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“初老ジャパン”新語・流行語大賞を受賞
パリオリンピック総合馬術団体銅メダルを獲得したTEAM JAPANの愛称である“初老ジャパン”が《2024ユーキャン新語・流行語大賞》を受賞、本日(12月2日)行われた授賞式に大岩義明、北島隆三、田中利幸、戸本一真の4選手と根岸淳監督が参加しました。
▲受賞者および選考委員の皆さん
「本日はこのような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。これを機に乗馬というスポーツを知っていただき、馬に乗ってくれる人たちが増えてくれるといいなと思っています」(根岸監督)
「先ほど(選考委員の)やくみつるさんに『初老じゃないじゃん』と言っていただいたのですが、こうやって賞をいただけるのであれば、初老で良かったなと思いました。ありがとうございました」(大岩選手)
▲“初老ジャパン”メンバー(左から根岸監督、大岩選手、田中選手、北島選手、戸本選手)©JRA
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《馬場馬術 選手ミーティング》国際大会に向けた強化方針について
馬場馬術本部では、アジア大会、世界選手権、オリンピックなどの国際大会に向けた強化方針について、ナショナル・プログレスチームメンバーを対象に、以下の日程で「選手ミーティング」を開催します。
国際大会出場を目指すナショナル・プログレスチームメンバーの方々は、ぜひご参加ください。
*馬場馬術ナショナル・プログレスメンバーリストは
こちら (2024年10月30日現在)
◆《馬場馬術 選手ミーティング》国際大会に向けた強化方針について
日 時:11月5日(火)18:00~19:00
場 所:オンライン(Cisco Web会議システム)
対 象:ナショナル、プログレス、プログレス・ジュニアチームメンバー
*馬場本部が上記と同等レベルにあると認めた選手について、参加を認める場合がある
出席者:古岡 美奈子(馬場馬術本部長)
北原 広之(馬場馬術本部強化担当)
黒木 茜(馬場馬術本部強化担当)
申込期日:11月4日(月)
申し込み(オンライン申請のみ)は
こちら (検定講習会情報ページ)
*オンライン申請された方々へ、5日(火)当日に会議URLをメールいたします
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海外で行われるCDI(国際馬場馬術競技会)へのエントリーについて
FEIが公認するCDI(国際馬場馬術競技会)へのエントリーはNF(各国馬術連盟)を通じて行なっていますが、1大会における同一国からの出場枠数には制限があります。そこで、11月1日(金)から、CDIについては、国際競技力強化策として、一定レベルにある人馬に出場機会を優先するため下記の方針とします。
【海外で行われるCDIへのエントリーについて】
ナショナルチーム以外の選手が海外CDIへのエントリーを希望する場合は、1年以内に人馬のコンビで「海外ナショナル競技」および「日本国内CDI競技」の規定演技において、一定の実績を有することを要件とします。
*これまでは、グランプリクラスのみ、海外ナショナル競技の実績が求められていましたが、今回から、それ以下のクラスについても実績が必要となりました。
また、必要実績を有した後、海外CDIにおいて2回連続で一定水準以下の成績を出した場合は、必要実績は無効となり、再度海外CDIにエントリーするためには、改めて必要実績を求めることとします
詳細は、下記資料をご覧ください。
・
海外で行われるCDI(国際馬場馬術競技会)へのエントリーについて(PDF)
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パリオリンピック障害馬術 個人戦決勝
パリオリンピックは馬術競技最終日の8月6日、障害馬術の個人戦決勝が行われました。この競技は、前日の予選の上位30人馬が進出できるもので、TEAM JAPANからはHaase柴山崇&カラメルM&Mが出場しました。予選ではクリアラウンドしたHaase&カラメルM&Mでしたが、決勝では序盤から落下が重なり、5番障害を飛越したところで棄権しました。
