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馬場馬術本部
2023 年 11 月 1 日
みんな集まれ!《第1回チャレンジドレッサージュ大会》開催
 11月4日・5日に御殿場市馬術・スポーツセンターにて、《第1回チャレンジドレッサージュ大会》を開催します。本大会は、多くの方に馬場馬術競技に参加する楽しさを知っていただくことを目的に新設した初級者向けの馬場馬術競技会。一般の来場者も楽しめるイベントも盛りだくさんですので、ぜひ、ご来場ください。

◆第1回チャレンジ・ドレッサージュ大会2023専用サイト
https://challengedressage.wixsite.com/------------2023

《一般の来場者が参加できるイベント》※時間は変更になる場合があります
*古岡美奈子さんによる経路の回り方と採点基準講座
 11/3(金)16:30~17:30 管理棟2F
 2008年北京オリンピックで馬場馬術審判員を務めた古岡美奈子さんが、今大会で実施する第2課目B・C、第3課目A等の点数アップのポイントを分かりやすく解説。出場する選手はもちろん、一般の方でも無料で参加できます。馬場馬術について質問するチャンス!

*リオデジャネイロオリンピックライダー・高橋正直選手のデモンストレーション
 ・第3課目Aの模範演技 11/4(土)12:00~ メインアリーナ
  2008年北京オリンピックで馬場馬術審判員を務めた古岡美奈子さんの解説つき。第3課目を目指すライダーは必見です。
 ・グランプリレベルの演技を披露 11/5(日)12:00~ メインアリーナ
  2018年トライオン世界馬術選手権大会で騎乗したルビコンユニテクノとのコンビで、日本で最初で最後の演技を披露します。お見逃しなく!

*馬具用品出店
 9:00~16:00 厩舎地区 ※土日
 ・プラドショップ

*ポニーのふれあい・ニンジン餌やり体験
①10:00~11:00 ②12:00~13:00 ③14:00~15:00 ※土日

*仮想空間での馬術競技を体験できるVRゴーグル配布 
 9:00~16:00 総合受付所 ※土日

*競技場で使用した生花の配布
 11/5(日)16:00頃
  大会終了後、競技会場を飾った美しい生花を、無料でお持ち帰りいただけます

*キッチンカー出店
 10:00~16:00 ※土日
  ・タコライス478(タコライス)
  ・キャンズキッチン(ホットドック・串焼き)
  ・箱根クレープ144(クレープ)※11/4(土)のみ
  ・赤チャリ商店(ブリュレ、ショコラ)※11/5(日)のみ


 
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馬場馬術本部
2023 年 11 月 1 日
《全日本馬場PartⅠ》フランスの国際審判員Alban Tissot氏が来日
 11月10日から12日に御殿場市馬術・スポーツセンターにて開催します《第75回全日本馬場馬術大会2023 PartⅠ》に、フランスからFEI4*/Level3審判員のAlban Tissot氏が来日します。Tissot氏には、インドアの競技を中心に審判員を務めていただく予定です。


【プロフィール】
フランスの国内ライダーとして40年、国際ライダーとして30年、グランプリクラスの国際ライダーとして10年と、ジュニアからグランプリまで豊富な騎乗経験を持ち、1993年からは自身の馬場馬術厩舎で、馬場馬術トレーナーとしてクリニックを開催している。
 国際審判員として14年以上の経歴を持ち、ヨーロッパ選手権、ヤングホース世界選手権、ワールドカップ大会など数々の実績を持つほか、フランスの国内メンタージャッジや、国内審判員の指導者としても活躍中。今年開催された杭州アジア競技大会でも、馬場馬術競技の審判員を務めている。



 
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馬場馬術本部
2023 年 10 月 26 日
《全日本馬場PartⅠ》特設サイトおよびリストバンドの事前登録について
 11月10日~12日に開催する《第75回全日本馬場馬術大会2023 PartⅠ》の特設サイトおよびリストバンド事前登録等についてご案内いたします。

◆特設サイトについて
今後、大会スケジュール、連絡事項、出番表、結果等について、すべてこちらの特設サイトに掲載いたしますので、ご確認ください。
特設サイトULR:https://sites.google.com/view/dressage2023part1

◆リストバンドの事前登録について
ドーピング検査にかかる厩舎セキュリティー実施のため、期間中は厩舎地区の入場制限を行います。厩舎地区に入るために必要なリストバンドの各団体配布上限枚数は以下の通りです。

