アーカイブ:

オリンピック競技大会
2024 年 8 月 1 日
パリオリンピック障害馬術 本日スタート
 パリオリンピックは障害馬術競技が本日(8月1日)スタートします。
 障害馬術は、8月1日に団体戦予選、2日に決勝、8月5日に個人戦予選、6日に決勝の4日間の日程です。7月31日には競技開始に先立ってホースインスペクションが行われました。
 TEAM JAPANは佐藤英賢&コンタルゴブルー、杉谷泰造&クインシー、Haase柴山崇&カラメルM&M、そしてリザーブの川合正育&サクソデラコウがインスペクションに臨み、4頭とも合格しました。
 団体戦には20チーム60人馬が出場、各チーム3人馬が走行してその合計減点で順位が決定するもので、上位10チームが翌日(8月2日)の決勝に進みます。



中野善弘監督から次のコメントが届いています。
「まずは4頭がインスペクションを通過してスタートラインに立てたことにホッとしています。佐藤選手の騎乗馬をチャデラーノJRAからコンタルゴブルーに変更しましたが、チームの馬たちは全体的に好調です。団体戦は予選の上位10チームが決勝に進むことができます。予選で何位とか他国の成績を気にするのではなく、各人馬が減点0で帰ってくることに集中すれば、決勝に進出できると信じています。オリンピックの舞台はどうしても緊張感が増すものですが、杉谷選手は7回目、佐藤選手は3回目のオリンピックなので落ち着いて臨んでくれると思います。Haase選手は初めてですが、国際大会の経験は豊富なのでポイントゲッターとして活躍してくれることを期待しています。本番に向けて、各選手ともやるべきことをやってきているので、その結果がどう出るかが楽しみです。総合馬術チームが銅メダルを獲得したので、我々もその流れにのって全力で戦います」

障害馬術 団体戦予選のスタートリストは公式サイトでご確認ください。
競技は現地時刻11:00にスタート、各人馬の出番はこちらから

パリオリンピック馬術競技はグリーンチャンネルで放映されます。スケジュールは日馬連ウェブサイトトップページからご確認ください。

 
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 7 月 30 日
パリオリンピック総合馬術 団体銅メダル!
パリオリンピック総合馬術競技、TEAM JAPANは銅メダルを獲得しました!



 2日目(7月28日)のクロスカントリー競技を終えて暫定3位だったTEAM JAPANですが、3日目(7月29日)に最終種目の障害馬術競技に先立って行われた第2回ホースインスペクションでアクシデントがありました。ヴィンシーJRA(戸本一真)は合格しましたが、MGHグラフトンストリート(大岩義明)とセカティンカJRA(北島隆三)はホールディングとなり、その後、MGHグラフトンストリートは再インスペクションで合格しましたが、セカティンカJRAは再インスペクション棄権を選択しました。そのため、北島隆三&セカティンカJRAとリザーブの田中利幸&ジェファーソンJRAが交代して、最終競技の障害馬術に臨むことになりました。交代の場合は団体成績に減点20が加わるため、TEAM JAPANの団体減点は113.8で、暫定5位に順位を落として最終日をスタートしました。

 急遽出場が決まった田中&ジェファーソンJRAがタイムオーバーのみの減点1.6でフィニッシュすると、戸本&ヴィンシーJRAがクリアラウンド、大岩&MGHグラフトンストリートが減点0.4と、3人馬とも障害減点0でフィニッシュして、合計減点115.80となりました。一方、上位にいたスイスとベルギーは減点が増えたため、日本は最終順位3位となり銅メダルを獲得しました。優勝はイギリス、2位はフランスでした。
 大岩&MGHグラフトンストリートと戸本&ヴィンシーJRAはトップ25が走行する、個人戦決勝に進出。戸本&ヴィンシーJRAは5位、大岩&MGHグラフトンストリートは7位となりました。


