト、カレド・アルエイドとアルリヤド号が出場し、危なげなくノーミス。17番目の広田龍馬選手とゼ号が出場するまでに3人馬が減点ゼロです。広田選手は前半好調でしたが、10番のトリプルの入りで踏み切りが近すぎ、馬が止まってしまいました。3落下と1拒止で減点16。 27番に出場のサウジアラビアのプリンス、アブドゥラ・アルサウドはアーヘンの世界選手権にも出場していましたが、ノーミスでクリアラウンド。  20分のブレークの後、桝井俊樹選手とジー・エール号がトリプル10番のBの惜しい落下、減点4のみで走行を終えました。  頼みの綱は日本選手のアンカー、50番目の福島大輔選手とロイヤルセレクション号ですべてうまくいったように見えましたが、最後の障害13番のオクサーを落下して減点4で終了。その後、カタールのユサフ・アーマド・アル・ルマイチとナガノ号が減点0を出し、初日の第1走行は5人馬の満点を出して終了しました。  アジア諸国の目を見張るような進歩の中にあって、日本は団体7位(15カ国中3カ国が失権で12カ国中)という無残な結果となりました。日本の過去のアジア大会における成績は1998年バンコクアジア大会で団体・個人とも金メダル。2002年釜山アジア大会では団体金・個人銅メダル。  「この結果は4年前の釜山のときから予測していた。日本の馬術界は、アジアの二流国にならないように、馬術界全体で真剣に取り組まなければならないときに来ている。良い馬を調達するためにはどうすればよいか-。とにかく今大会は3位以内に入ることを祈って明日11日の2回目走行に臨みます。まだ、可能性はあります」(東良弘一障害監督)  11日の2回目走行は朝9時から、同じ経路で行われます。
 
<日本選手の成績>
6位福島大輔ロイヤルセレクション-4
6位桝井俊樹ジー・エール-4
39位広田龍馬ゼロ-16
44位近森広行スマートシール-24
 
 
<団体成績> (各チーム上位3名の減点の和)
1位サウジアラビア(-4)
2位韓国(-8)
3位アラブ首長国連邦(-12)
4位カタール(-16)
5位マレーシア(-20)
5位フィリピン(-20)
7位日本(-24)
7位台湾(-24)
9位シリア(-28)10位香港(-40)10位イラン(-40)12位クゥエート(-52)
 
現地取材・撮影/大久保登喜子
福島大輔選手とロイヤルセレクション号
福島大輔選手とロイヤルセレクション号
 

桝井俊樹選手とジー・エール号
桝井俊樹選手とジー・エール号
 

広田龍馬選手とゼロ号
広田龍馬選手とゼロ号
 

近森広行選手とスマートシール号
近森広行選手とスマートシール号
 
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2006 年 12 月 9 日
アジア競技大会馬術競技速報 5
 