▲Haase柴山崇&カラメルM&M
「今日のコースは長く、難易度も高かったです。僕の馬はまだ10歳と若く2日続けてこのクラスのコースを回るのは厳しいと感じたので、途中で棄権しました。でも、昨日は本当に素晴らしい走行で夢を叶えてくれました。ここに来ることができてハッピーでした。また次の目標に向かって頑張ります」
パリオリンピック馬術競技はすべて終わりました。TEAM JAPANへの応援ありがとうございました。
障害馬術個人戦決勝の結果はこちらから 。
パリオリンピック公式サイトの馬術競技のページはこちらから 。
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パリオリンピック障害馬術 個人戦予選
パリオリンピックは8月5日、障害馬術の個人戦予選に74人馬が出場し、その上位30人馬が決勝競技に進出しました。決勝に進んだのは、減点0および減点1の全人馬と減点4のうちタイムが早かった人馬という、厳しい戦いでした。
この競技に日本から3人馬が出場しました。Haase柴山崇&カラメルM&Mはクリアラウンドして決勝進出を決めました。佐藤英賢&コンタルゴブルーは落下が重なり、最終ラインに入ったところで棄権、杉谷泰造&クインシーは減点9でした。
▲Haase柴山崇&カラメルM&M
「これまでで一番ハッピーな瞬間です。夢が叶いました。団体戦予選の前は緊張してナーバスになっていましたが、そこで良い手応えを感じられたので、その後は楽しむことができています。トリッキーかつフェアなコースで、最初から最後までどこでミスがあってもおかしくありませんでしたが、カラメルM&Mは果敢に向かって行ってくれました。ライオンのようなハートを持ったファイターです。本当にすごい馬です」
▲佐藤英賢&コンタルゴブルー
「残念です。団体戦予選を終えた後、グルームや獣医さんをはじめみんながバックアップしてくれて、馬の調子は良かったと思いますが、自分の乗りが良くなく、目標にしていた結果を出すことができませんでした。4落下していたので、これ以上大きな障害を飛ぶよりも棄権することを自分で決めました。残念ですが、この結果を受け止めます」
▲杉谷泰造&クインシー
「水濠は完飛したと思ったのですが着水してしまいました。クインシーはこれまで着水したことが一度もなかったのですが、今日はほんのわずかに踵部分で踏んでしまったようです。ただ、団体戦予選の時よりも馬の調子はずっと良くなっていました。前回出場したリオデジャネイロから8年かけてここまで来たので、この結果は悔しいですが、これがスポーツです」
個人戦決勝は8月6日10時(現地時刻)から行われます。
個人戦予選の結果はこちらから 。個人戦決勝の出番はこちらから 。
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パリオリンピック障害馬術 個人戦予選出番確定
パリオリンピック馬術競技は、8月5日に最終種目の障害馬術個人戦がスタートします。この日は予選競技で74人馬が出場します。競技開始は14時(現地時刻)、TEAM JAPANの出番は次の通りです。
10番 佐藤英賢&コンタルゴブルー
34番 Haase柴山崇&カラメルM&M
58番 杉谷泰造&クインシー
出番表はこちらから 。
なお、この競技の模様はグリーンチャンネルで8月6日(火)13時~17時に放映されます。
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パリオリンピックメダリスト公式フレーム切手について(総合馬術)
パリオリンピックで団体銅メダルを獲得した総合馬術チーム(大岩義明・北島隆三・戸本一真・田中利幸)のTEAM JAPAN公式ライセンス商品パリ2024オリンピック日本代表選手メダリスト公式フレーム切手が販売されます。郵便局のネットショップに注文、1ヵ月程度で発送されます。
受付期間は2024年8月2日(金)12:00から9月20日(金)24:00まで。
詳細は郵便局公式サイトのこちらのページ からご確認ください。
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パリオリンピック障害馬術 団体戦予選
