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総合馬術本部
2018 年 9 月 16 日
WEG(9月15日)速報
 アメリカ・トライオンで開催されている世界馬術選手権大会(WEG)は、9月15日に総合馬術クロスカントリー競技とレイニングの個人決勝競技が行われました。

 数日前にはハリケーン直撃の予報もあって実施が危ぶまれたクロスカントリー競技でしたが、途中で雨が降ったものの気温も湿度もそれほど上がらず、比較的良い環境で競技が行われました。

 日本チームは、1番手の戸本一真&タコマ(日本中央競馬会)が規定タイムより1秒早い9分59秒でゴールして減点0と好調なスタートを切りました。2番手の北島隆三&クイーンメアリー(乗馬クラブクレイン)はフランジブル装置の作動とその直後に手綱が切れるアクシデントがあってロングルートを選択せざるを得なくなり、減点43.80を負ってしまいました。3番手の田中利幸&タルマダルー(乗馬クラブクレイン)は2秒のタイムオーバーで減点0.8。ラストの大岩義明&キャレ(株式会社nittoh)は15秒オーバーで減点6となりました。この結果、日本は減点100.90で馬場馬術の10位から一気に4位まで順位を上げました。現在の1位はイギリス(減点80.80)、2位はアイルランド(減点89.00)、3位はフランス(減点91.80)です。
 チームの士気は高く、「まずはホースインスペクションに合格させることを第一に考えてしっかり馬をケアし、障害馬術ではメダルを目指すつもりで頑張ります」と力強いコメントがありました。


▲戸本一真&タコマ


▲北島隆三&クイーンメアリー


▲田中利幸&タルマダルー


▲大岩義明&キャレ

 ハリケーンの影響で、9月16日(日)に実施予定だった障害馬術競技は17日(月)に変更されています。なお、同じく16日(日)に予定されていた馬場馬術競技個人戦(自由演技グランプリ)は中止となりました。


スタートリストおよび結果はWEG公式サイトから。
 
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総合馬術本部
2018 年 9 月 15 日
WEG(9月14日)速報
 アメリカ・トライオンで開催されている世界馬術選手権大会(WEG)は、9月14日に馬場馬術競技(グランプリスペシャル)と総合馬術(馬場馬術2日目)が行われました。

 日本人馬が出場したのは総合馬術(馬場馬術)。田中利幸&タルマダルー(乗馬クラブクレイン)が減点33.70、大岩義明&キャレ(株式会社nittoh)が減点28.20でした。馬場馬術競技終了時点の団体成績は減点92.40で16ヵ国中10位です。現在のトップは減点73.40のドイツ。馬場馬術競技終了時の団体成績としては、WEG史上最少の減点とのことです。
 明日(9月15日)はクロスカントリー競技が行われます。テクニカルな障害物が設置され、さらにコースで終盤には長い上り坂があるハードなコースで、タイムも厳しくなりそうです。

▲田中利幸&タルマダルー



▲大岩義明&キャレ

 なお、ハリケーンの影響で大会日程・競技時間に変更が出ています。クロスカントリー競技のスタート時刻は予定通り11時ですが、各人馬のスタート間隔が当初の4分から3分となりました。また、9月16日に予定されていた総合馬術(障害馬術)と馬場馬術(自由演技グランプリ)は17日に日程変更されました。17日の各競技開始時刻は、現段階では未定です。

 日本選手の明日(9月15日)の出番は次の通りです。日本との時差は13時間で、日本のほうが進んでいます。
総合馬術(クロスカントリー競技)11:00~
 12番 戸本一真&タコマ(11:33)
 33番 北島隆三&クイーンメアリー(12:36)
 59番 田中利幸&タルマダルー(13:54)
 80番 大岩義明&キャレ(14:57)

