アーカイブ:

世界馬術選手権
2014 年 9 月 7 日
WEG速報(9月6日)障害馬術個人戦セミファイナル

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は障害馬術個人戦のセミファイナルが行われました。
 初日のスピード競技から今日の2回走行までの5走行の減点合計が最も少なかったのは地元フランスのパトリス・ドラボー(減点4.08)、2位はアメリカのビージー・メイデン(同4.16)、3位はスウェーデンのロルフ-ゴラン・ベンソン(同4.34)、4位はオランダのヨルン・ダブルダム(同6.25)。この4人が9月7日のファイナル4(上位4人馬の乗り替えによる競技)に進むことになりました。


ダブルクリアラウンドで地元ファンを沸かせたパトリス・ドラボー


第1走行は1落下、第2走行をクリアラウンドして笑顔を見せるビージー・メイデン


ロルフ-ゴラン・ベンソンは第2走行で1落下したが3位を死守


ダブルクリアラウンドで順位を大きく上げてファイナル4への進出を決めたヨルン・ダブルダム

WEG障害馬術のスタートリスト・結果等はこちらから

 

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 9 月 5 日
WEG速報(9月4日)障害馬術団体戦第2ラウンド

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は障害馬術団体戦の第2ラウンドが行われました。
 9月3日の第1ラウンド終了時点でトップに立っていたのはオランダ(減点4.83)、2位はアメリカ(8.72)、3位はドイツ(8.82)でした。
 今日の第2ラウンドでは、オランダの4選手が減点0、減点4、減点4、減点5でゴールして、上位3人馬の減点合計8点が加算されてトータル減点12.83で優勝、2人馬が減点0、2人馬が減点4で帰ってきたフランスが4点加算されてトータル減点14.08で4位から2位に浮上、そして減点0が1人馬、残り3人馬は減点4だったアメリカがトータル減点16.72で3位となりました。わずか0.1点差(16.82)でドイツは表彰台には上がれず、ブラジルが減点16.95で5位に入りました。
 WEG障害馬術上位5ヵ国にはリオデジャネイロオリンピックの出場枠が与えられます。5位のブラジルには開催国枠が割り当てられるため、6位のスウェーデンまでが出場枠を獲得しました。

▲団体戦表彰式

 この後も個人戦が続きます。ここまでのトップ30が9月6日に行われる競技に進み、さらにその上位4人馬が最終日のファイナル4で戦います。
 現在のところ、個人戦のトップに立っているのはアメリカのビージー・メイデン。ここまでの3競技の減点合計はわずか0.16です。

▲個人トップに立っているビージー・メイデン

WEG障害馬術競技のスタートリスト・結果等はこちらから
 

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 9 月 3 日
WEG速報(9月3日)障害馬術団体戦第1ラウンド速報

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は9月3日、障害馬術団体戦の第1ラウンドが行われました。
 
 日本の一番手、平尾賢&ウラノ14は2落下でした。

▲平尾賢&ウラノ14
「馬は悪くありません。自分のミスです。雰囲気に呑まれてしまいました。馬の状態が悪くないときには、ちゃんと満点で帰って来られるようにならないといけないのに。次はアジアに向けてしっかり準備して臨みます」

 宇都宮誉司&トゥーシェパスは4落下とタイムオーバーがあり減点17でゴールしました。

▲宇都宮誉司&トゥーシェパス
「昨日よりもさらにボリュームアップして、まったく別次元でした。(先に走行した)平尾さんがすーっと回ってきたので自分も行けるかなと思ったのですが、厳しかったです。これまでに経験した競技の感覚では合っていると思った踏み切りが、このクラスの高さや幅になると近すぎてしまい、ほとんど後ろ肢で落としていたと思います。良い成績をとりたいとは思っていましたが、やはりレベルが違いました。とても貴重な経験ができました」

 林忠寛&ロレットクラシックは3落下でした。

▲林忠寛&ロレットクラシック
「初めてのネーションズカップ出場で、どこまでできるかと期待していた部分もあったのですが、3落下してしまいました。踏み切りや障害間で細かい部分までしっかりコントロールできなかったことがミスにつながりました。このクラスの競技での課題が見つかりました。次はアジア大会ですが、いいチームが組めているので、僕自身もダブルクリアラウンドして少なくともメダルは獲りたいです」

 前日ノーミスでゴールした杉谷泰造&アヴェンツィオでしたが、今日は3落下を喫してしまいました。

▲杉谷泰造&アヴェンツィオ
「この大会に向けて完璧な準備をしてきましたし、馬の調子も良かったです。落下したところも特にミスをしたというわけではなかったので、悔いはありません。全力を尽くしました。サポートしてくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました」

初日と今日の2日間の合計減点と順位は次の通りです。

杉谷泰造&アヴェンツィオ 15.53 73位
平尾賢&ウラノ14 20.70 96位
林忠寛&ロレットクラシック 24.51 107位
宇都宮誉司&トゥーシェパス 29.17 117位

