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障害馬術本部
2023 年 10 月 14 日
《かごしま国体》第4日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は第4日の今日、5つの競技が行われました。

【第12競技-2 少年 団体障害飛越競技(準決勝・決勝)
 この競技は第2日に実施した第1回戦・準々決勝を勝ち上がった4チームが出場しました。決勝に進んだのは兵庫県と北海道。各チーム2名が自県の馬と対戦県の馬に乗ってコース走行を行うものです。兵庫県(松岡凛桜・大谷永吉)が総減点4で優勝、北海道(荻野哲・矢野朱莉・百瀬光)が減点8で2位、また、準決勝の結果により岩手県(船橋友希那・船橋慶歌)が3位となりました。


▲松岡凛桜
「馬が頑張ってくれて、私は乗っているだけでした。去年も北海道と対戦して、最後の最後に1落下してしまって勝てなかったので、今年は金メダルがとれて良かったです」


▲大谷永吉
「2回目の国体出場で、勝てて良かったです。相手チームの馬に乗るのは難しいところもありましたが、楽しく乗れました。相方の馬が頑張ってくれました」

【第17競技 少年 自由演技馬場馬術競技】
 この競技はFEI自由演技ジュニアライダー馬場馬術課目で実施、11人馬が出場しました。地元・鹿児島県の日高凱斗&サー・ギャラントが72.350%の高得点で、初日の規定演技に続いて優勝しました。2位は岸本レイナ&フュースティン(埼玉県)69.435%、3位は中本翔也&ギャビデルギャビVCG(奈良県)69.345%でした。


▲日高凱斗&サー・ギャラント
「馬場馬術は2冠を目標にしていたので、それを達成できて良かったです。今日は、初日の規定演技よりも攻めに出るという姿勢で臨みました。ミスは出てしまいましたが、良い手応えを感じることができました」

【第18競技 成年男子 国体大障害飛越競技】
 150cmクラスのこの競技には9人馬が出場しました。地元代表の村岡一孝&エリオットⅥが最初に登場してクリアラウンド。その後、クリアラウンドした人馬は出ず、村岡&エリオットⅥの優勝が決まりました。2人馬が減点4でタイムの早い順に、2位は川口大輔&サムライブルー(静岡県)72.72秒、3位は谷口真一&カムアンドフィール(滋賀県)77.92秒でした。


▲村岡一孝&エリオットⅥ
「最初の出番で、自分がぶちかまして後ろの選手にプレッシャーをかけるという気持ちで臨みました。馬を信じて走れたことも良かったですし、みんなの応援も力になりました」

【第19競技 成年女子 トップスコア競技】
 障害物ごとに決まった点数がつけられていて、クリアするとその点数が加算されていくトップスコア。60秒以内に何点取れるかを競うもので、1000点超えが入賞(8位)の目安です。出番1番の古川芙三子&ベン(福岡県)が早速1060点を出すと、続く原田いずみ&ディナスティ(鹿児島県)が1410点のハイスコアをマーク。その後、21人馬が走行しましたが、この点数を超える人馬はいませんでした。原田&ディナスティが優勝、2位は柿平紗枝&ホワイトチョコレート(長崎県)1360点、3位は山林真由美&インデラZ(鳥取県)1270点でした。原田とディナスティで、鹿児島県は今日3勝目となりました。


▲原田いずみ&ディナスティ
「初日にミスして点数をとれなかったので、今日はそれを取り返したいと思っていました。ディナスティは高齢ですが、頑張ってくれました。ディナスティだからできるコースを組んでもらって、それがうまくいって良かったです」

【第20競技 少年 ダービー競技】
 長丁場のコースに自然に近い障害物が設置されるダービー競技。全長670mのコースに19人馬が挑みました。佐々木真平&黒姫(長野県)と原田璃空&クレオパトラ(鹿児島県)がクリアラウンドして一騎打ちのジャンプオフが成立。先に走行した佐々木&黒姫は攻めの走行で39.19秒でダブルクリアラウンド、後攻の原田&クレオパトラはさらに攻めた37.12秒で、トップスコアで優勝した原田いずみとの親子優勝を決めました。3位はオリジナルコースで1落下した広田大和&キャンベラZ(栃木県)でした。


▲原田璃空&クレオパトラ
「佐々木くんのタイムを上回るために、勝負を賭けていかないといけないという気持ちで走りました。自分にとってこれが最初で最後の国体なので、ここで結果を出せて良かったです」