《リストバンド配布上限枚数》
 ・選手1名につき1枚
 ・馬1頭につき5枚(保護者、トレーナー、グルーム等)
  例)選手2名と馬3頭で参加する場合は合計17枚まで
     2枚(選手2名)+15枚(3頭×5枚)=17枚

10月31日(火)までに、所属団体の代表者は上記の特設サイトより、選手・関係者のリストバンド事前登録を行ってください。事前登録をしていただいた人数分のリストバンドは、入厩時に馬番号札とともに、会場にてお渡しいたします。







 
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馬場馬術本部
2023 年 10 月 15 日
《かごしま国体》最終日レポート
《かごしま国体》最終日レポート

 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は最終日の今日、3競技が行われました。

【第21競技 成年女子 自由演技馬場馬術競技】
 この競技はJEF自由演技国体成年馬場馬術課目で実施され、10人馬が出場しました。中村公子&ギャビデルギャビVCG(奈良県)が71.950%で優勝、稗田奈緒子&ファンタスティコ(兵庫県)が70.980%で2位、ベテラン2人に次いで国体初参加の吉田真理恵&ドロップショット(神奈川県)が67.365%で3位に入りました。


▲中村公子&ギャビデルギャビVCG
「ギャビデルギャビは5鞍使ったので、今日は疲れていたと思いますが、本当によく頑張ってくれました。規定演技の時は騎乗したジェームスディーン4のテンションが高くて大変でしたが、今日は楽しく乗れました。1つ優勝できて良い形で終われて良かったです」

【第22競技 少年 トップスコア競技】
 この競技は障害物ごとに決まった点数がつけられていて、クリアするとその点数が加算されていきます。制限時間は60秒。この間に何点取れるかを競います。比較的早い出番の落合希美&レンテリヒト(愛知県)が1350点を獲得して首位を守っていましたが、最終出番の地元代表、上村汀&パーシーが1370点を出して優勝しました。2位は落合&レンテリヒト、3位は1110点の岡村考真&エルマッチョ(静岡県)でした。


▲上村汀&パーシー
「鹿児島の優勝は決まっていたので、楽しもうと思って落ち着いて臨みました。途中で1つ落としてしまったので勝てないと思っていたのですが、ゴール後に鹿児島県チームのみんなが手を挙げていたので、勝ったことがわかり、とても嬉しかったです」

【第23競技 成年男子 六段障害飛越競技】
 この競技は、まっすぐに並んだ6つの障害物を飛越し、クリアラウンドが複数出ると障害物の高さを上げてジャンプオフを行います。今大会は最終障害150cmのオリジナルラウンドは12人馬中8人馬、160cmの第1回ジャンプオフは5人馬、170cmの第2回ジャンプオフは2人馬がクリアラウンドしました。180cmに上がった第3回ジャンプオフは、先に走行した藤谷喜晴&ザンジバル(和歌山県)が、1拒止があった時点でリタイア。苅谷幸生&アルティメイトZ(広島県)は180cmの最終障害で落下が出てしまいましたが、優勝を決めました。2位は藤谷&ザンジバル、3位は第2回ジャンプオフで1落下のあった大谷直生&ボイス(兵庫県)でした。


▲苅谷幸生&アルティメイトZ
「藤谷くんと師弟で一騎打ちのジャンプオフができて楽しかったですし、ワン・ツーフィニッシュしてとても嬉しいです。これ以上のことはありません。馬はグレードを大障害に上げたので、全日本でも入賞したいです」

 《かごしま国体》馬術競技は全23競技が終了し、総合成績は地元鹿児島県が天皇杯(男女総合優勝)、兵庫県が皇后杯(女子総合優勝)に輝きました。


 鹿児島県の上村利幸監督から「延期前を含めトータルで8年から9年ほどの準備期間があり、とても大変でしたが、今はホッとしています。全員入賞という目標を掲げており、それが達成できたのがこの上ない喜びです。運営に関わってくださった皆さん、霧島市の皆さんがとても協力的でしたので、とてもやりやすい国体でした。ありがとうございました」のコメントがありました。

結果は特設サイトをご覧ください。



 
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馬場馬術本部
2023 年 10 月 14 日
《かごしま国体》第4日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は第4日の今日、5つの競技が行われました。