パリオリンピックは8月1日、団体戦予選が行われました。3人馬でチームを組む団体戦には20チームが出場し、その上位10チームが決勝に進むことができます。
TEAM JAPANは杉谷泰造&クインシーが減点20、Haase柴山崇&カラメルM&Mが減点12、佐藤英賢&コンタルゴブルーが減点19で、チームの合計減点51で16位となり、決勝に進むことができませんでした。
▲杉谷泰造&クインシー
「前半はいい感じだったのですが、力んだ状態で後半に入ってしまい、いつものようなリズムの良い駈歩ができませんでした。最後から2つ目のトリプル障害に向けて、前の障害から7歩で行きたかったのですが、力んでいてすっと前に出ず、踏み切りが遠くなってしまって落下につながりました。個人戦に向けて、いったんリセットして改めて頑張りたいです」
▲Haase柴山崇&カラメルM&M
「オリンピックに出場することができ、いまだに信じられない気持ちです。カラメルはまだ10歳で経験の浅い馬ですが、頑張って飛んでくれていたので嬉しいです。落下は僕のミスです。これまでで一番大きなコースだったので、馬にプレッシャーをかけ過ぎてしまいました。実は今日、8月1日はカラメルと僕がコンビを組んでちょうど1周年です。彼のような素晴らしい馬に出会えて、本当に良かったです」
▲佐藤英賢&コンタルゴブルー
「もう少し何かできたのではないかと思うと残念です。コンタルゴはとても難しい馬で、これまでに乗った馬の中で一番かもしれません。対向馬が苦手で、準備運動の時も気を遣います。4月からのコンビで、すぐにオリンピックの出場最低基準をクリアすることができるだけの高い能力を持っているのですが、まだ彼のことを十分に理解できていないのでうまく対応することができませんでした。結果は結果として受け止めます」
障害馬術競技は8月2日に団体戦決勝、5日に個人戦予選、6日に個人戦決勝が行われます。
団体戦予選の結果はこちらから 。
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パリオリンピック障害馬術 本日スタート
パリオリンピックは障害馬術競技が本日(8月1日)スタートします。
障害馬術は、8月1日に団体戦予選、2日に決勝、8月5日に個人戦予選、6日に決勝の4日間の日程です。7月31日には競技開始に先立ってホースインスペクションが行われました。
TEAM JAPANは佐藤英賢&コンタルゴブルー、杉谷泰造&クインシー、Haase柴山崇&カラメルM&M、そしてリザーブの川合正育&サクソデラコウがインスペクションに臨み、4頭とも合格しました。
団体戦には20チーム60人馬が出場、各チーム3人馬が走行してその合計減点で順位が決定するもので、上位10チームが翌日(8月2日)の決勝に進みます。
中野善弘監督から次のコメントが届いています。
「まずは4頭がインスペクションを通過してスタートラインに立てたことにホッとしています。佐藤選手の騎乗馬をチャデラーノJRAからコンタルゴブルーに変更しましたが、チームの馬たちは全体的に好調です。団体戦は予選の上位10チームが決勝に進むことができます。予選で何位とか他国の成績を気にするのではなく、各人馬が減点0で帰ってくることに集中すれば、決勝に進出できると信じています。オリンピックの舞台はどうしても緊張感が増すものですが、杉谷選手は7回目、佐藤選手は3回目のオリンピックなので落ち着いて臨んでくれると思います。Haase選手は初めてですが、国際大会の経験は豊富なのでポイントゲッターとして活躍してくれることを期待しています。本番に向けて、各選手ともやるべきことをやってきているので、その結果がどう出るかが楽しみです。総合馬術チームが銅メダルを獲得したので、我々もその流れにのって全力で戦います」
障害馬術 団体戦予選のスタートリストは公式サイト でご確認ください。
競技は現地時刻11:00にスタート、各人馬の出番はこちらから 。
パリオリンピック馬術競技はグリーンチャンネルで放映されます。スケジュールは日馬連ウェブサイトトップページからご確認ください。
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パリオリンピック総合馬術 団体銅メダル!
パリオリンピック総合馬術競技、TEAM JAPANは銅メダルを獲得しました!