 第4日を終え、地元鹿児島県は105点を獲得して、すでに天皇賞獲得を決めています。
 最終日(10月15日)は成年女子自由演技馬場馬術競技、少年トップスコア競技、成年男子六段障害飛越競技が行われます。

結果や出番は特設サイトをご覧ください。


 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 13 日
《かごしま国体》第3日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は第3日の今日、5つの競技が行われました。

【第8競技-2 成年男子 国体総合馬術競技】
 馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点を競う複合競技。馬場馬術競技終了時点で点差が小さく、障害馬術競技で1つでも落下すると順位が大きく変わる状況でした。出場16人馬のうちクリアラウンドは5人馬。暫定3位だった杉谷泰造&ジータ(大阪府)がクリアラウンドして減点30.7で優勝、上村司&パーシー(鹿児島県)は7位から2位、横山瞬&モナベール(北海道)は9位から3位へと大きく順位を上げました。


▲杉谷泰造&ジータ
「国体優勝は大分大会以来、15年ぶりです。馬をしっかり調整してくれたクラブのスタッフに感謝ですね。県を代表して出場する国体の雰囲気は、アジア大会や海外の選手権に繋がるものなので、若い選手のためにこれからもずっと続けてほしい大会です」

【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
 JEF自由演技国体成年馬場馬術課目で実施したこの競技には9人馬が出場しました。稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(兵庫県)が71.225%で初日の規定演技に続いて優勝、照井駿介&フュースティン(埼玉県)が70.345%で2位、大塚敬仁&ドロップショット(神奈川県)が70.220%で3位となりました。


▲稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ
「初日よりも馬が柔らかく動いていました。途中で大きくつまづくアクシデントがあって焦りましたが、立て直して大きな仕事ができました。去年の7月からこの馬と競技に出ているのですが、一度も負けたことがありません。記録がストップしなくて良かったです」

【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
 出場24人馬のうち第二段階に進んだのは8人馬でした。減点0は3人馬で、出番1番で走行した黒川美乃里&ペルセダンジュ(山口県)が27.25秒(第2段階タイム)で優勝しました。2位は28.47秒の新上聖直&スピリタス(香川県)、3位は28.71秒の北井聖人&ミラナ(神奈川県)でした。


▲黒川美乃里&ペルセダンジュ
「1番だったので他の選手の障害間の歩数を見ることができず、逆に迷いなく思った通りの走行ができました。今日がこの馬とのラストランだったので、最後の最後に優勝することができて本当に嬉しいです」

【第15競技 成年女子 標準障害飛越競技】
 出場21人馬のうち7人馬がクリアラウンドしてジャンプオフに進み、4人馬がダブルクリアラウンドしました。トップタイムで優勝したのは藤田かれん&コンテラス(神奈川県)37.43秒、2位は高橋朱音&ドゥウイネッテ(京都府)37.95秒、3位は鈴木爽日&アヴィオン(宮城県)38.81秒でした。


▲藤田かれん&コンテラス
「ジャンプオフを目指していたので、最初の走行でクリアラウンドした時は本当に嬉しくて、ジャンプオフは『楽しむぞー!』という気持ちで臨みました。馬にブルーリボンをプレゼントすることができて大満足です」

【第16競技 少年 リレー競技】
 この競技は、2人馬でチームを組んでスピードアンドハンディネス方式で一つのコースを走行します。2人馬がともにスピーディかつ小回りの走行で、かつバトンタッチもスムーズだった静岡県(川村颯太&ハーベスト、浅川駿萬&ルーニー)が59.52秒で優勝しました。2位は千葉県(小泉可憐&デスペラードAM、平松春乃&アジュールJH)67.14秒、3位は三重県(山下泰芽&ジェラール・ピケ、真川葵衣&コビーナ)68.43秒でした。


▲川村颯太&ハーベスト
「できるだけ速く走って、後段にプレッシャーがかからないようにしたいと思っていて、2番から3番に向かうところで内を通りました。優勝できて嬉しいです」