【第12競技-2 少年 団体障害飛越競技(準決勝・決勝)
 この競技は第2日に実施した第1回戦・準々決勝を勝ち上がった4チームが出場しました。決勝に進んだのは兵庫県と北海道。各チーム2名が自県の馬と対戦県の馬に乗ってコース走行を行うものです。兵庫県(松岡凛桜・大谷永吉)が総減点4で優勝、北海道(荻野哲・矢野朱莉・百瀬光)が減点8で2位、また、準決勝の結果により岩手県(船橋友希那・船橋慶歌)が3位となりました。


▲松岡凛桜
「馬が頑張ってくれて、私は乗っているだけでした。去年も北海道と対戦して、最後の最後に1落下してしまって勝てなかったので、今年は金メダルがとれて良かったです」


▲大谷永吉
「2回目の国体出場で、勝てて良かったです。相手チームの馬に乗るのは難しいところもありましたが、楽しく乗れました。相方の馬が頑張ってくれました」

【第17競技 少年 自由演技馬場馬術競技】
 この競技はFEI自由演技ジュニアライダー馬場馬術課目で実施、11人馬が出場しました。地元・鹿児島県の日高凱斗&サー・ギャラントが72.350%の高得点で、初日の規定演技に続いて優勝しました。2位は岸本レイナ&フュースティン(埼玉県)69.435%、3位は中本翔也&ギャビデルギャビVCG(奈良県)69.345%でした。


▲日高凱斗&サー・ギャラント
「馬場馬術は2冠を目標にしていたので、それを達成できて良かったです。今日は、初日の規定演技よりも攻めに出るという姿勢で臨みました。ミスは出てしまいましたが、良い手応えを感じることができました」

【第18競技 成年男子 国体大障害飛越競技】
 150cmクラスのこの競技には9人馬が出場しました。地元代表の村岡一孝&エリオットⅥが最初に登場してクリアラウンド。その後、クリアラウンドした人馬は出ず、村岡&エリオットⅥの優勝が決まりました。2人馬が減点4でタイムの早い順に、2位は川口大輔&サムライブルー(静岡県)72.72秒、3位は谷口真一&カムアンドフィール(滋賀県)77.92秒でした。


▲村岡一孝&エリオットⅥ
「最初の出番で、自分がぶちかまして後ろの選手にプレッシャーをかけるという気持ちで臨みました。馬を信じて走れたことも良かったですし、みんなの応援も力になりました」

【第19競技 成年女子 トップスコア競技】
 障害物ごとに決まった点数がつけられていて、クリアするとその点数が加算されていくトップスコア。60秒以内に何点取れるかを競うもので、1000点超えが入賞(8位)の目安です。出番1番の古川芙三子&ベン(福岡県)が早速1060点を出すと、続く原田いずみ&ディナスティ(鹿児島県)が1410点のハイスコアをマーク。その後、21人馬が走行しましたが、この点数を超える人馬はいませんでした。原田&ディナスティが優勝、2位は柿平紗枝&ホワイトチョコレート(長崎県)1360点、3位は山林真由美&インデラZ(鳥取県)1270点でした。原田とディナスティで、鹿児島県は今日3勝目となりました。


▲原田いずみ&ディナスティ
「初日にミスして点数をとれなかったので、今日はそれを取り返したいと思っていました。ディナスティは高齢ですが、頑張ってくれました。ディナスティだからできるコースを組んでもらって、それがうまくいって良かったです」

【第20競技 少年 ダービー競技】
 長丁場のコースに自然に近い障害物が設置されるダービー競技。全長670mのコースに19人馬が挑みました。佐々木真平&黒姫(長野県)と原田璃空&クレオパトラ(鹿児島県)がクリアラウンドして一騎打ちのジャンプオフが成立。先に走行した佐々木&黒姫は攻めの走行で39.19秒でダブルクリアラウンド、後攻の原田&クレオパトラはさらに攻めた37.12秒で、トップスコアで優勝した原田いずみとの親子優勝を決めました。3位はオリジナルコースで1落下した広田大和&キャンベラZ(栃木県)でした。


▲原田璃空&クレオパトラ
「佐々木くんのタイムを上回るために、勝負を賭けていかないといけないという気持ちで走りました。自分にとってこれが最初で最後の国体なので、ここで結果を出せて良かったです」

 第4日を終え、地元鹿児島県は105点を獲得して、すでに天皇賞獲得を決めています。
 最終日(10月15日)は成年女子自由演技馬場馬術競技、少年トップスコア競技、成年男子六段障害飛越競技が行われます。