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速報1 | 速報2 | 速報3 | 速報4 | 速報5 | 速報6 | 速報7 | 速報8 | お礼とご報告 総合馬術日本チーム団体銀メダル 金はカタールへ 個人金メダルは大岩義明選手とカンジャー・ブラック号  韓国のキム・ヒュン・チル選手のいたましい死から一夜明けた総合馬術競技の3日目、朝7時からのインスペクション終了を待って、出番表が発表されたのは、9時の競技開始のわずか20分前です。  試合開始に先立って全員が1分間の哀悼の黙祷を捧げました。不幸な事故の後なので授賞式後のウィニングランは行わないよう申し合わせがありました。  日本選手の出番1番は加藤大助選手とオムドゥグゥ号。2落下減点8、3日間 の総減点175.30で終了。昨日のクロスカントリーの2カ所の水濠での計3拒止による思わぬ大失点が悔やまれます。  「オムドゥグゥは今まで水を嫌ったことがないので、こちらにおごりがありました。着地のときにブロックした感じがあったので、もっと細かく気を配るべきでした」(加藤選手)  14番目の村上一孝選手とイントランジット号は2落下とタイム減点5。総減点77.70で終了。  「イントランジットは馬場が得意なのですが、初日にカタール選手の次の出番で、応援の拍手と声援で馬がかりかりしてしまって、思うように動けなかったのが、今大会の不調の原因です。大会前のトレーニング不足もありますね」(村上選手)  初日3位、2日目クロスのタイム減点で10位に後退してしまった細野茂之選手とイペカ号は2番、3番、5番……と落下、集中力を欠いた走行で計5落下、減点20を付けてしまいました。  「イペカは緊張しすぎて馬場に入っても花などを見て、心ここにあらずという状態でした。それをコントロールできなかった自分が情けない。若馬で大きな大会 に初出場ですからよくやってくれたと思います。人馬のつきあいが短かったので、これからです」(細野選手)  日本は団体ではカタールの首位を奪い返せないことになりましたが、残るは大岩義明選手の個人金メダルの確保への期待です。クロスカントリー終了時で3位に上がってきたマレーシアのハスレフ・マレク・ジェレミアと芦毛のダシュパー号との差は12.8。2位カタールのアブデュラ・アルエジャイルとクインテン号との差は6.20。マレク・ジェレミアは1落下で終了し、アルエジャイルはノーミス。大岩選手にプレッシャーをかけます。許されるのは1落下だけ。  やりました。大岩選手とカンジャー・ブラック号、1落下で終了し、ついに金メダルを手にしました。アーヘン馬術世界選手権大会で世界の強豪を相手に18位をマークし、続いてアジアの覇者となりました。  「トレーナーのホイ夫妻が何かと手伝ってくれ、安心して競技に打ち込めました。ヨシがいつもやっているようにやればいい、と信じてくれています。カンジャー・ブラックは初日の馬場では入れ込んだのですが、かちゃかちゃするところを抑えることができました。3日間すべてうまくいきましたが、クロスカントリーでは、いつも雨が多いイギリスで乗っているので、あれぐらいの雨は慣れています。カタールの選手はクロスカントリーで実にポジティブに乗っていたから、好成績は当然です。カタール選手の馬もよくトレーナーも立派な人たちです。  私の勝因ですか? 『勝ちたい』と願ったことです。これからの目標はもちろん北京オリンピックです」(大岩選手)  総合馬術の表彰式は午前中に終了し、午後からは障害馬のインスペクション。全頭無事通過しました。障害の第1戦は10日にスタートします。  8日夜、ドーハのラマーダホテルにて総合馬術選手を囲んで祝勝会が開かれました。米山順チームリーダー、やっと笑顔が出た衛藤賢二監督、金メダリスト大岩選手の師匠アンドルーとベティーナ・ホイ夫妻、総合チーム公式コーチのバリー・ロイクロフト氏、総合馬術の国際審判員として頑張った鈴木瑞美子さん、天谷獣医師、装蹄師の多田直基さん、それに家族、サポーター、明日から選手交代する障害チームのメンバー……金、銀合わせて2個のメダルを獲得して意気はいやが上にも上がります。次は障害チーム、頼んだぞ!!
 
日本選手の個人最終成績(3日間の総合減点)
1位(金メダル)大岩義明カンジャー・ブラック号44.50
14位村上一孝イントランジット号77.70
16位細野茂之イペカ号81.90
24位加藤大助オムドゥグゥ号175.30
 
 
団体
1位(金メダル)カタール182.30
2位(銀メダル)日本204.10
3位(銅メダル)インド244.90
4位 インドネシア(246.20)5位アラブ首長国連邦(250.20) 6位マレーシア (307.90)(韓国は辞退)
 
この時点で獲得メダル数を比べると、日本は計4個(金1、銀2、銅1)で1位、2位マレーシア3個 3位は獲得数2個の韓国とカタール、5位1個のインドネシアとなっています。 現地取材・撮影/大久保登喜子
大岩義明選手とカンジャー・ブラック号
大岩義明選手とカンジャー・ブラック号
 

村上一孝選手とイントランジット号
村上一孝選手とイントランジット号
 

細野茂之選手とイペカ号
細野茂之選手とイペカ号
 

加藤大助選手とオムドゥグゥ号
加藤大助選手とオムドゥグゥ号
 

表彰台の大岩義明選手(金メダル)、左が銀のカタール アブドゥラ・アルジェイル選手、右が銅のマレーシア ハスレフ・マレク・ジェレミア選手
表彰台の大岩義明選手(金メダル)、 左が銀のカタール アブドゥラ・アルジェイル選手、 右が銅のマレーシア ハスレフ・マレク・ジェレミア選手
 

表彰台左が日本チーム(銀メダル)、中央が金のカタール、右が銅のインドネシア
表彰台左が日本チーム(銀メダル)、中央が金のカタール、右が銅のインドネシア
 

金・銀メダルで笑いが止まらなくなった…左から大岩・細野選手、ベティーナ・ホイ選手、バリー・ロイクロフト氏、村上選手、アンドルー・ホイ選手、加藤大助選手、鈴木瑞美子審判員(祝勝会で)
金・銀メダルで笑いが止まらなくなった… 左から大岩・細野選手、ベティーナ・ホイ選手、 バリー・ロイクロフト氏、村上選手、 アンドルー・ホイ選手、加藤大助選手、鈴木瑞美子審判員 (祝勝会で)
 

同じく祝勝会で左から衛藤監督、米山チームリーダー、東良弘一障害監督
同じく祝勝会で左から衛藤監督、米山チームリーダー、東良弘一障害監督
 
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