2日目(7月28日)のクロスカントリー競技を終えて暫定3位だったTEAM JAPANですが、3日目(7月29日)に最終種目の障害馬術競技に先立って行われた第2回ホースインスペクションでアクシデントがありました。ヴィンシーJRA(戸本一真)は合格しましたが、MGHグラフトンストリート(大岩義明)とセカティンカJRA(北島隆三)はホールディングとなり、その後、MGHグラフトンストリートは再インスペクションで合格しましたが、セカティンカJRAは再インスペクション棄権を選択しました。そのため、北島隆三&セカティンカJRAとリザーブの田中利幸&ジェファーソンJRAが交代して、最終競技の障害馬術に臨むことになりました。交代の場合は団体成績に減点20が加わるため、TEAM JAPANの団体減点は113.8で、暫定5位に順位を落として最終日をスタートしました。
急遽出場が決まった田中&ジェファーソンJRAがタイムオーバーのみの減点1.6でフィニッシュすると、戸本&ヴィンシーJRAがクリアラウンド、大岩&MGHグラフトンストリートが減点0.4と、3人馬とも障害減点0でフィニッシュして、合計減点115.80となりました。一方、上位にいたスイスとベルギーは減点が増えたため、日本は最終順位3位となり銅メダルを獲得しました。優勝はイギリス、2位はフランスでした。
大岩&MGHグラフトンストリートと戸本&ヴィンシーJRAはトップ25が走行する、個人戦決勝に進出。戸本&ヴィンシーJRAは5位、大岩&MGHグラフトンストリートは7位となりました。
▲戸本一真&ヴィンシーJRA
「前日にクロスカントリーを走った後、グルームをはじめ多くの人がサポートして馬をケアしてくれたおかげで、最終日の舞台に無事に立つことができました。クロスカントリーを終えて団体3位でメダルを狙えるところにいたので、今朝のホースインスペクションでセカティンカが棄権したことは残念でしかたなかったです。でも、障害馬術では急遽交代した田中さんが障害減点0で帰ってきたので、チームは一つだと感じました。僕も自分の力を出し切りましたし、大岩さんも減点0で帰ってきて、結果的には銅メダルを獲得できました。いろいろありましたが、奇跡です。諦めなかったらいいことがあるなと感じています」
▲大岩義明&MGHグラフトンストリート
「団体戦の走行時は、その時の順位やどれくらいの差がついているのかを知らずに走りました。みんな、僕にプレッシャーをかけないように余計な情報を入れなかったのだと思います。おかげで集中してコースを回ることができました。東京大会ではアクシデントがあって不完全燃焼で終わってしまったので、今回はベストな状態で競技に挑むことを第一に考えて準備してきました。人馬の交代があって減点20が加わった時は、まだ可能性がある、諦めないつもりでいこうと思いました。長年の目標だったオリンピックのメダルを獲得できて本当に嬉しいです」
▲田中利幸&ジェファーソンJRA
「急遽交代を聞いた時には鳥肌が立ちました。その時点で銅メダルまで3落下差だったので、絶対に減点0で帰ってこないといけないと思い、プレッシャーはありましたが、下見でチームのみんなからアドバイスももらっていいイメージをもってコースに臨みました。ジェファーソンはジャンプもスーパーな馬なので自信をもっていけました。スーパーな仕事をしてくれました。観客の盛り上がりもすごく、それを楽しむこともできました。自分の役割を果たすことができて良かったです。この4人のチームはかなり長いので信頼もあります。北島は同じ会社のスタッフで一緒に活動しており、障害馬術が得意な選手なのでコースの下見や待機馬場でもすごくサポートしてくれました」
▲北島隆三(メダルのプレゼンターはHer Royal Highness The Princess ROYAL(アン王女))
「ホースインスペクションで棄権した時にメダルに届かないと思いましたし、責任を感じていたのですが、この結果はミラクルです。チームの力に感謝です。これまでずっと自分たちにはメダルが獲れる力があると思ってやってきました。長く長くかかりましたが、ようやく悲願のメダルを手にすることができて良かったなと思います。3人の走行はキスアンドクライで見ていたのですが、ちゃんと見られず後ろでうろうろしていました。大岩さんがゴールした瞬間は感動しかない、涙しかなかったです。ありがとうしかなかったです。みんな同じ気持ちだったと思います。これがチームですね。この経験は次の世代に絶対に伝えたいと思っています」
結果詳細はパリオリンピック公式サイト でご覧ください。
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