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オリンピック競技大会
2022 年 11 月 11 日
障害馬術ナショナルチームコーチとしてロブ・エーレンス氏と契約
 ヨーロッパで活動する障害馬術ナショナルチームの強化に関わるプラン作成、競技会派遣計画、トレーニングおよび代表選考を指揮するコーチとして、2023年1月1日付にてロブ・エーレンス氏(Rob EHRENS)が就任することになりました。
エーレンス氏は1957年生まれの65歳、選手キャリアはヨーロッパ選手権に5回、ワールドカップファイナルに3回出場、オランダ代表としてロサンゼルス(1984)とソウル(1988)、2回のオリンピックに出場しました。また、監督としての経験も豊富で、2005年から2021年の16年間、オランダナショナルチーム監督として活躍し、マンハイム(2007)とアーヘン(2015)のヨーロッパ選手権で2つの金メダル、世界馬術選手権大会アーヘン(2006) とカーン(2014)で団体金メダル、2012年ロンドンオリンピックでは団体銀メダル、そしてFEIネーションズカップファイルでも2回金メダルを獲得しています。

エーレンス氏から、就任にあたって次のコメントをいただきました。
「日本馬術連盟からナショナルチームコーチのオファーをいただきました。これまで日本チームと一緒に活動したことはなかったのですが、じっくり考えた結果、チャレンジしたい、一緒に頑張りたい、ベストを尽くしたいという思いに至り、引き受けることを決めました。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。よろしくお願いいたします」

 
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オリンピック競技大会
2022 年 9 月 14 日
TOKYO2020オリンピック関連番組をグリーンチャンネルで放映
TOKYO2020オリンピック関連番組がグリーンチャンネル(無料放送)で放映されます。
ぜひ、ご覧ください。

①TOKYO2020オリンピック 馬術競技 日本代表の挑戦
9月20日(火曜)~23日(祝日・金曜) 10:30~11:00
グリーンチャンネルの番組ホームページはこちらから

②TOKYO2020オリンピック 馬術競技ハイライト≪再放送≫
9月20日(火曜)~22日(木曜) 11:00~12:00
グリーンチャンネルの番組ホームページはこちらから

 
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オリンピック競技大会
2022 年 8 月 17 日
東京オリンピックハイライト放映(グリーンチャンネル)
TOKYO2020オリンピックの馬場馬術、総合馬術、障害馬術各競技の上位入賞選手の活躍を中心としたハイライト番組がグリーンチャンネルで放映されます。ぜひ、ご覧ください。

8月18日(木曜)9時30分から10時30分
8月19日(金曜)9時30分から10時30分

詳しくはこちら↓をご覧ください。
TOKYO2020オリンピック 馬術競技ハイライト番組放映【グリーンチャンネル】 JRA
 
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オリンピック競技大会
2021 年 12 月 13 日
2024年パリオリンピック馬場馬術の団体出場枠について
先日、2024年パリオリンピックの出場資格基準がFEIから発表されました。
日本がパリオリンピックにおける馬場馬術の団体出場枠を獲得するためには、世界馬場馬術選手権大会(2022/ヘアニング)で、以下の成績が必要となります。

・フランスを除く団体6位以内入賞
・上記を除き、グループGで最上位の団体成績

2024年パリオリンピック出場を目指す選手の方々は、こちらをご確認いただき2022年から計画していただくようお願いいたします。

◆2024年パリオリンピックページ(FEIサイト/英文)
https://inside.fei.org/fei/games/olympic/paris-2024

世界馬術選手権大会の代表選考基準はこちらからご確認ください。なお、選手の参加意思表明の締め切りは12月21日です。



 
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オリンピック競技大会
2021 年 10 月 7 日
海外で行われるCDIグランプリへのエントリーについて
 FEIが公認するCDI(国際馬場馬術競技会)へのエントリーはNF(各国馬術連盟)を通じて行なっていますが、一競技会における同一国からの出場枠数には制限があります。最高クラスのグランプリについては、国際競技力強化策として、一定レベルにある人馬に出場機会を優先するため下記の方針とします。