スタートリストおよび結果はWEG公式サイトから。

 
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総合馬術本部
2018 年 9 月 14 日
WEG(9月13日)速報
 アメリカ・トライオンで開催されている世界馬術選手権大会(WEG)は、9月13日に馬場馬術競技(グランプリ)、総合馬術(馬場馬術)、レイニング競技が行われました。

 馬場馬術競技は団体戦/個人戦予選のグランプリ競技の2日目でした。日本の2人馬は、林伸伍&エクゥィスクリアウォーター(アイリッシュアラン乗馬学校)が67.655%、高橋正直&ルビコンユニテクノ(伊香保バーデンファーム)が66.661%でした。4選手の最終順位は、林&エクゥィスクリアウォーターが46位、高橋&ルビコンユニテクノが52位、原田喜市&エジスターが60位、佐渡一毅&バローロJRAが63位で、いずれも個人戦に進むことはできませんでした。また、団体成績は199.797で15ヵ国中14位でした。
 団体優勝はドイツ(242.950)、2位はアメリカ(233.136)、3位はイギリス(229.628)でした。

▲林伸伍&エクゥィスクリアウォーター


▲高橋正直&ルビコンユニテクノ


 総合馬術競技は今日開幕。今日と明日の2日間は馬場馬術競技で、1日目の今日は83人馬中42人馬が演技を行いました。北島隆三&クイーンメアリー(乗馬クラブクレイン)が減点32.0で15位、戸本一真&タコマ(日本中央競馬会)が減点32.2で18位につけています。

▲北島隆三&クイーンメアリー


▲戸本一真&タコマ

 
 レイニング競技は個人戦第2次予選が行われ、玉置徹&サバイバーマン(東京クラシッククラブ)は15位(212.0)で決勝に進むことはできませんでした。

▲玉置徹&サバイバーマン(前日撮影)

 日本選手の明日(9月14日)の出番は次の通りです。日本との時差は13時間で、日本のほうが進んでいます。
総合馬術(馬場馬術)9:00~
 60番 田中利幸&タルマダルー(11:46)
 81番 大岩義明&キャレ(16:09)

スタートリストおよび結果はWEG公式サイトから。

 
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総合馬術本部
2018 年 9 月 13 日
WEG(9月12日)速報
 アメリカ・トライオンで開催されている世界馬術選手権大会(WEG)は、9月12日にエンデュランス競技、馬場馬術競技(グランプリ)、レイニング競技と、総合馬術競技のホースインスペクションが行われました。

 エンデュランスには、小野裕史&コリン・フォー・ゴールド(アラビアンホースランチ)が出場しました。スタート時に一部選手への役員の誘導にミスがあったとして第1ループがキャンセルされ、第2ループから再度一斉スタートとなりました。しかし、その後、高温・多湿な環境で競技を続行することは馬のウェルフェアを危険にさらす可能性があるとして、競技そのものがキャンセルされました。

▲小野裕史&コリン・フォー・ゴールド


 馬場馬術競技は団体戦/個人戦予選のグランプリ競技が2日に分けて行われます。前半を終えて、日本は原田喜市&エジスター(蒜山ホースパーク)が65.481%、佐渡一毅&バローロJRA(日本中央競馬会)が65.357でした。

▲原田喜市&エジスター


▲佐渡一毅&バローロJRA


 レイニング競技は団体戦/個人戦第1次予選が行われ、玉置徹&サバイバーマン(東京クラシッククラブ)が217.5点でした。

▲玉置徹&サバイバーマン

 総合馬術のインスペクションは4頭とも合格し、明日からの競技に臨みます。


日本選手の明日(9月13日)の出番は次の通りです。
日本との時差は13時間で、日本のほうが進んでいます。
馬場馬術(グランプリ)9:00~
 43番 林伸伍&エクゥィスクリアウォーター(9:36)
 62番 高橋正直&ルビコンユニテクノ(14:18)
総合馬術(馬場馬術)9:00~
 12番 戸本一真&タコマ(10:43)
 33番 北島隆三&クイーンメアリー(15:06)
(田中利幸&タルマダルーと大岩義明&キャレは9月14日に出場)