▲浅川駿萬&ルーニー
「3番の内を通ったのを見て『勝った!』と思いました。優勝できてとても嬉しいです。今日のMVPは颯太くんです!」

 第4日は少年自由演技馬場馬術競技、成年男子国体大障害飛越競技、少年団体障害飛越競技(準決勝・決勝)、成年女子トップスコア競技、少年ダービー競技が行われます。
 
結果や出番は特設サイトをご覧ください。


 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 13 日
《障害馬術》FEI審判員講習会開催について
以下の通り、障害馬術FEI審判員講習会を開催します。参加をご希望の方は、氏名(英語表記)、FEI ID等を記載の上、期日までに担当者までメールでご申請ください。尚、締切後にFEIから受講可否について連絡がありますので、その旨ご了承ください。


<障害馬術>FEI審判員講習会(昇格)(FEI Jumping Judge Transfer-Up Course)

日程:2023年11月27日~30日
会場:ホテルオークラ神戸
   〒650-8560 兵庫県神戸市中央区波止場町2−1
対象:障害馬術審判員S級/1級の資格を有する者
   あるいは日本馬術連盟が推薦する者
締切:2023年10月20日
実施要項はこちら

<障害馬術>FEI審判員講習会(更新)(FEI Jumping Judge Maintenance Course)

日程:2023年12月1日
会場:ホテルオークラ神戸
   〒650-8560 兵庫県神戸市中央区波止場町2−1
対象:Level1/2/3
締切:2023年11月2日
実施要項はこちら

FEIのウェブサイトはこちらから

お申し込みはこちらから 担当:松井
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障害馬術本部
2023 年 10 月 12 日
《かごしま国体》第2日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は本日2日目。第7競技から第12競技までの6競技が行われました。

【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
 この競技はFEIセントジョージ賞典で行われ、12人馬が出場しました。上位3人馬が大接戦となりましたが、それを制したのはコンビ8年の稗田奈緒子&ファンタスティコ(兵庫県)で67.647%でした。2位は髙松優希&エルメス・デアツヴァイタ(東京都)67.529%、3位は中村公子&ジェームスディーン4(奈良県)67.294%となりました。


▲稗田奈緒子&ファンタスティコ
「今日はちょっと馬が緊張していたので、一度朝に軽く運動してから本番に臨んだところ、競技に集中してくれていい状態で乗れたと思います。最終日の自由演技も出ます。今回のために曲を新しくつくってきたので、楽しくやりたいと思います」

【第8競技-1 成年男子 国体総合馬術競技(馬場馬術)】
 この競技は馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点で順位を決定します。今日は馬場馬術競技が行われ、篠原正紀&クアトロS(東京都)が減点28.7でトップに立ち、それを減点29.6の片山淳&ラッキーユー7(徳島県)、減点30.7の杉谷泰造&ジータ(大阪府)が追っています。障害馬術競技は明日(10月13日)実施されます。

【第9競技 成年女子 ダービー競技】
 全長720mに18障害が設置されたこの競技には18人馬が出場し、4人馬がオリジナルコースを減点0でゴールしてジャンプオフに進みました。岡本果林&ジゴロ(兵庫県)が32.91秒でダブルクリアラウンドすると、広田思乃&キャンベラZ(栃木県)が30.77秒で首位に。続いて登場した地元・鹿児島県の村岡のぞみ&クレオパトラはそれをさらに上回る29.76秒でゴールして優勝を決めました。広田&キャンベラZが2位、岡本&ジゴロが3位でした。


▲村岡のぞみ&クレオパトラ
「コロナで延期になってから、馬も人も苦労したことはありましたが、皆さんに支えていただいてここに出られたことが嬉しかったです。今日は馬を信じて走行しました。明日は別の馬で標準競技に出ます。その馬の良さ活かした走行をして、それが鹿児島の得点につながるといいなと思っています」

【第10競技 少年 標準障害飛越競技】
 この競技には22人馬が出場し、9人馬がジャンプオフに進みました。ダブルクリアラウンドは4人馬で、優勝は31.41秒の広田大和&ニック・オブ・タイム(栃木県)、2位は真川葵衣&コビーナ(三重県)32.03秒、3位は川村颯太&ハーベスト(静岡県)33.51秒でした。広田は地元開催だった昨年の大会で叶わなかった種目優勝を、1年越しで達成しました。


▲広田大和&ニック・オブ・タイム
「去年は馬の力を発揮させられなかったことが悔しく、今日は勝ちたいというより楽しく走ってこようという気持ちが強かったです。この後はリレーとダービーに出ます。馬をしっかりケアして万全の状態で臨みたいです」