【CDIグランプリクラスエントリー方針について】
 馬場馬術ナショナルチームに認定されている選手については制限しませんが、ナショナルチーム以外の選手は、人馬のコンビで日本国内のCDIまたは海外のナショナル競技会におけるグランプリ馬場馬術課目(規定課目)で66%以上の実績を要件とします。なお、海外のナショナル競技については成績を証明する資料を添付すること。
 Definite Entryの6週間前までに申請があったものをまとめてエントリーし、それ以降は申請が届き次第随時エントリーを行います。
 
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オリンピック競技大会
2021 年 10 月 5 日
《FEI Awards》に日本馬術連盟がノミネート


FEIが毎年5つの部門に分けて表彰する《FEI Awards》のAgainst All Odds部門に、日本馬術連盟がノミネートされました。この賞は、困難を克服して事を成し遂げた人や組織に贈られるもので、世界的なパンデミックの中、JRAと協力して東京2020大会の成功に尽力したことがノミネートの理由です。

一般投票(50%)および選考委員による投票(50%)により、受賞者が決定します。10月5日~17日がオンラインによる一般投票期間です。ぜひご参加ください。

FEI Awardsのページはこちらから
※1部門のみの投票はできません。5部門すべてに投票してください。


 
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オリンピック競技大会
2021 年 8 月 6 日
東京オリンピック障害馬術競技(8月6日)
 東京オリンピック馬術競技は、団体戦予選競技が行われ日本を含む19チームが出場しました。日本の一番手、福島大輔選手とチャニオンはコース終盤で2落下を喫し減点8でゴールしました。二番手の齋藤功貴選手とチレンスキーは準備運動で肢に出血があって、棄権を選択しました。決勝進出の可能性がなくなったことから、三番手の佐藤英賢選手とサフィアデラックは馬への負担を避けるために棄権、その結果、団体成績としては失権となりました。

 東良弘一監督のコメントは次の通りです。
「チレンスキーは準備運動でとても調子が良かったのですが、出場の3番くらい前の時に左後肢に出血が認められました。準備運動で激しく障害物にぶつけたわけでもなく原因はわかりませんが、おそらく少し木が出ているところか何かに触れてしまったのではないかと思います。馬は痛がっておらず、すぐに出血が止まれば出場できたのですが、止まらなかったため棄権しました。佐藤選手とサフィアデラックについてはトレーナーとも相談して、決勝進出の可能性がないのに馬に無理をさせる必要はないという判断をしました。3人馬とも調子が良かったので残念ですが、誰に責任があるということではなく、不運だったとしか言いようがありません」


▲福島大輔選手&チャニオン

 東京オリンピックの日本代表人馬の出場は終わりました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
 明日は最終日、障害馬術団体決勝競技が行われます。

大会公式サイト障害馬術のページはこちらから

NHKライブ配信(見逃し配信あり)はこちらから

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オリンピック競技大会
2021 年 8 月 4 日
東京オリンピック障害馬術競技(8月4日)
 東京オリンピック馬術競技は、個人戦決勝競技が行われました。佐藤英賢選手とサフィアデラック、齋藤功貴選手とチレンスキー、福島大輔選手とチャニオンはいずれも、予選競技の上位30人馬が進むことができる決勝競技に進出しました。
 佐藤選手とサフィアデラックは減点16で25位、齋藤選手とチレンスキーは減点5で13位、そして福島選手とチャニオンはクリアラウンドしてジャンプオフに進みました。6人馬によるジャンプオフの最初に出場した福島選手とチャニオンはやや慎重な走行で、43.76秒でクリアラウンド。しかし、後続の5人馬すべてがクリアラウンドというハイレベルな戦いで、1位から6位までがタイムによる決着となり、福島選手とチャニオンの最終順位は6位でした。オリンピック障害馬術競技での入賞は、1932年の西竹一選手とウラヌスの優勝以来、初めてのことです。


