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馬場馬術本部
2024 年 11 月 10 日
《全日本馬場PartⅠ》最終日レポート
 《第76回全日本馬場馬術大会2024 PartⅠ》は最終日の今日(11月10日)、選手権競技②自由演技グランプリ、セントジョージ(決勝)、第4課目(決勝)、第3課目(決勝)を実施しました。

 全日本選手権は①グランプリで60%以上を獲得した9人馬が、今日の②自由演技グランプリに出場しました。選手権の順位はグランプリと自由演技の得点率を合計したポイントで決定します。
 初日の規定演技では2位だった林伸伍&フェルナンド(アイリッシュアラン乗馬学校)が今日の自由演技で73.075%をマークして合計141.155ポイント(68.080+73.075)で優勝しました。林選手は連覇して自身5回目の選手権制覇となりました。2位は139.462ポイント(68.442+71.020)の佐渡一毅&バローロJRA(JRA馬事公苑)、3位は自由演技で2位に入った日髙凱斗&サー・ギャラント(蒜山ホースパーク)が137.024ポイント(65.869+71.155)となりました。


▲選手権競技 表彰式

 林選手は今大会は、選手権競技、セントジョージ、第5課目、第4課目と4つのクラスで勝利を収める大活躍でした。


▲選手権競技優勝 林伸伍&フェルナンド
「フェルナンドは東京オリンピックに向けて、スコラリ4と一緒にドイツにトレーニングしていた馬です。ヨーロッパにいる時も日本に連れて来てからも、何となくミスしたり、あまり良くない試合が続いていたのですが、今回は今までで一番頑張ってくれて、良い内容だったの良かったです。来年は3連覇を目指します」

 セントジョージ(決勝)には15人馬が出場、自由演技国体成年馬場馬術競技で実施しました。林伸伍&ダイアモンドダンス(アイリッシュアラン乗馬学校)が73.675%で優勝、沢田崇弘&ギャビデルギャビVCG(シュタール・ジーク)が70.345%で2位、林伸伍&フェリティア(福岡馬事公苑)が69.625%で3位となりました。


▲セントジョージ優勝 林伸伍&ダイアモンドダンス
「安定感が売りの馬で、曲ともばっちり合ったし、難度をつけたところもばっちりできて良かったです。つまずいたところもありましたけれど、そこも最後にリカバリーできました」

 第4課目(決勝)には15人馬が出場、第4課目Bで実施しました。林伸伍&スルタンⅢ(アイリッシュアラン乗馬学校)が71.040%で優勝、永見一平&ボンヘッファー(ESJ)が69.420%で2位、増元拓巳&チコ・カッセーロ(エバーグリーンホースガーデン)が69.360%で3位でした。


▲第4課目優勝 林伸伍&スルタンⅢ
「スペインの馬で、今年の春からコンビで競技に出ています。苦手な運動はないのですが、性格的に乗っている人に集中しないことがあります。今回は集中して乗り手の指示通りに動いてくれました」

 第3課目(決勝)には15人馬が出場、第3課目Bで実施しました。永見一平&サンプリメーラ(ESJ)が70.167%で優勝、増元真以子&ラゴス(エバーグリーンホースガーデン)が68.375%で2位、高瀬利江子&シュヴァルツメーネ(ライディングクラブトゥインクル)が67.917%で3位でした。


▲第3課目優勝 永見一平&サンプリメーラ
「クオリティは高い馬なのですが、その能力に身体が追い付いていなくて、頭と体が一致していないようなところがあります。今日もなだめながらの演技でした。競技環境に慣れてくればもっと力を発揮できるようになると思います」

全結果はこちらからご覧いただけます。

 
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馬場馬術本部
2024 年 11 月 10 日
《全日本馬場PartⅠ》全結果のお知らせ
 11月8日~10日に御殿場市・馬術スポーツセンターにて開催した《第76回全日本馬場馬術大会2024 PartⅠ》の全結果をお知らせいたします。

《第76回全日本馬場馬術大会2024 PartⅠ》
 全競技結果まとめ




 
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馬場馬術本部
2024 年 11 月 9 日
《全日本馬場PartⅠ》2日目レポート
 御殿場市馬術・スポーツセンターで開催している《第76回全日本馬場馬術大会2024 PartⅠ》は、2日目の今日(11月9日)、インターメディエイトⅠ(決勝)、第5課目(決勝)、セントジョージ(予選)、第3課目(予選)を実施しました。