レイニング(個人戦第2次予選)14:00~
 1番 玉置徹&サバイバーマン(14:00)


スタートリストおよび結果はWEG公式サイトから。
 
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総合馬術本部
2018 年 9 月 12 日
《世界馬術選手権大会》総合馬術代表馬変更について
 9月11日から23日までアメリカ・トライオンにて行われます世界馬術選手権大会(2018/トライオン)の総合馬術代表馬について、下記の通り変更いたします。

               記

  大岩 義明  ザ・デュークオブカヴァン→
キャレ (株式会社nittoh)
  ※ 馬の体調不良のため
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総合馬術本部
2018 年 9 月 3 日
《世界馬術選手権大会》総合馬術代表馬変更について
 9月11日から23日までアメリカ・トライオンにて行われます世界馬術選手権大会(2018/トライオン)の総合馬術代表馬について、下記の通り組織委員会に予備馬への変更を申請、承認されたことをお知らせいたします。

               記

<総合馬術>
      北島 隆三  ジャストチョコレート→
クイーンメアリー (乗馬クラブクレイン)   
      ※獣医師が航空機輸送不適と診断したため


 
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総合馬術本部
2018 年 9 月 3 日
《総合馬術強化合宿 第1期》 開催しました
 《総合馬術強化合宿 第1期》を8月28日(火)~9月2日(日)まで山梨県馬術競技場で開催しました。
 今回もオーストラリアからウィル・エンジンガー氏が講師として来日。日本全国から31人馬が参加し、今回も馬場、障害、クロスカントリーはもちろんのこと、普段のトレーニング方法にいたるまでエンジンガー講師のきめ細かい指導を受けました。








 
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総合馬術本部
2018 年 8 月 30 日
《 第48回全日本総合馬術大会2018 》実施要項 発表
 10月26日(金)~28日(日)に、山梨県馬術競技場にて行ないます《 第48回全日本総合馬術大会2018 ・CIC2*/CCI1*Yamanashi 2018》の実施要項を発表いたします。

 尚、選手権競技はCCI2*からCIC2*に変更となっております。

【参加申込期間】
平成30年9月14日(金)~9月27日(木) オンラインのみ

《 第48回全日本総合馬術大会2018・CIC2*/CCI1*Yamanashi 2018 》実施要項のご確認は、大会ページから。

 
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総合馬術本部
2018 年 8 月 26 日
《アジア大会》総合馬術は団体・個人ともに金メダル!
 《第18回アジア競技大会》総合馬術競技は、最終日の今日、障害馬術競技が行われました。2位と25.3点差の暫定1位で臨んだ日本は、大岩義明&バートエルJRA、北島隆三&ココドロ、弓良隆行&ポーチャーズホープが減点0、平永健太&デラーゴが減点4で走行、最終減点82.4で優勝を決めました。2位はインド(減点121.3)、3位はタイ(減点126.7)となりました。
 個人戦は大岩&バートエルJRAが暫定2位で最終日を迎えてクリアラウンド、暫定1位だったインドのMIRZA Fouaad&SEIGNEUR MEDICOTTが1落下を喫したため、大岩&バートエルJRAの逆転優勝となりました。北島&ココドロは4位、弓良&ポーチャーズホープが5位、平永&デラーゴが7位です。



細野監督コメント
「金メダル獲得に向けて2年間準備をして、選手は多くの競技に出場してきました。また、ローラン・ブスケコーチ、アンディ・ベイズ獣医師、選手のトレーナーであるアンジェラ・タッカーさんなどのスタッフに恵まれ、とても良いチームワークで今大会に臨めたことを嬉しく思っています。グルームも献身的に馬のケアをしてくれました。今日の金メダルはそれらすべての賜物だと考えています。頑張った選手と馬、そしてサポートしてくださった皆さんに感謝しています。本当にありがとうございました」