【第11競技 成年男子 スピードアンドハンディネス競技】
 この競技には21人馬が出場しました。出番6番の佐藤賢希&兀地(長野県)が、その時点のトップタイムより9秒ほど早い66.26秒を出しましたが、山口敬介&クインティナ(滋賀県)がそれをさらに9秒近く縮めて57.96秒で優勝しました。2位は福島大輔&アジュールJH(千葉県)64.99秒、3位は佐藤&兀地でした。


▲山口敬介&クインティナ
「昨日のトップスコアでは最後に佐藤選手と兀地に抜かれて2位だったので、今日は何とか勝ちたいという気持ちでした。このコンビの走行を見て、普通に行っても勝てないと思ったので、とにかく行きました。全ての障害で予定より1歩少なかったのですが、馬が頑張ってくれました」

【第12競技 少年 団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)】
 この競技はトーナメント戦で、第2日の今日は1回戦と準々決勝が行われ、鹿児島県、兵庫県、北海道、岩手県が準決勝進出を決めました。準決勝・決勝は第4日(10月14日)に行われます。

 明日(第3日)は成年男子自由演技馬場馬術競技、少年二段階障害飛越競技、成年女子標準障害飛越競技、少年リレー競技、成年男子国体総合馬術競技(障害飛越)が行われます。

 結果や出番は特設サイトをご覧ください。。


 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 11 日
《かごしま国体》第1日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技会が10月11日に始まりました。会場は鹿児島県霧島市牧園特設馬術競技場です。10月15日までの5日間で全23競技が行われます。今日は6つの競技が行われました。

【第1競技 成年男子 馬場馬術競技】
 セントジョージ賞典で実施されるこの競技には11人馬が出場しました。稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(兵庫県)が68.824%で優勝、照井駿介&フュースティン(埼玉県)が68.235%で2位、原田喜市&ディエゴ(岡山県)が67.324%で3位でした。


▲稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ
「入場前に大勢の観客を見て馬が緊張してしまったので、攻め過ぎずに丁寧に乗りました。障害も岡本選手とジゴロが勝ち、馬場と障害の両方で兵庫は良いスタートとなりました。自由演技も丁寧に回りたいです」

【第2競技 少年 馬場馬術競技】
 この競技はFEIジュニアライダー個人課目で実施され、11人馬が出場しました。地元・鹿児島県の日高凱斗&サー・ギャラントが71.176%のハイスコアで優勝、67.941%の岸本レイナ&フュースティン(埼玉県)が2位、67.412%の浅川駿萬&ホーリーナイト(静岡県)が3位でした。


▲日高凱斗&サー・ギャラント
「ポテンシャルの高いサー・ギャラントに僕がどれだけ乗れるかが課題でした。地元としてのプレッシャーはありましたが、僕と馬とのベストを尽くせたと思います。自由演技は、ダイナミックな速歩を見せられる演技をしたいです」

【第3競技 成年女子 二段階障害飛越競技】
 この競技は第1段階を減点0でクリアすると、第2段階に進めるというもので、総減点が同じ場合は第2段階のタイムが早い方が上位となります。出場24人馬のうち15人馬が第2段階に進み、9人馬が減点0でした。岡本果林&ジゴロ(兵庫県)が26.98秒で優勝、広田思乃&キャンベラZ(栃木県)が28.69秒で2位、治武しおり&クインティナ(滋賀県)が28.87秒で3位でした。


▲岡本果林&ジゴロ
「ジゴロがいつも通り頑張ってくれました。私自身、国体は初めての参加で県を代表しているという緊張感を持ちながら、場の雰囲気を楽しめました。明日のダービーも自信を持って、いつも通りの走行をしたいです」

【第4競技 成年男子 トップスコア競技】
 障害物ごとに決まった点数がつけられていて、それをクリアするとその点数が加算されていくトップスコア。60秒以内に何点取れるかを競います。出場26人馬の中で最終出番の佐藤賢希&兀地(長野県)が1400点を出して優勝、2位は1380点の山口敬介&カムアンドフィール(滋賀県)、3位は1370点の森裕悟&CRNキンキーブーツ(奈良県)でした。


▲佐藤賢希&兀地
「出番が最後だったので、他の選手の走行も少し参考にしながら、プラン通りに走ることができました。自信がありました。僕は監督も務めているので、長野県がいい点数を得られるようにチームをサポートしていきます」

