《第61回全日本障害馬術大会2009 Part I 》は、最終日の23日、全日本障害馬術選手権競技、中障害A決勝、中障害B決勝の3競技を行いました。
今年のチャンピオンを決める選手権競技は2回走行で実施、残念ながらダブルクリアラウンドした人馬はありませんでしたが、減点4の2人馬による一騎打ちのジャンプオフが成立しました。先に走行したのは片山篤選手&アステリクス(関西大学)。減点0、45秒79で後続の選手にプレッシャーをかけます。しかし、林忠寛選手&テレキシオ(北総RC)もさらに積極的な走行でタイムを約1秒縮め、44秒56でゴール、優勝を決めました。
その他の2種目は、いずれも小宮山修選手(山梨県馬事振興センター)が優勝。中障害Aはエバレットとのコンビで2連覇、中障害Bはメープルに騎乗しての勝利となりました。 この大会の模様は、馬術情報1月号で詳しくレポートします。
《第61回全日本障害馬術大会2009 Part I》は、2日目の11月22日、大障害、中障害A、中障害Bの各クラスでスピード&ハンディネス競技を行いました。
大障害S&Hで優勝したのは林忠寛選手&テレキシオ(北総RC)、2位より5秒近くも早い72秒09でゴールしました。
標準競技とS&H競技の順位点を合計した結果、大障害は林選手&テレキシオ、中障害Aは杉山慎一郎選手&ファローン(藤沢RC)、中障害Bは林忠義選手&ブランドカスバ(北総RC)がそれぞれ1位通過しています。なお、明日の競技は2日間の合計結果のリバースオーダーで行われます。中障害A決勝は8時、障害馬術選手権は10時30分、中障害B決勝は2時30分に開始予定です。是非、JRA馬事公苑で迫力のある走行をご観戦ください。
《第61回全日本障害馬術大会 2009 Part I》が11月21日(土)、東京のJRA馬事公苑で開幕しました。初日の今日は、大障害、中障害A、中障害Bの3クラスでそれぞれ標準障害飛越競技を実施。大障害飛越競技には20人馬が出場、唯一減点0でゴールを切って1位になったのは、17歳の女性ライダー、高橋優美選手&やっくる(那須TF)でした。
22日(日)には、各クラスともスピード&ハンディネス競技を実施します。なお、最終日の決勝競技へは、中障害A、中障害Bは標準とS&Hの順位点の合計の少ない人馬上位50%が、全日本障害飛越選手権競技へは大障害の標準およびS&Hを完走した人馬が進むことができます。
《第61回全日本障害馬術大会2009 Part I》で実施する全日本障害馬術選手権(大障害決勝)第1走行において減点0で走行した人馬は、ナショナルチーム(障害馬術)のメンバーとしての選考対象となることをお知らせいたします。 なお、《日本馬術連盟 ナショナルチーム規程》については、現在、障害・馬場・総合の三本部において調整中です。