団体戦 60.40 25位

 団体戦上位10ヵ国と個人戦のみに出場している人馬も合わせて59人馬が明日の競技への進出を決めましたが、残念ながら日本代表人馬は進むことができませんでした。

中野善弘監督コメント
「残念でした。メンバーは皆、全力を尽くしてよく頑張ったと思います。世界のレベルは全体的に高くなっています。今回のようなハイレベルな試合の経験を積んで、戦い方を身につけていかなければなりません。また、2020年に向けて、世界で戦っていくためのシステムをつくることが重要です。また、直後にはアジア大会が控えています。今回の悔しさをバネに結果を出してくれると思います」

WEG障害馬術のスタートリスト・結果等はこちらから
 

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 9 月 2 日
WEG速報(9月2日)障害馬術スタート!

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は9月2日、障害馬術競技がスタートしました。第1競技はスピード&ハンディネスです。
 日本の一番手、平尾賢&ウラノ14は2落下があって100.42秒でした。

▲平尾賢&ウラノ14
「チームの一番手は自分で希望しました。最初は気持ち良く走っていましたが、タイムを気にして後半は焦ってしまって2落下。今日の走行は良くなかったので、明日は集中力をキープして満点で来ます」

 宇都宮誉司&トゥーシェパスは水濠障害でわずかに着水しましたがその他はクリアして101.35秒でした。

▲宇都宮誉司&トゥーシェパス
「初めてのWEGはすごかったけれど、(雰囲気が)いいなと感じました。上手な選手もミスをしていたので、くしゃくしゃにならないように丁寧に、かつ必死に向かいました。明日はさらに(障害物が)大きくなるので相当厳しいと思いますが、冷静に、一つひとつ大切に頑張ります」

 林忠寛&ロレットクラシックは1落下と水濠でわずかな着水があり102.03秒でした。

▲林忠寛&ロレットクラシック
「独特の、味わったことのない雰囲気でした。障害物の配置が普段の試合とは違って、人馬ともに経験のないものでした。水濠は流れのままにいい感じで行けたと思ったのですが、着水してしまっていました。明日はもう少し自分も落ち着いて集中して、余裕をもって行きたいです」

 日本の最後は杉谷泰造&アヴェンツィオ。WEG参加は今大会が6回目の杉谷は落ち着いた走行でノーミス、84.07秒で36位につけました。

▲杉谷泰造&アヴェンツィオ
「トップはめちゃくちゃタイムが早いし、逆に遅い選手もいたので、自分はその間に入って決勝進出を狙えるところにつけたいと思っていました。今日はスタートからゴールまでプラン通りの走行ができました。ここからが勝負なので、明日以降も緩めることができません。明日も今日と同じようにプラン通りのノーミス走行をして、(トップ30が出場することのできる)土曜日の決勝に残りたいです」

中野善弘監督のコメント
「杉谷はノーミスで帰ってきましたし、WEG初出場の平尾、宇都宮、林の3人も非常に善戦していると思います。1日目が終わって少し気持ちが楽になったと思いますし、雰囲気にも慣れてきたので、明日の競技には前向きに臨めるでしょう」


WEG障害馬術競技のスタートリスト・結果等はこちらから

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 9 月 2 日
WEG速報(9月1日)明日から障害馬術スタート!

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は9月2日から障害馬術競技が始まります。今日はトレーニングセッションが行われ、各国の選手が競技アリーナの感触を確かめました。日本の4人馬も順調です。
 中野善弘監督のコメントは次の通りです。「ここでオリンピックの団体枠を取ることが目標なので5位以内に入りたいです。選手と馬も良い調子ですし、チームワークもいいので、結果を恐れずに思い切ってやってほしい。そのためのサポートを全力でするだけです」


▲杉谷 泰造「冷静に」


▲林 忠寛「平常心で世界の舞台を楽しみたいと思います」


▲宇都宮 誉司「明日はスピードクラスなので強気に行きたいと思います」


▲平尾 賢「次の日につながる走行をしたいと思います」

エントリーは153人馬。日本選手の出番は、18番:平尾、57番:宇都宮、96番:林、133番:杉谷です。

スタートリストはこちらから

 

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 9 月 1 日
WEG速報(8月31日)総合はドイツが団体・個人とも優勝!

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は8月31日、総合馬術の障害飛越競技が行われました。上位5人馬の減点差が2.2点で1落下以内という状況の中、暫定3位のミヒャエル・ユンと同2位のサンドラ・オーファースのドイツ勢がいずれもクリアラウンドしてメダルを確定させました。最終出番のウィリアム・フォックス-ピット(イギリス)は1落下を喫してしまい3位、ドイツ勢のワンツーフィニッシュとなりました。

▲団体と個人、2つの金メダルを獲得したサンドラ・オーファース

 団体はドイツが優勝。4人馬すべてが障害飛越競技を減点0でゴールしています。2位はイギリス、3位はオランダとなりました。4位は地元フランス、5位はオーストラリア、6位はアイルランドで、この6ヵ国はリオデジャネイロ・オリンピックの団体出場権を獲得しました。

▲団体戦表彰式

総合馬術の結果はこちらから
 

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 8 月 31 日
WEG速報(8月31日)障害チームがノルマンディーに集結!