▲戸本一真&ヴィンシーJRA
「前日にクロスカントリーを走った後、グルームをはじめ多くの人がサポートして馬をケアしてくれたおかげで、最終日の舞台に無事に立つことができました。クロスカントリーを終えて団体3位でメダルを狙えるところにいたので、今朝のホースインスペクションでセカティンカが棄権したことは残念でしかたなかったです。でも、障害馬術では急遽交代した田中さんが障害減点0で帰ってきたので、チームは一つだと感じました。僕も自分の力を出し切りましたし、大岩さんも減点0で帰ってきて、結果的には銅メダルを獲得できました。いろいろありましたが、奇跡です。諦めなかったらいいことがあるなと感じています」


▲大岩義明&MGHグラフトンストリート
「団体戦の走行時は、その時の順位やどれくらいの差がついているのかを知らずに走りました。みんな、僕にプレッシャーをかけないように余計な情報を入れなかったのだと思います。おかげで集中してコースを回ることができました。東京大会ではアクシデントがあって不完全燃焼で終わってしまったので、今回はベストな状態で競技に挑むことを第一に考えて準備してきました。人馬の交代があって減点20が加わった時は、まだ可能性がある、諦めないつもりでいこうと思いました。長年の目標だったオリンピックのメダルを獲得できて本当に嬉しいです」


▲田中利幸&ジェファーソンJRA
「急遽交代を聞いた時には鳥肌が立ちました。その時点で銅メダルまで3落下差だったので、絶対に減点0で帰ってこないといけないと思い、プレッシャーはありましたが、下見でチームのみんなからアドバイスももらっていいイメージをもってコースに臨みました。ジェファーソンはジャンプもスーパーな馬なので自信をもっていけました。スーパーな仕事をしてくれました。観客の盛り上がりもすごく、それを楽しむこともできました。自分の役割を果たすことができて良かったです。この4人のチームはかなり長いので信頼もあります。北島は同じ会社のスタッフで一緒に活動しており、障害馬術が得意な選手なのでコースの下見や待機馬場でもすごくサポートしてくれました」


▲北島隆三(メダルのプレゼンターはHer Royal Highness The Princess ROYAL(アン王女))
「ホースインスペクションで棄権した時にメダルに届かないと思いましたし、責任を感じていたのですが、この結果はミラクルです。チームの力に感謝です。これまでずっと自分たちにはメダルが獲れる力があると思ってやってきました。長く長くかかりましたが、ようやく悲願のメダルを手にすることができて良かったなと思います。3人の走行はキスアンドクライで見ていたのですが、ちゃんと見られず後ろでうろうろしていました。大岩さんがゴールした瞬間は感動しかない、涙しかなかったです。ありがとうしかなかったです。みんな同じ気持ちだったと思います。これがチームですね。この経験は次の世代に絶対に伝えたいと思っています」

結果詳細はパリオリンピック公式サイトでご覧ください。

 
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 7 月 29 日
パリオリンピック総合馬術 人馬の交代について
 パリオリンピック総合馬術競技は、第2回目のホースインスペクションが行われました。
ヴィンシーJRAは合格しましたが、MGHグラフトンストリートとセカティンカ JRAはホールディングとなりました。その後、MGHグラフトンストリートは再インスペクションで合格しましたが、セカティンカ JRAは再インスペクションを棄権する選択をしました。そのため、北島隆三&セカティンカ JRAとリザーブの田中利幸&ジェファーソンJRAが交代して、最終競技の障害馬術に臨みます。
交代の場合は、団体成績に減点20点が加わるため、現在の日本の団体減点は113.8で暫定5位となっています。
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 7 月 29 日
パリオリンピック馬術代表 騎乗馬変更について
 パリオリンピック馬術競技における日本代表選手の騎乗馬に変更がありましたので、お知らせいたします。

【障害馬術】
選 手: 佐藤英賢
馬 匹: チャデラーノJRA → コンタルゴブルー
    
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 7 月 29 日
パリオリンピック総合馬術第2日(クロスカントリー)
 パリオリンピック総合馬術競技は、28日にクロスカントリー競技が行われました。ヴェルサイユ宮殿の森の中に設置されたコースは、全長5,149mで28障害(41飛越)、規定タイムは9分2秒に設定されました。
 チーム内一番手の北島隆三&セカティンカJRAは16秒オーバーして減点6.4でゴールしました。二番手の大岩義明&MGHグラフトンストリート、三番手の戸本一真&ヴィンシーJRAはともにインサイドタイムでした。
 その結果、団体戦はイギリス(減点82.5)、フランス(減点87.2)に次いで、減点93.8で3位に浮上しました。個人では大岩&MGHグラフトンストリートが5位、戸本&ヴィンシーJRAが8位につけています。明日は最終種目の障害馬術が行われます。