【第5競技 少年 スピードアンドハンディネス競技】
 この競技には24人馬が出場。13番の吉田夏希&クインティナ(滋賀県)が53.16秒でトップにいましたが、競技終盤に佐々木真平&黒姫(長野県)が51.91秒を叩き出して優勝しました。3位は55.15秒の福田楓馬&ナバロン(熊本県)でした。


▲佐々木真平&黒姫
「最初はちゃんと入賞してポイントを獲るというつもりでスタートしたのですが、後半になるにつれてギアが上がってきて、最後は全開でした。ダービーも出場する予定です。黒姫や先生の(佐藤)泰さんの成績に泥を塗ることにならないように頑張ります」

【第6競技 成年男子 ダービー競技】
 自然に近い状態の障害物が設置された長距離コースを走るダービー競技。出場18人馬のうち2人馬のみがクリアラウンドしてジャンプオフに進みました。ここも減点0の戦いとなり、33.91秒を出した広田龍馬&キャンベラZ(栃木県)が優勝、34.37秒の中村勇&フォンヴィア(三重県)が2位でした。3位はオリジナルコースを減点4でゴールした中でタイムがもっとも早かった上村司&アンテベルム(鹿児島県)となりました。


▲広田龍馬&キャンベラZ
「去年は地元開催でプレッシャーがありましたが、今年は全然プレッシャーなく臨めています。昨日、栃木チームで知覧の特攻平和記念館に行き、そこで力をいただきました。そのような経験ができるのも国体のいいところだと思います」

 第2日は成年女子馬場馬術競技、成年男子国体総合馬術競技(馬場馬術)、成年女子ダービー競技、少年標準障害飛越競技、成年男子スピードアンドハンディネス競技、少年団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)の6競技が行われます。

 出番・結果は特設サイトでご覧いただけます。


 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 6 日
《杭州アジア大会》10月6日レポート
 《第19回アジア競技大会(2022/杭州)》馬術競技は最終日、障害馬術個人戦が行われました。

 この競技は団体戦/個人戦予選の上位40人馬が出場するもので、日本からは杉谷泰造&クインシー(杉谷乗馬クラブ)と板倉祐子&スタッカティザPSが進出しました。
 午前中に行われた第1ラウンドで、板倉&スタッカティザPSは順調に走行していましたが、11番障害で1拒止。タイムオーバーもあって減点18で36位となり、第2ラウンドには進めませんでした。杉谷&クインシーは1落下で減点4、同率13位で、上位25人馬が進むことのできる第2ラウンドへの進出を決めました。
 午後の第2ラウンドは、第1ラウンドとは異なるコースが組まれました。杉谷&クインシーは順調に走行していましたが、最後から2つ目の10番障害で馬の肢がわずかに触れてバーを落として減点4がつき、最終的に8位となりました。


▲杉谷泰造&クインシー
「第1ラウンドより第2ラウンドの方が調子が良く、今大会中一番いいラウンドだっただけに悔しいです。回転でほんの少し馬がゆがんでしまったのをカバーできなかった僕のミスです。このようなチャンピオンシップ大会に出場するのは、いつでもいいものですし、目標にしていたメダルを獲れなかったのは悔しいですが、来年のパリに向けて馬も良い経験ができました」


▲板倉祐子&スタッカティザPS
「回転の後に馬を真っすぐにし切れなかった私のミスです。私がちゃんと真っすぐに向けていたら、彼女は飛べていたと思います。第2ラウンドに進むことができず、とても残念です。次の大きな目標はパリオリンピックです」

アジア大会馬術競技はすべて終了しました。応援ありがとうございました。

アジア大会馬術競技の出番・結果はこちらから

障害馬術個人戦の結果はこちらから


↑いずれも詳しい情報はPDFのアイコンがついているOfficial Reportをクリックすると入手できます。
 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 6 日
杭州アジア 障害馬術
10月6日
◎個人競技 
Final Competition2 成績
/updata/File/AG2022-_EQU_C73%28S%29B_EQUOJUMPINDV----------FNL-000200--.pdf

Competition1 成績
/updata/File/AG2022-_EQU_C73%28S%29B_EQUOJUMPINDV----------FNL-000100--.pdf


10月4日
障害馬術 
◎団体競技 第1回走行 結果
/updata/File/AG2022-_EQU_C73%28S%29A_EQUOJUMPTEAM----------FNL-000100--.pdf