▲大岩義明&バートエル
「団体金メダルは東京オリンピックに向けてのムードづくりも含め、絶対に獲らなくてはいけないと思っていたので、獲ることができてホッとしました。このチームの中では僕が一番年上なのですが、僕の出番前にほかの3人が優勝を決めてくれました。若い選手で強いチームをつくれるようになってきたので、そういう意味でも良い結果が出せたことは、日本の自信につながると思います。また、結果的には個人金メダルも手にすることができて嬉しく思います。暑い中頑張ってくれた馬たちとサポートしてくださった皆さんに感謝しています」



▲北島隆三&ココドロ
「団体で金メダルが獲れたことを嬉しく思っています。個人は大岩さんが金メダルを獲りましたけれど、僕自身はもう一つ何かが足りないということを改めて感じました。東京オリンピックまであと2年しかないので、その時までにもうひとつ、ふたつステップアップしていかなければいけないと思っています」


▲弓良隆行&ポーチャーズホープ
「素直に金メダルを獲得して嬉しい気持ちです。2年前からこの大会に向けてのセレクションが始
まって、団体金メダルを一番の目標にやってきました。その目標を達成することができて、長い間やってきて良かったと感じています」


▲平永健太&デラーゴ
「初めての国際大会だったのですが、先輩たちに見守られてこの結果が出せたと思います。特に大岩キャプテンにはプレッシャーをかけていただき、時には優しく接していただいて、それが今日の走行につながりました。1落下してしまいましたが、自分なりの走りができたと思います。この大会で多くのことを学びました。ありがとうござました」


大会公式サイトはこちらから
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総合馬術本部
2018 年 8 月 25 日
《アジア大会》総合馬術クロスカントリーを終えて1位をキープ
 《第18回アジア競技大会》馬術競技は、総合馬術のクロスカントリー競技が行われ、全長3900mのコースに30人馬が挑みました。
 日本は一番手の弓良隆行&ポーチャーズホープが減点0でゴールした勢いに乗って、平永健太&デラーゴ、北島隆三&ココドロ、大岩義明&バートエルJRAと、全人馬が障害減点0でタイムインしました。団体減点は馬場馬術終了時と変わらず81.40で首位をキープしています。現在の2位はタイ(減点106.70)、3位はインド(減点113.30)で、前日よりも差が広がりました。なお、暫定の個人順位は、大岩2位、平永4位、北島5位、弓良6位といずれも上位につけています。


▲大岩義明&バートエルJRA
「みんなすごく良くて、僕より先の3人で勝負を決める走りをしてくれたので、自分のことだけに集中してスタートすることができました。みんなが安全策ではなく、自分たちがやってきたことを信じて良いラインをとることができたことが、タイムインにつながったと思います。明日朝のホースインスペクションを通過すれば、金メダルの確率はかなり高いところにいるので、まずはそこを確実にしたいです」


▲平永健太&デラーゴ
「スタート前はすごく緊張していたのですが、実際に走ったら楽しくて、皆さんの声援が後押ししてくれました。後半はタイムにも余裕があったので、最後は馬なりにペースを落として走りました。個人成績もチャンスがでてきたので、明日の障害馬術は何としても減点ゼロで帰ってきたいです」


▲北島隆三&ココドロ
「全員が減点ゼロ。素晴らしい成績だったと思います。5番のコンビネーション障害で障害間の歩数が合わなくなってしまったのですが、そこで自分が馬にプレッシャーをかけ過ぎていたことに気づき、冷静さを取り戻しました。あまり障害馬術が得意な馬ではないのですが、明日は精一杯できることをします」


▲弓良隆行&ポーチャーズホープ
「良かったです。楽しく走れました。カラフルなものや、見慣れない障害物を心配していたのですが、実際走ってみたら全然大丈夫でした。馬がだいぶ成長していることを感じました。障害馬術は普通にできれば減点0で帰って来られる馬なので、楽しみたいと思います」


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