▲福島大輔&チャニオン ©Yusuke NAKANISHI
「個人戦のジャンプオフに出場したことが信じられない気持ちです。出番が1番だったので他の選手の走行を見ることができず、少し慎重に行きましたが、実際に走行してみるとあまりトリッキーな箇所がなかったので、もう少し走れたかなという思いはあります。でも、ジャンプオフに出場した他の選手は、勝ちに行く走りをして勝つ選手たちなので、その中で勉強させてもらったと思っています。馬は絶好調なので、団体戦に向けてもしっかり調整していきます」


▲齋藤功貴&チレンスキー ©日本馬術連盟
「コースウォークをして、予選よりも一段と幅がついて高さが上がったと感じ緊張も高まりましたが、そこは馬を信頼して走りました。このタフなコースで馬がよく頑張ってくれました。素晴らしかったです。馬は引き続き調子が良くて、自信を持って飛んでくれています。団体戦に向けては、これ以上障害が大きくなることはないと思うので、気持ちに余裕が出てくると思います。しっかり馬をケアして準備します」


▲佐藤英賢&サフィアデラック ©日本馬術連盟
「コースは予選より難しくなりました。馬を信じて乗っていたつもりですが、信じ切れなかったかなと反省しています。アプローチで推し過ぎたり、タイムを気にし過ぎたりして、いつものように乗れなかったかなと思います。非常に残念です。こんなに落下したことはなかったのですが、修正できると思います。団体戦では貢献できるように頑張りたいです」

今後の競技予定
 8月5日 (オフ)
 8月6日 障害馬術団体予選
 8月7日 障害馬術団体決勝

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オリンピック競技大会
2021 年 8 月 4 日
東京オリンピック障害馬術競技(8月3日)
 東京オリンピック馬術競技は今日、障害馬術がスタートしました。今までは個人戦予選を兼ねて団体戦が先に行われていましたが、今大会は個人戦と団体戦を明確に分け、個人戦を先に、団体戦をあとに実施するフォーマットです。
 今日の個人戦予選競技には73人馬が出場、決勝競技に進むことができるのは上位30人馬です。
 日本の一番手は福島大輔選手とチャニオン。クリアラウンド一番乗りで決勝進出を決めました。二番手はオリンピックデビューの齋藤功貴選手とチレンスキーで、落ち着いた走行でクリアラウンドして決勝に進出しました。三番手の佐藤英賢選手とサフィアデラックはタイム減点1がつきましたが、最終的に26位の成績でした。日本の3人馬はすべて明日(8月4日)の決勝に進みます。


▲福島大輔選手&チャニオン   ©日本馬術連盟
「障害のボリュームも大きく装飾も派手なので、前半は少し馬が戸惑っている感じでしたが、後半はスムーズに走ってくれました。前回のリオで初日に失権してしまった教訓を活かして、今日は積極的に行きました。ここから馬の様子を見て徐々にセーブして、最終日までしっかり走り切りたいです。総合馬術の戸本選手の活躍には感動しました。『負けていられないぞ』という、いい意味でのプレッシャーになっています」


▲齋藤功貴選手&チレンスキー   ©日本馬術連盟
「思っていたより冷静に走行することができました。リオではリザーブでしたが、チームメンバーが成績を出しているのを見て、自分も同じチームで戦いたいと思っていました。今日、実際にメインアリーナで競技をして、オリンピックに出場したことを実感しました。決勝に残ることができたので、明日はやれるだけやって、そこから団体戦にフォーカスしていきたいです」


▲佐藤英賢選手&サフィアデラック  ©日本馬術連盟
「普段ヨーロッパの大会ではタイムインしていたので、タイムのことはあまり考えていませんでした。障害も大きかったので、丁寧に乗ったのがインしなかった原因かなと思っています。馬はとても調子が良いので、決勝ではタイムオーバーしないように、リズムをつくって馬を信じていい走行をしたいと思っています。チームとして頑張りたいです」