結果や出番は特設サイトをご覧ください。


 
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馬場馬術本部
2023 年 10 月 13 日
《かごしま国体》第3日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は第3日の今日、5つの競技が行われました。

【第8競技-2 成年男子 国体総合馬術競技】
 馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点を競う複合競技。馬場馬術競技終了時点で点差が小さく、障害馬術競技で1つでも落下すると順位が大きく変わる状況でした。出場16人馬のうちクリアラウンドは5人馬。暫定3位だった杉谷泰造&ジータ(大阪府)がクリアラウンドして減点30.7で優勝、上村司&パーシー(鹿児島県)は7位から2位、横山瞬&モナベール(北海道)は9位から3位へと大きく順位を上げました。


▲杉谷泰造&ジータ
「国体優勝は大分大会以来、15年ぶりです。馬をしっかり調整してくれたクラブのスタッフに感謝ですね。県を代表して出場する国体の雰囲気は、アジア大会や海外の選手権に繋がるものなので、若い選手のためにこれからもずっと続けてほしい大会です」

【第13競技 成年男子 自由演技馬場馬術競技】
 JEF自由演技国体成年馬場馬術課目で実施したこの競技には9人馬が出場しました。稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(兵庫県)が71.225%で初日の規定演技に続いて優勝、照井駿介&フュースティン(埼玉県)が70.345%で2位、大塚敬仁&ドロップショット(神奈川県)が70.220%で3位となりました。


▲稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ
「初日よりも馬が柔らかく動いていました。途中で大きくつまづくアクシデントがあって焦りましたが、立て直して大きな仕事ができました。去年の7月からこの馬と競技に出ているのですが、一度も負けたことがありません。記録がストップしなくて良かったです」

【第14競技 少年 二段階障害飛越競技】
 出場24人馬のうち第二段階に進んだのは8人馬でした。減点0は3人馬で、出番1番で走行した黒川美乃里&ペルセダンジュ(山口県)が27.25秒(第2段階タイム)で優勝しました。2位は28.47秒の新上聖直&スピリタス(香川県)、3位は28.71秒の北井聖人&ミラナ(神奈川県)でした。


▲黒川美乃里&ペルセダンジュ
「1番だったので他の選手の障害間の歩数を見ることができず、逆に迷いなく思った通りの走行ができました。今日がこの馬とのラストランだったので、最後の最後に優勝することができて本当に嬉しいです」

【第15競技 成年女子 標準障害飛越競技】
 出場21人馬のうち7人馬がクリアラウンドしてジャンプオフに進み、4人馬がダブルクリアラウンドしました。トップタイムで優勝したのは藤田かれん&コンテラス(神奈川県)37.43秒、2位は高橋朱音&ドゥウイネッテ(京都府)37.95秒、3位は鈴木爽日&アヴィオン(宮城県)38.81秒でした。


▲藤田かれん&コンテラス
「ジャンプオフを目指していたので、最初の走行でクリアラウンドした時は本当に嬉しくて、ジャンプオフは『楽しむぞー!』という気持ちで臨みました。馬にブルーリボンをプレゼントすることができて大満足です」

【第16競技 少年 リレー競技】
 この競技は、2人馬でチームを組んでスピードアンドハンディネス方式で一つのコースを走行します。2人馬がともにスピーディかつ小回りの走行で、かつバトンタッチもスムーズだった静岡県(川村颯太&ハーベスト、浅川駿萬&ルーニー)が59.52秒で優勝しました。2位は千葉県(小泉可憐&デスペラードAM、平松春乃&アジュールJH)67.14秒、3位は三重県(山下泰芽&ジェラール・ピケ、真川葵衣&コビーナ)68.43秒でした。


▲川村颯太&ハーベスト
「できるだけ速く走って、後段にプレッシャーがかからないようにしたいと思っていて、2番から3番に向かうところで内を通りました。優勝できて嬉しいです」


▲浅川駿萬&ルーニー
「3番の内を通ったのを見て『勝った!』と思いました。優勝できてとても嬉しいです。今日のMVPは颯太くんです!」

 第4日は少年自由演技馬場馬術競技、成年男子国体大障害飛越競技、少年団体障害飛越競技(準決勝・決勝)、成年女子トップスコア競技、少年ダービー競技が行われます。
 
結果や出番は特設サイトをご覧ください。


 
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馬場馬術本部
2023 年 10 月 12 日
《かごしま国体》第2日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技は本日2日目。第7競技から第12競技までの6競技が行われました。