 インターメディエイトⅠ(決勝)は自由演技で実施、14人馬が出場しました。佐渡一毅&ドッジレイダー(JRA馬事公苑)が圧倒的な演技を見せて74.300%で優勝、林伸伍&ジャンバラヤ(アイリッシュアラン乗馬学校)が71.870%で2位、稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(リトルホースクラブ)が70.435%で3位となりました。


▲佐渡一毅&ドッジレイダー
「今日は乗っていてとても手応えがありました。速歩のリズムが良くて伸長から収縮もリズムを変えずにできました。できたらいいなということが全部バチっと完璧にできました。要求したことを頑張って応えてくれる、本当にすごい馬です」

 第5課目(決勝)は第5課目Bで実施、15人馬が出場しました。予選に続き林伸伍&グローブ(アイリッシュアラン乗馬学校)が69.516%で優勝、2位は69.258%の小渕英次&アイゲンアート(ドレッサージュ・ステーブル・テルイ)、3位は65.839%の山科智&ダヴニール(Ross Hof)となりました。


▲林伸伍&グローブ
「緊張しやすい馬で、今日もフライングチェンジが一部乱れたのですが、それ以外はよくやってくれました。乗り始めたのは今年で、すごく成長しているのを感じています。メンタルがもうちょっと成長してくれたら、上のクラスに行けると思います」

 セントジョージクラス(予選)には26人馬が出場しました。林伸伍&ダイアモンドダンス(アイリッシュアラン乗馬学校)が70.490%で1位、柘植和也&ロイヤルフォックス(駒立乗馬クラブ)と岡田一将&エフ・アンジェラ(Ross Hof)が68.579%で同率2位でした。
 
 第3課目(予選)には29人馬が出場しました。永見一平&サンプリメーラ(ESJ)が70.000%で1位、高瀬利江子&シュヴァルツメーネ(ライディングクラブトゥインクル)が66.667%で2位、長谷川雄介&オズE.S(Effort Stable)が66.389%で3位となりました。

明日(11月10日)の予定は次の通りです。
8:45~ セントジョージクラス(決勝)
9:00~ 第3課目クラス(決勝)
12:45~ 第4課目クラス(決勝)
13:15~ 全日本馬場馬術選手権(自由演技グランプリ)

出番・結果等の詳細は特設サイトでご確認ください。
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馬場馬術本部
2024 年 11 月 8 日
《全日本馬場PartⅠ》初日レポート
 《第76回全日本馬場馬術大会2024 PartⅠ》が御殿場市馬術・スポーツセンターで開幕しました。この大会はチャンピオン決定戦の選手権競技をはじめ、インターメディエイトⅠ、セントジョージ賞典、第5課目、第4課目、第3課目の6クラスを実施します。初日の今日は、選手権競技①グランプリ、インターメディエイトⅠ(予選)、第5課目(予選)、第4課目(予選)の4競技を行いました。

 12人馬が出場している選手権競技は、グランプリと自由演技グランプリの得点率合計で順位を決定するものです。グランプリは佐渡一毅&バローロJRA(JRA馬事公苑)が68.442%でトップに立ち、林伸伍&フェルナンド(アイリッシュアラン乗馬学校)が68.080%で2位、稗田奈緒子&ファンタスティコ(リトルホースクラブ)が66.304%で3位につけています。
 自由演技グランプリに進むことができるのはグランプリで60%を超える必要があり、その条件をクリアした9人馬が最終日(10日)の自由演技に出場します。


▲佐渡一毅&バローロJRA

 インターメディエイトⅠ(予選)には20人馬が出場しています。佐渡一毅&ドッジレイダー(JRA馬事公苑)が69.853%で1位、稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(リトルホースクラブ)が68.628%で2位、林伸伍&ジャンバラヤ(アイリッシュアラン乗馬学校)が67.941%で3位でした。
 決勝の自由演技は明日(9日)午後(13:00~)実施します。
 