▲北島隆三&セカティンカJRA
「あれだけたくさんの人の中を走って気持ち良かったです。ほぼプラン通りの走行ができました。セカティンカはビッグハートですし、能力の高さを感じます。今、団体3位につけていることについては、そのつもりでやってきたので驚きはないです。まずは明日のホースインスペクションです」


▲大岩義明&MGHグラフトンストリート
「自分の仕事はきっちりしなくてはいけないと思っていたので、それができて良かったです。減点0でゴールした時は、よっしゃー!という感じでした。三番手の戸本選手に繋げることができました。今のところは、ここに来る前にチームとして想定していたスコア通りにきています。最後まで自分たちのベストパフォーマンスをして、全てを出し切りたいですね」


▲戸本一真&ヴィンシーJRA
「一番手の北島選手が馬を下りてすぐこちらに走って来ながら、コースの状態を伝えてくれました。それを聞いて自信を持って走れました。チームに勢いをつけてくれたと思います。コースはほぼプラン通りに回れました。今のところチームで3位ですが、ここで4位との差を気にするよりも、上位との差を意識していきたいです」

障害馬術は29日11時(現地時刻)に開始、スタートリストはホースインスペクション終了後に確定します。

クロスカントリー全結果は大会公式サイトでご確認ください。

パリオリンピック馬術競技はグリーンチャンネルで放映されます。スケジュールは本サイトトップページからご確認ください。

 
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 7 月 28 日
パリオリンピック総合馬術第1日(馬場馬術)
 パリオリンピック馬術競技は、総合馬術で幕を開けました。27日は馬場馬術競技が行われ、64人馬が演技を披露しました。
 日本のチーム内オーダーは北島隆三&セカティンカJRA、大岩義明&MGHグラフトンストリート、戸本一真&ヴィンシーJRA。それぞれ、減点34.5、減点25.5、減点27.4で合計87.4となり、日本は暫定5位のスタートとなりました。


▲北島隆三&セカティンカJRA
「駈歩で馬のテンションが上がってしまってコントロールが難しくなりましたが、点数は思ったよりも悪くありませんでした。クロスカントリーと障害は得意な馬なので、明日、頑張ります」


▲大岩義明&MGHグラフトンストリート
「良いスコアを出せて満足しています。明日のクロスカントリーはテクニカルでよくできたコースだと感じています。チームの二番手という僕のポジションはチームに余裕をつくらなければならないので、しっかりアタックして自分の仕事をして、みんなが笑っているところにゴールしたいですね」


▲戸本一真&ヴィンシーJRA
「直前の大きな拍手などで馬のテンションが上がって、最後まで緊張した状態でした。チームの三番手として減点25はいきたかったです。クロスカントリーは選択肢がたくさんある障害物が多いのですが、全てストレートラインで行く予定です」

 28日はクロスカントリー競技が行われます。TEAM JAPANの各人馬の出番順と出場時刻(現地時刻)は次のとおりです。

12番 11:14 北島隆三&セカティンカJRA
36番 12:50 大岩義明&MGHグラフトンストリート
60番 14:26 戸本一真&ヴィンシーJRA

団体戦スタートリスト(クロスカントリー)
個人戦出番表(クロスカントリー)
馬場馬術全結果は大会公式サイトでご確認ください。

パリオリンピック馬術競技はグリーンチャンネルで放映されます。スケジュールは本サイトトップページからご確認ください。

 
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 7 月 26 日
パリオリンピック馬術競技、27日開幕
 パリオリンピック馬術競技が明日(7月27日)、開幕します。総合馬術は7月27日に馬場馬術、28日にクロスカントリー、29日に障害馬術の3日間開催。今日は競技に先立ってホースインスペクションが行われました。
 TEAM JAPANは北島隆三&セカティンカJRA、大岩義明&MGHグラフトンストリート、戸本一真&ヴィンシーJRA、そしてリザーブの田中利幸&ジェファーソンJRAがインスペクションに臨み、4頭とも合格しました。
 総合馬術競技団体戦には16チームが参加、個人参加の16人馬を加えて全64人馬が出場します。日本の団体戦の出番は12番となりました。