【第7競技 成年女子 馬場馬術競技】
 この競技はFEIセントジョージ賞典で行われ、12人馬が出場しました。上位3人馬が大接戦となりましたが、それを制したのはコンビ8年の稗田奈緒子&ファンタスティコ(兵庫県)で67.647%でした。2位は髙松優希&エルメス・デアツヴァイタ(東京都)67.529%、3位は中村公子&ジェームスディーン4(奈良県)67.294%となりました。


▲稗田奈緒子&ファンタスティコ
「今日はちょっと馬が緊張していたので、一度朝に軽く運動してから本番に臨んだところ、競技に集中してくれていい状態で乗れたと思います。最終日の自由演技も出ます。今回のために曲を新しくつくってきたので、楽しくやりたいと思います」

【第8競技-1 成年男子 国体総合馬術競技(馬場馬術)】
 この競技は馬場馬術と障害馬術の2競技の合計減点で順位を決定します。今日は馬場馬術競技が行われ、篠原正紀&クアトロS(東京都)が減点28.7でトップに立ち、それを減点29.6の片山淳&ラッキーユー7(徳島県)、減点30.7の杉谷泰造&ジータ(大阪府)が追っています。障害馬術競技は明日(10月13日)実施されます。

【第9競技 成年女子 ダービー競技】
 全長720mに18障害が設置されたこの競技には18人馬が出場し、4人馬がオリジナルコースを減点0でゴールしてジャンプオフに進みました。岡本果林&ジゴロ(兵庫県)が32.91秒でダブルクリアラウンドすると、広田思乃&キャンベラZ(栃木県)が30.77秒で首位に。続いて登場した地元・鹿児島県の村岡のぞみ&クレオパトラはそれをさらに上回る29.76秒でゴールして優勝を決めました。広田&キャンベラZが2位、岡本&ジゴロが3位でした。


▲村岡のぞみ&クレオパトラ
「コロナで延期になってから、馬も人も苦労したことはありましたが、皆さんに支えていただいてここに出られたことが嬉しかったです。今日は馬を信じて走行しました。明日は別の馬で標準競技に出ます。その馬の良さ活かした走行をして、それが鹿児島の得点につながるといいなと思っています」

【第10競技 少年 標準障害飛越競技】
 この競技には22人馬が出場し、9人馬がジャンプオフに進みました。ダブルクリアラウンドは4人馬で、優勝は31.41秒の広田大和&ニック・オブ・タイム(栃木県)、2位は真川葵衣&コビーナ(三重県)32.03秒、3位は川村颯太&ハーベスト(静岡県)33.51秒でした。広田は地元開催だった昨年の大会で叶わなかった種目優勝を、1年越しで達成しました。


▲広田大和&ニック・オブ・タイム
「去年は馬の力を発揮させられなかったことが悔しく、今日は勝ちたいというより楽しく走ってこようという気持ちが強かったです。この後はリレーとダービーに出ます。馬をしっかりケアして万全の状態で臨みたいです」

【第11競技 成年男子 スピードアンドハンディネス競技】
 この競技には21人馬が出場しました。出番6番の佐藤賢希&兀地(長野県)が、その時点のトップタイムより9秒ほど早い66.26秒を出しましたが、山口敬介&クインティナ(滋賀県)がそれをさらに9秒近く縮めて57.96秒で優勝しました。2位は福島大輔&アジュールJH(千葉県)64.99秒、3位は佐藤&兀地でした。


▲山口敬介&クインティナ
「昨日のトップスコアでは最後に佐藤選手と兀地に抜かれて2位だったので、今日は何とか勝ちたいという気持ちでした。このコンビの走行を見て、普通に行っても勝てないと思ったので、とにかく行きました。全ての障害で予定より1歩少なかったのですが、馬が頑張ってくれました」

【第12競技 少年 団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)】
 この競技はトーナメント戦で、第2日の今日は1回戦と準々決勝が行われ、鹿児島県、兵庫県、北海道、岩手県が準決勝進出を決めました。準決勝・決勝は第4日(10月14日)に行われます。

 明日(第3日)は成年男子自由演技馬場馬術競技、少年二段階障害飛越競技、成年女子標準障害飛越競技、少年リレー競技、成年男子国体総合馬術競技(障害飛越)が行われます。