今後の競技予定
 8月4日 障害馬術個人決勝
 8月5日 (オフ)
 8月6日 障害馬術団体予選
 8月7日 障害馬術団体決勝

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オリンピック競技大会
2021 年 8 月 3 日
東京オリンピック総合馬術競技(8月2日)
 東京オリンピック馬術競技、今日は総合馬術競技の最終種目、障害馬術競技が行われました。
 以前のオリンピックでは4人馬でチームを組んで上位3人馬の成績をカウントしていましたが、今大会は3人馬でチームを組んで全員の成績がカウントされるフォーマットに変更されています。
 昨日のクロスカントリー競技で大岩義明選手とキャレが失権したため、日本チームとしてリザーブだった北島隆三選手とフェローザニューモードと交代する判断がなされました。競技途中の交代も今大会で初めて導入されたもので、チームに減点20が加わります。
 その北島選手とフェローザニューモードは、日本の一番手で出場してクリアラウンド。しっかりと役割を果たしてくれました。
 田中利幸選手とタルマダルーは前半は順調でしたが、終盤で3落下して減点12が加わり、3日間のトータル減点75.50で34位でした。
 クロスカントリーを終えて暫定5位につけていた戸本一真選手とヴィンシーは1落下があってトータル減点31.5で暫定7位となり、トップ25による個人戦決勝に進みました。個人戦決勝で戸本選手とヴィンシーはタイムオーバーが1秒あったものの、障害減点0でゴールして最終的なトータル減点31.9で4位となりました。この成績は日本のオリンピック総合馬術史上最高位です。
 なお、団体成績は11位でした。


▲戸本一真選手&ヴィンシー ©日本馬術連盟
「団体戦の走行で1落下は僕のサポート不足だったので、個人戦決勝では自分が馬を助けられるように乗ろうと思って臨みました。5番障害が似たタイプだったので気をつけていきました。結果的に1走行目に落としていなければメダルに届いていたので残念ではありますが、それよりも2走行目に1本も落とさずに終われたことがとても嬉しいです。馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術のすべてで、ヴィンシーのベストに近いパフォーマンスができたので、今はすがすがしい気持ちです。ホームカントリーの開催というだけでなく、JRA職員の自分にとって馬事公苑はホームグラウンドです。会場には日本人のボランティアの方がたくさんいて、『頑張ってね』と声をかけていただいたので、無観客ではありましたが十分に自国開催の強みを感じました。JRAの大きなサポートに感謝していますし、イギリスの拠点であるフォックスピットイベンティングの厩舎の仲間が僕をここまで連れて来てくれたと思うので、イギリスに帰ってみんなにお礼を言いたいです」


▲北島隆三選手&フェローザニューモード ©日本馬術連盟
「今はいろいろな気持ちがミックスされています。何かあった時のためのリザーブという立場だったので、しっかり準備はしていましたし、自分の仕事は果たせたかなと思います。この一走行にオリンピックへの気持ちをすべてぶつけました。フェローザニューモードがアリーナに入って物見をすることは想定内でした。一緒に成長してきたので、どういう状態になるかも、その時にどうしたらいいかもわかっているので、一つずつ丁寧に正確に、なおかつ大胆に乗りました。楽しめました」


▲田中利幸選手&タルマダルー ©日本馬術連盟
「3日間走り切れたことは達成感がありますし、楽しかったです。厳しい状況下の大会でしたが、多くの方々のおかげで大会が開催されたことに感謝し、またその舞台に立てたことを誇りに思います。タルマダルーとのコンビは6年です。乗り始めた時は8歳でどうなるかわかりませんでしたが、順調にトレーニングと経験を積んでこの東京オリンピックに連れて来ることができたことは本当に嬉しく思っています」

今後の競技予定
 8月3日 障害馬術個人予選
 8月4日 障害馬術個人決勝
 8月5日 (オフ)
 8月6日 障害馬術団体予選
 8月7日 障害馬術団体決勝


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