 第5課目(予選)には26人馬が出場、2人馬が70%以上を獲得しました。1位は70.123%の林伸伍&グローブ(アイリッシュアラン乗馬学校)、2位は70.000%の小渕英次&アイゲンアート(ドレッサージュ・ステーブル・テルイ)、3位は66.111%の西嶋葉子&ル・リアン(Dressageプラスオール福岡)でした。
 決勝競技は明日(9日)午前(8:30~)実施します。

 第4課目(予選)には29人馬が出場、林伸伍&スルタンⅢ(アイリッシュアラン乗馬学校)が71.733%をマークして1位となりました。2位は69.333%の永見一平&ボンヘッファー(ESJ)、3位は68.000%の齋藤裕己&ココライアン(ウィル スタッド)となりました。
 決勝競技は最終日(10日)午後に実施します。

 明日はインターメディエイトⅠと第5課目の決勝の他に、セントジョージクラス(予選)と第3課目(予選)を行います。

 出番・結果等の詳細は大会特設サイトでご確認ください。


 
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馬場馬術本部
2024 年 11 月 6 日
《全日本馬場PartⅠ》グランプリ・デモンストレーションの実施について
 11月8日~10日に御殿場市馬術・スポーツセンターで開催する《第76回全日本馬場馬術大会2024PartⅠ》において、11月9日(土)11時より、インドアアリーナでグランプリクラスのデモンストレーションを実施します。
 東京2020オリンピック出場の北原広之選手(日本中央競馬会)がセントーア・デ・マッサ号に騎乗し、経路の回り方やグランプリの各運動等について実演。リオデジャネイロ2016オリンピック出場の黒木茜選手が解説します。
 どなたでも自由にご覧いただけますので、是非お越しください。

グランプリ・デモンストレーションについて(PDF)
 
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馬場馬術本部
2024 年 11 月 5 日
《全日本馬場PartⅠ》チェコの国際審判員Valerianova氏が来日
 11月8日から10日に御殿場市馬術・スポーツセンターにて開催します《第76回全日本馬場馬術大会2024 PartⅠ》に、チェコ共和国からFEI4*/Level3審判員のGabriela Valerianova氏が来日します。Valerianova氏には、インドアの競技を中心に審判員を務めていただく予定です。

【プロフィール】
チェコ共和国出身、1973年生、プラハ農業大学卒。
2014年より国際審判員として活躍しており、これまで2023CHIOアーヘン、2023ヨーロッパ選手権、その他シンガポール、テルアビブなどで開催された国際大会の審判員に従事。チェコ国内では、自身で厩舎を経営し、指導者として活躍する傍ら、馬場馬だけでなく障害馬の調教もしている。また、同国の馬場馬術審判員のメンター審判員として後進の育成にも努めている。

(日本の選手のみなさんへ)
「出場される選手の皆さんが愛馬との素晴らしいハーモニーを遺憾無く発揮し、素晴らしい結果を出してくれることを楽しみにしております」



 
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馬場馬術本部
2024 年 10 月 30 日
《馬場馬術 選手ミーティング》国際大会に向けた強化方針について
 馬場馬術本部では、アジア大会、世界選手権、オリンピックなどの国際大会に向けた強化方針について、ナショナル・プログレスチームメンバーを対象に、以下の日程で「選手ミーティング」を開催します。
 国際大会出場を目指すナショナル・プログレスチームメンバーの方々は、ぜひご参加ください。
 *馬場馬術ナショナル・プログレスメンバーリストはこちら(2024年10月30日現在)

◆《馬場馬術 選手ミーティング》国際大会に向けた強化方針について
日 時:11月5日(火)18:00~19:00
場 所:オンライン(Cisco Web会議システム)
対 象:ナショナル、プログレス、プログレス・ジュニアチームメンバー
    *馬場本部が上記と同等レベルにあると認めた選手について、参加を認める場合がある
出席者:古岡 美奈子(馬場馬術本部長)
    北原 広之(馬場馬術本部強化担当)
    黒木 茜(馬場馬術本部強化担当)
申込期日:11月4日(月)

 申し込み(オンライン申請のみ)はこちら(検定講習会情報ページ)
 *オンライン申請された方々へ、5日(火)当日に会議URLをメールいたします

 
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馬場馬術本部
2024 年 10 月 30 日
海外で行われるCDI(国際馬場馬術競技会)へのエントリーについて
 FEIが公認するCDI(国際馬場馬術競技会)へのエントリーはNF(各国馬術連盟)を通じて行なっていますが、1大会における同一国からの出場枠数には制限があります。そこで、11月1日(金)から、CDIについては、国際競技力強化策として、一定レベルにある人馬に出場機会を優先するため下記の方針とします。