 結果や出番は特設サイトをご覧ください。。


 
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馬場馬術本部
2023 年 10 月 11 日
《かごしま国体》第1日レポート
 《特別国民体育大会(かごしま国体)》馬術競技会が10月11日に始まりました。会場は鹿児島県霧島市牧園特設馬術競技場です。10月15日までの5日間で全23競技が行われます。今日は6つの競技が行われました。

【第1競技 成年男子 馬場馬術競技】
 セントジョージ賞典で実施されるこの競技には11人馬が出場しました。稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ(兵庫県)が68.824%で優勝、照井駿介&フュースティン(埼玉県)が68.235%で2位、原田喜市&ディエゴ(岡山県)が67.324%で3位でした。


▲稗田龍馬&トレフィンガースタンレイ
「入場前に大勢の観客を見て馬が緊張してしまったので、攻め過ぎずに丁寧に乗りました。障害も岡本選手とジゴロが勝ち、馬場と障害の両方で兵庫は良いスタートとなりました。自由演技も丁寧に回りたいです」

【第2競技 少年 馬場馬術競技】
 この競技はFEIジュニアライダー個人課目で実施され、11人馬が出場しました。地元・鹿児島県の日高凱斗&サー・ギャラントが71.176%のハイスコアで優勝、67.941%の岸本レイナ&フュースティン(埼玉県)が2位、67.412%の浅川駿萬&ホーリーナイト(静岡県)が3位でした。


▲日高凱斗&サー・ギャラント
「ポテンシャルの高いサー・ギャラントに僕がどれだけ乗れるかが課題でした。地元としてのプレッシャーはありましたが、僕と馬とのベストを尽くせたと思います。自由演技は、ダイナミックな速歩を見せられる演技をしたいです」

【第3競技 成年女子 二段階障害飛越競技】
 この競技は第1段階を減点0でクリアすると、第2段階に進めるというもので、総減点が同じ場合は第2段階のタイムが早い方が上位となります。出場24人馬のうち15人馬が第2段階に進み、9人馬が減点0でした。岡本果林&ジゴロ(兵庫県)が26.98秒で優勝、広田思乃&キャンベラZ(栃木県)が28.69秒で2位、治武しおり&クインティナ(滋賀県)が28.87秒で3位でした。


▲岡本果林&ジゴロ
「ジゴロがいつも通り頑張ってくれました。私自身、国体は初めての参加で県を代表しているという緊張感を持ちながら、場の雰囲気を楽しめました。明日のダービーも自信を持って、いつも通りの走行をしたいです」

【第4競技 成年男子 トップスコア競技】
 障害物ごとに決まった点数がつけられていて、それをクリアするとその点数が加算されていくトップスコア。60秒以内に何点取れるかを競います。出場26人馬の中で最終出番の佐藤賢希&兀地(長野県)が1400点を出して優勝、2位は1380点の山口敬介&カムアンドフィール(滋賀県)、3位は1370点の森裕悟&CRNキンキーブーツ(奈良県)でした。


▲佐藤賢希&兀地
「出番が最後だったので、他の選手の走行も少し参考にしながら、プラン通りに走ることができました。自信がありました。僕は監督も務めているので、長野県がいい点数を得られるようにチームをサポートしていきます」

【第5競技 少年 スピードアンドハンディネス競技】
 この競技には24人馬が出場。13番の吉田夏希&クインティナ(滋賀県)が53.16秒でトップにいましたが、競技終盤に佐々木真平&黒姫(長野県)が51.91秒を叩き出して優勝しました。3位は55.15秒の福田楓馬&ナバロン(熊本県)でした。


▲佐々木真平&黒姫
「最初はちゃんと入賞してポイントを獲るというつもりでスタートしたのですが、後半になるにつれてギアが上がってきて、最後は全開でした。ダービーも出場する予定です。黒姫や先生の(佐藤)泰さんの成績に泥を塗ることにならないように頑張ります」

【第6競技 成年男子 ダービー競技】
 自然に近い状態の障害物が設置された長距離コースを走るダービー競技。出場18人馬のうち2人馬のみがクリアラウンドしてジャンプオフに進みました。ここも減点0の戦いとなり、33.91秒を出した広田龍馬&キャンベラZ(栃木県)が優勝、34.37秒の中村勇&フォンヴィア(三重県)が2位でした。3位はオリジナルコースを減点4でゴールした中でタイムがもっとも早かった上村司&アンテベルム(鹿児島県)となりました。