◎団体競技(兼個人競技予選) 
第2回目走行 結果
/updata/File/jump%20indi%201%262.pdf

第1回目走行 結果
/updata/File/AG2022-_EQU_C73%28S%29B_EQUOJUMPINDV----------QUAL000100--.pdf

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障害馬術
◎個人競技 
Final Competition2 オーダー
/updata/File/AG2022-_EQU_C51%28S%29B_EQUOJUMPINDV----------FNL-000200--%281%29.pdf

Competition1 オーダー
/updata/File/AG2022-_EQU_C51%28S%29B_EQUOJUMPINDV----------FNL-000100--.pdf

◎団体競技(兼個人競技予選)オーダー 
第2回走行
/updata/File/AG2022-_EQU_C51%28S%29B_EQUOJUMPINDV----------QUAL000200--.pdf

第1回走行
/updata/File/AG2022-_EQU_C51%28S%29B_EQUOJUMPINDV----------QUAL000100--.pdf


◎団体競技国別オーダー 
第2回走行
/updata/File/AG2022-_EQU_C51%28S%29C_EQUOJUMPTEAM----------FNL-000200--.pdf

U+200BU+200BU+200BU+200BU+200BU+200BU+200B第1回走行
/updata/File/AG2022-_EQU_C51%28S%29C_EQUOJUMPTEAM----------FNL-000100--.pdf
 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 5 日
《杭州アジア大会》10月5日レポート
 《第19回アジア競技大会(2022/杭州)》馬術競技は、明日(10月6日)に障害馬術個人戦が行われます。

 個人戦に参加できるのは昨日の団体戦/個人戦予選の上位40人馬ですが、棄権もあって、実際に出場するのは39人馬となりました。日本からは杉谷泰造&クインシー(杉谷乗馬クラブ)、板倉祐子&スタッカティザPS、川合正育&ゴールドウィン((株)日本電気保安協会馬術部)が権利を得ていましたが、川合&ゴールドウィンは棄権しました。クインシーとスタッカティザPSは、午前中に行われた第2回ホースインスペクションに合格しています。杉谷&クインシーと板倉&スタッカティザPSはともに昨日の2回走行でダブルクリアラウンドしており、明日は個人戦でメダルを目指します。
 個人戦は2回走行で実施され、第1ラウンドの上位25人馬が第2ラウンドに進みます。最終成績は第2ラウンドの結果で決まります。

個人戦第1ラウンドは9:00(日本時間10:00)開始、日本代表の出場順は次の通りです。
18番 板倉祐子&スタッカティザPS
25番 杉谷泰造&クインシー




▲TEAM JAPANの2頭は第2回インスペクションに合格
 上:杉谷泰造&クインシー
 下:板倉祐子&スタッカティザPS

アジア大会馬術競技の出番・結果はこちらから

個人戦の出番順はこちらから

↑いずれも詳しい情報はPDFのアイコンがついているOfficial Reportをクリックすると入手できます。

 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 4 日
《杭州アジア大会》10月4日レポート
 《第19回アジア競技大会(2022/杭州)》馬術競技馬術競技は、最終種目の障害馬術競技がスタート、今日は団体戦が行われました。

 12の国/地域が参加した団体戦は午前と午後の2回走行で実施、それぞれのラウンドでチーム内上位3人馬の成績をカウントして合計する方式です。
 TEAM JAPANメンバーは、出番順に杉谷泰造&クインシー(杉谷乗馬クラブ)、腰髙知己&コーティスドゥニーズZ(相生乗馬クラブ)、川合正育&ゴールドウィン((株)日本電気保安協会馬術部)、板倉祐子&スタッカティザPSの4人馬です。
 第1ラウンドは、先陣を切った杉谷&クインシーがクリアラウンド、二番手の腰髙&コーティスドゥニーズZは1落下を喫しましたが、川合&ゴールドウィン、板倉&スタッカティザPSが減点0でゴールし、チーム減点は0。この時点で日本の他に、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、カタールと、合計5ヵ国が同率1に並んでいました。
 午後の第2ラウンドは第1ラウンドと同じコースで行われました。杉谷&クインシーは第1ラウンドに続いて減点0と、TEAM JAPANは好調なスタートを切りました。しかし、腰髙&コーティスドゥニーズZが中盤のトリプルコンビネーションで2反抗があって失権、川合&ゴールドウィンは第5障害の横を通過してしまい、気づいて戻りましたが1反抗となり、その後も2落下を喫しました。難しい状況の中でしたが、板倉&スタッカティザPSは落ち着いた走行でクリアラウンドを果たしました。
 この結果、日本は減点24で6位でした。なお、上位40人馬が進むことができる10月6日の個人戦には、杉谷&クインシー、板倉&スタッカディザPS、川合&ゴールドウィンがその権利を得ています。
 団体戦の結果は、上位3ヵ国がいずれも減点0だったためジャンプオフによる決着となり、サウジアラビアが優勝、カタールが2位、アラブ首長国連邦が3位でした。