各選手の出番順と出場時刻(現地時刻)は次のとおりです。
12番 10:51 北島隆三&セカティンカJRA
36番 14:45 大岩義明&MGHグラフトンストリート
60番 17:39 戸本一真&ヴィンシーJRA

団体戦スタートリスト(馬場馬術)
個人戦出番表(馬場馬術)

大会公式サイトはこちらから

パリオリンピック馬術競技はグリーンチャンネルで放映されます。スケジュールは本サイトトップページからご確認ください。


 
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 7 月 22 日
総合馬術TEAM JAPANパリ直前合宿を開催
 パリオリンピックに出場する総合馬術TEAM JAPANは7月17日~22日にイギリスで直前合宿を開催しました。選手はそれぞれのトレーニングプランに合わせて、障害飛越のコース走行、馬場馬術、坂路でのギャロップ、馬をリラックスさせるためのハックなど、オリンピック本番に向けたメニューを行いました。また、21日には各選手のトレーナーであるイギリス総合馬術界のレジェンドが合宿会場に揃い、最終調整を確認しました。


▲(左から)大岩義明選手、ピッパ・ファネルさん、戸本一真選手、ウィリアム・フォックス-ピットさん、北島隆三選手、アンジェラ・タッカーさん、田中利幸選手

 総合馬術TEAM JAPANは24日にヴェルサイユ宮殿の会場に入り、26日のホースインスペクションを経て、27日(馬場)、28日(クロスカントリー)、29日(障害)と3日間の競技に臨みます。

「パリオリンピックに向けてすべての人馬が良い状態でここまできています。この合宿でさらにチームワークが高まりました。2018年からずっと一緒に戦ってきたこの4人のチームは、経験を積み、技術も間違いなく上がり、ベストな状態でオリンピックに臨むことができると自信を持っています。この4人でチームを組むのはおそらくこれが最後になるので、冷静に、いつも通りの心持ちで臨み、全力を出し切りたいと思っています。それができればメダルに届くチームです。応援、よろしくお願いします!」
小川登美夫(総合本部長)

 
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 6 月 25 日
パリオリンピック馬術競技放映について(グリーンチャンネル)
パリオリンピック馬術競技の模様がグリーンチャンネルで放映されます。
詳しくはグリーンチャンネル公式サイトでご確認ください。
oshirase_20240624 (greenchannel.jp) (外部リンク)
aaaa
オリンピック競技大会
2024 年 6 月 17 日
障害馬術 パリオリンピック代表候補決定
 パリオリンピック障害馬術競技の代表候補として、以下の人馬をJOCに推薦することを決定しました。

【障害馬術競技】(50音順)
代表候補Aa選手(3人馬)
 佐藤 英賢(Paul Schockemoehle Pferdehaltung GmbH
                チャデラーノJRA
   予備馬: 
コンタルゴブルー、メリプソブルーピーエスFRH  
  グルーム: Vivien EDLER

 杉谷 泰造(杉谷乗馬クラブ) クインシー
  グルーム: 
Brooke Shannae DOUGALL

 Haase 柴山 崇(所属無し)  カラメルM&M
  グルーム: Kim 
BERWE

リザーブ候補Ap選手(1人馬)
 川合 正育(株式会社日本電気保安協会馬術部) サクソデラコウ
   予備馬:プロミスZ
  グルーム: 
Mohamed Cherif ALLOUI


 
aaaa
 

アーカイブ:

  • 2025.04.25
  • 2025.04.24
  • 2025.04.24
  • 2025.04.27
  • 2025.04.24
  • 2025.04.18
  • 2025.04.18
  • 2025.01.28
  • 2025.04.23
  • 2025.04.09
  • 2025.04.25
  • 2025.04.09
  • 2024.09.04