【海外で行われるCDIへのエントリーについて】
 ナショナルチーム以外の選手が海外CDIへのエントリーを希望する場合は、1年以内に人馬のコンビで「海外ナショナル競技」および「日本国内CDI競技」の規定演技において、一定の実績を有することを要件とします。
 *これまでは、グランプリクラスのみ、海外ナショナル競技の実績が求められていましたが、今回から、それ以下のクラスについても実績が必要となりました。
 また、必要実績を有した後、海外CDIにおいて2回連続で一定水準以下の成績を出した場合は、必要実績は無効となり、再度海外CDIにエントリーするためには、改めて必要実績を求めることとします

 詳細は、下記資料をご覧ください。
 ・海外で行われるCDI(国際馬場馬術競技会)へのエントリーについて(PDF)


 
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馬場馬術本部
2024 年 10 月 30 日
《馬場馬術 アジア大会国内強化合宿》開催のお知らせ
 馬場馬術本部では、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)に向けた代表人馬候補の強化を目的とし、関東地区、関西地区それぞれで、下記の通り、国内強化合宿を開催いたします。
 対象はナショナル・プログレス・プログレスジュニアチームメンバーです
 *馬場馬術ナショナル・プログレスメンバーリストはこちら(2024年10月30日現在)
 *馬場馬術本部が上記と同等レベルにあると認めた人馬について、参加を認める場合があります
 *選手1名につき2頭まで参加可能です。また、馬を伴わず、選手のみでも参加できます
 *参加選手の交通費、宿泊費、馬輸送費について、補助金を支給いたします

 参加を希望される方は実施要項をご確認のうえ、期日までに当該ページからオンラインでお申し込み下さい。

令和6年度 馬場馬術 アジア大会国内強化合宿(関東)
期 日:令和7年1月14日(火)~15日(水)(2日間)
講 師:北原 広之(JOC強化スタッフ/馬場馬術本部委員)
    黒木 茜(JOC強化スタッフ/馬場馬術本部委員)
会 場:JRA馬事公苑(東京都)
締 切:令和6年12月16日(月)
実施要項およびオンライン申込はこちら

令和6年度 馬場馬術 アジア大会国内強化合宿(関西)
期 日:令和7年2月17日(月)~18日(火)(2日間)
講 師:北原 広之(JOC強化スタッフ/馬場馬術本部委員)
    黒木 茜(JOC強化スタッフ/馬場馬術本部委員)
会 場:三木ホースランドパーク(兵庫県)
締 切:令和7年1月20日(月)
実施要項およびオンライン申込はこちら


 
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馬場馬術本部
2024 年 10 月 24 日
《全日本馬場PartⅠ》特設サイトおよびリストバンドの事前登録について
 11月8日~10日に御殿場市・馬術スポーツセンターにて開催する《第76回全日本馬場馬術大会2024 PartⅠ》の特設サイトおよびリストバンド事前登録等についてご案内いたします。

◆特設サイトについて
今後、大会スケジュール、連絡事項、出番表、結果等について、すべてこちらの特設サイトに掲載いたしますので、ご確認ください。
特設サイトULR:https://sites.google.com/view/dressage2024part1

◆リストバンドの事前登録について
ドーピング検査にかかる厩舎セキュリティー実施のため、期間中は厩舎地区の入場制限を行います。厩舎地区に入るために必要なリストバンドの各団体配布上限枚数は以下の通りです。

《リストバンド配布上限枚数》
 ・選手1名につき1枚
 ・馬1頭につき5枚(保護者、トレーナー、グルーム等)
  例)選手2名と馬3頭で参加する場合は合計17枚まで
     2枚(選手2名)+15枚(3頭×5枚)=17枚

10月31日(木)までに、所属団体の代表者は上記の特設サイトより、選手・関係者のリストバンド事前登録を行ってください。事前登録をしていただいた人数分のリストバンドは、入厩時に馬番号札とともに、会場にてお渡しいたします。







 
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