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)もいよいよ後半戦です。8月30日には日本の障害チームがノルマンディー入りしました。31日の午前中のホースインスペクションでは日本チームの4頭とも無事に通過しました。
 9月1日にトレーニングセッションが行われ、2日から競技がスタートします。


▲日本チーム(左から中野善弘監督、林忠寛、平尾賢、宇都宮誉司、杉谷泰造の各選手)
 連盟メジャーパートナーのニッケ・カバロから競技用ジャケット、キュロット、チームジャンパー等を提供していただいています。


▲ホースインスペクションの様子(杉谷&アヴェンツィオ)

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 8 月 31 日
WEG速報(8月30日)クロスカントリー完走は63人馬

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は8月30日、総合馬術のクロスカントリー競技が行われました。87人馬がスタートしましたが完走したのは63人馬、規定タイム10分30秒以内にゴールした馬は1頭もいませんでした。ウィリアム・フォックス-ピット(イギリス)がタイム減点12.8でトータル50.3でトップに立ち、馬場馬術で1位だったサンドラ・オーファース(ドイツ)はタイム減点16.8でトータル52.0の2位となりました。3位はミヒャエル・ユン(ドイツ)で減点52.3、そのあとも減点52.5が2人並んでおり、5位までが1落下(減点4)差以内に入っています。
 団体の上位3チームはドイツ、イリギス、オーストラリア。ドイツとイギリスの減点差は8.9点です。
 明日の朝、ホースインスペクションが行われ、合格した馬が午後に行われる障害馬術競技に出場します。

▲クロスカントリーを終えてトップに立ったウィリアム・フォックス-ピット

総合馬術競技の結果はこちらから

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 8 月 30 日
WEG速報(8月29日)自由演技もシャーロット・デュジャルダン!

 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は8月29日、馬場馬術競技の最後の種目、自由演技グランプリが行われました。この競技にはグランプリスペシャルの上位15人馬が出場、ここでもシャーロット・デュジャルダン(イギリス)が92.161%をマークして優勝しました。2位はヘレン・ランゲハーネンベルグ(ドイツ)、3位はアデリンデ・コーネリッセン(オランダ)となりました。(馬場馬術の結果はこちらから。《Individual Marks》では項目ごと・審判員ごとの点数も見られます)


▲1位 シャーロット・デュダルジャン(イギリス)


▲2位 ヘレン・ランゲハーネンベルグ(ドイツ)


▲3位 アデリンデ・コーネリッセン(オランダ)


▲自由演技グランプリ表彰式

 総合馬術競技は全人馬が馬場馬術を終えました。現在のところ団体トップはイギリス、個人トップはサンドラ・オーファース(ドイツ)です。明日はクロスカントリー競技が行われます。(総合馬術競技の結果とスタートリストはこちらから
 

aaaa
世界馬術選手権
2014 年 8 月 29 日
WEG速報(8月28日)エンデュランスはわずか38人馬がゴール
 WEG(Alltech 世界馬術選手権大会)は8月28日、モンサンミッシェル周辺でエンデュランス競技が行われました。165人馬が参加しましたが、足元のコンディションが悪かったこともあって160kmのコースを完走したのはわずか38人馬という結果でした。団体上位3ヵ国はスペイン、フランス、スイス、個人ではUAEのシェイク・ハムダン・ビン・モハメド・マクトゥームが優勝しました。
 日本からは佐々木保&レッド(アラビアンHR)、中山伊知郎&ギィタップ(アラビアンHR)、蓮見清一&カリーム(アラビアンHR)、廣橋敏章&ラッキー(北海道エンデュランス協会)、山﨑三季代&ファウスト(アラビアンHR)の5人馬がエントリー。ギィタップが前日のホースインスペクションで不合格、スタートを切った4人馬も残念ながらゴールを切ることができませんでした。
 パラ・ドレッサージュは個人課目競技のグレードIaに鎮守美奈が参加して20位でした。
 また、総合馬術競技も始まりました。馬場馬術は2日に分けて行われますが、初日を終えた段階で団体はイギリスがリード、個人もイギリスのウィリアム・フォックス-ピットがトップに立っています。

WEGのスケジュールおよび結果はこちらから
aaaa
 

アーカイブ:

  • 2025.04.25
  • 2025.04.24
  • 2025.04.24
  • 2025.04.27
  • 2025.04.24
  • 2025.04.18
  • 2025.04.18
  • 2025.01.28
  • 2025.04.23
  • 2025.04.09
  • 2025.04.25
  • 2025.04.09
  • 2024.09.04