▲杉谷泰造&クインシー
「団体戦はとても残念な結果になりましたが、板倉選手と僕がダブルクリアができたことをとても嬉しく思っています。この勢いで個人戦に向けて頑張りたいと思っています」


▲板倉祐子&スタッカティザPS
「日本チームの状況は予想外でしたが、アリーナに向かう時には周りのことは気にせず、自分たちが良い走行をすることだけを考えていました。今日は2走行とも良い感覚でしたし、彼女も自信を持ってコースを回っていたので、それが私の自信にもなりました。馬も私も良い状態なので、個人戦でメダルを狙います」


▲川合正育&ゴールドウィン
「チームに対して本当に申し訳ない気持ちです。タイムを意識し過ぎていて、4番のダブルを飛んだ後に、先に行くことを考えて5番を忘れてしまいました。アジア大会という国を代表して出場したこの大会でこんなことをしてしまって、チームでメダル獲得もできず、情けなくて、申し訳ない気持ちしかありません」


▲腰髙知己&コーティスドゥニーズZ

中野善弘監督
「第1ラウンドは減点0で同率1位にいたのですが、意気込んで臨んだ第2ラウンドではまさかの事態となってしまいました。アジア大会という大きな舞台で選手にはプレッシャーもあったと思いますし、アクシデントが起きてしまった後に、気持ちをコントロールして冷静に対応することが難しかったと思います。失敗するのが良いとは言いませんが、これから世界で戦っていくための経験として糧にしてほしいと思います。一方、経験豊富な杉谷選手と板倉選手の2人はさすがの走行でした。2頭とも調子が良いので、明後日の個人戦で頑張ってくれると思います。チームジャパンとして個人戦のメダルを全力で獲りにいきます」

アジア大会馬術競技の出番・結果はこちらから

障害馬術団体結果はこちら

↑いずれも詳しい情報はPDFのアイコンがついているOfficial Reportをクリックすると入手できます。

 
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障害馬術本部
2023 年 10 月 3 日
《杭州アジア大会》10月3日レポート
 《第19回アジア競技大会(2022/杭州)》馬術競技馬術競技は、本日はオフ、明日からの障害馬術競技のホースインスペクションとトレーニングセッションが行われました。

 障害馬術競技は団体戦(10月4日)と個人戦(10月6日)があり、それぞれ2回走行で実施されます。明日の団体戦/個人戦予選は、チームの出番順に、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ウズベキスタン、韓国、イラン、日本、クウェート、香港、カタール、中国、台北、インドネシアと12の国/地域から45人馬が、また、個人戦のみに6人馬がエントリーしており、合計51人馬が出場します。


▲障害馬術TEAMJAPAN

 TEAM JAPANメンバーは、板倉祐子&スタッカティザPS、川合正育&ゴールドウィン((株)日本電気保安協会馬術部)、腰髙知己&コーティスドゥニーズZ(相生乗馬クラブ)、杉谷泰造&クインシー(杉谷乗馬クラブ)の4人馬で、4頭全てインスペクションを通過しました。明日の第1ラウンドの出番は次の通りです。

9:00(日本時間10:00)開始
5番   杉谷泰造&クインシー
16番 腰髙知己&コーティスドゥニーズZ
34番 川合正育&ゴールドウィン
46番 板倉祐子&スタッカティザPS

また、第2ラウンドは14:00(日本時間15:00)開始予定です。

アジア大会馬術競技の出番・結果はこちらから

第1ラウンドの出番はこちらから

団体戦国順はこちらから

↑いずれも詳しい情報はPDFのアイコンがついているOfficial Reportをクリックすると入手できます。

 
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