▲広田龍馬&キャンベラZ
「去年は地元開催でプレッシャーがありましたが、今年は全然プレッシャーなく臨めています。昨日、栃木チームで知覧の特攻平和記念館に行き、そこで力をいただきました。そのような経験ができるのも国体のいいところだと思います」

 第2日は成年女子馬場馬術競技、成年男子国体総合馬術競技(馬場馬術)、成年女子ダービー競技、少年標準障害飛越競技、成年男子スピードアンドハンディネス競技、少年団体障害飛越競技(1回戦・準々決勝)の6競技が行われます。

 出番・結果は特設サイトでご覧いただけます。


 
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馬場馬術本部
2023 年 10 月 11 日
《全日本馬場PartⅠ》出場人馬発表
 11月10日から12日に御殿場市馬術・スポーツセンターにて開催します《第75回全日本馬場馬術大会2023 PartⅠ》の出場人馬を発表いたします。

《第75回全日本馬場馬術大会2023 PartⅠ》出場人馬一覧(PDF)

 こちらでエントリーが確定しましたので、10月24日(火)までに、下記の口座へ参加料をお振込下さい。
【参加料の金額の確認方法】
1.オンラインエントリーを実施したID&パスワードでログイン
2.ページ左上の「申請承認待ち情報」をクリック
3.「申請承認待ち一覧」に記載されている当該申請の金額をご確認下さい

※出場できなかったエントリーについては、こちらで申請を取り消してあります

【振込先】
 三菱 UFJ 銀行 本店(001) 普通 
(口座番号)2427365 
(名義)馬場馬術本部実行委員会 公益社団法人 日本馬術連盟

 なお、ドーピング検査にかかる厩舎セキュリティー実施のため、期間中は厩舎地区の入場制限を行います。厩舎地区に入るために必要なリストバンドの各団体配布上限枚数は以下の通りです。

◆リストバンド配布上限枚数
 ・選手1名につき1枚
 ・馬1頭につき5枚(保護者、トレーナー、グルーム等)
  例)選手2名と馬3頭で参加する場合は合計17枚まで
     2枚(選手2名)+15枚(3頭×5枚)=17枚

 特設サイトおよびリストバンドの事前登録については、別途、ご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。






 
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馬場馬術本部
2023 年 9 月 28 日
《杭州アジア大会》9月28日レポート
 《第19回アジア競技大会(2022/杭州)》馬術競技は、今日(9月28日)、馬場馬術個人戦決勝が自由演技インターメディエイトIで行われました。出場したのは予選競技上位の15人馬。日本からは髙田茉莉亜&ブリタニア7(アイリッシュアラン乗馬学校)と黒田龍之介&ベラートレ(西宮甲山乗馬クラブ)が出場しました。
 5番目に演技した髙田&ブリタニア7は59.965%で14位、最終出番となった黒田&ベラートレは72.405%で4位となりました。
 個人戦優勝はMOHD QABIL AMBAK Bin Mahamad Fathil&ROSENSTOLZ(マレーシア)75.780%、2位はSIU Jacqueline Wing Ying&JOCKEY CLUB HUITTHARIEN(香港)73.450%、3位はAGARWALLA Anush&ETRO(インド)73.030%でした。


▲髙田茉莉亜&ブリタニア7
「準備運動馬場から難しい雰囲気で、何とか乗り越えられるかと思ったのですが、ミスも出てしまいました。せっかくいただいた機会なので楽しく回ろうと思っていたのですが、ちょっと悔いが残る形になってしまったので、また新たな目標ができました。ブリタニアには9歳の時から乗っていて、もう15歳。ここまで連れて来てくれたことに感謝しています」


▲黒田龍之介&ベラートレ
「ここまで来ると(4位は)ちょっと悔しいです。自由演技はほとんど経験がなく、音楽をかけて練習したのも1回だけでした。少し音楽とずれたところはありましたが、まあ合格点の演技ができたと思います。たくさんの困難を乗り越えてここに連れて来てくれたベラートレには感謝しかありません。これ以上の馬に出会えることはないと思っています」

 これで馬場馬術競技はすべて終了しました。応援、ありがとうございました。
 9月30日に総合馬術競技が始まります。引き続き、TEAM JAPANの応援をよろしくお願いいたします。

アジア大会馬術競技の出番・結果はこちらから

今日の結果(個人戦決勝/自由演技インターメディエイトI)はこちらから

 
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